2024年6月9日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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6/9(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週から函館が開幕。
京都は雨予報で、馬場の悪化が想定されます。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
函館
東京
京都良~稍重良~稍重

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計23181713

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

京都10R 安芸S ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2020年からで、2021年/2022年は5回開催で施行
過去10年間で、京都開催は無し

使用コースとの関連が強い、枠順/展開/血統/人気については、2023年以降の3勝クラス全6レース
斤量は、昨年の安芸Sと、参考レースの中でハンデ戦の3レース
臨戦過程は、例年の3回阪神3勝クラス/ダート/1200mのレースを対象に分析した

統計項目傾向
斤量設定斤量52-58kg、勝ち馬斤量54-57kg
57kgが[2-0-0-2]と圧倒的な勝率を誇るが、それ以外の連対4頭は54-55kgが占めている
53kg以下は[0-0-0-12]で、軽ハンデ不利
枠順出走頭数は13~16頭、13頭は1回だけで、ほかすべてフルゲート
外枠有利で、勝ち馬すべて5-8枠
8枠が最多3勝で半数を占める
しかし、7枠は連対率0%、2着は1-3枠が5回など、内枠不利というわけでもない
4枠も連対率0%だが、3着は3回あり、7枠よりは強い傾向
展開/脚質参考6レースは良馬場3回、重馬場3回だが、
良馬場で先行有利、道悪で差し有利の傾向
良馬場の勝ち馬は3コーナー2-3番手、上がりタイム4-5番手
重馬場の勝ち馬は3コーナー6-7番手、上がりタイム1-2番手
血統欧州系と米国系が拮抗しており、
種牡馬系統でもミスプロ系とノーザンダンサー系が拮抗している
日本系は、母父サンデーサイレンス系が3頭で、父系には0頭
重馬場が3回あり、その内2回をミスプロ系×サンデーサイレンス系が勝っている
父/母父ノーザンダンサー系が勝っているのは良馬場だけ

今年に入っても、良馬場だった大和Sではストームキャット系産駒、
稍重だった松風月Sではキングマンボ系産駒と、クラスは違えど共通の傾向
臨戦過程前走で3着だった馬が3勝しているが、すべて1400mのレース
反対に、1200mだった馬はすべて4着以下
走ったレースはすべて異なり、コースも分散していて、目立った偏りなし
人気3番人気以上が5勝しており、荒れにくい
下は5番人気までで、大荒れもしにくい

<良馬場の場合>
イチネンエーグミ/松若風馬/茶木太樹 統計イチオシ

<道悪の場合>
⑫サザンエルフ/田口貫太/中川公成 統計イチオシ

<買い条件>
◯5枠/6枠/8枠
・良馬場の場合
 ◯先行力上位
 ◯父/母父ノーザンダンサー系の血統構成
・道悪の場合
 ◯上がりタイム上位
 ◯父/母父ミスプロ系の血統構成
◯前走が1200mかつ、5着以下
◯前走が1400mかつ、3着
◯1レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-2番人気

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖4枠/7枠
✖父/母父いずれもミスプロ系/ノーザンダンサー系でない、かつロベルト系産駒でない
✖前走2着以内
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

東京10R 夏至S ダート/1600

<過去10年間のレース統計>
2015年/2016年のみ1400mで施行
その2年間の3回開催では、2015年ヴィクトリアRC賞、2016年麦秋Sが同条件のレース
この2レースに置き換えた上で、過去10年間を対象に分析
出走頭数は12~16頭
12頭立ては1回だけで、それ以外はすべて14頭以上

統計項目傾向
枠順全体では1-4枠が6勝、特に3-4枠で5勝だが、直近は8枠が2連勝中
ただしその2年間も、2着は2枠/4枠で、
1-4枠が連対していないレースは2018年の1回だけ
8枠が1着を取ったことで、すべての枠が連対している
展開/脚質前傾ラップと後傾ラップの出現頻度がほぼ同じ
上がりタイム最速が5勝で、位置取りは3コーナー4-9番手
この5頭は1-5枠で、内枠/差しが勝ちパターン
残る5頭はすべて上がりタイム4番手で、位置取りは3コーナー2-6番手
この5頭は4-8枠で、外枠/先行が勝ちパターン
血統米国系有利で、米国系産駒が6勝、母父も含めると8勝
ミスプロ系とノーザンダンサー系が双璧で、上記の2系統を持たない勝ち馬は1頭だけ
日本系は父に2頭、母父に2頭だけだが、
この内3頭が稍重以下の馬場状態で勝っている

WIN5全体のコース傾向では、馬場状態による違いは特に目立たない
ミスプロ系とノーザンダンサー系が強い傾向は同じ
臨戦過程前走も東京を走った馬が7勝
残る3頭も中京/新潟で、すべての勝ち馬が左回りを走っていた
距離延長は、新潟1200mからの1頭だけ
前走で東京を走った7頭の内、2頭は2100mからの距離短縮
人気1番人気が最多4勝している一方で、6番人気以下も4勝しており、やや極端な傾向
上位人気は差し、下位人気は先行して勝ちやすい傾向

⑥ウェイワードアクト/戸崎圭太/田中博康 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-5枠かつ、上がりタイム上位
◯6-8枠かつ、先行力上位
◯キングマンボ系産駒/ストームキャット系産駒
◯前走が東京
◯2レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-3番人気かつ、上がりタイム上位
◯6-9番人気かつ、先行力上位

<消し条件>
✖父/母父がいずれもミスプロ系/ノーザンダンサー系でない、かつエーピーインディ系産駒でない
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が左回りでない
✖東京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下

函館11R 函館SS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
2021年のみ札幌で施行
出走頭数は7~16頭
7頭になったのは1回だけで、フルゲート16頭立てが7回

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量50-58kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +2kg[2-0-1-6]
 +1kg[1-0-1-22]
 定量 [7-10-8-94]
2022年までは、50kgで出走できた3歳牝馬は[3-0-1-4]だったが、
52kgに増えた昨年は[0-0-0-3]だった
斤量加算馬で3着以内に入っているのは牡馬のみで、牝馬は[0-0-0-8]
枠順外枠有利で、8枠が2勝/2着3回で連対5頭は最多
6-7枠も合わせて5頭が連対している
内に行くほど不利な傾向で、
1-2枠はそれぞれ連対1回ずつ、かつ先行した場合のみ連対している
展開/脚質逃げ有利で、3コーナー3番手以内が6勝、先頭で通過した馬が最多の3勝
昨年、10番手以降で通過した馬が勝ったのは8年ぶりだった
血統欧州系産駒と日本系産駒が4勝ずつで、
掛け合わせも欧州系×日本系が6勝で過半数
欧州系産駒はキングマンボ系3頭、残る1頭もフォーティナイナー系で、ミスプロ有利
日本系産駒は2021年/2022年とディープインパクト系が2連勝しているが、
全体ではサンデーサイレンス系×欧州系の掛け合わせが5頭で主流
臨戦過程前走も重賞を走った馬が7勝
特に距離短縮の4頭はすべて重賞からで、3歳馬3頭はすべて桜花賞から
直近は前走で3着以内だった馬が4連勝中
人気4番人気以下が5勝しており、荒れやすい
二桁人気の連対も4回あり、特に外枠の逃げ馬が穴を開けやすい

アサカラキング/斎藤新/斎藤誠 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯逃げ脚質
◯欧州ミスプロ系産駒
◯日本系×欧州系の血統構成
◯前走オープンクラスで3着以内
◯3レース目、または函館/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1/3/5番人気

<消し条件>
✖牝馬/斤量56kg以上
✖1-2枠かつ、先行できる確率が低い
✖G3を勝つ確率が低い9歳以上
✖函館/芝/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下

京都11R 三宮S ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
オープンクラスの1800m戦になったのは2020年からで、京都開催実績は無し

使用コースとの関連が強い、枠順/展開/血統については、2023年以降のオープンクラス全7レース
参考レースの出走頭数は11~16頭
斤量/臨戦過程/人気は、三宮Sの過去4回分を対象に分析

統計項目傾向
斤量設定斤量52-58kg、勝ち馬斤量54-58kg
過去4回すべて勝ち馬斤量が異なり、2着3着も幅広く分散している
枠順内枠不利で、1枠は0勝で2着1回、2枠も連対率0%
3枠は1勝しているが、それ以外の6レースでは複勝率0%
4枠の連対率が最も高く、頭数に依らず有利な傾向
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、最速が4勝
鳳雛Sを除く古馬混合5レースは差し有利で、1コーナー5番手以降が4勝している
血統ストームキャット系産駒が4勝で過半数を占める
WIN5全体でも、条件戦ではサンデーサイレンス系やキングマンボ系が強いが、
オープンクラスになると米国系が圧倒している
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で3着以内で、昇級初戦の連勝もある
2着馬も合わせて見ると、前走で走った距離はすべて1800m以上
アンタレスSから3頭、平安Sから2頭で過半数を占めて、
特に前走がアンタレスSだった3頭はすべて、前走着順が3着
人気1番人気と2番人気が2勝ずつしている
2着もほぼ2,3番人気で、6番人気以下は連対なしと、非常に荒れにくい

デシエルト/岩田康誠/安田翔伍 統計イチオシ

<買い条件>
◯4枠
◯上がりタイム上位
◯ストームキャット系産駒
◯4レース目、または京都/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-2番人気

<消し条件>
✖1-2枠
✖欧州系産駒かつキングマンボ系でない
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が1800m未満
✖前走が4着以下
✖京都/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

東京11R エプソムC 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭
16頭以上が7回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量54-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[0-0-1-2]
 +2kg[0-1-0-8]
 +1kg[0-2-2-10]
 定量 [10-7-7-110]
2011年から定量馬が13連勝中
斤量加算馬は直近3年[0-0-0-8]と特に苦戦
+2kg以上に限ると2017年以降の複勝率0%
枠順外枠有利で、5-8枠が8勝
8枠3勝、連対5頭はいずれも最多だが、頭数が減ると中枠が有利
12~14頭立ての3回では、連対6頭中、4-6枠が5頭を占める
内枠は不利で、2枠/4枠が0勝
直近3年は1-4枠の連対なし
展開/脚質馬場状態と出走頭数、それぞれに相関する傾向がある
・馬場状態
道悪は先行有利で、3回すべて2コーナー3番手通過が勝っている
それ以外の7回では上がりタイム2番手以内が5勝で、差し/追い込みも決まる

・出走頭数
頭数が減ると先行有利で、14頭以下はすべて2コーナー3番手以内が勝っている
過去10年で2回ある逃げ切りも、どちらも14頭以下の場合に発生している
血統父か母父がキングマンボ系、またはフォーティナイナー系が5連勝中

良馬場5回では日本系産駒が4勝で、特にディープインパクト系が3勝
また、父/母父が米国系の4頭はすべて、良馬場の場合に勝っている

稍重以下5回では欧州系産駒が4勝で、その内3頭が母父も欧州系
種牡馬系統はロベルト系とキングマンボ系が二分している
臨戦過程前走も東京を走った馬が有利で、
1400-2000mと幅広い距離から、直近8年で6勝している
1600m以下から距離延長の場合はすべて、前走が重賞
連勝は3勝クラス/オープン特別からのみで、重賞連勝は無い
人気上位人気があまり強くないが、大荒れもしにくい
3番人気以上が6勝、4-5番人気が3勝
昨年、5年ぶりに2番人気以上が連対した
二桁人気の連対は無い

⑯グランディア/三浦皇成/中内田充正 統計イチオシ

<買い条件>
◎8枠
◯7枠
◯上がりタイム上位
◯日本系産駒
◯前走も東京
◯5レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-5番人気

<消し条件>
✖斤量加算馬
✖2枠/4枠
✖前走が1800m未満かつ、重賞でない
✖東京/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

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