7/28(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から2回新潟が開幕。
2場とも天気は不安定で、札幌の方がまとまった雨が降りそう。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
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札幌 | 稍重~重 | 稍重~重 |
新潟 | 良~稍重 | 良~稍重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
WIN5の現況
5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30以上
過去の当該週 勝ち馬人気合計
開催年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
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合計 | 18 | 22 | 18 | 19 |
出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています
札幌9R 阿寒湖特別 芝/2600
<過去10年間のレース統計>
1回開催の2勝クラス/芝2600mとしては、2021年/2013年が対象レース無しのため、
2012年まで遡った10回分を対象に分析
出走頭数は7~14頭
10頭以下が6回で過半数だが、直近は2年連続フルゲート
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 奇数枠が8勝で、特に1枠と7枠が3勝ずつしている 7枠の連対5頭は最多 4枠が唯一の連対率0%で、中枠が不利な傾向 |
展開/脚質 | 追い込み有利 勝ち馬7頭が1コーナー時点では隊列の後半に位置して、 その内4頭が後方3割に位置している 上がりタイム2番手以内が8勝 |
血統 | 欧州系有利で、勝ち馬の父/母父20頭中、12頭が欧州系 掛け合わせは欧州系×日本系が6頭だが、欧州系×欧州系も3勝している 種牡馬系統の偏りはあまり無く、欧州血統が全面的に強い傾向 米国系は不利で、母父に1頭だけ |
臨戦過程 | 直近4回で、昇級初戦が3勝 前走2着以内が4連勝中、前走5着以内が7連勝中 東京2300-2400mから臨戦した馬が6頭で過半数 前走距離が最も短いのは2000mから臨戦の2頭で、どちらも前走が函館 |
人気 | 直近6回で、1番人気が5勝 3番人気以上が7連勝中で、非常に荒れにくい |
⑪アスターブジエ/西村淳也/中竹和也 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠/7-8枠
◯上がりタイム上位
◯昇級初戦
◯1レース目、または札幌/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1番人気
<消し条件>
✖4枠
✖米国系産駒
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が2300m未満かつ、函館でない
✖4週連続勝利の確率が低い厩舎(武英智)
✖札幌/芝/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖8番人気以下
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
札幌10R ポプラS ダート/1700
<過去10年間のレース統計>
2023年創設
このコースで3勝クラスが施行されているのは2020年からで、その全7レースを対象に分析
1回開催では過去3レースのため、臨戦過程はその3レースに限る
出走頭数は10~14頭
10頭になったのは1回だけで、それ以外はすべて13頭以上
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 外枠有利で、6-8枠が5勝 重馬場の場合に1枠が1着だが、それ以外の6回は複勝率0% 出走頭数が10頭付近の場合、さらに顕著な外枠有利になる傾向 1勝クラス-3勝クラスで、9-11頭だった直近10レースでは、6-8枠で8勝 連対20頭中、7-8枠だけで11頭を占める 内枠は、2枠のみ2勝/2着3回と圧倒的な連対率で、 4枠は複勝率0%、1枠/3枠/5枠は3着以内1回ずつだけ |
展開/脚質 | 追い込み/捲り有利で、1コーナー9番手以降が4勝 勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、最速が5勝 逃げた馬が上がり最速という、単純に能力が抜けていたパターンを除くと、 他6回はすべて1コーナー5番手以降が勝っている |
血統 | 日本系と米国系が有利で、その掛け合わせが6勝 しかしWIN5全体のコース傾向としては、そこまで強い偏りは無く、 欧州系の勝利数も十分に多い 日本血統でサンデーサイレンス系有利の傾向は一致 |
臨戦過程 | 過去3回で、昇級初戦が2勝 昇級初戦は3着以内に4頭いて、その内3頭が前走函館 前走で東京1600mを走った馬が2勝 こちらは2着にも1頭いて、過去3回の連対6頭の半数を占める |
人気 | 4番人気以下が5勝しており、荒れやすい 4-7番人気の連対率が非常に高い 直近4レースはすべて2番人気以上が連対しているが、3番人気は全7レースで複勝率0% |
⑥ヴァンドゥラン/佐々木大輔/高柳大輔 統計イチオシ
<買い条件>
◯2枠/6-7枠
◯上がりタイム上位
◯昇級初戦
◯前走が東京1600m
◯2レース目、または札幌/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1番人気/4-7番人気
<消し条件>
✖1枠/3-5枠
✖前走が1600m未満
✖札幌/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖9番人気以下
新潟6R 佐渡S 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
今年から1400mに変更
これまで3歳以上/3勝クラス/芝1400mの番組は新潟日報賞のみなので、
その過去10年分を対象に分析 ※新潟日報賞もすべてハンデ戦
出走頭数は14~18頭
14頭になったのは1回だけで、それ以外はすべて17頭以上
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量52-55kg 54-55kgで8勝しており、中ハンデ有利 53kg以下は勝率でかなり劣り、51kg以下は[0-0-0-16] 55.5kg以上は[0-1-3-15]で、最後の連対は2017年、2018年以降は3着も1回だけ |
枠順 | 中枠有利で、直近5年で4-6枠が4勝 過去10年通して安定しているのは外枠で、6-8枠が連対していないレースは1回だけ 3枠のみ連対率0%で、それ以外の枠は複数回連対している |
展開/脚質 | 2015~2018年にかけて4年連続で逃げ切りが発生していたが、近年は差し有利 特に3コーナー12-13番手が3勝しており、中団以降が強い傾向 上がりタイム最速は0勝で、追い込みは決まりにくい |
血統 | 欧州系と日本系が有利 掛け合わせや種牡馬系統に目立った偏りは無い WIN5全体では近年、朱鷺S/信越Sだけが対象になっていたコースだが、 そこでは日本系×ノーザンダンサー系と、ロードカナロア産駒が勝ち鞍を分け合っている |
臨戦過程 | 前走も1400mを走った馬が6連勝中 前走が東京だった馬/中京だった馬が4頭ずつ 新潟日報賞としては、1400mになった2013年から4年連続で昇級初戦が勝っていたが、 近年は同クラスで大きく負けてきた馬が強い傾向 なお、2013年以降に昇級初戦で勝った5頭の前走も、東京が3頭/中京が2頭 |
人気 | 6番人気以下が8勝しており、非常に荒れやすい 下は12番人気まであって、二桁人気は4頭連対しており、1番人気の連対数よりも多い 6-8番人気の連対率が高く、6番人気3勝/7番人気2勝で半数を占める |
⑩シロン/酒井学/小栗実 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量54-55kg
◯4-6枠
◯差し脚質
◯日本系×ノーザンダンサー系の血統構成
◯欧州ミスプロ系産駒
◯前走が東京/中京1400m
◯3レース目、または新潟/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯6-8番人気
<消し条件>
✖斤量55.5kg以上
✖3枠
✖父米国系かつ、ノーザンダンサー系でない産駒
✖新潟/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖17番人気以下
札幌11R クイーンS 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
2021年のみ函館で施行されているが合算
出走頭数は10~14頭
11頭以下は2回だけで、概ね多頭数
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-57kg、勝ち馬斤量51-56kg 加算斤量別の着度数は以下の通り +2kg[0-0-0-2] +1kg[3-1-2-12] 定量 [7-9-8-85] 斤量加算馬の1着は1~2年置きにあり、発生時期に偏りは無い 3歳馬は[2-0-0-12]で、こちらも定量と+1kgが1勝ずつしている |
枠順 | 13頭以上で内枠有利、12頭以下で外枠有利の傾向 13頭以上の7回では、1-2枠が5勝 連対14頭の内、9頭を1-4枠で占めている それが12頭以下の3回になると、7-8枠が3勝 連対6頭の内、5頭を5-8枠で占めている |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、1コーナー6番手以降が直近4連勝を含む6勝 逃げ切りは1回だけで、4番手以降が9勝している 上がりタイム3番手以内が8勝 頭数が減ると特に追い込み有利で、 12頭以下の3回はすべて、1コーナー9番手以降が勝っている フルゲートの場合は、4-7番手通過が勝っている |
血統 | ディープインパクト系とノーザンダンサー系が有利 父ディープインパクトが4勝 父ノーザンダンサー系は2勝に留まるが、母父で4勝 掛け合わせは日本系×欧州系が5頭で半数を占めて、その内4頭がダンチヒ系 父/母父米国系は3頭だけで、すべて2017年以前 |
臨戦過程 | 前走で重賞を走った馬が12連勝中 過去10年では、前走東京だった馬が6頭で、最多はヴィクトリアマイルから4頭 7頭が前走G1を走っていて、それ以外はマーメイドSが2頭、福島牝馬Sが1頭 |
人気 | 3番人気以上が7勝しているが、それ以外は7番人気以下 1番人気の連対率が高いが、大荒れの要素もある 7番人気以下で勝った3頭は、以下3点が共通する ・定量馬 ・父/母父がディープインパクト系/ノーザンダンサー系でない ・前走がG3 |
②ウンブライル/ルメール/木村哲也 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-2枠
◯上がりタイム上位
◎日本系×欧州ノーザンダンサー系の血統構成
◯日本系×欧州系の血統構成
◯4レース目、または札幌/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-2番人気
<消し条件>
✖米国系×欧州系の血統構成
✖前走が重賞でない
✖札幌/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖4番人気以下かつ、斤量加算馬、または前走がG1
新潟7R アイビスSD 芝/1000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は13~18頭だが、2017年以降はすべて16頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量51-59kg、勝ち馬斤量51-56kg 加算斤量別の着度数は以下の通り +3kg[0-0-0-1] +2kg[0-0-0-6] +1kg[1-2-0-8] 定量 [9-8-10-116] 牡馬78頭/牝馬83頭で出走頭数は拮抗しているが、牝馬に限った着度数が以下 +2kg[0-0-0-4] +1kg[1-0-0-4] 定量 [6-6-5-57] 勝率/連対率ともに、牝馬は牡馬の2倍以上で、牝馬有利の傾向 |
枠順 | 多頭数で安定してからは外枠有利が続いていたが、 昨年は4着までを1-5枠で占めている WIN5全体で見ても、2023年の4レースはすべて1-2枠が連対しているコース 枠順よりも、上がりの速さが求められる傾向に変化している |
展開/脚質 | 差し有利で、上がりタイム2番手以内が8勝 直近は、残り3F地点を13番手以降通過が2連勝中 出走頭数に対する位置取りで見た場合、 前方20%以内と、後方30%以内が4勝ずつしており、中団追走は不利な傾向 |
血統 | 欧州系有利で、父欧州系が7勝、母父でも1勝 直近は大系統ミスプロ系が5連勝中で、母父はすべて日本系 WIN5全体でも、圧倒的な欧州ミスプロ系有利のコース それに対抗しているのがノーザンダンサー系であり、 2020年以降、父ミスプロ系またはノーザンダンサー系が17連勝中 |
臨戦過程 | 前走も同コースを走った馬が5勝で、それ以外はすべて1200mの重賞 同コース連戦組は特に、韋駄天Sが4頭で有利で、この4頭はすべて前走4着以内 前走重賞組では、CBC賞が3頭で過半数 |
人気 | 2013~2021年にかけて、1番人気が9年連続連対して7勝 しかし7番人気以下が3勝しており、1番人気が負ける場合は大きく荒れやすい 7番人気以下で勝った3頭は、以下2点が共通する ・追い込み脚質 ・前走も新潟1000m |
⑬チェイスザドリーム/坂井瑠星/矢作芳人 統計イチオシ
<買い条件>
◯牝馬/斤量55kg
◯上がりタイム上位
◯欧州ミスプロ系産駒
◯5レース目、または新潟1000mで勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気以上
<消し条件>
✖父がミスプロ系/ノーザンダンサー系でない産駒
✖前走が新潟1000mでない、かつ重賞でない
✖10番人気以下
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