9/1(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します
札幌/新潟が最終週
中京は週中から継続してかなりの降水量あり
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
札幌 | 良~稍重 | 良~稍重 |
新潟 | 良 | 良 |
中京 | 重~不良 | 不良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください
このページの内容をまとめた動画もあります
WIN5の現況
5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30以上
過去の当該週 勝ち馬人気合計
開催年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|
合計 | 14 | 20 | 30 | 28 |
出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています
中京10R 桶狭間S ダート/1400
<過去10年間のレース統計>
例年はこの時期に中京開催が無く、西日本圏内で類似条件のレースが無い
そのため、同コースの3勝クラス、直近10レースを対象にコース傾向を分析する
出走頭数は12~16頭
12頭になったのは1回だけで、他すべてフルゲート
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 中枠有利で、3-5枠が2勝ずつ 唯一1着が無いのが8枠で、1枠も連対は1回だけと、端に寄るほど不利な傾向 |
展開/脚質 | 2022年まではかなり前傾ラップになりやすく、差し/追い込み有利だったが、 直近はその傾向が弱まり、3コーナー4番手以内が4連勝中 また、道悪でも先行有利の傾向 良馬場の8回では上がりタイム2番手以内が6勝しているのに対して、 道悪の2回はどちらも3番手以下が勝ち、唯一の逃げ切りも重馬場の場合に発生 |
血統 | 分類は日米欧が拮抗しているが、それぞれの種牡馬系統に偏りがある 日本系は父/母父に計7頭で、すべてサンデーサイレンス系 米国系は9頭で、ノーザンダンサー系4頭、エーピーインディ系3頭 欧州系は4頭で、キングマンボ系が3頭 |
人気 | 3番人気以上が7勝しているが、残りは5,7,9番人気で、荒れる場合やや大きい 5番人気以下の勝利はすべて良馬場の場合で、中団以降からの差し/追い込み |
⑨テイエムリステット/酒井学/木原一良 統計イチオシ
<買い条件>
◯3-5枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◯1レース目、または中京/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3番人気以上
◯5-9番人気かつ、上がりタイム上位
<消し条件>
✖父/母父がディープインパクト系の血統構成
✖父欧州系かつ、キングマンボ系でない産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖中京/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
新潟10R 両津湾特別 ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
2勝クラスになったのは2020年から
2019年以前は瀬波温泉特別が最も開催週の近い類似レースのため、合わせて10年分を分析する
出走頭数は12~15頭
12頭になったのは1回だけで、他すべてフルゲート
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 馬場状態で傾向が異なる 良馬場では特に偏りなし 2枠から8枠まで1着があり、内外に目立った偏りも無い 稍重以下では内枠有利 4レースあって、1枠が2勝、3枠が1勝 特に1枠は、良馬場では複勝率0%だが、稍重/重で2勝している |
展開/脚質 | 特に偏りなし 最も後方に位置して1コーナー9番手までで、追い込みは決まりにくい |
血統 | 馬場状態で傾向が異なる 良馬場では欧州系有利 6レースあって、父欧州系が4頭、母父欧州系が1頭 2015年以降、稍重以下の場合に父/母父欧州系の勝ち馬がおらず、 これはWIN5全体でも継続している傾向 稍重以下では米国系有利 4レースあって、父米国系が2頭、母父米国系が1頭 日本系は3分類の中では最少だが、馬場状態に関わらず、 欧州系/米国系いずれとの掛け合わせもある すべてサンデーサイレンス系で、WIN5全体でもディープインパクト系はレアケース |
臨戦過程 | 2017~2021年にかけて3歳馬が5連勝しており、その内3頭が昇級初戦、2頭が重賞から 昇級初戦の前走はすべて同コース 瀬波温泉特別を含めて通算すると、4歳以下が15連勝中 4歳馬の臨戦パターンとしては、前走着外が過半数 |
人気 | 7番人気が2連勝中で、荒れやすい 昇級初戦か重賞から臨戦の3歳馬は3番人気以上で勝ちやすく、 前走同クラスで着外の4歳馬が4番人気以下で勝ちやすい |
⑬アニトラ/原優介/矢嶋大樹 統計イチオシ
<買い条件>
◎父ロベルト系/キングマンボ系の産駒
◯父欧州系の産駒
◯前走も同コースかつ、1着
◯4歳かつ、前走6着以下
◯2レース目、または新潟/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1枠
✖追い込み脚質
✖5歳以上
✖新潟/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下
札幌11R タイランドC 芝/2600
<過去10年間のレース統計>
札幌開催は2012年以来で、今年からオープンクラスのハンデ戦
昨年までは丹頂Sが施行されてきた条件なので、丹頂Sの過去10年分を対象に分析
出走頭数は10~14頭
11頭以下は2回だけで、他すべて13頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量48-57.5kg、勝ち馬斤量50-56kg 55kg以上と54kg以下が5勝ずつだが、勝率で言うと55kg以上が断然高い |
枠順 | 概ね外枠有利で、連対20頭中、6-8枠だけで12頭を占める ただ、1着回数では2-5枠も拮抗しており、極端な有利傾向は無い 不利なのは1枠で、唯一の連対率0% |
展開/脚質 | 近年は先行有利で、1コーナー4番手以内が3連勝中 それ以前はスローペースの瞬発力勝負になりやすく、 位置取りも1コーナー5番手以降、上がりタイム2番手以内が過半数を勝っていた |
血統 | 日本系有利で、父日本系が6勝、母父日本系が3勝 掛け合わせ相手は欧州系と米国系で拮抗しているが、 ノーザンダンサー系とミスプロ系に二分されており、 大系統サンデーサイレンス、ノーザンダンサー、ミスプロ以外を持つのは1頭だけ |
臨戦過程 | 札幌日経OPから5頭で半数を占める 最も負けていた馬で6着/0.8秒差までで、大敗からの巻き返しは起こりにくい 前走がオープンクラスでない勝ち馬が2~3年おきに発生しており、 すべて準オープン馬の格上挑戦 |
人気 | 2番人気以上が6勝しているが、12番人気の連対が2回ある 例年、札幌日経OPの上位陣が人気になりやすく、 軽ハンデの準オープン馬が穴を開けやすい |
④ショウナンバシット/佐々木大輔/須貝尚介 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量55-56kg
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯3レース目、または札幌/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1枠
✖父/母父いずれも日本系でない血統構成
✖父/母父が大系統ノーザンダンサー系/ミスプロ系/ロベルト系以外
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が札幌日経OPかつ、着差1秒以上
✖札幌/芝/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
中京11R 小倉2歳S 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
小倉以外で施行されるのは史上初
2歳オープンは、2020年以降に中京2歳Sのみが施行されているコースで、コース傾向はこれを参考に
臨戦過程および人気は、小倉2歳Sを対象に分析
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 出走頭数は9~14頭で、10頭以下が3回 過去4回は、5枠と7枠が2勝ずつしている 2着/3着は内枠の比率が高く、内外に目立った偏りは無い |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー3番手以内が3連勝中 最多14頭立てで6番手通過が勝っているのが最も後方の位置取り 小倉では差し有利になりやすいのとは、傾向が異なる |
血統 | 欧州系有利で、直近はビッグアーサー産駒が2連勝中 日本系は不利で、父/母父日本系の勝ち馬は未発生 こちらも、差し有利の小倉では父/母父ディープインパクト系が4連勝しているのとは、 傾向が異なる |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で小倉か中京を走って1着で、新馬戦からが5頭で半数を占める 最多キャリアは3戦だが、2戦以下の馬が9勝している 前走が1200mでないのは、1600m時代の中京2歳Sを走っていた1頭だけ |
人気 | 4番人気以下が3連勝中で、やや荒れやすい 中京2歳Sも同様で、過去4回で4番人気以下が2勝している |
④レイピア/松山弘平/中竹和也 統計イチオシ
<買い条件>
◯5枠/7枠
◯先行力上位
◯父欧州系の産駒
◯4レース目、または中京/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖父/母父が日本系の血統構成
✖前走が2着以下
✖前走が1200m以外かつ、オープンクラスでない
✖中京/芝/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
新潟11R 新潟記念 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は13~18頭
14頭以下は2回だけで、他すべて17頭以上
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量49-58kg、勝ち馬斤量54-57.5kg 54-56kgで8勝しており、中ハンデ有利 そこを外れる上下は、圧倒的に重ハンデ有利の傾向 56.5kg以上が[2-6-2-33]に対して、53kg以下は[0-0-2-32] |
枠順 | 内外に偏っており、1-3枠が5勝、7-8枠が4勝 中枠は不利で、5枠は2012年以降連対なし、6枠は2009年以降15連敗中 新潟大賞典を含めても、少頭数になりにくい条件 3勝クラス以上で13頭以下だった直近10レースを見ると、 8枠有利は変わらずで、内では4枠の連対率が高い傾向 また、5-6枠の不利が薄れて、1-3枠の連対率が下がる傾向 |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム2番手以内が6勝 差し/追い込み有利になりやすく、3コーナー5番手以降が6連勝中 最後方からも届きやすく、特に7-8枠の勝ち馬はすべて9番手以降 15番手以降から追い込んで勝っているのは8枠だけ |
血統 | 近年は欧州系有利で、直近6年で父欧州系が5勝 この5頭はすべて父か母父がキングカメハメハを経由している 新潟大賞典も同様の偏りを見せている |
臨戦過程 | 前走も2000mのG3を走った馬が5勝しているが、近年は多様化 直近6年は、前走で異なる距離のG1を走った馬が4勝 |
人気 | 2番人気以上が6勝しているが、それ以外はすべて6番人気以下 直近3年で二桁人気が2勝しており、大荒れしやすい |
⑪エーデルブルーメ/川田将雅/福永祐一 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量54-56kg
◯4枠/8枠
◯上がりタイム上位
◎父/母父がキングマンボ系の血統構成
◯父欧州系の産駒
◯前走がG1
◯5レース目、または新潟/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気以上
◯6-9番人気
<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖1-2枠/6枠
✖逃げ脚質
✖父が欧州系でない、かつ母父がキングマンボ系/ノーザンダンサー系でない血統構成
✖前走が2000m以外かつ、G1でない
✖新潟/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
コメント