2/26(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
中山の開幕週は好天。
関西は気温が低く、阪神のダートは乾ききらないと予想します。
小倉は相変わらずの雨で、今週も道悪想定です。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
中山 | 良 | 良 |
阪神 | 良 | 良~稍重 |
小倉 | 稍重~重 | 稍重~重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。
阪神10R マーガレットS 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2018年から。
出走頭数は最大13頭で、10頭付近での開催が大半。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 極端なハイペースで追い込みが決まった年もあるが、過去5回は先行馬4勝。 逃げ切りも1回決まっている。 |
枠順 | 5枠4勝/6枠1勝と、顕著な偏りがある。 1-4枠は[0-2-1-18]、7-8枠は[0-3-3-10]の傾向からも、外枠有利と言える。 |
人気 | 1番人気3勝、2番人気1勝と、上位人気が強い。 唯一荒れた年は、道悪で人気薄が逃げ切っている。 |
血統 | 欧州系が強く、特にキングマンボ系が3勝している。 昨年は父/母父いずれも欧州系でない産駒が勝利したが、2着には欧州系が来ている。 WIN5全体でも、過去3年間10レースの内、欧州系が8勝しているコース。 |
臨戦過程 | 前走から連勝が3回、G1で二桁着順からの勝利が2回と二極化。 前走を勝っている馬はすべて、前走も1200mを走っている。 前走がダートだった馬の勝利は、1994年以降発生していない。 |
<買い条件>
④ビッグシーザー/幸英明/西園正都 統計イチオシ
先行力上位、欧州系産駒、前走1200mを勝っている馬。
⑤ウメムスビ/角田大河/新谷功一
5枠、欧州系産駒、前走G1で二桁着順の馬。
①トールキン/岩田康誠/西園正都
先行力上位、母父キングマンボ系、前走1200mを勝っている馬。
⑧バレリーナ/浜中俊/清水久詞
外枠、母父欧州系の産駒。
②コーパスクリスティ/池添謙一/中内田充正
欧州系産駒。
<消し条件>
③ブーケファロス/戸崎圭太/清水英克
⑥エコロアイ/和田竜二/森秀行
⑦ミルトクレイモー/岩田望来/中村直也
⑨オメガシンフォニー/横山和生/大和田成
⑩アームズレイン/鮫島克駿/上村洋行
前走が重賞以外で負けている馬、または勝ったレースが1200mでない馬、
またはダートの馬。
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
中山10R ブラッドストーンS ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
2021年からハンデ戦。
出走頭数は14頭以上が8回で概ね多いが、10頭立てが1回ある。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は過去2回いずれも55kg。トップハンデは2年連続で3着以内。 |
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく、差し/追い込み有利。 3コーナー5番手以降が6勝しており、10番手以降も2勝している。 昨年は逃げ切っているが、逃げ馬の好走率は低い。 |
人気 | 5番人気以下が6勝しており、荒れやすい。 WIN5全体でも、特に条件戦の良馬場は荒れやすく、 今年に入ってからも江戸川Sで9番人気が勝利している。 |
血統 | レース傾向では米国系が強い年代と、欧州系が強い年代が、約3年周期で入れ替わっている。 直近は、父または母父米国系が3連勝中。 WIN5全体でも、近年は米国系が圧倒的に強いコースで、今年に入っても傾向は変わっていない。 直近3年間の13レースで、父/母父いずれも米国系でない馬は2勝しているが、 いずれもロードカナロア産駒の欧州系×欧州系。 |
<買い条件>
⑪タイキスウォード/吉田隼人/橋田満 統計イチオシ
トップハンデ、先行しない確率が高く上がりタイム上位の馬。
④スズカコテキタイ/バシュロ/奥村武
トップハンデ、上がりタイム上位の馬。
⑥クロデメニル/武豊/森秀行
⑮ペプチドヤマト/石川裕紀人/武英智
先行力上位の馬。
<消し条件>
③ホッコーアカツキ/北村友一/畑端省吾
⑨タイセイグラシア/三浦皇成/矢作芳人
⑩サウンドカナロア/大野拓弥/村山明
⑬ショウナンバービー/M.デムーロ/田中剛
⑭マイステージ/松岡正海/伊藤伸一
父/母父いずれも米国系でない、およびロードカナロア産駒の欧州系×欧州系でない馬。
⑯ローレルジャック/武士沢友治/高橋裕
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
<中山/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑤フルム/水口優也/浜田多実雄
⑫チェリーブリーズ/西村太一/堀内岳志
小倉11R 下関S 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
2010年の創設以降、断続的に開催されており、これまで5回施行。
この時期の開催になったのは2019年以降。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 差し/追い込みが決まりやすく、先行馬は苦戦。 過去3回の馬券内9頭の内、逃げた馬は1頭だけで、残りはすべて3コーナー4番手以降。 |
人気 | 過去3回の勝ち馬人気が12→4→11と推移しており、大荒れしやすい。 1番人気は複勝率0%。 |
血統 | 母父ストームキャット系が2連勝中。 WIN5全体でも条件戦では米国系が強いが、道悪になると欧州系が強い。 直近3年の道悪開催5レースはすべて、父または母父欧州系が勝利している。 |
<買い条件>
⑫ルクルト/斎藤新/吉村圭司 統計イチオシ
先行しない確率が高く上がりタイム上位の、欧州系×米国系産駒。
⑬ブレスレスリー/藤岡康太/藤岡健一
米国系産駒、このコースで勝鞍が多い厩舎。
①メイショウホシアイ/菱田裕二/高橋亮
欧州系産駒、WIN3で勝鞍が多い騎手。
⑥メイショウツツジ/泉谷楓真/南井克巳
⑦オースミカテドラル/富田暁/高橋亮
⑪エナジーグラン/亀田温心/高柳大輔
先行しない確率が高い、父または母父欧州系産駒。
<消し条件>
②オメガラヴィサン/野中悠太郎/安田翔伍
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
<道悪で消し>
③ビアイ/柴山雄一/畑端省吾
⑮ジャストザビアンカ/丸山元気/牧浦充徳
⑯スイートクラウン/勝浦正樹/石毛善彦
⑰ダノンシティ/丹内祐次/橋口慎介
父/母父いずれも欧州系でない産駒が勝つ確率が低い条件。
阪神11R 阪急杯 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
16頭以上出走が8回で概ね多頭数安定、不良馬場1回。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は54-58kg。今年は牝馬55kg、他はすべて57kg。 |
展開/脚質 | メンバー次第で展開が変わりやすいレース。 逃げ切り勝ちが4回ある一方で、3コーナー10番手以降からの差し/追い込みも3回ある。 |
人気 | 1-2番人気で6勝しているが、他4勝はすべて6番人気以下と、荒れやすい。 このコースは過去3年の重賞7レースの内、1番人気が勝利しているのは阪急杯だけ。 過半数を4番人気以下が勝っており、WIN5全体では荒れやすい傾向。 |
血統 | 父または母父サンデーサイレンス系が6勝。 ディープインパクト系も含めると日本系で8勝しており、日本系×欧州系が強い。 |
臨戦過程 | 前走でも重賞を走った馬が8勝。直近9年、重賞連勝は発生していない。 3勝クラスからの連勝は1回ある。 1400mになって以降の17年間で、前走が1200mだった馬は6勝と少数派。 その前走は、香港スプリント/シルクロードS/京阪杯のいずれか。 |
<買い条件>
⑦グレナディアガーズ/岩田望来/中内田充正 統計イチオシ
前走が重賞の馬、このコースで勝鞍が多い厩舎。
③サトノラムセス/池添謙一/橋口慎介
欧州系×日本系の産駒、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑫ミッキーブリランテ/和田竜二/矢作芳人
前走が重賞の、日本系×欧州系産駒。
⑬ラルナブリラーレ/鮫島克駿/石坂公一
日本系×欧州系産駒。
⑪アグリ/横山和生/安田隆行
このコースで勝鞍が多い厩舎。
<消し条件>
①メイショウベンガル/高倉稜/松永昌博
②メイショウチタン/荻野極/本田優
④ホープフルサイン/幸英明/本間忍
⑥ロードベイリーフ/酒井学/森田直行
⑧ショウナンアレス/戸崎圭太/池添兼雄
⑨メイショウケイメイ/角田大河/南井克巳
⑩リレーションシップ/岩田康誠/須貝尚介
⑭グレイイングリーン/団野大成/池江泰寿
前走が障害競走、または1200mかつ重賞でない、または3勝クラスで負けている馬。
<阪神/芝/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑤ダディーズビビッド/浜中俊/千田輝彦
⑮ホウオウアマゾン/国分優作/矢作芳人
⑯ルプリュフォール/横山典弘/松永幹夫
中山11R 中山記念 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
フルゲートが1回しかなく、10頭前後の出走が多い。稍重が2回。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は54-58kg。 これは過去10年の最軽量と最重量で、今年は全馬が55-58kgの範囲内。 |
展開/脚質 | 先行馬が強く、1コーナー4番手以内が8勝している。 すべての勝ち馬が4コーナー4番手以内で、追い込みは決まりにくい。 |
人気 | 1-3番人気で9勝しており、下も5番人気までと荒れにくい。 |
血統 | サンデーサイレンス系が8勝しており、ディープインパクト系も含めると日本系で9勝。 このコースの重賞は過去3年で8レース、日本系が6勝と、WIN5全体でも傾向は同じ。 父/母父いずれも日本系でない2頭は、いずれもキングマンボ系産駒。 |
臨戦過程 | 前走でG1を走った馬が7勝と強く、それ以外は中山金杯から3勝。 特に金杯組は、前走成績が1着2回/タイム差なし2着1回と、 金杯で強かった馬はこのレースでも強い傾向。 |
<買い条件>
⑪ヒシイグアス/松山弘平/堀宣行 統計イチオシ
前走がG1の、サンデーサイレンス系産駒。
5レース目およびG2での勝鞍が多い騎手、松山弘平で勝鞍が多い厩舎。
⑨ショウナンマグマ/石橋脩/尾関知人
1コーナー4番手以内の確率が高い、母父サンデーサイレンス系産駒。
⑥ソーヴァリアント/横山武史/大竹正博
⑫スタニングローズ/吉田隼人/高野友和
4コーナー4番手以内の確率が高い、サンデーサイレンス系/キングマンボ系産駒。
⑬ラーグルフ/菅原明良/宗像義忠
今年の中山金杯勝ち馬。
<消し条件>
⑤シュネルマイスター/バシュロ/手塚貴久
父/母父いずれも日本系でない、およびキングマンボ系産駒でない馬。
②ソロフレーズ/武士沢友治/佐藤吉勝
④ドーブネ/武豊/武幸四郎
⑦ナイママ/柴田大知/武藤善則
⑭リューベック/田辺裕信/須貝尚介
前走がJRA重賞でない馬。
<中山/芝/中距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
①ダノンザキッド/北村友一/安田隆行
⑧トーラスジェミニ/原優介/小桧山悟
⑩モズベッロ/大野拓弥/森田直行
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