2024年6月16日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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6/16(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

東京は土曜夜に雨がありそうですが、日曜午後には良馬場の想定。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
函館
東京
京都

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計1622238

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

京都10R 天橋立S ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
新設レース
コース傾向は、2023年以降の3勝クラス、全8レースを対象に分析
臨戦過程は、例年この時期に阪神で施行されている3勝クラスを対象に分析
出走頭数は13~16頭
15頭以上が6回で多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順3着以内24頭の内、17頭が偶数枠
奇数枠では、3枠のみ2勝/2着1回だが、それ以外は概ね偶数枠が有利
展開/脚質極端な展開になりやすい
1コーナー2番手以内と、10番手以降が3勝ずつしている
全体では4番手以内が5勝で過半数を占めて、やや先行有利の傾向
1コーナーを5-9番手で通過した勝ち馬がいない
血統すべての勝ち馬の父/母父が、大系統サンデーサイレンス系かキングマンボ系
サンデーサイレンス系を持つ5頭の掛け合わせ相手は、米国系が4頭
キングマンボ系の相手は分散している

米国系産駒3頭の内、2頭はエーピーインディ系
かつ、母父がサンデーサイレンス系
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で1800m以上を走っている
昇級初戦の連勝は無く、同クラスで入着していた馬が7頭
人気1番人気が4勝している一方で、直近は二桁人気が2連勝中
二桁人気の2頭は、逃げ/追い込みと極端な位置取りから勝っている
全レースで3番人気以上が連対しており、上位人気の安定感もあるが、大荒れ要素がある

③キュールエフウジン/荻野極/中尾秀正 統計イチオシ

<買い条件>
◯偶数枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯日本系×米国系の血統構成
◯キングマンボ系産駒
◯前走が3勝クラスかつ、5着以内
◯1レース目、または京都/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖父/母父がいずれも日本系/キングマンボ系でない
✖前走が1800m未満
✖京都/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖16頭立てで勝つ確率が低い13番人気以下

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

東京10R 相模湖特別 芝/1400

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は11~16頭
16頭になったのは1回だけで、それ以外はすべて11~13頭

統計項目傾向
枠順外枠有利で、7-8枠が直近3連勝を含む6勝
それ以外は3枠が2勝、1枠が1勝/2着2回で、中枠が苦戦傾向
展開/脚質極端な展開になりやすい
2017~2021年にかけて、3コーナー2番手以内が5連勝
この5年間は稍重3回/不良1回で、馬場状態による有利不利もありそう
それ以外の5回はすべて良馬場で7-9番手、特に9番手通過が4勝している

また、枠順との相関も強い
外枠からは先行も追い込みも決まっているが、
1-3枠の勝ち馬3頭はすべて先行している
血統父/母父が大系統ミスプロ系が、直近4連勝を含む6勝
父の場合はすべて欧州キングマンボ系、母父の場合はすべて米国ミスプロ系

WIN5全体でも欧州系有利のコース傾向だが、
下級条件ほど日本系産駒が勝ちやすいのはこのレースと共通
近年は特に、ディープインパクト系/キングマンボ系/ロベルト系の3系統が、
勝ち鞍を分け合っている
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で1400mか1600mを走っていて、
距離短縮はすべて中山1600mのオープンクラスから
前走が1400mは7頭で、その内6頭が前走も東京1400m
昨年、東京以外の1400mから勝ち馬が出たのは、2010年以来13年ぶりだった
人気2013年から3番人気以上が9連勝していたが、直近2年は7番人気/8番人気と荒れている
この2頭は、良馬場/7枠/3コーナー9番手以降から追い込みの、3点が共通点

⑩ダンディジャック/原優介/佐藤吉勝 統計イチオシ

<買い条件>
◯7-8枠
◯上がりタイム上位
◯父/母父がミスプロ系の血統構成
◯ディープインパクト系/キングマンボ系/ロベルト系の産駒
◯前走も東京/芝/1400m
◯2レース目、または東京/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-3番人気
◯7番人気以下かつ、7-8枠かつ、差し/追い込み脚質

<消し条件>
✖1-3枠かつ、先行する確率が低い
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が1400m未満/1600m超
✖東京/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

函館11R UHB杯 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
3勝クラスになったのは2020年からで、2021年のみ4週目にダート1700mで施行されている
2021年分は、同条件レースとして函館日刊スポーツ杯の結果を参照
2019年以前は開幕2週目までに3勝クラスが施行されていないコースのため、
2勝クラス時代の結果をそのまま参照する

ハンデ戦は2015~2020年の6回だけなので、
直近2年ハンデ戦で施行されているTVh杯の結果も加えて分析する
出走頭数は13~16頭
15頭以上が8回で多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量52-55kg
56kg以上/51kg以下の連対はいずれも2018年以前
TVh杯は54-55kgのみが連対している
最も勝率が高いのは55kgで、連対率では54kgが上回る
枠順内枠有利で、直近6年で1-3枠が5勝
13頭立ての場合に8枠が1勝しているが、それ以外は5枠より内だけが1着
14頭以上だと、7枠は連対率0%、8枠は複勝率0%
展開/脚質特に偏りなし
3コーナー4番手以内と、8番手以降が、5勝ずつしている
発生年の偏りも無く、近年どちらが有利といった傾向も見られない
血統欧州系産駒が3連勝中
2018年以前の勝ち馬はすべて父/母父が米国系だったが、
2019年以降はすべて欧州系に変わり、米国系は1頭だけ
分類の傾向は変化したが、
種牡馬系統はミスプロ系/ノーザンダンサー系有利が共通している
臨戦過程過去4回、連対8頭の前走はすべて異なるレース
昇級初戦が2頭、ダートから臨戦した勝ち馬も1頭いる
走ったコースや条件も様々で、特に偏りなし
人気3番人気以上が6勝している一方で、12番人気が2勝しており、大荒れ要素がある
12番人気で勝った2頭に共通するのは5枠だったことで、
逃げ切りと最後方からの追い込みと、極端な位置取りをしていた

①サトノグレイト/池添謙一/中竹和也 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量54-55kg
◯1-3枠
◯欧州ミスプロ系/ノーザンダンサー系産駒
◯3レース目、または函館/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-3番人気
◯10番人気以下かつ、5枠かつ、逃げ/追い込み脚質

<消し条件>
✖7-8枠
✖父/母父がいずれも欧州系でない血統構成
✖函館/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖16頭立てで勝つ確率が低い13番人気以下

京都11R マーメイドS 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
京都で施行されるのは2006年以来
コース傾向である枠順/展開/血統については、2023年以降、3勝クラス以上から、
2歳/3歳限定戦を除いた全8レースが対象
レース傾向である斤量/臨戦過程/人気は、阪神で施行されている過去10年が対象
参考レースの出走頭数は11~16頭
フルゲートは2回だけで、13頭以下が5回で過半数

統計項目傾向
斤量設定斤量48-56kg、勝ち馬斤量50-55kg
50-51kgが4勝、53-55kgが6勝に分かれており、間の52kgだけ[0-0-0-17]
50-51kgは2018~2021年にかけて4連勝したが、
直近は2年続けて、3着以内を54kg以上が独占している
最重量56kgは昨年が初連対
49kg以下は[0-0-0-9]で複勝率0%
枠順中枠有利で、4-6枠が6勝
特に5-6枠が連対4頭ずつで飛び抜けた連対率を誇る
ただし頭数が増えると、内枠有利/外枠不利の傾向が強まってくる
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
1コーナー2番手以内が5勝
最も後方に位置した馬で16頭立て7番手までで、中団以降からは届きにくい
血統ディープインパクト系、キングマンボ系、ノーザンダンサー系が有利
父系はディープインパクト系4勝、キングマンボ系3勝で二分される
母系はノーザンダンサー系が直近3連勝を含む4勝
臨戦過程パールSが京都で施行されていた2019年までは、
6年で勝ち馬を5頭出す好相性ローテだった
また、その内4頭が前走で負けており、格上挑戦が成功しやすい
パールS組含めて、前走3勝クラスで負けた馬が6頭で過半数を占める
昨年は前走も重賞だった馬が勝ったが、これは12年ぶりだった
人気6番人気以下が7勝、二桁人気も3勝/2着2回で、大荒れしやすい

ベリーヴィーナス/藤懸貴志/鈴木孝志 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量54kg以上
◯4-5枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎ディープインパクト系/キングマンボ系×ノーザンダンサー系の血統構成
◯ディープインパクト系産駒/キングマンボ系産駒
◯前走が3勝クラスかつ、2着以下
◯4レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯6-10番人気

<消し条件>
✖斤量52kg
✖追い込み脚質
✖前走が1800m未満
✖前走がオープンクラスかつ、1着
✖京都/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下

東京11R スレイプニルS ダート/2100

<過去10年間のレース統計>
2019年創設
出走頭数は10~16頭

統計項目傾向
斤量設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量54-58kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[0-0-1-2]
 +2kg[1-0-0-4]
 +1kg[2-1-1-7]
 定量 [2-4-3-42]
勝率では+1kgが圧倒的
ダートのオープンクラスとしては珍しく、牝馬も連対率50%と好走している
枠順頭数が減ると外枠有利で、フルゲートでは偏りが薄れる
10頭/12頭立ての場合、3着以内は5-8枠だけ、特に8枠が3頭で半数を占める
フルゲートの3回では1枠/3枠の1着を始め、2着3着にも内枠が入ってくる
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
1コーナー2番手以内が3勝で、この3回はすべて良馬場の場合
唯一の道悪だった2021年は、最後方からの追い込みが決まっている
血統直近はディープインパクト系×米国系が2連勝中
また、過去5年間で父/母父クロフネが3勝で過半数を占める

WIN5全体では、キングマンボ系産駒と、
母父ヴァイスリージェント系が大半を占めるコース
臨戦過程前走でブリリアントSを走った馬が4勝で圧倒的
単純に該当馬の絶対数が多く確率的なものと言えるが、
連対していた馬と、8着だった馬が2勝ずつしており、逆転も起きやすい
人気4番人気以下が3勝、下は10番人気まであり、荒れやすい
2着3着も荒れやすく、上位人気の信頼度は低い

リチュアル/団野大成/田中克典 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量58kg
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◯前走がブリリアントS
◯5レース目、または東京/ダート/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖父/母父いずれもキングマンボ系/ヴァイスリージェント系でない血統構成
✖東京/ダート/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下

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