2024年6月30日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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6/30(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

2回福島/3回小倉が開幕。
小倉は週中から雨続きで、道悪での開幕になりそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
函館
福島
小倉稍重~重重~不良

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計26161217

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

小倉10R 薩摩S ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
例年はこの時期に小倉開催が無いため、
3歳以上/ダート/1700mの直近10レースを対象に分析する
出走頭数はすべて14頭以上

統計項目傾向
枠順中枠有利で、3-6枠が直近4連勝を含む8勝
1-2枠はそれぞれ連対1回ずつだけ
8枠は連対率0%で、端に寄るほど不利な傾向
展開/脚質差し/追い込み有利で、1コーナー7番手以降が7勝
逃げ切りは無く、勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内
血統父/母父に米国系を持つ勝ち馬が8頭
次いで、日本系が6頭で、欧州系はマイナー
掛け合わせも米国系×日本系が5頭で半数を占める
米国/欧州血統で、種牡馬系統の偏りは特になし
日本系はすべてサンデーサイレンス系
人気2番人気が5勝しているが、1番人気は連対2回だけ
3番人気も1着なしの連対1回だけと、上位人気では2番人気だけが強い傾向
6番人気以下が4勝、二桁人気の連対も2回あり、荒れやすい

タガノエスコート/川田将雅/小林真也 統計イチオシ

<買い条件>
◎3-4枠
◯5-6枠
◯差し/追い込み脚質
◎米国系×サンデーサイレンス系の血統構成
◯米国系産駒/サンデーサイレンス系産駒
◯1レース目、または小倉/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気/5-7番人気

<消し条件>
✖1枠/8枠
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖小倉/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

福島10R いわき特別 ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
ダート戦になったのは2021年からで、開幕週に施行されているのは2023年から
2019年以前は猪苗代特別が施行されていた条件なので、2020年のみ2週目の天の川賞を参照する
出走頭数は8~15頭
フルゲートが7回だが、フルゲートにならない場合は12頭以下

統計項目傾向
枠順2-3枠が5勝、6-7枠が4勝と、特定の範囲に1着が集中しているが、
フルゲートでない場合はそれに当てはまらない
全体的に見て、内外の偏りは特になく、
すべての枠が連対しており、目立った不利傾向も無い
展開/脚質先行有利で、1コーナー4番手以内が8勝
12頭以下の場合はすべて2番手以内で、
5番手以降が勝っているのはフルゲートの場合のみ
頭数が減るほど先行有利
血統馬場状態で傾向が異なる
良馬場では日本系有利
4レース中、父日本系が3勝、母系日本系が1勝
良馬場以外も含めて、登場する日本血統はすべてサンデーサイレンス系

稍重以下ではノーザンダンサー系有利
6レース中、父ノーザンダンサー系が3勝、母父で2勝

WIN5全体のコース傾向では、
このレースほど馬場状態による偏りは無いが、
サンデーサイレンス系とノーザンダンサー系有利は一致している
臨戦過程2018~2022年にかけて、前走で連対している3歳馬が5連勝
2018-2019年は昇級初戦が連勝で、
2020-2022年はオープンクラスで2着だった馬が勝っている
前走で東京を走った馬が7頭で、2018年以降はすべて1600m
地方でJRA交流を勝ってきた1頭を除けば、前走は東京か中山だけ
人気2番人気以上が、直近4連勝を含む6勝
下は5番人気まで
3番人気以上から2頭連対したレースが5回で、
そうでない5回もすべて1番人気が連対しており、上位人気の信頼度は高い

サノノエスポ/田辺裕信/中舘英二 統計イチオシ

<買い条件>
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◯サンデーサイレンス系産駒
◯父/母父ノーザンダンサー系の血統構成
◯前走が東京/ダート
◯2レース目、または福島/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3番人気以上

<消し条件>
✖追い込み脚質
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖福島/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖6番人気以下

函館11R 巴賞 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は8~16頭
昨年のフルゲートは5年ぶりで、10~12頭付近になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量52-59kg、勝ち馬斤量54-59kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[1-0-0-4]
 +2kg[1-0-0-5]
 +1kg[2-5-2-13]
 定量 [6-5-8-61]
牝馬は[2-0-1-7]で、定量馬が2勝
枠順内枠有利で、1-4枠が5連勝中
特に1枠が3勝している一方で、2枠は唯一の連対率0%
しかし少頭数になりやすいことから内枠は絶対数が少ないので、偶然と言えそう
6-8枠は連対率/複勝率が高いが、近年勝ちきれていない
展開/脚質特に偏りなし
4コーナー時点では勝ち馬7頭が4番手以内に進出し、
ラスト1Fは粘り合いになりやすい
それまでのペースや位置取りは様々
血統欧州系×日本系が8勝で有利
特に直近5年でキングマンボ系が4勝している
次いで多いのがノーザンダンサー系で、こちらは特にダンチヒ系が過半数
日本血統はサンデーサイレンス系が多いが、父ディープインパクトも2頭いる
臨戦過程前走で1800-2000mの重賞を走った馬が8勝
昇級初戦の勝ち馬はおらず、すべて前走オープンクラスで3着以下に負けている
重賞からは特に、二桁着順に負けた馬が5頭で過半数
人気フルゲートだった2019年に13番人気が勝って大荒れしているが、
5年ぶりのフルゲートだった昨年は2-1-3番人気の順で入線
全体では2番人気以上で6勝、5番人気までで9勝しており、荒れにくい

デビットバローズ/武豊/上村洋行 統計イチオシ

<買い条件>
◎1枠
◯2-3枠
◎キングマンボ系/ノーザンダンサー系×日本系の血統構成
◯欧州系×日本系の血統構成
◯前走が1800-2000mの重賞
◯3レース目、または函館/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気以上

<消し条件>
✖良馬場で米国系産駒
✖前走がダート
✖函館/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13人気以下

小倉11R 北九州記念 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
例年はCBC賞が施行されるタイミングなので、出走馬の傾向は似通ると考えられる
コース傾向となる枠順/展開/血統は、北九州記念を
レース傾向となる斤量/臨戦過程/人気は、CBC賞を対象に分析する
出走頭数は13~18頭
13頭になったのは1回だけで、フルゲートが8回

統計項目傾向
斤量設定斤量48-58.5kg、勝ち馬斤量48-56kg
57kg以上も[0-2-4-12]で特に不利傾向は無く、
1着から3着まで、設定斤量の範囲内で非常に広く分散している
枠順内外が拮抗しており、特に偏りなし
3-6枠は2着3着が多く、中枠の安定感があるが、
1着回数は1-2枠/7-8枠が多い
展開/脚質追い込みは不利だが、先行/差しで大きな偏りは無い
最も後方に位置した馬で3コーナー11番手まで
3番手以内が4勝、7-11番手も4勝
血統分類/系統/掛け合わせすべて分散しており、目立った偏りが無い
一応の最大派閥は、ノーザンダンサー系を持つ5頭

WIN5全体のコース傾向では、近年、キングマンボ系が有利な傾向
特にオープンクラスでは、キングマンボ系×日本系の勝利数が多い
条件戦ではかなり欧州系有利の傾向だが、
オープンクラスになると母父日本系の勝率が高まる傾向
臨戦過程2013~2017年にかけて、
前走オープンクラスの1400m以上から距離短縮した馬が5連勝していたが
直近は、1200m以下からの臨戦が6連勝している
この6年間は、前走が条件戦だった馬も3頭いて、クラスの傾向も変わってきている
人気直近4年で7番人気以下が3勝しており、大荒れしやすい
この3頭はすべて逃げ切り勝ち
特にフルゲートにならなかった場合に荒れやすく、
17頭以上ではすべて4番人気以上が勝っている

ジャスパークローネ/団野大成/森秀行 統計イチオシ

<買い条件>
◎キングマンボ系×日本系の血統構成
◯キングマンボ系産駒
◯父/母父ノーザンダンサー系の血統構成
◯前走が1200m以下
◯4レース目、または小倉/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2-4番人気
◯7番人気以下かつ、逃げ脚質

<消し条件>
✖追い込み脚質
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が重賞かつ、9着以内
✖前走がオープンクラス/1200mかつ、1着
✖小倉/芝/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖14番人気以下

福島11R ラジオNIKKEI賞 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~16頭
フルゲートが6回で概ね多頭数

統計項目傾向
斤量設定斤量49-57kg、勝ち馬斤量53-56.5kg
53-55kgが5連勝中で、過去10年全体でも[8-10-7-74]で、連対馬のほとんどを占める
52kg以下は[0-0-1-23]で、軽ハンデが不利な傾向
枠順内枠有利で、1-3枠が7勝
直近4年も、1枠と3枠が2勝ずつしている
8枠は2頭連対しているが、どちらも12頭立ての場合で、フルゲートでは連対率0%
7枠も連対1頭だけ、6枠も1着なしの2着が2回だけと、外枠不利の傾向
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が8勝
逃げ切りは1回だけだが、1コーナー10番手以降も2頭と少数派
血統圧倒的な日本系有利
父日本系が9勝だが、サンデーサイレンス系5頭、ディープインパクト系4頭で、
種牡馬系統は拮抗している
母父は欧州系が7頭で、唯一、父日本系でない勝ち馬も、欧州系×欧州系の構成
こちらの種牡馬系統は、ロベルト系/リファール系/キングマンボ系が拮抗している
臨戦過程前走で1800m以上を走った馬が9勝
昨年、距離延長してきた勝ち馬が出たのは11年ぶりだった
勝ち馬を複数出している前走レースは、
プリンシパルSから3頭、白百合S/早苗賞から2頭ずつ
プリンシパルSからの場合は、前走で負けた馬も2頭いるが、最低4着まで
前走も重賞だった勝ち馬は2頭で、こちらはいずれも着外に負けている
全体では、前走も1着だった馬が6頭で過半数を占める
人気直近5年、1-2番人気の連対率が0%で、やや荒れやすい
この5年間は、3番人気が3勝、4番人気が1勝で、大荒れはしにくい
最も荒れた2020年の8番人気は、
過去10年で最も斤量の軽い勝ち馬で53kgが、最内枠から逃げ切っている

ショーマンフリート/菅原明良/手塚貴久 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量53-55kg
◯1-3枠
◯上がりタイム上位
◎日本系×欧州系の血統構成
◯日本系産駒
◯母父ノーザンダンサー系/キングマンボ系の産駒
◎前走が1800m以上かつ、1着
◯前走が1着
◯5レース目、または福島/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3-4番人気

<消し条件>
✖斤量52kg以下
✖欧州系×米国系の血統構成
✖前走が条件戦かつ、2着以下
✖前走が重賞かつ、5着以上
✖福島/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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