2023年3月12日のWIN5レース統計分析

title 個別レース分析
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3/12(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週から中京が開幕。
3場すべて土日ともに好天に恵まれそうです。

▼想定馬場状態

競馬場ダート
阪神
中山
中京

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。

阪神10R 甲南S ダート/2000

<過去10年間のレース統計>
2000mになったのは2014年からで、さらにハンデ戦は2016年から。
2017年以降フルゲートになっておらず、10~16頭と頭数にバラつきがある。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は54-57kg。
最軽量は[0-0-1-7]、最重量は[3-0-1-5]で、重ハンデが強い傾向。
展開/脚質中盤のペースが落ち着きやすく、先行有利。
1コーナー4番手以内が5勝しており、逃げ切りも2回ある。
枠順内枠不利、外枠有利。
1-2枠は連対率0%で、6-7枠が過半数の5勝。
人気1-3番人気で8勝しており、荒れにくい。
血統直近、父または母父サンデーサイレンス系が4連勝中。
WIN5全体でも、サンデーサイレンス系中心に日本系が強いコース。
過去3年の10レースで、父または母父日本系が9勝している。
臨戦過程すべての勝ち馬が前走1800m以上を走っている。

<買い条件>
⑬クロニクル/吉田隼人/田中克典 統計イチオシ

7枠、重ハンデ、先行力上位、サンデーサイレンス系。
⑪シルバーエース/石橋脩/橋口慎介
6枠、先行力上位、日本系。
ハイエンド/鮫島克駿/清水久詞
重ハンデ、サンデーサイレンス系、WIN1で勝鞍が多い騎手。
ショウナンアーチー/斎藤新/松下武士
先行力上位。
ジューンアマデウス/岩田康誠/今野貞一
6枠。
ケイアイシェルビー/藤懸貴志/平田修
日本系産駒。

<消し条件>
コスモセイリュウ/国分恭介/中野栄治
カネコメノボル/北村友一/中尾秀正

最軽量ハンデの馬。
テンカハル/藤岡康太/矢作芳人
モズマゾク/国分優作/杉山佳明
リバプールタウン/角田大河/石橋守

1-2枠の馬。

<阪神/ダート/長距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧トモジャリア/川須栄彦/小笠倫弘

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

中山10R 東風S 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
概ね14頭以上が出走しているが、近年はフルゲートになりにくい。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は55-58kg。
過去10年間で設定された最軽量は53kg、最重量は58kg。
54kg以下は[0-0-2-12]で、軽斤量は不利。
展開/脚質2018年を境に傾向が一変。
2017年までは差し/追い込み有利、4コーナー8番手以降の上がりタイム最速馬が勝利。
2018年以降は先行有利、1コーナー3番手以内が勝利、上がりタイム最速は連対なし。
枠順外枠不利で、7-8枠のみ勝利が無い。
8枠は複勝率が45%あるが、先行できず追い込むが届かない、という競馬になりやすい。
人気1-3番人気が3勝しかしておらず、荒れやすい。
また、7番人気以下4勝、特に二桁人気3勝と、大荒れしやすい。
血統欧州系と日本系が強く、欧州系×欧州系、または欧州系×日本系が8勝。
WIN5全体でも同じ傾向で、近年は特にキングマンボ系が強い。
臨戦過程前走も1600mを走った馬が8勝で有利。
1400m/1800mだった2頭の前走は、いずれも重賞。
3勝クラスからの連勝は2回あるが、前走オープンで負けている馬が主流で、
3戦以上連続着外からの激走が4回ある。

<買い条件>
エピファニー/ルメール/宮田敬介 統計イチオシ
先行力上位、欧州系×日本系、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
ココロノトウダイ/戸崎圭太/手塚貴久
ゾンニッヒ/菅原明良/池江泰寿
キングマンボ系の欧州系×日本系、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
ノルカソルカ/内田博幸/藤岡健一
先行力上位、欧州系×日本系、直近2戦連続で着外。
カイザーバローズ/三浦皇成/中内田充正
直近3戦連続で着外。

<消し条件>
ビターエンダー/横山琉人/相沢郁
アルピニズム/丹内祐次/金成貴史

前走が重賞でない、かつ、1600mでない馬。

<中山/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
④ラインベック/津村明秀/友道康夫
⑦インテンスライト/菊沢一樹/菊沢隆徳
⑪ソロフレーズ/武士沢友治/佐藤吉勝

中京11R 金鯱賞 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2018年以降、出走頭数が13頭を超えておらず、今年も同水準。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は56-58kg。
過去10年間で設定された最軽量は54kg、最重量は58kg。
最重量は4勝している一方で、54kgは[0-1-1-13]。
55kgの[0-2-1-2]と比べても、軽斤量は不利の傾向。
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利。
直近2年は逃げ切り勝ちが続いている。
枠順特に偏りなし。
人気1-3番人気で7勝、特に1番人気が5勝しており、荒れにくい。
10番人気が勝った2年前は、唯一の重馬場。
血統特に偏りが無く、様々な血統構成の産駒が勝っている。
系統ではロベルト系、ディープインパクト系、キングマンボ系が拮抗。
近年はきさらぎ賞/ローズSの代替開催で、重賞施行が増えたコース。
それらの勝ち馬も、すべて上記3系統に該当している。
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で2000m以上を走っている。
2016年以降、前走がG1だった馬が5連勝していたが、直近は白富士S組が2連勝中。

<買い条件>
プログノーシス/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
ディープインパクト系、このコースで勝鞍が多い騎手と厩舎。
フェーングロッテン/松若風馬/宮本博
ヤマニンサルバム/浜中俊/中村直也

先行力上位、ヤマニンサルバムは前走が白富士S。
ポタジェ/岩田望来/友道康夫
ディープインパクト系、前走がG1。
アラタ/横山典弘/和田勇介
ハヤヤッコ/幸英明/国枝栄
ディープモンスター/団野大成/池江泰寿
ワンダフルタウン/和田竜二/高橋義忠
グランオフィシエ/坂井瑠星/久保田貴士

ディープインパクト系またはキングマンボ系。

<消し条件>
マリアエレーナ/松山弘平/吉田直弘
ルビーカサブランカ/西村淳也/須貝尚介

斤量最軽量の馬。
バイオスパーク/森泰斗/浜田多実雄
8歳以上が勝つ確率が低い条件。

阪神11R フィリーズR 芝/1400

<過去10年間のレース統計>
すべて15頭以上が出走し、フルゲート18頭立てが7回と、多頭数で安定。

統計項目傾向
展開/脚質差し/追い込み有利で、3コーナー10番手以降が6勝している。
逃げ切り勝ちは無く、4コーナーで最も前方にいた勝ち馬で3番手。
枠順内枠有利で、1-3枠で8勝している。
2018年以降、6-8枠は連対率0%。
人気1-3番人気で6勝している一方、8番人気以下4勝と、大荒れしやすい。
血統欧州系と日本系が強く、直近はロベルト系を持つ欧州系×欧州系が2連勝中。
日本系ではディープインパクト系の勝ち馬が出ておらず、すべてサンデーサイレンス系。
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で1400-1600mを走っていた。
未勝利/1勝クラスからの連勝が5回。
前走が重賞だった馬は2勝のみで、いずれもG1で二桁着順だった。
創設以来22年間、ダート路線から勝ち馬は出ていない。

<買い条件>
イティネラートル/斎藤新/長谷川浩大 統計イチオシ

1枠、母父欧州系、上がりタイム上位、前走G1で二桁着順。
⑥リバーラ/石橋脩/高柳瑞樹
3枠、サンデーサイレンス系、前走G1で二桁着順。

<消し条件>
ルーフ/藤岡康太/清水久詞
シングザットソング/吉田隼人/高野友和
ブトンドール/鮫島克駿/池添学
サラサハウプリティ/菱田裕二/岡田稲男
ムーンプローブ/北村友一/上村洋行
マルモリディライト/国分優作/石橋守
プウスカンドゥール/角田大河/坂口智康
ランフリーバンクス/武豊/武幸四郎

6-8枠の馬。
ニシノトキメキ/今村聖奈/北出成人
ジョリダム/松田大作/武英智
トウシンカーリン/川須栄彦/杉山晴紀
エコロアイ/池添謙一/森秀行
ジューンオレンジ/富田暁/長谷川浩大

前走が1400-1600mでない、またはダートの馬。

<阪神/芝/短距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②イコノスタシス/古川吉洋/古賀慎明
⑦ポリーフォリア/藤岡佑介/鈴木伸尋
⑩トラベログ/北村宏司/岩戸孝樹

中山11R アネモネS 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
すべて12頭以上が出走し、14頭以上が8回で多頭数安定。

統計項目傾向
展開/脚質先行有利だが、捲りも決まっている。
2コーナー通過は先頭から12番手まで幅広いが、
4コーナーでは4番手以内が9勝と、直線一気は決まりにくい。
枠順3-7枠で9勝しており、6枠が4勝で特に多い。
1枠は逃げた馬の連対率が高い。
人気1-3番人気で7勝していて荒れにくいが、
それ以外は6-8番人気が勝っており、下位人気もある。
血統ディープインパクト系、サンデーサイレンス系、キングマンボ系が主流のレース。
これらの掛け合わせによる日本系×欧州系が5勝している。
WIN5全体でも同じ傾向で、今年に入ってもこの傾向は変わっておらず、
1月にこのコースで行われた3レースはすべて、
父/母父がディープインパクト系またはキングマンボ系。
臨戦過程13年連続で、中山芝1600mを走った経験のある馬が勝っている。
距離を問わず中山で走った経験の無い馬だと、2003年以降勝っていない。
すべての勝ち馬が前走で1400-1600mを走っている。
前走で着外だった馬は、2010年以降勝っていない。
さらに、その2010年の勝ち馬も前走は重賞であり、
重賞以外で着外から臨戦した馬は、1998年以降勝っていない。
勝ち馬の最少キャリアは2戦で、創設以来31年間、新馬勝ちから連勝は無い。

<買い条件>
スピードオブライト/石川裕紀人/相沢郁 統計イチオシ
1枠から先行する確率が高い、キングマンボ系×ディープインパクト系。
⑫エッセレンチ/田辺裕信/蛯名正義
6枠、ディープインパクト系、このコースで勝鞍が多い騎手。
クイーンオブソウル/津村明秀/林徹
上がりタイム上位、母父サンデーサイレンス系。

<消し条件>
シルヴァーゴースト/柴田大知/岩戸孝樹
ディナトセレーネ/横山武史/尾関知人
トーセンローリエ/横山和生/小笠倫弘
スムースベルベット/嶋田純次/手塚貴久
フジラプンツェル/吉田豊/高橋文雅

父または母父がディープインパクト系、サンデーサイレンス系、キングマンボ系でない馬。
オックスリップ/戸崎圭太/杉山晴紀
オルノア/ルメール/新谷功一
ミスヨコハマ/菅原明良/斎藤誠
ジュエルピーチ/三浦皇成/西村真幸

シルバージュエリー/杉原誠人/加藤士津八
レッドヒルシューズ/酒井学/武英智
ラビュリントス/北海道
コンクシェル/丸山元気/清水久詞

中山芝1600mを走った経験が無い、または前走が1400-1600mでない、
または前走で着外、または前走が新馬戦の馬。

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