今週末のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
東京/阪神ともに、土曜の雨は午前中に少し降った程度で大した事はなく。
ダートも良馬場へ回復する想定で検討していきます。
ラジオ感覚で聞ける動画版もお好みでどうぞ。
東京10R アプローズ賞 ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
2013年まで芝で行われていたこのレースが、昨年からダートで復活。
昨年はハンデ戦で、3歳馬の1-3番人気が上位独占した。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | コース傾向では先行有利だが、1400mよりも逃げ切りは決まりにくくなる傾向。 |
枠順 | コース傾向では外枠有利も、昨年は3枠2頭が連対。 |
人気 | 昨年は堅い決着だったが、荒れやすいコースで、1番人気は昨年から今年にかけて11連敗していた。 今年行われた8レースの勝ち馬人気平均は4.5。 |
血統 | 米国系が強いコース。 特に勝鞍が多いのがエーピーインディ系とストームキャット系。 |
<買い条件>
⑪サトノアポロン/C.デムーロ/安田隆行 統計イチオシ
外寄りの枠で先行力に期待できるストームキャット系産駒。
上位人気にならなさそうな点も、今年このコースの勝ち馬傾向に合致。
⑤ダイシンピスケス/ムーア/森秀行
⑭コンシリエーレ/レーン/稲垣幸雄
エーピーインディ系/ストームキャット系産駒。
<条件付き買い条件>
⑦ゴールドレッグス/戸崎圭太/新谷功一
戸崎圭太はこのコースで勝鞍が多い騎手だが、今年はほぼ1-2番人気での勝利で、下は4番人気まで。
ここは前日想定オッズで10番人気以下、このまま上位人気にならなければ消し。
<東京/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い血統/騎手/厩舎>
①ストラテジーマップ/大野拓弥/加藤士津八
②ハイエストポイント/マーカンド/鈴木孝志
④ロードバルドル/ギュイヨン/稲垣幸雄
⑧レッドエランドール/浜中俊/田中克典
⑩タイセイエピソード/M.デムーロ/杉山晴紀
⑫ララエフォール/菅原明良/和田雄二
⑬リッキーマジック/ルメール/加藤征弘
父または母父ディープインパクト系と、父/母父どちらも日本系または欧州系の産駒は、直近3年間このコースで勝利なし。
⑥ロゼキルシュ/津村明秀/伊坂重信
⑨レオカクテル/木幡巧也/萱野浩二
⑮レディステディゴー/吉田豊/中村直也
阪神10R 立雲峡S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
2020年創設、ハンデ戦になったのは昨年から。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | コース傾向ではスローペースの瞬発力勝負になりやすく、過去2回もこれに該当。 |
人気 | 過去2回とも2番人気が勝っている。 今年のWIN5全体で見てもこのコースは1番人気の勝利が無く、3番人気以下が勝ちやすい。 |
血統 | キングマンボ系とディープインパクト系が強いコース。 過去2回もこれに該当。 |
<買い条件>
①アステロイドベルト/荻野極/池江泰寿 統計イチオシ
キングマンボ系産駒で、速い上がりを使う確率が高い馬。
池江厩舎は芝中距離の勝鞍が多い。
⑤メイケイハリアー/幸英明/木原一良
阪神/芝/中距離の勝鞍が多い騎手。
⑧アールドヴィーヴル/岩田望来/今野貞一
キングマンボ系産駒。
<条件付き買い条件>
②メイショウシンタケ/福永祐一/千田輝彦
ディープインパクト系産駒は勝ち馬傾向。
福永祐一は今年ほぼ1-2番人気での勝利で、下は5番人気まで。
ここは前日想定オッズで8番人気付近、このまま上位人気にならなければ消し。
⑦ノースザワールド/坂井瑠星/大久保龍志
ディープインパクト系産駒は勝ち馬傾向。
前日想定オッズで1番人気だが、今年1番人気が未勝利のコース。
坂井瑠星も今年1番人気での勝利が無く、また昨年このレースを勝っており、連覇のハードルもある。
<消し条件>
③トウカイオラージュ/松若風馬/長谷川浩大
⑫バトーデュシエル/横山典弘/安田翔吾
⑬ブライトオンベイス/秋山真一郎/清水久詞
逃げ切りにくい準OPの阪神外回りで、先行する確率が高い馬。
<阪神/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い馬齢/騎手/厩舎>
④シャイニングフジ/富田暁/笹田和秀
⑩ノーブルアース/小沢大仁/牧浦充徳
東京11R ウェルカムS 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
断続的な開催で、芝2000mでの開催は3回、内1回はハンデ戦。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 先行有利で、過去3回の勝ち馬はすべて2コーナー3番手以内。 |
枠順 | 2コーナーまでの先行争いがポイントで内枠有利。 ただし直近2年は6,7枠が勝利しており、スタートが速ければ不利は覆せる。 |
人気 | 3番人気1勝、5番人気2勝と荒れやすい。 今年のWIN5全体で見てもこのコースは3番人気以下の勝利が多い。 |
血統 | サンデーサイレンス系×欧州系が強いコース。 このレース自体は、直近は母父米国系の3歳/4歳が2連勝中。 |
<買い条件>
①アンダープロット/浜中俊/加藤征弘 統計イチオシ
サンデーサイレンス系×欧州系産駒で、先行力ありで内枠。
WIN3の勝鞍が多い浜中俊は今年、月単位で見ると勝鞍が無かったのが5月のみで、それ以外はコンスタントに月間1勝以上している騎手。
11月は未勝利で今週の期待値が高く、さらに東京/中山では乗鞍自体が少ない中で、勝率が高い。
③グランオフィシエ/戸崎圭太/久保田貴士
④ビューティーウェイ/横山武史/須貝尚介
⑤クロノメーター/ドイル/尾形和幸
⑧プラチナトレジャー/田辺裕信/国枝栄
⑫アールバロン/松山弘平/伊藤大士
⑯バトルボーン/ルメール/林徹
サンデーサイレンス系×欧州系、または4歳までで母父米国系の産駒と、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
<消し条件>
⑨リフレーミング/川田将雅/鮫島一歩
今年14勝もしてWIN3は0勝、東京もNHKマイルCの1勝のみの騎手。
⑩ベジャール/マーカンド/田中博康
戸崎圭太以外を乗せて東京で勝つ確率が低い厩舎。
⑪スペシャルドラマ/ムルザバエフ/宮田敬介
⑬ウィンドリッパー/ギュイヨン/清水久詞
⑭マイネルマーティン/M.デムーロ/菊沢隆徳
⑮プライムフェイズ/C.デムーロ/藤原英昭
6枠より外で、先行できる確率が低い馬。
<東京/芝/長距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑥ホウオウラスカーズ/菅原明良/高木登
⑦ピュアブレンド/柴田大知/中川公成
阪神11R カノープスS ダート/2000
<過去10年間のレース統計>
2020年創設、過去2回はいずれも良馬場で15頭以上が出走。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は52-54kgで、軽ハンデが優勢。 過去2回いずれもトップハンデは着外。 |
展開/脚質 | コース傾向では向正面でペースが緩みやすく、先行有利。 2021年は道中3番手以内で進んだ馬が馬券内を独占。 一方、2020年は道中緩むところがなく、後方からの差し決着となった。 |
人気 | 先行馬が人気しやすく、差し馬が穴を開けている。 WIN5全体では3番人気以上の勝利が多いコースで、上位人気の信頼度は高い。 |
血統 | サンデーサイレンス系×欧州系が強いコース。 直近3年間、米国系ではマジェスティックウォリアー産駒のみが勝利している。 |
<買い条件>
⑤ユアヒストリー/団野大成/池添学 統計イチオシ
欧州系×サンデーサイレンス系の産駒で、軽ハンデの先行できる馬。
阪神ダートで買える団野大成への乗り替わりも熱い。
③ウシュバテソーロ/横山和生/高木登
⑬グレートタイム/岩田望来/藤原英昭
サンデーサイレンス系×欧州系の産駒。
④ダノンスプレンダー/北村友一/安田隆行
ロードカナロア産駒の勝鞍が多い厩舎。
⑭メイショウフンジン/酒井学/西園正都
ダート長距離で勝鞍が多い厩舎。
<阪神/ダート/長距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い血統/騎手/厩舎>
②メイショウカズサ/坂井瑠星/安達昭夫
⑪アメリカンシード/和田竜二/音無秀孝
直近3年間すべての競馬場において、ダート2000m以上で父/母父どちらも米国系の産駒は勝利なし。
①ヒストリーメイカー/小沢大仁/新谷功一
⑥フィニステール/西村淳也/中内田充正
⑧マテンロウスパーク/横山典弘/昆貢
⑨ヴィアメント/藤岡佑介/鹿戸雄一
⑩レッドジェネシス/藤岡康太/友道康夫
⑫キムケンドリーム/菊沢一樹/西村真幸
⑮バイシュラバナ/福永祐一/久保田貴士
⑯ペプチドナイル/富田暁/武英智
東京12R ジャパンC 芝/2400
<過去10年間のレース統計>
一度だけ重馬場になった以外は、条件安定。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | スローペースになりやすく、先行有利。 勝ち馬はすべて1コーナーまでに上位50%以内の位置に居た。 |
枠順 | 内枠有利で、1-4枠で8勝している。 |
人気 | 1番人気が5勝、最低でも5番人気までと荒れにくい。 WIN5全体で見てもこのコースは、直近3年間すべて4番人気以上が勝っている。 |
血統 | ディープインパクト系が強いコース。 3歳馬はほとんどが母父米国系で、古馬になると欧州血統の勝率が上がる。 |
臨戦過程 | 天皇賞秋からの臨戦が最多の6勝。 京都大賞典と秋華賞が2勝ずつで続く。 |
<買い条件>
⑥ヴェラアズール/ムーア/渡辺薫彦 統計イチオシ
内枠、上位人気、欧州系産駒の古馬、京都大賞典からの臨戦。
展開/脚質のみ勝ち馬傾向に当てはまらないが、Cコースに変わった先週以降の傾向的には、瞬発力勝負になることも想定される。
⑭ダノンベルーガ/川田将雅/堀宣行
⑮シャフリヤール/C.デムーロ/藤原英昭
天皇賞秋からの臨戦で上位人気の馬。
⑮はディープインパクト産駒で血統面もプラス。
<消し条件>
①シムカミル/ブノワ/ワッテル
②オネスト/ルメール/シャペ
⑤グランドグローリー/ギュイヨン/ビエトリーニ
⑦テュネス/ムルザバエフ/シールゲン
2005年以降、海外調教馬の勝利なし。
③ヴェルトライゼンデ/レーン/池江泰寿
④トラストケンシン/丸田恭介/高橋文雅
⑧デアリングタクト/マーカンド/杉山晴紀
⑪カラテ/菅原明良/辻野泰之
⑯リッジマン/石川裕紀人/盛岡競馬
⑰ユーバーレーベン/M.デムーロ/手塚貴久
前走で着外、または0.5秒以上負けている馬。
<東京/芝/長距離のG1で勝利の確率が低い馬齢/騎手/厩舎>
⑩ハーツイストワール/武豊/国枝栄
⑫シャドウディーヴァ/松山弘平/斎藤誠
⑱ボッケリーニ/浜中俊/池江泰寿
2004年以降、6歳以上の馬が勝利していないレース。
⑨ユニコーンライオン/国分優作/矢作芳人
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