2024年7月7日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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7/7(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

函館は金曜から雨で、日曜が本降りといった様相。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
函館重~不良重~不良
福島
小倉

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計12202418

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

小倉10R 耶馬渓特別 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
例年はこの時期に小倉開催が無いため、
3歳以上2勝クラス/芝/1200mの直近10レースを対象に分析する
出走頭数は7~18頭
2022年に少頭数になりやすかったが、直近は多頭数が続いている

統計項目傾向
枠順外枠有利で、8枠が直近3連勝を含む4勝
この4勝はすべて16頭以上の場合で、
反対に、頭数が減ると内枠の連対率が上がってくる傾向
展開/脚質逃げか追い込み、極端な位置取りが強い傾向
3コーナーを3-10番手で通過した勝ち馬は2頭だけ
血統欧州系と日本系が有利
欧州系産駒が7勝しているが、2022年以降は日本系も台頭
掛け合わせは、欧州系×日本系が5頭で半数を占める

父欧州系はキングマンボ系が4頭で、その内3頭がロードカナロア産駒
父日本系の2頭はエイシンヒカリ産駒で、どちらも母父ノーザンダンサー系
また、母父日本系の4頭はすべてサンデーサイレンス系
人気3番人気以上が6勝しているが、
6番人気と9番人気の連対率が高く、大荒れの要素もある

モズトキキ/松山弘平/村山明 統計イチオシ

<買い条件>
◎8枠
◯6-7枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◎キングマンボ系×サンデーサイレンス系の血統構成
◯欧州系×日本系の血統構成
◯1レース目、または小倉/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3番人気以上/6番人気/9番人気

<消し条件>
✖1-2枠
✖サンデーサイレンス系産駒かつ、母父ノーザンダンサー系でない
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖小倉/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

福島10R 天の川賞 ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
2015年創設
2021-2022年は非開催で、いわき特別が同条件で施行されている
また、2014年までは彦星賞が同条件だったため、これらを合わせて過去10年分として分析
出走頭数は10~15頭
フルゲートが7回で、概ね多頭数

統計項目傾向
枠順特に偏りなし
やや、良馬場で外枠有利、道悪で内枠有利の傾向も見られるが、
真逆のパターンになっている年もあり、強い偏りにはなっていない
展開/脚質差し/追い込み有利で、1コーナー8番手以降が7勝
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、最速が6勝で過半数
先行馬は馬場が渋ると良く、
1コーナー4番手以内が勝っている3回は、重馬場2回/稍重1回
血統ノーザンダンサー系とサンデーサイレンス系が有利で、
父/母父がこの2系統でない勝ち馬は1頭だけ
掛け合わせパターンは多様で、馬場状態による偏りも特になし
臨戦過程2019年まで東京の2勝クラスから臨戦してきた馬が強い時期が続いた後、
3歳オープンから臨戦が強い時期に入り、
昨年は7年ぶりに関西圏から臨戦して勝利と、トレンドの過渡期にある
すべての勝ち馬が前走で主場を走っており、特に東京が7頭
走った距離が1600mか1800mでなかったのも、東京1400mからの1頭だけ
前走2着だった馬が6頭で過半数を占め、最も負けて6着までと、
大敗からの巻き返しは起きにくい
人気1番人気が6勝で過半数を占める
3番人気以上の連対率が高く、荒れにくい
5番人気と9番人気が1勝ずつしているが、以下5点が共通している
・良馬場
・外枠(6枠/8枠)
・1コーナー8番手通過から上がり最速
・エーピーインディ系産駒
・前走2勝クラスで6着

ジョージテソーロ/戸崎圭太/嘉藤貴行 統計イチオシ

<買い条件>
◯上がりタイム上位
◯前走が東京/ダート/1400-1600m
◯2レース目、または福島/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3番人気以上

<消し条件>
✖父/母父がノーザンダンサー系またはサンデーサイレンス系でない血統構成
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖福島/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

函館11R 五稜郭S 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
断続的に使用コースが変わっており、過去10年間で1800mは3回だけ
近年、3勝クラス/芝1800mはこのレース以外に番組が無いため、
2021年/2023年の五稜郭Sを中心に見ながら、オープンクラスの巴賞も合わせて分析する
ただし臨戦過程については、1800mと2000mで出走馬の傾向が大きく変わらないと考えられるため、
五稜郭Sの過去10年分をそのまま分析する
出走頭数は8~16頭だが、近年は多頭数になりやすく、
五稜郭S/巴賞ともに14頭以上が継続している

統計項目傾向
枠順6-8枠の連対率/複勝率が非常に高く、五稜郭Sの過去2回も7枠が1着で、
昨年は3着までを6-7枠で占めている
しかし巴賞では内枠の1着回数も多く、内枠の不利傾向はあまり見られない
展開/脚質差し/追い込み有利で、1コーナー6番手以降が5勝
4番手通過が3勝しているが、その内2回は11頭以下の場合なので、
位置取りとしては中団を追走したと言える
血統日本系×欧州系が7勝で有利
父はディープインパクト系が4頭、キングマンボ系が3頭で拮抗
ディープインパクト系の母父はノーザンダンサー系が3頭、
キングマンボ系の母父はすべてサンデーサイレンス系
勝ち馬の父/母父20頭の内、大系統が、
サンデーサイレンス系/ノーザンダンサー系/キングマンボ系でないのは1頭だけ
臨戦過程前走で東京を走った馬が3連勝中
全体でも5頭で半数を占めて、ダートから臨戦した勝ち馬もいる
前走が3勝クラスかオープンだった7頭は、その内6頭が着外に負けている
北海道シリーズを連戦する馬は苦戦傾向で、
2018年に昇級初戦が1勝しているのみ
人気2番人気が5勝で半数を占める
1-2番人気が連対していないレースが1回だけで、上位人気の信頼度は高い
2019年の巴賞のみ13番人気が勝って大荒れしているが、
2020年以降は非常に堅い決着が続いている

キミノナハマリア/鮫島克駿/千田輝彦 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-7枠
◯差し/追い込み脚質
◎ディープインパクト系×ノーザンダンサー系の血統構成
◯大系統サンデーサイレンス系/ノーザンダンサー系/キングマンボ系の掛け合わせ
◎前走が東京1800-2000mかつ、着外
◯前走が東京1800-2000m
◯前走が着外
◯3レース目、または函館/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気以上

<消し条件>
✖函館/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖8人気以下

小倉11R プロキオンS ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
小倉で施行されるのは2021年/2022年に続いて3回目
中京1400mで施行される場合と出走馬の傾向が異なりやすいため、
コース傾向は、小倉で施行された過去2回に、オープン特別8レースを加えた10回分を対象に分析
レース傾向は、小倉で施行された過去2回のみを対象に分析する

統計項目傾向
斤量過去2回の設定斤量56-58kg、勝ち馬斤量いずれも56kg
斤量加算馬は出走4頭で[0-0-0-4]
牝馬の出走は無かった
枠順参考レースの出走頭数は11~16頭で、14頭未満は1回だけ
外枠有利で、5-8枠が8勝
内枠不利だが、2枠だけは1着2回/2着2回と唯一の好成績
展開/脚質差し有利で、1コーナー4-7番手が8勝
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が6勝で過半数
逃げ切りは、最少頭数の11頭立ての年に1回だけ
1コーナー7番手通過が最も後方に位置した勝ち馬で、追い込みは決まりにくい
血統米国系と欧州系が有利で、
父はキングマンボ系とエーピーインディ系が拮抗している
母父も含めると、すべての勝ち馬がノーザンダンサー系かミスプロ系を持つ

小倉で施行された過去2回のプロキオンSに関しても、
2022年は4着馬まで、2021年は5着馬までが該当している
臨戦過程小倉で施行された過去2回の3着までを見ると、
前走から距離短縮が5頭で、特に2100m以上からが3頭で半数を占める
2022年は、スレイプニルSから臨戦した6頭の内、3頭が入着している
また、前走がオープン特別だった3頭は前走で2-4着だったが、
前走も重賞だった3頭は、15-16着に大敗していた
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい
小倉で施行された過去2回も、
 2022年:4-14-12番人気
 2021年:9-14-12番人気
と、3番人気以上が馬券にも絡めず大荒れしている

ヤマニンウルス/武豊/斉藤崇史 統計イチオシ

<買い条件>
◯5-8枠
◯上がりタイム上位
◯キングマンボ系産駒/エーピーインディ系産駒
◯前走が1800m以上
◯4レース目、または小倉/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4-10番人気

<消し条件>
✖1枠
✖追い込み脚質
✖父/母父いずれもノーザンダンサー系/ミスプロ系でない血統構成
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖小倉/ダート/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

福島11R 七夕賞 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~16頭
12頭立てが2回、ほかすべてフルゲート

統計項目傾向
斤量設定斤量48-58.5kg、勝ち馬斤量54-57.5kg
57kgが[6-2-0-21]と過半数を勝ち、連対8頭も断トツの数字
57.5kg以上も[1-1-1-10]で、重ハンデはあまり苦にしない傾向
53kg以下は[0-1-4-27]で、唯一の連対は53kgであり、軽ハンデほど不利な傾向
枠順偶数枠が9連勝中
4枠/6枠で交互に5勝した後、2枠が2連勝、8枠が2連勝と、満遍なく勝っている
奇数枠は3着以内に8頭だけ
その内5頭を1枠/3枠が占めており、こちらは外枠が特に不利な傾向
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向
血統日本系と欧州系が有利で、掛け合わせも日本系×欧州系が7勝
このレースの過去10年では父日本系が優勢だが、
福島記念/福島民報杯の結果と合わせて見ると、2021年以降は圧倒的な欧州系有利
この3レースの2021年以降の勝ち馬9頭の内、8頭が父欧州系
特にキングマンボ系が5頭で過半数を占める
大系統キングマンボ系/ノーザンダンサー系/サンデーサイレンス系以外はレアケース
臨戦過程前走も重賞を走った馬が9勝だが、直近5年はすべて異なるレースから勝ち馬が出ている
前走が重賞でない1頭も含めて、前走1着だった勝ち馬はおらず、5着以下が8頭
人気3番人気以上が7勝しているが、1番人気の連対は2回だけ
3着以内に二桁人気が入ったレースが過半数で、大荒れ要素もある
2018年の11番人気、2022年の6番人気に共通するのは、
斤量54kgで、1コーナー6番手以降から差していること

⑩リフレーミング/丸田恭介/鮫島一歩 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量57-57.5kg
◯2枠/4枠/6枠/8枠
◯上がりタイム上位
◎キングマンボ系産駒
◯ノーザンダンサー系産駒
◯前走が重賞かつ、5着以下
◯5レース目、または福島/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2-3番人気

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖5枠/7枠
✖欧州系産駒でない、かつディープインパクト系産駒でもない
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1着
✖福島/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖12番人気以下

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