3/12(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から中京が開幕。
3場すべて土日ともに好天に恵まれそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
阪神 | 良 | 良 |
中山 | 良 | 良 |
中京 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。
阪神10R 甲南S ダート/2000
<過去10年間のレース統計>
2000mになったのは2014年からで、さらにハンデ戦は2016年から。
2017年以降フルゲートになっておらず、10~16頭と頭数にバラつきがある。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は54-57kg。 最軽量は[0-0-1-7]、最重量は[3-0-1-5]で、重ハンデが強い傾向。 |
展開/脚質 | 中盤のペースが落ち着きやすく、先行有利。 1コーナー4番手以内が5勝しており、逃げ切りも2回ある。 |
枠順 | 内枠不利、外枠有利。 1-2枠は連対率0%で、6-7枠が過半数の5勝。 |
人気 | 1-3番人気で8勝しており、荒れにくい。 |
血統 | 直近、父または母父サンデーサイレンス系が4連勝中。 WIN5全体でも、サンデーサイレンス系中心に日本系が強いコース。 過去3年の10レースで、父または母父日本系が9勝している。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走1800m以上を走っている。 |
<買い条件>
⑬クロニクル/吉田隼人/田中克典 統計イチオシ
7枠、重ハンデ、先行力上位、サンデーサイレンス系。
⑪シルバーエース/石橋脩/橋口慎介
6枠、先行力上位、日本系。
④ハイエンド/鮫島克駿/清水久詞
重ハンデ、サンデーサイレンス系、WIN1で勝鞍が多い騎手。
⑮ショウナンアーチー/斎藤新/松下武士
先行力上位。
⑩ジューンアマデウス/岩田康誠/今野貞一
6枠。
⑦ケイアイシェルビー/藤懸貴志/平田修
日本系産駒。
<消し条件>
⑤コスモセイリュウ/国分恭介/中野栄治
⑫カネコメノボル/北村友一/中尾秀正
最軽量ハンデの馬。
①テンカハル/藤岡康太/矢作芳人
②モズマゾク/国分優作/杉山佳明
③リバプールタウン/角田大河/石橋守
1-2枠の馬。
<阪神/ダート/長距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧トモジャリア/川須栄彦/小笠倫弘
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
中山10R 東風S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
概ね14頭以上が出走しているが、近年はフルゲートになりにくい。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は55-58kg。 過去10年間で設定された最軽量は53kg、最重量は58kg。 54kg以下は[0-0-2-12]で、軽斤量は不利。 |
展開/脚質 | 2018年を境に傾向が一変。 2017年までは差し/追い込み有利、4コーナー8番手以降の上がりタイム最速馬が勝利。 2018年以降は先行有利、1コーナー3番手以内が勝利、上がりタイム最速は連対なし。 |
枠順 | 外枠不利で、7-8枠のみ勝利が無い。 8枠は複勝率が45%あるが、先行できず追い込むが届かない、という競馬になりやすい。 |
人気 | 1-3番人気が3勝しかしておらず、荒れやすい。 また、7番人気以下4勝、特に二桁人気3勝と、大荒れしやすい。 |
血統 | 欧州系と日本系が強く、欧州系×欧州系、または欧州系×日本系が8勝。 WIN5全体でも同じ傾向で、近年は特にキングマンボ系が強い。 |
臨戦過程 | 前走も1600mを走った馬が8勝で有利。 1400m/1800mだった2頭の前走は、いずれも重賞。 3勝クラスからの連勝は2回あるが、前走オープンで負けている馬が主流で、 3戦以上連続着外からの激走が4回ある。 |
<買い条件>
⑩エピファニー/ルメール/宮田敬介 統計イチオシ
先行力上位、欧州系×日本系、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
③ココロノトウダイ/戸崎圭太/手塚貴久
⑤ゾンニッヒ/菅原明良/池江泰寿
キングマンボ系の欧州系×日本系、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
⑥ノルカソルカ/内田博幸/藤岡健一
先行力上位、欧州系×日本系、直近2戦連続で着外。
⑧カイザーバローズ/三浦皇成/中内田充正
直近3戦連続で着外。
<消し条件>
②ビターエンダー/横山琉人/相沢郁
⑨アルピニズム/丹内祐次/金成貴史
前走が重賞でない、かつ、1600mでない馬。
<中山/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
④ラインベック/津村明秀/友道康夫
⑦インテンスライト/菊沢一樹/菊沢隆徳
⑪ソロフレーズ/武士沢友治/佐藤吉勝
中京11R 金鯱賞 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
2018年以降、出走頭数が13頭を超えておらず、今年も同水準。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 勝ち馬斤量は56-58kg。 過去10年間で設定された最軽量は54kg、最重量は58kg。 最重量は4勝している一方で、54kgは[0-1-1-13]。 55kgの[0-2-1-2]と比べても、軽斤量は不利の傾向。 |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利。 直近2年は逃げ切り勝ちが続いている。 |
枠順 | 特に偏りなし。 |
人気 | 1-3番人気で7勝、特に1番人気が5勝しており、荒れにくい。 10番人気が勝った2年前は、唯一の重馬場。 |
血統 | 特に偏りが無く、様々な血統構成の産駒が勝っている。 系統ではロベルト系、ディープインパクト系、キングマンボ系が拮抗。 近年はきさらぎ賞/ローズSの代替開催で、重賞施行が増えたコース。 それらの勝ち馬も、すべて上記3系統に該当している。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で2000m以上を走っている。 2016年以降、前走がG1だった馬が5連勝していたが、直近は白富士S組が2連勝中。 |
<買い条件>
⑫プログノーシス/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
ディープインパクト系、このコースで勝鞍が多い騎手と厩舎。
⑩フェーングロッテン/松若風馬/宮本博
⑪ヤマニンサルバム/浜中俊/中村直也
先行力上位、ヤマニンサルバムは前走が白富士S。
⑨ポタジェ/岩田望来/友道康夫
ディープインパクト系、前走がG1。
①アラタ/横山典弘/和田勇介
③ハヤヤッコ/幸英明/国枝栄
④ディープモンスター/団野大成/池江泰寿
⑤ワンダフルタウン/和田竜二/高橋義忠
⑦グランオフィシエ/坂井瑠星/久保田貴士
ディープインパクト系またはキングマンボ系。
<消し条件>
②マリアエレーナ/松山弘平/吉田直弘
⑥ルビーカサブランカ/西村淳也/須貝尚介
斤量最軽量の馬。
⑧バイオスパーク/森泰斗/浜田多実雄
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
阪神11R フィリーズR 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
すべて15頭以上が出走し、フルゲート18頭立てが7回と、多頭数で安定。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、3コーナー10番手以降が6勝している。 逃げ切り勝ちは無く、4コーナーで最も前方にいた勝ち馬で3番手。 |
枠順 | 内枠有利で、1-3枠で8勝している。 2018年以降、6-8枠は連対率0%。 |
人気 | 1-3番人気で6勝している一方、8番人気以下4勝と、大荒れしやすい。 |
血統 | 欧州系と日本系が強く、直近はロベルト系を持つ欧州系×欧州系が2連勝中。 日本系ではディープインパクト系の勝ち馬が出ておらず、すべてサンデーサイレンス系。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1400-1600mを走っていた。 未勝利/1勝クラスからの連勝が5回。 前走が重賞だった馬は2勝のみで、いずれもG1で二桁着順だった。 創設以来22年間、ダート路線から勝ち馬は出ていない。 |
<買い条件>
①イティネラートル/斎藤新/長谷川浩大 統計イチオシ
1枠、母父欧州系、上がりタイム上位、前走G1で二桁着順。
⑥リバーラ/石橋脩/高柳瑞樹
3枠、サンデーサイレンス系、前走G1で二桁着順。
<消し条件>
⑪ルーフ/藤岡康太/清水久詞
⑫シングザットソング/吉田隼人/高野友和
⑬ブトンドール/鮫島克駿/池添学
⑭サラサハウプリティ/菱田裕二/岡田稲男
⑮ムーンプローブ/北村友一/上村洋行
⑯マルモリディライト/国分優作/石橋守
⑰プウスカンドゥール/角田大河/坂口智康
⑱ランフリーバンクス/武豊/武幸四郎
6-8枠の馬。
③ニシノトキメキ/今村聖奈/北出成人
④ジョリダム/松田大作/武英智
⑤トウシンカーリン/川須栄彦/杉山晴紀
⑧エコロアイ/池添謙一/森秀行
⑨ジューンオレンジ/富田暁/長谷川浩大
前走が1400-1600mでない、またはダートの馬。
<阪神/芝/短距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②イコノスタシス/古川吉洋/古賀慎明
⑦ポリーフォリア/藤岡佑介/鈴木伸尋
⑩トラベログ/北村宏司/岩戸孝樹
中山11R アネモネS 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
すべて12頭以上が出走し、14頭以上が8回で多頭数安定。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 先行有利だが、捲りも決まっている。 2コーナー通過は先頭から12番手まで幅広いが、 4コーナーでは4番手以内が9勝と、直線一気は決まりにくい。 |
枠順 | 3-7枠で9勝しており、6枠が4勝で特に多い。 1枠は逃げた馬の連対率が高い。 |
人気 | 1-3番人気で7勝していて荒れにくいが、 それ以外は6-8番人気が勝っており、下位人気もある。 |
血統 | ディープインパクト系、サンデーサイレンス系、キングマンボ系が主流のレース。 これらの掛け合わせによる日本系×欧州系が5勝している。 WIN5全体でも同じ傾向で、今年に入ってもこの傾向は変わっておらず、 1月にこのコースで行われた3レースはすべて、 父/母父がディープインパクト系またはキングマンボ系。 |
臨戦過程 | 13年連続で、中山芝1600mを走った経験のある馬が勝っている。 距離を問わず中山で走った経験の無い馬だと、2003年以降勝っていない。 すべての勝ち馬が前走で1400-1600mを走っている。 前走で着外だった馬は、2010年以降勝っていない。 さらに、その2010年の勝ち馬も前走は重賞であり、 重賞以外で着外から臨戦した馬は、1998年以降勝っていない。 勝ち馬の最少キャリアは2戦で、創設以来31年間、新馬勝ちから連勝は無い。 |
<買い条件>
①スピードオブライト/石川裕紀人/相沢郁 統計イチオシ
1枠から先行する確率が高い、キングマンボ系×ディープインパクト系。
⑫エッセレンチ/田辺裕信/蛯名正義
6枠、ディープインパクト系、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑭クイーンオブソウル/津村明秀/林徹
上がりタイム上位、母父サンデーサイレンス系。
<消し条件>
②シルヴァーゴースト/柴田大知/岩戸孝樹
③ディナトセレーネ/横山武史/尾関知人
⑤トーセンローリエ/横山和生/小笠倫弘
⑪スムースベルベット/嶋田純次/手塚貴久
⑬フジラプンツェル/吉田豊/高橋文雅
父または母父がディープインパクト系、サンデーサイレンス系、キングマンボ系でない馬。
④オックスリップ/戸崎圭太/杉山晴紀
⑥オルノア/ルメール/新谷功一
⑦ミスヨコハマ/菅原明良/斎藤誠
⑧ジュエルピーチ/三浦皇成/西村真幸
⑨シルバージュエリー/杉原誠人/加藤士津八
⑩レッドヒルシューズ/酒井学/武英智
⑮ラビュリントス/北海道
⑯コンクシェル/丸山元気/清水久詞
中山芝1600mを走った経験が無い、または前走が1400-1600mでない、
または前走で着外、または前走が新馬戦の馬。
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