今週末のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
土曜は全国的には雪の所も多かったですが、阪神/中山の明日の天気は大丈夫そう。
ダートが乾かないのは致し方ないので、2場とも芝は良、ダートが良~稍重の想定です。
各競馬場の傾向予習記事も公開済なので、合わせてご覧ください。
ラジオ感覚で聞ける動画版もお好みでどうぞ。
中山9R グッドラックHC 芝/2500
<過去10年間のレース統計>
8回がフルゲート16頭立てと、大盛況の芝長距離戦。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 勝ち馬斤量は51-56kg。 2勝クラスのハンデ戦ということで全体的に斤量は軽くなりやすいが、 52kg以下は[2-0-0-18]、56kg以上は[1-4-1-16]で、 重ハンデは好走するが勝ちきれず、軽ハンデはたまに穴馬が突き抜ける。 |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい。 ペースが流れた場合は、好位の先行馬が勝っている。 |
人気 | 1-2番人気で6勝している一方で、7番人気以下3勝と、荒れる時は大穴が来ている。 穴馬はすべて斤量53kg以下。 |
血統 | サンデーサイレンス系と欧州系が強いコース。 2500mだけだと対象レースが少ないので、2200mを含めて見ると、 さらにサンデーサイレンス系に偏る。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で2200m以上を走っている。 特に前走も2500-2600mの非根幹距離を走った馬が7勝と強い。 2400mから臨戦の場合は2勝だが、いずれも東京で走っている。 |
<買い条件>
③レッドバリエンテ/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
速い上がりを使う確率が高い馬。
中内田厩舎はWIN1および、川田将雅との組み合わせで勝鞍が多い厩舎。
①モーソンピーク/マーカンド/国枝栄
前走で東京2400mを走っている馬に、芝長距離で勝鞍が多い厩舎。
⑩リリーブライト/内田博幸/西田雄一郎
サンデーサイレンス系×欧州系の産駒。
⑯レットミーアウト/丹内祐次/水野貴広
前走が2500m、斤量53kg以下、想定7番人気以下の馬。
丹内祐次は8番人気以下での勝鞍が多い騎手。
<消し条件>
②シテフローラル/松山弘平/堀宣行
⑦サクセスシュート/田辺裕信/久保田貴士
⑪マリノソフィア/木幡巧也/奥平雅士
⑫アケルナルスター/横山和生/清水英克
⑭ジオフロント/C.デムーロ/清水久詞
⑮ドリームインパクト/ルメール/国枝栄
前走が2200m未満の馬。
④フィデリオグリーン/原優介/根本康広
⑨ダノングレーター/石川裕紀人/茶木大樹
過去10年、6歳以上はすべて着外。
<中山/芝/長距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑤ウインヴァカンス/小崎綾也/寺島良
⑥マイネルメサイア/津村明秀/水野貴広
⑧トップリーチ/江田照男/萱野浩二
⑬ウインエアフォルク/野中悠太郎/根本康広
阪神9R 鳥取特別 ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
ほとんどダート2000mで行われてきて、1800mでの開催は2回だけ。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 上がりのかかる競馬になりやすく、差し有利。 このレースも過去2回いずれも差し決着で、 昨年はスローペースでも上がりの速い差し馬が上位独占した。 |
人気 | 荒れにくいコースで、今年の条件戦はすべて1-2番人気が勝利している。 このレースも過去2回は1-2番人気が勝利。 |
血統 | 米国系×サンデーサイレンス系と、米国系×欧州系が双璧のコース。 今年の傾向では特に、エーピーインディ系、キングマンボ系が好相性。 |
臨戦過程 | 過去2回の勝ち馬はいずれも1勝クラスから連勝。 |
<買い条件>
⑫メイショウキッド/横山典弘/本田優 統計イチオシ
速い上がりを使う確率が高く、キングマンボ系×米国系で、前走1勝クラスを勝っている馬。
⑦タガノチュール/太宰啓介/西園正都
米国系×サンデーサイレンス系産駒に、ダート中距離で勝鞍が多い厩舎。
⑨ビーアイオラクル/鮫島克駿/牧田和弥
サンデーサイレンス系×米国系の産駒。
①キタノセレナード/イーガン/坂口智康
想定1番人気の馬。
想定2-3番人気がいずれも消し条件該当のため、上位人気を押さえるならこれ。
<消し条件>
⑧サンマルレジェンド/酒井学/大橋勇樹
⑭ペルアア/岩田望来/野中賢二
父/母父いずれも米国系の産駒が勝つ確率が低い。
<阪神/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③ワンダーブレット/小牧太/笹田和秀
④ファイヴレター/斎藤新/佐藤吉勝
⑤キゾク/古川吉洋/池添兼雄
⑥レッドエンヴィー/中井裕二/坂口智康
⑩テイエムファクター/富田暁/木原一良
⑪レオカクテル/川島信二/萱野浩二
⑬ロードバルドル/ムルザバエフ/稲垣幸雄
⑮ラインオブソウル/西村淳也/音無秀孝
中山10R フェアウェルS ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2016年から。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | ハイペースを先行馬がそのまま押し切りやすい。 |
枠順 | 先行有利と相まって、外枠は不利。7-8枠は連対率0%。 |
人気 | 荒れやすく、4番人気以下が4勝している。 短距離の一般的な傾向とは異なり、下位人気の前残りがある。 後方から差し切れるのは上位人気。 |
血統 | 米国系が圧倒的に強いコース。 このレースの勝ち馬もすべて父または母父米国系。 |
<買い条件>
⑥ジェットエンブレム/C.デムーロ/石坂公一 統計イチオシ
消し条件に該当しない中で最も内枠で、先行できる確率が高い馬。
想定4番人気で、勝ち馬人気の傾向にも合致。
⑨ジゲン/松山弘平/中村直也
先行できる確率が高い馬。
⑪ピアシック/武豊/森秀行
想定4番人気以下の米国系産駒。
<消し条件>
⑬チェイスザドリーム/横山武史/矢作芳人
⑭アシタバ/ドイル/奥村豊
⑮ラインガルーダ/幸英明/松永昌博
⑯レーヴリアン/戸崎圭太/杉山晴紀
7-8枠の馬。
①ワルツフォーラン/田辺裕信/小西一男
③ニューフロンティア/吉田隼人/田中克典
⑩ワイドカント/和田竜二/西園正都
⑫レッドランサー/武藤雅/稲垣幸雄
父/母父いずれも米国系でない馬。
⑦ジオラマ/石橋脩/西園正都
9歳馬が条件戦を勝つ確率が低い。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
④ゴールドラグーン/石川裕紀人/伊坂重信
月間2勝目の確率が低い騎手。
<中山/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②タイキスウォード/M.デムーロ/橋田満
⑤リンカーンテソーロ/横山和生/加藤士津八
⑧ノアヴィグラス/藤田菜七子/天間昭一
阪神10R サンタクロースS 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
2017年創設。4回中2回が稍重と、雨に降られやすい。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、過去4回はすべて上がり最速または2番手が勝利。 |
人気 | 4番人気以下が3連勝中で荒れやすい。 ただWIN5全体で見ると、条件戦では概ね4番人気以上で決まるレースで、大荒れはしにくい。 |
血統 | 欧州系×日本系が4連勝中。 |
<買い条件>
②ビッグリボン/イーガン/中内田充正 統計イチオシ
速い上がりを使う確率が高い、欧州系×日本系の産駒。
中内田厩舎はこのコースで勝鞍が多い厩舎。
⑬ハートオブアシティ/菱田裕二/森田直行
速い上がりを使う確率が高い、日本系×欧州系の産駒で、想定4番人気以下。
④レイオブウォーター/岩田望来/友道康夫
このコースで勝鞍が多い厩舎で、想定4番人気以下。
⑤リフレーミング/藤岡康太/鮫島一歩
速い上がりを使う確率が高い馬。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑨アサケレディ/秋山真一郎/大橋勇樹
月間2勝目の確率が低い騎手。
<阪神/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③マジカルステージ/荻野琢真/須貝尚介
⑧ビューティーウェイ/松田大作/須貝尚介
⑩アウスヴァール/古川吉洋/昆貢
⑫ナリタブレード/富田暁/中尾秀正
中山11R 有馬記念 芝/2500
<過去10年間のレース統計>
稍重が1回あった以外は条件安定。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | スローペースになりやすく先行有利。 捲りも決まりやすく、4コーナー通過4番手以内が7勝。 ハイペースで上がりのかかる競馬になると、後方からの差しも決まっている。 |
枠順 | 8枠は3着が1回あるのみ。 6-7枠も内枠に比べると悪く、基本的に外枠不利。 |
人気 | 1番人気が6勝、3番人気までで8勝しており荒れにくい。 |
血統 | 欧州系と、父日本系×母父米国系が強いコース。 このレースも過去10年で7頭の勝ち馬が該当。 |
臨戦過程 | 天皇賞からが2連勝中。 他は菊花賞3勝、ジャパンカップ2勝と続き、前走がG1だった馬が強い。 前走で負けている場合の最大着差は0.9秒。 |
<買い条件>
⑬タイトルホルダー/横山和生/栗田徹 統計イチオシ
4コーナーを4番手以内で通過する確率が高い、父/母父いずれも欧州系の産駒。
③ボルドグフーシュ/福永祐一/宮本博
⑤ジェラルディーナ/C.デムーロ/斉藤崇史
⑦エフフォーリア/横山武史/鹿戸雄一
⑫ポタジェ/吉田隼人/友道康夫
欧州系、または父日本系×母父米国系の産駒。
<消し条件>
⑮ブレークアップ/戸崎圭太/黒岩陽一
⑯ディープボンド/川田将雅/大久保龍志
8枠の馬。
②イズジョーノキセキ/岩田康誠/石坂公一
④アリストテレス/武豊/音無秀孝
⑧ウインマイティー/和田竜二/五十嵐忠男
⑪ラストドラフト/三浦皇成/戸田博文
⑭ボッケリーニ/浜中俊/池江泰寿
前走がG1以外、または1秒以上負けている馬。
<中山/芝/長距離のG1で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
①アカイイト/幸英明/中竹和也
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