6/23(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
3回東京/4回京都が最終週。
どちらも週中から雨が降って、馬場はなかなか悪くなりそう。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
函館 | 良 | 良 |
東京 | 稍重~重 | 重~不良 |
京都 | 重~不良 | 重~不良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
WIN5の現況
5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30以上
過去の当該週 勝ち馬人気合計
開催年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|
合計 | 20 | 15 | 23 | 13 |
出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています
東京10R 甲州街道S ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
2021年創設で、ハンデ戦は2022年から
2020年以前は夏至Sがこの時期に施行されているため、そちらを合算する
出走頭数は12~16頭
12頭になったのは1回だけで、他すべて14頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-57kg、勝ち馬斤量51-56kg 過去2回の3着以内6頭の内、5頭が54kg以上に集中している 2022年に51kgが1着だが、53kg以下は[1-0-0-12]と苦戦傾向 |
枠順 | 2021年以前は1-4枠が7勝しており圧倒的な内枠有利だったが、 直近2年は7-8枠が勝ち、やや傾向が変化している 2021年以降の夏至Sも同様の変化を辿っており、2022年/2023年と8枠が2連勝したが、 今年はまた2枠が勝利している |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー4番手以内が3連勝中 差しも決まっていた夏至Sでも7番手通過までで、後方からは届きにくい |
血統 | 米国系産駒が7勝で有利 父が米国系でない勝ち馬はすべて日本系×欧州系の血統構成 登場する日本系はすべてサンデーサイレンス系 WIN5全体でも米国系有利で、特にノーザンダンサー系とエーピーインディ系 条件戦ではキングマンボ系産駒の勝ち鞍も増えている |
臨戦過程 | 夏至Sでは前走も東京を走った馬が圧倒的だったが、 甲州街道Sでは新潟/中京から距離短縮してきた馬が2勝している また、すべての勝ち馬が前走で左回りを走っている 距離短縮が強い傾向は夏至Sと共通しており、 唯一距離延長している勝ち馬は、東京1400mのBSイレブン賞から |
人気 | 1番人気が最多4勝している一方で、 6番人気以下も3勝しており、1番人気が負ける場合はやや大きく荒れる傾向 |
③ラックスアットゼア/内田博幸/斎藤誠 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量55-56kg
◯1-4枠
◯先行力上位
◎米国ノーザンダンサー系産駒
◯米国系産駒/キングマンボ系産駒
◯前走がダート/1600m超
◯1レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1番人気/4-8番人気
<消し条件>
✖追い込み脚質
✖前走が1600m未満かつ、東京でない
✖東京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
京都10R サイレンススズカC ダート/1400
<過去10年間のレース統計>
今年は記念競走枠になった花のみちS
その花のみちSも、この条件で施行されているのは2022年からで、それ以前は、
2021年は中京で清洲S、2020年は大阪スポーツ杯、2019年以前は対象レース無しと、
この時期の3勝クラス/ダート1400mは、近年になって対象レースが増えている
コース傾向である、枠順/展開/血統は、2023年以降の3勝クラス全6レース
レース傾向である臨戦過程は、前出の2020年以降の4レース
人気は、コース傾向とレース傾向を合わせて分析する
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 参考レースの出走頭数は12~16頭、12頭立ては1回だけで概ね多頭数 特定の枠が好走しやすく、3着以内18頭の内、5枠5頭、2枠4頭、1枠/8枠3頭 内外の偏りはあまり見られない 3枠のみ複勝率0% |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー4番手以内が5勝 直近の高瀬川Sで初めて、10番手通過、上がりタイム最速が勝利している |
血統 | 特に偏りなし WIN5全体でも勝ち馬の血統構成が非常に分散しているコース 分布としては欧州血統を持つ勝ち馬が多く、父/母父いずれも欧州系でない場合は、 日本系×米国系が大半で、父米国系のパターンが少ない 種牡馬系統ごとに見るとやや特徴がある ・日本系はすべて父系で、母父日本系の勝ち馬は出ていない ・ノーザンダンサー系の勝ち馬は、父/母父いずれもノーザンダンサー系 |
臨戦過程 | 直近2年の連対4頭は、BSイレブン賞/麦秋Sから2頭ずつ どちらも前走で着順が下だった方が1着、上だった方が2着になり、逆転している また、この4頭はすべて、前々走は阪神1400mを走っている |
人気 | 勝ち馬すべて4番人気以上で、非常に荒れにくい 2着まで見ても、20頭の内18頭を4番人気以上が占めている |
④カミーロ/幸英明/石橋守 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-2枠/5枠/8枠
◯先行力上位
◯前走が東京1400mかつ、前々走が阪神
◯2レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-4番人気
<消し条件>
✖3枠
✖米国系×日本系の血統構成
✖前走が1400m超
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖8番人気以下
函館11R 大沼S ダート/1700
<過去10年間のレース統計>
2021年のみ札幌で開催
出走頭数は10~14頭
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-59kg、勝ち馬斤量56-57kg 加算斤量別の着度数は以下の通り +3kg[0-1-0-1] +2kg[0-3-1-7] +1kg[3-0-2-25] 定量 [7-6-7-59] 勝率では定量と+1kgが拮抗している 牝馬は0勝だが[0-2-1-5]で、特に不利なわけではない |
枠順 | 外枠有利で、頭数が減ると内枠の不利が弱まる傾向 13頭以上の5回は勝ち馬すべて5枠より外で、7-8枠が3勝で過半数 12頭以下の場合、2枠2勝/3枠1勝と、内枠にチャンスが出てくる 1枠は頭数に依らず複勝率0%で不利 |
展開/脚質 | 先行有利で、1コーナー4番手以内が7勝 残る3回は追い込み/捲りが決まっており、中団を追走して差した勝ち馬がいない |
血統 | 欧州系産駒が3連勝中 2020年以前は米国系優勢だったが、傾向が変化している 種牡馬系統で見ると、欧州系/米国系に共通して、 ミスプロ系とノーザンダンサー系が有利な傾向 |
臨戦過程 | 前走で着外に負けていた馬が7勝で有利 走っていた距離は1400m-2100mまで幅広く、前走も1700mを走った勝ち馬は居ない |
人気 | 4年ごとに6番人気以下が勝ち、定期的に荒れている 1番人気は直近4年の複勝率0%で、2-3番人気の方が強い傾向 荒れる場合は、前走で二桁着順だった馬が、先行して勝っている |
⑭ルコルセール/佐々木大輔/堀宣行 統計イチオシ
<買い条件>
◯5-8枠
◯先行力上位
◎欧州ミスプロ系/ノーザンダンサー系産駒
◯父/母父がミスプロ系/ノーザンダンサー系の血統構成
◯前走が7着以下
◯3レース目、または函館/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2-3番人気
<消し条件>
✖1枠
✖欧州系×欧州系かつ、ノーザンダンサー系でない血統構成
✖父/母父がディープインパクト系の血統構成
✖函館/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下
東京11R パラダイスS 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
2018年まで別定戦で、2019年以降がハンデ戦
出走頭数は9~16頭
10頭以下も2回あるが、直近4年は15頭以上が続いている
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量50-57kg、勝ち馬斤量53-54kg 56kg以上は[0-0-1-9]で連対率0% 軽ハンデ有利だが、51kg以下は[0-0-0-4] 連対10頭が52-55kgに集中している |
枠順 | 2枠が3年連続連対中で、この3年間で6枠が2勝 それ以前は5枠が5年連続連対など、特定の枠が強い状態が続きやすい 外枠は常に不利で、8枠は連対率0% 7枠も、昨年の2着が10年ぶりの連対だった |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 1コーナー4番手以内が7勝で、逃げ切りが4回ある 上がりタイム最速は0勝 |
血統 | 馬場状態で傾向が異なる 良馬場では欧州系と米国系が有利で、 特に欧州系×欧州系、米国系×米国系の掛け合わせは、良馬場でのみ勝っている 稍重以下では日本系が有利で、5回中、父日本系が3勝、母父日本系が1勝 位置取りとの関連もあり、ハンデ戦になって以降、 差して勝っている2頭はいずれもディープインパクト産駒 秋のオーロCの結果と合わせて見ても、 先行して強い欧州系、差して強い日本系という傾向は共通している |
臨戦過程 | 前走は重賞が4頭、オープン特別/リステッドが4頭、3勝クラスが2頭 重賞だった4頭はすべて8着以下に負けていて、二桁着順が3頭 2F以上の距離延長/短縮は、韋駄天Sからの1頭のみ 前走で1400m以上を走った馬が8勝しており、距離延長は不利な傾向 |
人気 | 2-3番人気で5勝しているが、1番人気は9連敗中 二桁人気が2勝/2着2回で、大荒れ要素もある 荒れる場合もほぼ先行馬で、上位人気なら差しも決まっている |
④ドロップオブライト/小沢大仁/福永祐一 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量53-54kg
◯2枠/6枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位かつ、欧州系産駒
◯父/母父日本系の血統構成
◯4レース目、または東京/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気
<消し条件>
✖斤量56kg以上
✖7-8枠
✖前走が1600m超
✖前走が重賞かつ、5着以内
✖東京/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下
京都11R 宝塚記念 芝/2200
<過去10年間のレース統計>
京都開催は2006年以来
オープンクラスは通常、京都記念/京都新聞杯/エリザベス女王杯のみが施行されるコースのため、
コース傾向である枠順/展開/血統は、上記3レースの直近10回分が対象
レース傾向である臨戦過程/人気は、当レースの過去10回分が対象
参考レースの出走頭数は10~18頭
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 京都競馬場リニューアル前は外枠有利、リニューアル後は内枠有利 2020年までの6レースでは、6枠7枠が2勝ずつしていた 2023年以降、特に直近の3レースは、 3着以内9頭の内、1-3枠が7頭を占める圧倒的な内枠有利 6-8枠は複勝率0% リニューアル前から通算して8枠は連対率0%で、 5枠はリニューアル前後通して好走している |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム2番手以内が8勝 逃げ切りは無く、1コーナー3-5番手が6連勝中 |
血統 | ディープインパクト系が圧倒的に有利 リニューアルを跨いだ直近5レースで、ディープインパクト系産駒が4勝 残る1頭も母父ディープインパクト この内3頭がノーザンダンサー系との掛け合わせ キングマンボ系産駒が3勝で続くが、母父はすべて日本系 |
臨戦過程 | 前走で2000m以上のG1を走った馬が7連勝中 特に直近4年は前走でも連対しており、実績上位馬がその通りに走りやすい 前走がG1でなく3着以内になった馬は6頭で、その内5頭が目黒記念/鳴尾記念から 昨年、この2レース以外から臨戦した馬が連対したのは13年ぶりだった この6頭はすべて前走4着以上で、2015年以降はすべて連対している |
人気 | 実績上位馬が実力通りに勝ちやすい傾向から、2番人気以上が4連勝中 2018年以前には6番人気以下も3勝しているが、 基本的に前走がG1でなかった馬が勝って荒れやすい |
②ジャスティンパレス/ルメール/杉山晴紀 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠
◯上がりタイム上位
◎父/母父ディープインパクト系の血統構成
◯キングマンボ系/ノーザンダンサー系×日本系の血統構成
◎前走が2000m以上のG1かつ、3着以内
◯前走がG1
◯5レース目、または京都/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-3番人気
<消し条件>
✖8枠
✖追い込み脚質
✖G1を勝つ確率が低い7歳以上
✖前走がG1以外かつ、3着以下
✖京都/芝/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下
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