2024年7月21日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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7/21(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

2回福島/3回小倉が最終週で、札幌が開幕。
週中に雨がありましたが、日曜はすべて良馬場に回復しそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
札幌
福島
小倉

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計171628

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

小倉10R 九州スポーツ杯 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
引き続き、例年は番組が無い時期の開催が続く小倉
2週前の耶馬渓特別と同様、3歳以上2勝クラス/芝/1200mの直近10レースを対象に分析する
出走頭数は7~18頭
2022年に少頭数になりやすかったが、直近は多頭数が続いている

統計項目傾向
枠順外枠有利で、6-8枠が7勝
特に多頭数で外枠の勝率が高く、
反対に、頭数が減ると内枠の連対率が上がってくる傾向
展開/脚質逃げか追い込み、極端な位置取りが強い傾向
3コーナーを3-10番手で通過した勝ち馬は2頭だけ
血統欧州系と日本系が有利
欧州系産駒が7勝しているが、2022年以降は日本系も台頭
掛け合わせは、欧州系×日本系が5頭で半数を占める

父欧州系はキングマンボ系が4頭で、その内3頭がロードカナロア産駒
父日本系はエイシンヒカリ産駒が2頭いるが、
母父も含めるとサンデーサイレンス系が過半数
大系統で見ると、サンデーサイレンス系×ミスプロ系が3連勝中
人気3番人気以上が6勝しているが、
6番人気と9番人気の連対率が高く、極端な位置取りをした馬が穴を開けやすい

⑯ミッキーチャレンジ/中井裕二/中内田充正 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◎サンデーサイレンス系×ミスプロ系の血統構成
◯欧州系×日本系の血統構成
◯1レース目、または小倉/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3番人気以上/6番人気/9番人気

<消し条件>
✖1-2枠
✖父サンデーサイレンス系かつ、母父ノーザンダンサー系/ミスプロ系でない血統構成
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖小倉/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

福島10R 米沢特別 ダート/1150

<過去10年間のレース統計>
夏開催の短距離戦になったのは2022年から
2021年以前も異なるレース名だが同条件の番組があるため、それらを含めて過去10年分とする
出走頭数はすべて15頭以上で、フルゲートが9回

統計項目傾向
枠順3-6枠の連対率が高く中枠有利だが、8枠が3勝で勝率は高い
1枠のみ複勝率0%で、顕著に不利
展開/脚質3コーナー2番手以内が5勝、6-8番手が4勝
最も後方に位置した馬で10番手まで
逃げも差しも決まるが、追い込みは決まりにくい
血統米国系有利で、父/母父いずれも米国系でない勝ち馬は1頭だけ
種牡馬系統はノーザンダンサー系とミスプロ系に二分される
掛け合わせでも米国系×米国系が3頭だが、米国系×サンデーサイレンス系が4頭で上回る
欧州血統は不利で、2019年以降勝ち馬が出ていない
臨戦過程前走も1150-1200mを走った馬が9頭で、距離短縮は2016年に1頭だけ
対象レースはすべて異なる
昨年、前走も福島の馬が勝ったのは、この開催の2勝クラスとしては史上初のレアケース
人気1-2番人気が3勝だけで、やや荒れやすい
上位人気の連対率は高いが、9番人気まで1着がある
5番人気以下で勝った3頭はすべて、3コーナー6番手以降から差して勝ったパターンで、
上位人気が先行、下位人気が差して勝ちやすい

タッカーシルバー/木幡巧也/鈴木伸尋 統計イチオシ

<買い条件>
◯3枠/6枠/8枠
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯米国ノーザンダンサー系/ミスプロ系産駒
◯前走がダート1200m
◯2レース目、または福島/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖父/母父いずれも米国系でない、またはノーザンダンサー系/ミスプロ系でない血統構成
✖前走が1400m超
✖福島/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

札幌11R しらかばS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
オープンクラスの芝1200mで施行されているのは2023年から
それ以前は原則、開幕週にオープンクラスの番組が無いため、UHB賞の結果を参照する
UHB賞は、2020年以降は2回開催1週目、2019年以前は1回開催2週目に施行されている
出走頭数は10~16頭
直近は3年連続フルゲート

統計項目傾向
斤量設定斤量48-57.5kg、勝ち馬斤量50-57kg
53-55kgで7勝しているが、56kg以上も連対率20%を超えている
52kg以下が最後に連対したのは2018年で、近年は軽ハンデ不利の傾向
枠順偶数枠有利で、2枠3勝、6枠2勝、8枠3勝
内中外の並びには、特に目立った偏りなし
頭数が減ると外枠有利の傾向
13頭以下の4回では、連対8頭中、4頭が8枠
近年のコース傾向としても、稀に内枠が上位を独占するパターンが発生するが、
確率的には外枠有利になりやすい
展開/脚質差し有利で、3コーナー5番手以降が7勝
9番手以降から勝っている3頭の内訳は、6枠2頭/8枠1頭
偶数枠有利の中でも、2枠は先行、6枠8枠は差しというのが勝ちパターン
血統欧州系有利で、父/母父いずれも欧州系でない勝ち馬は1頭だけ
ノーザンダンサー系が特に有利で、5頭が父に、2頭が母父に持っている
WIN5全体でも欧州系有利は一致しているが、
オープンクラスでは2021年以降、日本系産駒の勝率も上昇傾向
特にディープインパクト系が毎年1勝ずつしている
臨戦過程北海道を連戦する馬が強く、前走で函館を走った馬が8勝
最多は函館SSからの3頭だが、昇級初戦や、巴賞から3F短縮などもあり多彩
前走が函館の場合は負けていた馬が6頭で過半数だが、
前走が函館でない2頭はいずれも前走が1着
人気勝ち馬すべて4番人気以上
7番人気以下は連対率0%で、非常に荒れにくい

ゾンニッヒ/武豊/池江泰寿 統計イチオシ

<買い条件>
◯8枠
◯上がりタイム上位
◯欧州系産駒
◯前走が函館
◯3レース目、または札幌/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4番人気以上

<消し条件>
✖斤量52kg以下
✖前走が函館以外かつ、2着以下
✖札幌/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖7番人気以下

小倉11R 中京記念 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
2021年/2022年以来の小倉開催
コース傾向は、小倉大賞典/小倉日経OPと合算して、オープンクラスの直近10レースを対象に分析
斤量/人気は、レース傾向として過去10年分をそのまま対象に分析するが、
臨戦過程はやや傾向が異なるため、小倉開催の2回は個別に深堀りする

統計項目傾向
斤量設定斤量51-59kg、勝ち馬斤量52-58kg
55kg以下6勝、56.5kg以上4勝と、上下に分かれて広く分散しているが、
発生年度に偏りがある
2019年以降は55kg以下が5連勝中で、軽ハンデ有利の傾向
56.5kg以上の4勝はすべて2018年以前
最多出走頭数の56kgのみ、[0-5-4-26]で勝ちきれない
2012年に1600mになって以降、12年間未勝利
枠順参考レースの出走頭数は10~16頭
小倉日経OPは12頭が最多で、重賞はほぼフルゲート
6-8枠の連対率が高く外枠有利だが、2-4枠も4勝しており、勝率では互角
すべての枠が連対しており、目立った不利傾向は無い
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が7勝
過去2回の中京記念は、いずれも1コーナー4番手以内が勝っており、先行有利
血統欧州系と日本系が有利で、米国系は母父に3頭だけ
重賞では特に欧州系有利の傾向で、
日本系産駒の4勝は、その内3頭が小倉日経OPを勝っている
欧州血統は、ノーザンダンサー系/ロベルト系/キングマンボ系のみだが、
この3系統の中では分散し、拮抗している
臨戦過程前走でオープン特別/リステッドを走った馬が6勝で過半数
重賞からの臨戦は苦戦傾向だが、条件戦からの連勝は、直近18年間発生していない
中京1600mでは、1400mからの距離延長が4勝していて、距離短縮は不利な傾向
小倉開催の過去2回は、3着以内6頭すべて前走1600m以上で、5頭が前走も重賞
人気5番人気以下が7勝しており、非常に荒れやすい
5-7番人気の連対率が特に高いが、二桁人気も4頭連対して、大荒れ要素もある

アルナシーム/横山典弘/橋口慎介 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量52-55kg
◯上がりタイム上位
◯4レース目、または小倉/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯5-7番人気

<消し条件>
✖斤量56kg/58kg以上
✖ディープインパクト系産駒でない、かつノーザンダンサー系/ロベルト系/キングマンボ系でない血統構成
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が条件戦
✖小倉/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

福島11R ジュライS ダート/1700

<過去10年間のレース統計>
福島で施行されているのは2021年からで、2023年は非開催
このレース以外に夏開催でオープンクラスの番組が無いコースなので、
福島民友C/吾妻小富士Sを含めた、直近10回分を対象に分析する
※この10回の中に、過去2回のジュライSが含まれる
出走頭数は12~15頭で、フルゲートが8回

統計項目傾向
斤量吾妻小富士Sは2022年以外ハンデ戦なので、別定戦は7回
設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量56-58kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[0-0-0-1]
 +2kg[1-0-1-7]
 +1kg[2-1-1-22]
 定量 [4-6-5-50]
+2kgまで1着があり、勝率は大差なし
牝馬は出走4頭、3歳馬は出走2頭とサンプルが少なく、特に傾向も見られない
枠順2枠と6枠が4勝ずつで、この二枠の勝率/連対率が飛び抜けて高い
2着3着の20頭では、3-4枠が11頭で過半数を占めている
両端は不利な傾向で、8枠は連対率0%
1枠も3着以内に入ったのが1回だけ
展開/脚質差し有利で、1コーナー4-9番手が7勝
勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内
逃げ切りは無いが、馬場が渋ると先行有利の傾向
稍重1回/重1回で、いずれも1コーナー2-3番手が勝っている
血統サンデーサイレンス系/ノーザンダンサー系/ミスプロ系
この3系統のたすき掛けで勝ち馬の血統が構成されている
サンデーサイレンス系は父だけ、欧州系は7頭中6頭が母父であるのが特徴
臨戦過程過去2回のジュライSは、三宮S/平安Sと、
関西圏のオープンクラスから距離短縮してきた馬が勝っている
3着馬まで見て、前走が重賞だったのは前出の平安Sの1頭だけ
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい
1番人気は0勝、2着も1回しかなく、
上位人気では連対5回の2番人気が最も信頼できる傾向
WIN5全体でも、3勝クラス以上では、2019年以降、1番人気が13連敗中のコース
5-8番人気の連対率が高いが、2023年以降で二桁人気の連対も2回発生しており、
大荒れの要素もある

マリオロード/戸崎圭太/安達昭夫 統計イチオシ

<買い条件>
◎2枠/6枠
◯3-4枠
◯上がりタイム上位
◯サンデーサイレンス系産駒
◯5レース目、または福島/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気/5-8番人気

<消し条件>
✖1枠/8枠
✖母父サンデーサイレンス系かつ、父がノーザンダンサー系/ミスプロ系でない血統構成
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖福島/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖1番人気/12番人気以下

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