3/5(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週はローカル開催の谷間で2場開催。
東西ともに好天で、全トラック良馬場で開催されそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
中山 | 良 | 良 |
阪神 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。
中山9R 湾岸S 芝/2200
<過去10年間のレース統計>
2020年のみハンデ戦で、2021年以降、開催時期が4月→3月に変わっている。
出走頭数のバラつきが大きく、16頭以上が3回ある一方で、10頭未満も2回ある。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 頭数が多いと先行馬が強く、少ないと差し/追い込みが強い傾向。 スローペースになりやすいが、様々な勝ちパターンが出ている。 |
枠順 | 特に偏りなし。 |
人気 | 1-3番人気で8勝しており、荒れにくい。 5,6番人気が1勝ずつしているが、いずれも逃げ馬。 |
血統 | 日本系が強く、特にサンデーサイレンス系が7勝。 掛け合わせでは、母父米国系が6勝と好相性。 WIN5全体でも、2020年以降このコースで行われた条件戦5レースは、 すべて父または母父日本系が勝利、内4勝はサンデーサイレンス系。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走2000m以上を走り、2200m以上だった馬が9勝。 特に、中山の2200-2500mを走った馬が8勝と強い。 この時期の開催に変わった直近2年は、迎春Sの2着馬が連勝中。 |
<買い条件>
⑤リリーピュアハート/戸崎圭太/藤原英昭 統計イチオシ
上がりタイム上位、日本系産駒、前走迎春Sで入着、このコースとWIN1で勝鞍が多い騎手。
⑥カーディナル/ムルザバエフ/林徹
⑫アーティット/武豊/友道康夫
先行力上位、父または母父日本系産駒。
⑪ロードトゥフェイム/木幡巧也/尾形和幸
サンデーサイレンス系産駒、前走が迎春S。
③サクセスシュート/田辺裕信/久保田貴士
前走が中山2200m、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑭バラジ/川田将雅/鹿戸雄一
上がりタイム上位、日本系産駒。
⑦レインフロムヘヴン/松山弘平/堀宣行
このコースで勝鞍が多い、かつ、松山弘平で勝鞍が多い厩舎。
<消し条件>
①エターナルヴィテス/田中勝春/松山将樹
⑨ドンナセレーノ/横山和生/安田翔伍
⑮ラインハイト/岩田康誠/吉岡辰弥
⑱ダノンドリーマー/石橋脩/藤原英昭
前走が2000m未満の馬。
②ウォルフズハウル/大野拓弥/栗田徹
⑯ヒシゲッコウ/横山武史/堀宣行
⑰ソルドラード/石川裕紀人/蛯名正義
7歳以上が勝つ確率が低い条件。
<中山/芝/長距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧ワイドエンペラー/斎藤新/藤岡健一
⑩アウスヴァール/古川吉洋/昆貢
⑬ピュアブレンド/柴田大知/中川公成
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
阪神10R 戎橋S 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
3勝クラスのハンデ戦になったのは2021年以降だが、今年は開催時期が変更。
同コースの2勝クラス時代2回を含めた、直近4回分を対象に統計。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は54-56kg。 過去2回はいずれも最軽量52kg、最重量56kg。 52kgは[0-0-0-3]の一方、56kgは[1-0-1-3]で、トップハンデが好走しやすい。 |
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく、差し有利。 3コーナー7番手以降が3勝しており、勝ち馬はすべて4コーナー4番手以降。 ただし上がりタイム最速馬の連対は1度しかなく、道中からある程度のポジションが必要な傾向。 |
枠順 | 特に偏りなし。 |
人気 | 2-5番人気が1勝ずつしている。 WIN5全体でも、1番人気が弱く、荒れやすいコース。 2020年以降の条件戦11レースで、4番人気以下が8勝している。 |
血統 | すべての勝ち馬が欧州系産駒で、特にキングマンボ系が3勝。 母父米国系はおらず、欧州系×欧州系と、欧州系×サンデーサイレンス系が2勝ずつしている。 馬券対象12頭まで広げて見ても、米国系は1頭しかいない。 WIN5全体でも、欧州系と日本系が強く、個別種牡馬ではやはりキングマンボ系が強い。 2020年以降、母父米国系は3勝しているが、すべて5歳以下。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1400m以上を走っている。 前走からの連勝は無い。 |
<買い条件>
⑧アルトシュタット/岩田望来/安田翔伍 統計イチオシ
トップハンデ、上がりタイム上位、キングマンボ系産駒。
⑩ケデシュ/坂井瑠星/上村洋行
上がりタイム上位、キングマンボ系産駒。
①ボルザコフスキー/鮫島克駿/清水久詞
トップハンデ、上がりタイム上位。
<消し条件>
⑦シュヴェルトライテ/西村淳也/池上昌和
⑨ドロップオブライト/小沢大仁/松永昌博
父/母父いずれも欧州系でない馬。
②テイエムイダテン/菱田裕二/飯田雄三
⑥サウンドカナロア/和田竜二/村山明
前走が1400m未満の馬。
中山10R 総武S ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
オープン特別の別定戦になったのは2015年以降。
14頭以上出走が7回と、多頭数で安定。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 特に偏りなし。 |
展開/脚質 | 先行馬が強く、1コーナー3番手以内が6勝、逃げ切りも3回ある。 最も後方の位置取りだった馬でも1コーナー6番手で、 すべての勝ち馬が4コーナーでは4番手以内。 |
枠順 | 1枠のみ、複勝率0%。 |
人気 | 1-2番人気で5勝している一方で、10番人気以下2勝と大荒れもしている。 WIN5全体でも同じ傾向で、2020年以降、OP特別は10レース行われたコースだが、 1番人気が6勝に対し、5番人気以下4勝(内、11番人気勝利あり)。 「1番人気が勝つか、さもなければ荒れる」という極端な結果になりやすいコース。 |
血統 | 特に偏りが無く、様々な血統構成の産駒が勝っている。 WIN5全体の近年の傾向では、米国系が強く、 このレースも直近は父または母父米国系が3連勝中。 |
臨戦過程 | 前走で右回りの1800m以上を走った馬が7勝と強い。 唯一、左回りかつ1700m以下からの臨戦で勝った馬の前走は根岸S。 |
<買い条件>
⑨ヴァルツァーシャル/三浦皇成/高木登 統計イチオシ
先行力上位、母父米国系、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑭ロードエクレール/石川裕紀人/斎藤誠
⑯ノーブルシルエット/武藤雅/水野貴広
先行力上位、父または母父米国系。
④ホウオウトゥルース/菅原明良/高木登
米国系産駒。
<消し条件>
①ダイメイコリーダ/丹内祐次/森田直行
②レッドジェニアル/津村明秀/高橋義忠
1枠の馬。
③タイセイサムソン/横山和生/奥村武
⑤キタノリューオー/丸山元気/萱野浩二
⑥シークレットラン/松山弘平/田村康仁
⑦パトリック/北村宏司/岡田稲男
⑫エマージングロール/戸崎圭太/橋口慎介
⑬ホウオウルバン/川田将雅/池上昌和
⑮キョウヘイ/武士沢友治/宮本浩
前走が右回りのダート1800m以上でない馬。
<中山/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑪フィロロッソ/ルメール/中竹和也
阪神11R 大阪城S 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
フルゲートになったことは無いが、15-16頭立てが7回と、例年多頭数。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は54-56kg。 53kg以下は[0-1-1-35]、57kg以上は[0-0-3-12]。 軽ハンデの好走率は低く、特に最軽量ハンデは入着率0%。 |
展開/脚質 | スローペースになりやすいが、差し/追い込みが強い。 1コーナー6番手以降が7勝しており、4コーナー6番手以降も6勝。 逃げ切り勝ちは無く、上がりタイムが速い馬の連対率が高い。 |
枠順 | 特に偏りなし。 |
人気 | 5番人気以下が4勝しており荒れやすい。 ただWIN5全体では荒れにくいコースで、 2020年以降のOP特別5レースで、昨年の大阪城S以外はすべて1-2番人気が勝っている。 条件戦の9レースもすべて4番人気以上が勝っている。 |
血統 | 父または母父日本系が9勝で、特に日本系×欧州系が強い。 WIN5全体でも同じ傾向で、2020年の大阪城S以来、 13レース続けて、父または母父日本系が勝っているコース。 |
臨戦過程 | 直近は、前走で阪神2000mを走った馬が2連勝中。 3勝クラスから連勝、OP特別から、重賞からと、多彩な臨戦過程で勝ち馬が出ている。 |
<買い条件>
⑦シュヴァリエローズ/北村友一/清水久詞 統計イチオシ
1コーナー6番手以降の確率が高い、上がりタイム上位、日本系×欧州系産駒。
⑨エアファンディタ/岩田望来/池添学
1コーナー6番手以降の確率が高い、上がりタイム上位、前走が阪神2000m。
⑯スカーフェイス/西村淳也/中竹和也
1コーナー6番手以降の確率が高い、上がりタイム上位。
④ジェットモーション/藤岡佑介/藤岡健一
⑬プリンスリターン/幸英明/加用正
日本系×欧州系産駒。
<消し条件>
①プライドランド/松若風馬/高野友和
③スーパーフェザー/松田大作/渡辺薫彦
⑪エルプシャフト/今村聖奈/千田輝彦
斤量54kg以下の馬。
②シャイニーロック/鮫島克駿/佐々木晶三
⑤オウケンムーン/団野大成/岩戸孝樹
⑩フライライクバード/坂井瑠星/友道康夫
⑭ニホンピロスクーロ/高倉稜/服部利之
父/母父いずれも日本系でない馬。
⑥ワールドバローズ/和田竜二/石坂公一
良馬場で米国系産駒が勝つ確率が低い条件。
⑮ダブルシャープ/浜中俊/渡辺薫彦
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
<阪神/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧ラセット/加藤祥太/庄野靖志
⑫プレシャスブルー/勝浦正樹/相沢郁
中山11R 弥生賞 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は10~13頭で、重馬場が2回ある。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすいが、直近2年は前残りの展開が続いている。 |
枠順 | 外枠が強く、8枠5勝、7枠は2着が5回。 1枠は1勝しているが2-3着が無く、2-3枠は連対率0%。 4枠より外に好走歴が集中している。 |
人気 | 1-3番人気で7勝していて荒れにくいが、6番人気以下2勝と大荒れもある。 |
血統 | ディープインパクト系が圧倒的に強く、7勝。 その内、母父フレンチデピュティが4勝。 このコースの重賞はほとんどが2-3歳戦だが、WIN5全体でも傾向は同じで、 父または母父日本系が強い。 |
臨戦過程 | 前走から連勝が8回と多く、特に1800-2000mからの臨戦が多い。 連勝でない2頭の前走はいずれも重賞。 重賞以外で負けて臨戦した馬は、直近25年間勝利が無い。 |
<買い条件>
⑩グリューネグリーン/M.デムーロ/相沢郁 統計イチオシ
8枠、先行力上位、母父日本系の馬。
⑥タスティエーラ/松山弘平/堀宣行
上がりタイム上位、母父日本系の馬、松山弘平で勝鞍が多い厩舎。
①レヴォルタード/横山武史/手塚貴久
母父日本系の馬、このコースで勝鞍が多い騎手。
④トップナイフ/横山典弘/昆貢
先行力上位の馬。
<消し条件>
②ワンダイレクト/ルメール/藤岡健一
③アームブランシュ/吉田豊/竹内正洋
⑤フォトンブルー/戸崎圭太/武幸四郎
⑧セッション/ムルザバエフ/斉藤崇史
前走、重賞以外で負けている馬。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑦ゴッドファーザー/武豊/萩原清
2日連続重賞勝利の確率が低い騎手。
⑨ヨリマル/横山和生/上村洋行
2週連続重賞勝利の確率が低い騎手。
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