2024年8月11日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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8/11(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します

今週から2回中京が開幕
全場、好天の元で開催されそう

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
札幌
新潟
中京

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください

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WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計1915919

出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

中京10R 三河S ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
1800mになったのは2021年から
例年この時期に中京開催が無いため、コース傾向のみを、
3歳以上3勝クラス/ダート1800mについて、直近10レースを対象に分析
出走頭数はすべて14頭以上で、フルゲートが8回

統計項目傾向
枠順内枠有利で、1-4枠が7勝、5枠まで入れると9勝
連対20頭中、2-4枠だけで13頭を占める
14頭立ての場合に8枠が1着だが、6-8枠は合わせて連対3頭だけ
7枠が最も不利で、連対率0%、3着以内1頭だけは最少

ただし、少頭数では外枠有利のコース傾向
10~12頭で施行された2勝クラス以上の直近10レースでは、6-8枠が7勝
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、3番手以内が8勝
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向だが、
後傾ラップになりやすいため逃げ切りも3回ある
血統米国系産駒と日本系産駒が5勝ずつだが、2022年以降は米国系産駒が4連勝中
2019年から2021年にかけては日本系産駒が5連勝していたが、
2022年以降の勝ち馬はすべて、父/母父いずれも日本系でない
WIN5全体では特に発生時期の偏りなく、引き続き米国系/日本系いずれも有利な傾向
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい
4-7番人気の連対率が高い傾向
特に良馬場の差し馬で荒れやすい傾向

フレンチギフト/西村淳也/中川公成 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯米国系産駒/サンデーサイレンス系産駒
◯4-7番人気

<消し条件>
✖父欧州系かつ、キングマンボ系でない産駒

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

新潟10R 稲妻S 芝/1000

<過去10年間のレース統計>
2014年創設で、2020年までは開催の終盤、2021年以降はこの時期に施行されている
出走頭数は9~18頭
この時期になって以降はすべて16頭以上

統計項目傾向
枠順多頭数で外枠有利の傾向
16頭以上が続いている直近3年は、3着以内9頭の内、6-8枠で7頭を占める
頭数が減ると、内枠の不利が薄れる傾向
展開/脚質多頭数で差し有利、12頭以下では逃げ有利の傾向
16頭以上が続いている直近3年は、最も先行して3番手まで
すべて上がりタイム上位馬が勝っている
2020年以前は逃げ切りが5回あり、その内4回が12頭以下の場合に発生している
血統分類では米国系と欧州系、系統ではミスプロ系とノーザンダンサー系が有利
近年は特に、父が上記2系統でないパターンはレアケース
ただし、母系が短距離指向のノーザンダンサー系×ミスプロ系の場合に、
父の系統に関わらず勝利するケースが例外的に発生し始めている
臨戦過程かなり多様で、昇級初戦が3勝、格上挑戦も2勝している
この時期になってからはさらに偏りが無く、
昨年は1400mから距離短縮のレアケースが発生
毎年3着以内が出ているのは驀進特別からだが、
全体では1200m以上を走っていた馬が優勢
人気多頭数で荒れやすく、2番人気以上が勝っているのは、12頭以下の場合だけ
二桁人気の連対も17頭立ての場合に発生しており、
16頭立ての昨年は3着以内を4番人気以下で占めている

⑭スリーアイランド/佐々木大輔/中竹和也 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯上がりタイム上位
◯欧州ミスプロ系産駒
◯2レース目、または新潟/芝/1000mで勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3-5番人気

<消し条件>
✖1-2枠
✖父がミスプロ系/ノーザンダンサー系でない産駒
✖13番人気以下

札幌11R UHB賞 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
別定戦になったのは2023年からで、2022年以前はハンデ戦
出走頭数は10~16頭
12頭以下は2018年以前に3回だけで、近年は多頭数で安定

統計項目傾向
斤量昨年の設定斤量55-58kg、勝ち馬斤量55kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +2kg[0-0-0-4]
 定量 [1-1-1-8]
牝馬が[1-1-1-3]で、出走6頭で3着までを占めた

ハンデ戦の設定斤量48-57.5kg、勝ち馬斤量50-57kg
53-55kgで6勝しており、中ハンデ有利
51kg以下は[1-0-2-34]で、50kgが1勝しているもののかなり苦戦傾向
2着/3着も中ハンデ帯に集中しているが、
一方で57kg以上は[2-1-0-2]と、重ハンデは苦にしない傾向だった

なお、ハンデ戦時代を性別に見ると以下の通り
 牡馬[5-6-4-50]
 牝馬[4-3-5-47]
勝率/連対率ともに牡馬が牝馬を上回っていた
枠順特に偏りなし
1枠から8枠まで1着があって、すべての枠が連対している
最も連対が多いのは8枠で、特に2回開催で施行している2020年以降は2勝/2着2回
展開/脚質概ね差し有利で、上がりタイム2番手以内が7勝
枠順との相関がやや強く、外枠差し/内枠先行のパターンが発生しやすい
3コーナー9番手以降で勝った3頭は6枠2頭/8枠1頭
反対に、2枠/3枠の勝ち馬はすべて3コーナー3番手以内
血統欧州系有利で、父/母父いずれも欧州系でないのは1頭だけ
系統はミスプロ系とノーザンダンサー系に二分されている
WIN5全体でも欧州系有利は一致しているが、
オープンクラスでは2021年以降、日本系産駒の勝率も上昇傾向
特にディープインパクト系が毎年1勝ずつしている ※今年は未発生
臨戦過程北海道を連戦する馬が強く、前走で函館を走った馬が7勝
最多は函館SSからの3頭だが、昇級初戦や、巴賞から3F短縮などもあり多彩
前走が1200mでなかったのも、巴賞から臨戦した1頭だけ
人気勝ち馬すべて4番人気以上
7番人気以下は連対率0%で、非常に荒れにくい

エイシンフェンサー/川又賢治/吉村圭司 統計イチオシ

<買い条件>
◯牝馬/55kg
◯8枠
◯上がりタイム上位
◯欧州ノーザンダンサー系/キングマンボ系産駒
◯前走が函館
◯3レース目、または札幌/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4番人気以上

<消し条件>
✖前走が1200m以外かつ、函館でない
✖札幌/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖7番人気以下

中京11R 小倉記念 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
中京2000mで施行されるのは史上初
枠順/展開/血統はコース傾向として、古馬混合重賞の直近10レースを対象に
斤量/臨戦過程/人気はレース傾向として、小倉記念の過去10回を対象に分析
参考レースの出走頭数は10~18頭で、金鯱賞が多頭数になりにくい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58.5kg、勝ち馬斤量52-58kg
この範囲内に広く分散しており、特に偏りなし
枠順内枠有利で、1-4枠で8勝
5枠/8枠が勝っているのは12頭以下になった金鯱賞だけ
フルゲート3回はすべて1枠が勝利、13頭立てでも3-4枠だけが勝利と、
頭数が増えるほどに内枠有利の傾向が強まる
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
後傾ラップになりやすいため、2021年~2022年にかけては、4レース連続で逃げ切り
しかしそれ以降、直近5レースで逃げ切りは無く、1コーナー10番手以降が過半数の3勝
あまり位置取りは問われず、上がりタイム上位馬が強い傾向
血統父日本系が5連勝中で、その内3勝がディープインパクト産駒
欧州系がそれに対抗しており、米国系は不利な傾向
大系統ではサンデーサイレンス、ミスプロ、ノーザンダンサーがほとんどで、
それ以外はマイナーパターン
臨戦過程前走も2000mの重賞を走った馬が6勝で過半数
鳴尾記念と七夕賞が勝ち馬を複数出していて、
重賞以外も含めて阪神2000mからの臨戦は5頭で半数を占める
前走が重賞でない3頭はすべて3勝クラスで負けていて、格上挑戦が成功しやすい
人気6番人気以下が4勝、その内2回は二桁人気で、大荒れしやすい
6番人気は複勝率70%で、1-3番人気よりも、4-6番人気の方が信頼できる傾向
下位人気は軽ハンデで勝ちやすく、4番人気以下で勝った5頭中、54kg以下が4頭
最重量で56kg

セントカメリア/幸英明/高野友和 統計イチオシ

<買い条件>
◯3-4枠
◯上がりタイム上位
◯ディープインパクト系産駒
◯前走が2000mの重賞
◯4レース目、または中京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4-6番人気

<消し条件>
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走がオープン特別/リステッド
✖中京/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

新潟11R 関屋記念 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭
フルゲートは2回だけで、ややバラつきが大きい

統計項目傾向
斤量設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量51-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +2kg[0-1-0-4]
 +1kg[4-2-2-19]
 定量 [6-7-8-107]
牝馬は[3-4-4-33]だが、連対7頭がすべて2018年以降に集中しており、近年優勢
ただし斤量加算牝馬は[0-0-0-4]で、加算されて好走できるのは牡馬だけの傾向
枠順外枠有利で、7-8枠だけで7勝
ただし16頭以上では1-3枠も1勝ずつしており、内外に偏る極端な傾向
4-6枠の1着が無く、5枠が唯一の連対率0%で、中枠不利
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
後傾ラップになりやすいため、逃げ切りも3回ある
近年はやや差し有利の傾向で、直近6年の勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内
2番手以内が5勝している
血統欧州系有利で、父/母父いずれも欧州系でないのは1頭だけ
またストームキャット系を含めて、9頭の父か母父が大系統ノーザンダンサー系
唯一異なる2022年のウインカーネリアンも5×5クロスを持っており、
圧倒的なノーザンダンサー有利と言える
掛け合わせパターンでは、2020年までは日本系有利な傾向だったが、
直近3年の勝ち馬はすべて父/母父いずれも日本系でない
WIN5全体でも、新潟2歳Sを除くと欧州系有利の傾向
近年は特にロベルト系/キングマンボ系が双璧
臨戦過程前走も重賞を走った馬が8勝で、すべて前走4着以下
最多は中京記念から3頭だが、近年は他の重賞が優勢
前走が重賞でない2頭はどちらも前走1着
前走重賞以外で負けた馬は、2003年に勝ったのが直近で、レアケースとなっている
人気4番人気以下が5勝しており、やや荒れやすい
下は7番人気までで、大荒れはしにくい
4-6番人気の連対率が高い傾向
3着以内の30頭まで見ても、6番人気までで25頭を占めている

ディスペランツァ/M.デムーロ/吉岡辰弥 統計イチオシ

<買い条件>
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯ロベルト系産駒/キングマンボ系産駒
◯5レース目、または新潟/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4-6番人気

<消し条件>
✖4-6枠
✖父/母父がいずれもノーザンダンサー系でない、または5×5以上のクロスを持たない血統構成
✖7歳以上
✖前走が重賞かつ、3着以内
✖前走が重賞以外かつ、2着以下
✖新潟/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖9番人気以下

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