2024年7月14日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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7/14(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

函館が最終週。
小倉が開催中にも強い雨が降りそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
函館
福島
小倉重~不良重~不良

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計46172018

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

福島10R 阿武隈S 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
夏の開催で、3勝クラス芝中距離路線の番組は、1800mと2000mで条件が変わりやすい
※斤量はすべてハンデ戦
直近は2020年/2021年が2000mだったが、その前は2012年まで遡る
そのためコース傾向は、2勝クラスを含めた直近10回分を対象に分析する
1800mと2000mで、出走馬の傾向は似通うと考えられるため、
臨戦過程はそのまま過去10年分を分析する
参考レースの出走頭数は8~16頭
フルゲートになったのは1回だけで、10頭付近になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量54-57kg
斤量別の1着回数を見ると54kgの3勝が最多だが、勝率は重ハンデほど上昇する傾向
軽ハンデも極端な不利傾向ではなく、51kg以下は[0-0-0-11]だが、
52kgは[0-3-1-12]と、連対率では54kgを上回る
枠順中枠有利で、3-6枠が直近6連勝を含む7勝
頭数が減るほど内枠有利、増えるほど外枠有利の傾向
10頭未満の3回は、1-4枠だけが連対
6枠より外の連対は、13頭以上の場合に集中している
唯一フルゲートだった2020年の阿武隈Sも、3着まで6-8枠が占めている
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、最速が過半数の6勝
速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向
血統日本系有利で、直近9レースは、父日本系が7勝、母父日本系が2勝
2021年以降は特に、ディープインパクト系有利の傾向
掛け合わせ相手は、分類/系統ともに分散している
臨戦過程特に偏りなし
2000m戦の2020年/2021年に限って見ると、
3着以内6頭の内、前走で2000m以上を走っていた馬が4頭
1800m戦の年を含めても、前走で着外だった馬も多く、
やや荒れやすい要因になっている
人気直近4年は、5番人気が3勝、8番人気が1勝
8番人気は2年連続の連対、二桁人気の連対も2回あり、かなり荒れやすい
1番人気は4勝/2着2回で、上位人気では唯一信頼できる傾向だが、
2番人気は連対率0%、3-4番人気も複勝率15%に留まる
5-8番人気の複勝率が非常に高い傾向

ダノングロワール/原優介/国枝栄 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-6枠
◯上がりタイム上位
◯父/母父ディープインパクト系の血統構成
◯前走4着以下
◯1レース目、または福島/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1番人気/5-8番人気

<消し条件>
✖父/母父いずれも日本系でない血統構成
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖福島/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

函館10R 駒場特別 ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
2021年のみ8月に施行されているため、当週の渡島特別を参照する
出走頭数は9~14頭
10頭以下は2回だけで、概ね多頭数

統計項目傾向
枠順馬場状態で傾向が異なる
直近2年を含めた道悪4回では、1枠が3勝
1枠は、道悪の場合以外は1着が無い
良馬場6回では、6-8枠が4勝

また、頭数でもやや偏りがあり、頭数が減ると外枠有利
12頭以下の4回はすべて、7-8枠が連対している
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、最速が過半数の7勝
1コーナー4番手以内が6勝していて先行有利だが、
直近は2年連続で、1枠の馬が最後方から捲って勝っている
血統米国系有利で、父米国系が5勝、母父米国系が4勝
直近5年は、父/母父サンデーサイレンス系が5連勝中
それ以前も含めて、登場する日本血統はすべてサンデーサイレンス系
欧州血統はマイナーだが、父はキングマンボ系のみ
日本/欧州に比べると米国血統の種牡馬系統は分散しているが、
エーピーインディ系は重馬場でのみ勝っているのが特徴
臨戦過程函館滞在組が非常に強く、
前走もこのコースで1勝クラスを勝った昇級初戦が5勝している
昇級初戦以外も含めると、7頭がこのコースで連戦している
人気1番人気が5勝、4番人気が4勝で、非常に荒れにくい
昨年5番人気以下が勝ったのは、2006年以来18年ぶりだった

テンクウジョー/横山和生/小西一男 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-7枠
◯上がりタイム上位
◯米国系×サンデーサイレンス系の血統構成
◎前走も同コースかつ、昇級初戦
◯前走も同コース
◯2レース目、または函館/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1番人気/4番人気

<消し条件>
✖1-2枠
✖欧州系産駒かつ、キングマンボ系/ノーザンダンサー系でない
✖父/母父ディープインパクト系の血統構成
✖函館/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖9番人気以下

小倉11R 佐世保S 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
例年はこの時期に開催が無いため、
3歳以上3勝クラス/芝1200の、直近10レースでコース傾向を分析する
※2020年以降の佐世保Sを含む
出走頭数は7~18頭
17頭以上は2回だけで、10頭付近になりやすい

統計項目傾向
枠順圧倒的な外枠有利で、7枠5勝、6枠3勝
8枠は1着こそ無いものの、2着5回は最多
3着以内30頭の内、6-8枠が19頭を占めている
内枠は不利で、1枠が連対率0%、3枠は複勝率0%
4枠が2勝、2枠が2着2回で、内枠なら偶数枠の方が良い傾向

※多頭数の傾向
WIN5全体の、同コースで17頭以上だった直近10レースは、
6-8枠が8連勝中で、頭数が増えても外枠有利の傾向
展開/脚質逃げも差しも決まるが、多頭数の追い込みは決まりにくい
3コーナー8番手以降が3勝しているが、すべて13頭以下の場合
17頭以上の2回では、6-7番手通過が勝っている
血統欧州系有利で、父欧州系が5勝、母父欧州系が4勝
種牡馬系統は、キングマンボ系とノーザンダンサー系が拮抗している
掛け合わせ相手は様々で、パターンも分散している
人気二桁人気が3勝しており、大荒れしやすい
2022年からは4レース連続で1番人気が連対してやや落ち着いたが、
直近はまた8番人気が勝って荒れている
人気薄の勝ちパターンは、外枠の差し馬に集中している
反対に、3番人気以上で勝っている5頭は、
その内4頭が3コーナー3番手以内に先行している

ロードラスター/西村淳也/千田輝彦 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯3番人気以上かつ、先行力上位
◯5番人気以下かつ、上がりタイム上位
◯父/母父が欧州系かつ、キングマンボ系/ノーザンダンサー系
◯3レース目、または小倉/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1-3枠
✖小倉/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

福島11R 福島テレビOP 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2020年から
2019年以前はバーデンバーデンCが同条件だが、バーデンバーデンCはハンデ戦のため、
斤量は福島テレビOPだけを対象に分析する
出走頭数は9~16頭
福島テレビOPになってからは4年連続フルゲート

統計項目傾向
斤量設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量54-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +2kg[0-0-0-4]
 +1kg[1-0-0-5]
 定量 [3-4-4-43]
牝馬の定量が[2-3-1-18]で、牡馬を圧倒している
枠順外枠有利で、7枠/8枠が3勝ずつ
5枠より外で8勝している
7-8枠が連対していないレースは1回だけで、その年も3着には8枠
展開/脚質先行有利で、3コーナー4番手以内が7勝
上がりタイム3番手以下が9連勝中、5番手以下が4連勝中
差し/追い込みはかなり決まりにくいが、
3コーナー7番手以降通過で勝った3頭は、7枠が1頭、8枠が2頭で、
外枠/差しが共通のパターン
血統日本系有利で、父日本系が6勝、母父日本系が1勝
ディープインパクト系は2頭だけで、サンデーサイレンス系が有利
掛け合わせ相手は分散している
父米国系の勝ち馬は0頭だが、母父米国系は6頭で過半数
臨戦過程福島テレビOPとしては創設以来、前走で連対していた馬が3連勝していたが、
昨年は鞍馬Sで10着だった馬が勝利
バーデンバーデンC時代の2019年以前は、11年連続で前走5着以下が勝利、
その内5頭が二桁着順だったので、むしろ昨年が例年通りの結果だったと言える
人気勝ち馬すべて5番人気以上だが、3番人気以下が7勝しており、荒れやすいとも言える
直近は2年連続で二桁人気が連対している

スリーパーダ/石橋脩/斉藤崇史 統計イチオシ

<買い条件>
◯牝馬/斤量55kg
◯7-8枠
◯先行力上位
◯父/母父日本系の血統構成
◯前走が着外
◯4レース目、または福島/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3-5番人気

<消し条件>
✖1枠
✖追い込み脚質
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が1400m超かつ、重賞でない
✖前走がダート
✖福島/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下

函館11R 函館記念 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて15頭以上で、フルゲートが9回

統計項目傾向
斤量設定斤量49-59kg、勝ち馬斤量54-57kg
出走頭数の多い54-56kgが、比率通りに9勝している
最重量57kgの勝ち馬は2022年に発生しているが、
57.5kg以上[0-2-1-13]の連対は2018年以前で、重ハンデは苦戦傾向
枠順内枠有利で、1-4枠が7勝
連対20頭の内、1-4枠で15頭を占めている
8枠は連対率0%、6-7枠が3着以内に入ったのは2回だけ
展開/脚質差し有利だが、上がりタイム最速は8連敗中
2016年以降、最も後方に位置して1コーナー9番手までで、追い込みは決まりにくい
血統欧州系有利で、父/母父いずれも欧州系でない勝ち馬は1頭だけ
掛け合わせ相手は日本系が7頭で、米国系は不利
直近4年は、父ノーザンダンサー系が2勝、母父ノーザンダンサー系が2勝
さらに直近2年は、ノーザンダンサー系×キングマンボ系が2連勝中
馬場が渋ると特にノーザンダンサー有利で、
稍重2回/重2回で、すべて父/母父ノーザンダンサー系が勝っている
日本血統はサンデーサイレンス系有利で、
父/母父それぞれ4頭ずつは、すべてサンデーサイレンス系
臨戦過程前走も重賞を走った馬が8勝で、
勝ち馬を2頭出しているのが目黒記念とエプソムCだが、
2020年以降はすべて異なる重賞から勝ち馬が出ている
昨年の条件戦からの連勝は、1999年以来24年ぶりだった

例年、巴賞からの函館連戦組が多いレースだが、
巴賞で好走した馬は、函館記念では弱い
巴賞5着以内が[0-1-1-28]に対して、6着以下が[1-3-0-18]
人気5番人気以下が4勝しており、荒れやすい
1-2番人気の連対が5頭に対して、二桁人気は6頭で上回り、大荒れ要素もある

④グランディア/三浦皇成/中内田充正 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量54-56kg
◯1-4枠
◯差し脚質
◎ノーザンダンサー系×キングマンボ系の血統構成
◯父/母父ノーザンダンサー系の血統構成
◯前走が1800m以上の重賞
◯5レース目、または函館/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量57.5kg以上/53kg以下
✖8枠
✖米国系産駒/ディープインパクト系産駒
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走がオープンクラスかつ、1着
✖前走が巴賞かつ、5着以内
✖函館/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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