2/19(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
日曜の東京は気温も上がってダートも乾きそうですが、阪神と小倉は雨。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
東京 | 良 | 良 |
阪神 | 稍重~重 | 稍重~重 |
小倉 | 稍重~重 | 稍重~重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。
阪神10R 武庫川S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
ハンデ戦で5回行われているが、2020年以降は定量戦。
少頭数になりやすく、10頭未満が4回ある。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい。 追い込みは決まりにくく、3コーナー通過が下位50%の馬は2勝だけ。 |
人気 | 道悪で荒れやすいが、良馬場なら概ね3番人気以上で決着している。 WIN5全体でも条件戦では荒れにくいコースで、 過去3年間の10レースでは最低5番人気まで、1-2番人気が7勝している。 |
血統 | 日本系×欧州系が6勝で、 直近4年はディープインパクト系とキングマンボ系が交互に勝っている。 WIN5全体で見てもこの2系統が強いコースで、 過去3年間の10レースでは、この2系統が9勝している。 |
臨戦過程 | 前走も1600mを走った馬が5連勝中で、直近2年は2勝クラスから連勝。 |
<買い条件>
⑭アルナシーム/鮫島克駿/橋口慎介 統計イチオシ
上がりタイム上位、母父ディープインパクトの欧州系×日本系産駒、前走1600m、
WIN1で勝鞍が多い騎手。
⑦アステロイドベルト/荻野極/池江泰寿
上がりタイム上位、キングマンボ系の欧州系×日本系産駒、前走1600m。
⑪カワキタレブリー/松山弘平/杉山佳明
母父ディープインパクト系産駒、前走1600m、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑥セルバーグ/岩田望来/鈴木孝志
前走で1600mの2勝クラスを勝っている、欧州系×日本系産駒。
③ショウナンアレス/池添謙一/池添兼雄
⑧メイショウシンタケ/横山典弘/千田輝彦
ディープインパクト系またはキングマンボ系の、日本系×欧州系産駒。
<消し条件>
④オールイズウェル/酒井学/佐々木晶三
⑫スズカカナロア/藤岡康太/橋田満
7歳以上が勝つ確率が低い条件。
<阪神/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
①サマートゥリスト/松田大作/藤原英昭
②ベジャール/岩田康誠/田中博康
⑬トーホウディアス/秋山真一郎/南井克巳
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東京10R アメジストS 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
2020年のみ定量戦。
フルゲートが無く、出走頭数は10~14頭。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 勝ち馬斤量は55-57kg。 軽ハンデが多くなりやすい中で、54kg以下は[0-2-2-45]、57kg以上は[2-0-2-1]。 トップハンデは好走しやすい。 |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすいが、 先行馬が押し切ることも多く、逃げ切りも2回決まっている。 |
枠順 | 内枠有利で、1-4枠で8勝している。 |
人気 | 1-3番人気で9勝しており、荒れにくい。 9番人気勝利と大荒れした年は、珍しく前傾ラップで、追い込みが決まる展開だった。 |
血統 | 日本系×欧州系が6勝で、特にサンデーサイレンス系とロベルト系が強い。 WIN5全体で見ても同じ傾向だが、特に直近2年の条件戦では、 半数をモーリス産駒が勝っているコース。 |
臨戦過程 | 前走で東京1800-2000mを走った馬が6連勝中。 |
<買い条件>
①クロノメーター/石川裕紀人/尾形和幸 統計イチオシ
1枠、上がりタイム上位、サンデーサイレンス系×ロベルト系産駒、前走が東京2000m。
②フィデル/戸崎圭太/友道康夫
2枠、上がりタイム上位、サンデーサイレンス系産駒、WIN2で勝鞍が多い騎手。
⑦プラチナトレジャー/横山和生/国枝栄
⑩スパイダーゴールド/ルメール/鹿戸雄一
上がりタイム上位、前走が東京2000m、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
⑧カランドゥーラ/福永祐一/蛯名正義
モーリス産駒の日本系×欧州系。
<消し条件>
⑪ミスミルドレッド/浜中俊/小島茂之
斤量54kg以下の馬。
<東京/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑤シンボ/武豊/小崎憲
⑨サザンナイツ/津村明秀/林徹
⑫マイネルマーティン/M.デムーロ/菊沢隆徳
⑬アサヒ/横山武史/金成貴史
⑭マイネルミュトス/柴田大知/鹿戸雄一
小倉11R 小倉大賞典 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
すべて14頭以上が出走し、フルゲート16頭立てが8回。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は54-58kg。 54kg以下は[2-3-2-46]、57kg以上は[4-4-3-23]。 比較的、重ハンデがよく走ってくる傾向。 |
展開/脚質 | 道中で馬群が動きやすく、差し/追い込みが決まりやすい。 |
枠順 | 内枠有利で、1-4枠で7勝している。 外枠は7-8枠まで行くと連対率が上がるが、特に5枠は複勝率0%と不利。 |
人気 | 二桁人気の入着率が高いが、1-3番人気で6勝しており、頭は比較的堅い。 WIN5全体で見ても、オープンでは概ね5番人気以上で決まるコース。 |
血統 | 母父米国系が強く、芝中距離路線では珍しく米国系×米国系の勝ち馬も出ている。 父系は日本系と欧州系が拮抗しているが、 個別種牡馬ではディープインパクト産駒が多く、WIN5全体でも同じ傾向。 |
臨戦過程 | 前走でも重賞を走った馬が6勝で中心だが、3勝クラスからの連勝も3回ある。 |
<買い条件>
④レッドベルオーブ/北村友一/藤原英昭 統計イチオシ
2枠、ディープインパクト系×米国系、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑥ヒンドゥタイムズ/ムルザバエフ/斉藤崇史
3枠、上がりタイム上位、母父ディープインパクトの産駒。
①カテドラル/団野大成/池添学
1枠、追い込みの競馬になる確率が高い馬。
<消し条件>
⑨サトノエルドール/藤岡佑介/国枝栄
⑩フォルコメン/田辺裕信/堀宣行
5枠の馬。
③テイエムスパーダ/今村聖奈/五十嵐忠男
G3昇格後の37年間で、前走1400m未満からの勝利なし。
⑤ゴールドギア/丸山元気/伊藤圭三
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
<小倉/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②レッドランメルト/吉田隼人/国枝栄
⑦バジオウ/菱田裕二/田中博康
⑧インテンスライト/勝浦正樹/菊沢隆徳
⑪ダンディズム/富田暁/野中賢二
⑫ウイングレイテスト/松岡正海/畠山吉宏
⑬ホウオウエミーズ/丸田恭介/池上昌和
⑭ロングラン/丹内祐次/和田勇介
⑮フォワードアゲン/黛弘人/中野栄治
阪神11R 大和S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
阪神開催は3年目。
2017年以降ハンデ戦だったが、今年はまた別定戦に戻る。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 勝ち馬斤量は52-58.5kg。 今年は下が55kg、上が59kgで、斤量差が小さい。 |
展開/脚質 | 極端にテンが速い展開にはなりにくいコース。 過去2回はいずれも先行馬が強く、 2021年は3コーナー4番手以内の2頭が連対、2022年は逃げ切り。 |
人気 | 9番人気が2勝しており、大荒れしやすい。 しかし阪神開催では、いずれも2番人気が勝利。 WIN5全体では、道悪で大荒れしているコース。 |
血統 | 過去2回の連対4頭はすべて、母父米国系。 WIN5全体で見ても2021年以降、母父米国系が7連勝中のコース。 米国系×米国系の産駒が多く、エーピーインディ系とミスプロ系が主流。 |
臨戦過程 | 前走でオープンの1200-1400mを走った馬が9連勝中。 オープンクラスになってからの13年間で、 3勝クラスからの連勝は12年前に1回のみ。 |
<買い条件>
②ケイアイドリー/藤岡康太/村山明 統計イチオシ
先行力上位、ミスプロ系の母父米国系産駒。
⑥ファイアランス/松田大作/野中賢二
⑪ディサーニング/角田大河/加藤征弘
エーピーインディ系、ミスプロ系の米国系×米国系産駒。
<消し条件>
①アードラー/国分恭介/音無秀孝
④コパノマーキュリー/和田竜二/村山明
⑤イバル/池添謙一/小崎憲
⑦メイショウエイコウ/高倉稜/荒川義之
⑧クリノフラッシュ/荻野極/橋田満
⑨スティクス/酒井学/武幸四郎
⑩スペクタクル/秋山真一郎/武藤善則
⑫リアンクール/岩田康誠/安田隆行
⑬チェイスザドリーム/松山弘平/矢作芳人
⑭スナークダヴィンチ/小崎綾也/野中賢二
⑮イモータルスモーク/国分優作/金成貴史
⑯ジェネティクス/鮫島克駿/西村真幸
母父米国系でない馬。
東京11R フェブラリーS ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
すべて14頭以上が出走し、フルゲート16頭立てが9回。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | メンバー次第で展開は変わりやすく、逃げ切りも追い込みも決まっている。 3コーナー4番手以内が6勝しており、どちらかと言えば先行有利。 |
人気 | 1-3番人気で8勝しており、荒れにくい。 |
血統 | すべての勝ち馬が父または母父米国系で、米国系×米国系の勝ち馬も多い。 米国系×サンデーサイレンス系は5勝しているが、2019年以降勝ち馬が出ていない。 WIN5全体の傾向でも、近年は米国系×欧州系が増えてきている。 |
臨戦過程 | 直近10年は、チャンピオンズカップ/東海S/根岸Sから3勝ずつ。 東海S/根岸Sからの臨戦で勝った6頭は、すべて前走も勝利している。 反対に、チャンピオンズカップからの3頭は、すべて前走で負けている。 G1昇格後の26年で、前走が重賞でない馬が勝ったのは1回だけ。 |
<買い条件>
⑦レモンポップ/坂井瑠星/田中博康 統計イチオシ
米国系×米国系産駒、根岸S勝利からの臨戦。
②シャールズスパイト/モレイラ/カナダ
⑥メイショウハリオ/浜中俊/岡田稲男
米国系産駒。
<消し条件>
⑤オーヴェルニュ/福永祐一/西村真幸
⑨ショウナンナデシコ/横山武史/須貝尚介
⑬スピーディキック/御神本訓史/浦和
父/母父いずれも米国系でない馬。
①ジャスパープリンス/田中勝春/森秀行
③ケンシンコウ/バシュロ/小西一男
④ドライスタウト/戸崎圭太/牧浦充徳
⑧アドマイヤルプス/内田博幸/加藤征弘
⑩テイエムサウスダン/ルメール/蛯名正義
⑫セキフウ/M.デムーロ/武幸四郎
⑭ヘリオス/武豊/西園正都
⑯ケイアイターコイズ/横山和生/新谷功一
前走が重賞でない、または東海S/根岸Sで負けている馬。
⑪ソリストサンダー/菅原明良/高柳大輔
⑮レッドルゼル/川田将雅/安田隆行
7歳以上が勝つ確率が低い条件。
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