9/8(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します
今週から4回中山が開幕
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
中山 | 良 | 良 |
中京 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください
このページの内容をまとめた動画もあります
WIN5の現況
5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30以上
過去の当該週 勝ち馬人気合計
開催年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|
合計 | 13 | 27 | 8 | 37 |
出走馬の「想定人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています
中山9R 白井特別 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
2014年は秋開催なしのため、2015年以降の9回を対象に分析
出走頭数は6~14頭
10頭未満も3回あり、少頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 圧倒的な中枠有利で、勝ち馬すべて4-6枠 それ以外の枠では、1枠が[0-3-1-5]、2枠が[0-2-3-4]で、内枠優勢 外枠は不利で、8枠が複勝率0% 7枠も連対は1回だけ |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 1コーナー4番手以内が5連勝中 上がりタイム最速は1勝だけで、後方からは届きにくい |
血統 | 圧倒的な日本系有利 父日本系が7頭、母父日本系が1頭 サンデーサイレンス系とディープインパクト系は拮抗している 掛け合わせ相手は、欧州系が直近5連勝を含む7頭 直近はロベルト系が2連勝中 米国系は持つのは2頭でマイナーだが、どちらも母父ノーザンダンサー系 |
臨戦過程 | 前走も1800mを走った馬が5連勝中で、走ったコースはすべて異なる 前走が1800mでない3頭はすべて札幌を走っていた |
人気 | 3番人気以上が7勝しているが、頭数比で下位50%の人気薄も上位に来やすい |
④エレクトリックブギ/三浦皇成/鹿戸雄一 統計イチオシ
<買い条件>
◯4-6枠
◯先行力上位
◎日本系×ロベルト系の血統構成
◯日本系×欧州系の血統構成
◯前走が芝1800m
◯1レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯3番人気以上
<消し条件>
✖8枠
✖父米国系かつ、ノーザンダンサー系でない血統構成
✖中山/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
中京10R 浜松S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
このコースで3勝クラスが施行されているのは2021年から
3歳以上は過去4レースのみ、4歳以上を含めても全8レースなので、
8レース全てを対象にコース傾向を分析する
また、西日本として見た場合も、
9月に3勝クラス/ダート1200mが施行されているのは2021年からであるため、
2021年/2022年は浜松S、2023年はオークランドTRTを対象に、臨戦過程を分析する
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 出走頭数は14~16頭 14頭は1回だけで、さらに唯一の不良馬場だったそのレースは、内枠が上位独占 それを除くフルゲートの7回では、3枠3勝/4枠2勝/6枠2勝 特に6枠は[2-2-3-7]で圧倒的な好走率 8枠が連対率0%、7枠も連対1回だけで、外枠が不利 |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、3コーナー5番手以降が7勝 上がりタイム2番手以内が過半数の5勝で、逃げ切りが無い |
血統 | 米国系有利 父米国系が5頭、その内3頭が母父も米国系 WIN5全体では、父/母父サンデーサイレンス系が米国系に匹敵する勝利数 特に直近は、フジキセキを経由している馬が3連勝中のコース |
臨戦過程 | 浦佐特別から昇級初戦が2連勝中 上越Sで連対していた馬も2着に入っており、新潟1200mでの好走が直結しやすい 過去3年の3着以内9頭を見ると、前走が1000mだった馬が4頭 特に小倉1000mからは、毎年3着以内に入っている |
人気 | 1番人気が[0-1-1-6]で、4番人気以下が5勝しており、荒れやすい 12番人気が1勝しているが、二桁人気の連対はこの1回だけ 4-6番人気の連対率が高い傾向 |
⑧ペプチドヤマト/松山弘平/武英智 統計イチオシ
<買い条件>
◯3-4枠/6枠
◯上がりタイム上位
◯米国系産駒
◯前走が新潟1200m/小倉1000m
◯2レース目、または中京/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4-6番人気
<消し条件>
✖7-8枠
✖逃げ脚質
✖中京/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖13番人気以下
中山10R セプテンバーS 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
開幕週に施行されているのは2020年からだが、
2019年以前も4回開催/3勝クラス/芝1200mの番組はこのレースだけ
2014年は秋開催なしのため、2015年以降の9回を対象に分析
2020/2022/2023年が定量戦で、ハンデ戦は過去6回
出走頭数は12~16頭
14頭未満は昨年の1回だけ
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-57kg、勝ち馬斤量52-54kg この範囲を外れると、55kg以上[0-1-3-21]、51kg以下[0-1-0-11] また定量/ハンデを問わず、牝馬が圧倒的に有利 牝馬[9-7-6-57] 牡馬[0-2-3-53] |
枠順 | 多頭数では圧倒的な内枠有利で、1-4枠が7勝 7-8枠は複勝率0% このコースの少頭数の傾向としては、 外枠の不利が薄れて、偏りが無くなる傾向 |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー3番手以内が6勝 上がりタイム4番手以下が4勝している 最も後方に位置して16頭立て8番手までで、後方からは届きにくい |
血統 | 米国血統/欧州血統に共通して、ミスプロ系とノーザンダンサー系が有利 父/母父いずれもこの2系統でない勝ち馬は1頭だけ 掛け合わせ相手は日本系が直近5連勝中 |
臨戦過程 | 開幕週に移動してからの4年間で、新潟日報賞から2勝 中4週以内の馬が3連勝中で、夏競馬を使っていた馬が強い傾向 |
人気 | 2番人気以上が5勝で過半数の一方、二桁人気が2勝しており、極端な傾向 5番人気以下は4勝しているが、すべて良馬場の場合 |
③タリア/原優介/矢野英一 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量52-54kg
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◯ミスプロ系/ノーザンダンサー系×日本系の血統構成
◯前走から中4週以内
◯3レース目、または中山/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯5-6番人気
<消し条件>
✖牡馬
✖斤量56kg以上
✖追い込み脚質
✖父/母父が大系統ミスプロ系/ノーザンダンサー系/サンデーサイレンス系以外
✖中山/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
中京11R セントウルS 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
中京で施行されるのは2020~2022年に続いて4回目
コース傾向は、3週前のCBC賞と合わせて過去10年分を対象に分析
斤量/臨戦過程/人気は、レース傾向としてセントウルSの過去10年分を対象に分析
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量52-58kg、勝ち馬斤量54-58kg 加算斤量別の着度数は以下の通り +2kg[2-0-0-2] +1kg[3-1-1-9] 定量 [5-9-9-107] 直近は牝馬が3連勝中で、+1kg牝馬唯一の勝利も2022年の中京で発生している 中京開催の3年間に限ると以下の通りで、+1kgの勝率が圧倒的に高い +2kg[0-0-0-1] +1kg[2-0-1-3] 定量 [1-3-2-34] |
枠順 | 頭数に依らず4枠が有利で、[4-3-2-10] 多頭数では内枠有利で、フルゲートだった今年のCBC賞も1-3枠が3着以内を占めた 13頭以下になると外枠有利で、4レース中、6-7枠で3勝している |
展開/脚質 | 近年は先行有利で、3コーナー5番手以内が5連勝中 2020年以前のCBC賞は圧倒的な差し/追い込み有利だったが、 2023年には13年ぶりの逃げ切りも決まっている |
血統 | 父日本系と、母父ノーザンダンサー系が有利 父日本系は7頭で、特にディープインパクト系が5頭 母父ノーザンダンサー系は直近6連勝を含む8頭で、特に米国血統が有利な傾向 父/母父に欧州系を持つのは3頭だけでマイナーパターン |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で重賞を走っている 最多は北九州記念から3頭(今年はCBC賞と開催時期が入れ替わり)で、 それ以外の7頭はすべて異なるレースから臨戦 中京開催の3年間はすべて、前走東京から距離短縮した馬が勝っている |
人気 | 2016~2022年にかけて1番人気が7連勝していたが、 その前後で10番人気/14番人気が勝ち、極端な傾向 大荒れはどちらも逃げ切りで、定量の牝馬と3歳馬 |
⑬ピューロマジック/横山和生/安田翔伍 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量+1kg
◯1-4枠
◯先行力上位
◎日本系×米国ノーザンダンサー系の血統構成
◯父ディープインパクト系、または母父ノーザンダンサー系の血統構成
◯前走が東京1400-1600m
◯4レース目、または中京/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1番人気
<消し条件>
✖父/母父いずれもノーザンダンサー系でない、または父日本系でない血統構成
✖G2を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が重賞でない
✖中京/芝/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖3番人気以下かつ、先行できる確率が低い
中山11R 京成杯AH 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
2014年は秋開催なしのため、2015年以降の9回を対象に分析
出走頭数は11~16頭
2022年に18年ぶりに14頭未満になってから、それが2年続いている
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-59kg、勝ち馬斤量52-59kg 55-56kgで6勝しており、重ハンデ不利の傾向がしばらく続いていたが、 昨年は過去9回で出走1頭だけの59kgが1着 2着も5年間連対の無かった57kgで、傾向が変わってきている |
枠順 | 特に偏りなし 勝率/連対率ともに、内外に目立った傾向なし |
展開/脚質 | 近年は先行有利で、直近5年で2コーナー4番手以内が4勝 上がりタイム最速は、2018年以降0勝 ただし顕著な前傾ラップが発生する場合もあり、 過去9年全体では、2コーナー10番手以降も4勝している |
血統 | 日本系と欧州系が有利で、掛け合わせも日本系×欧州系が6頭で過半数 米国系はマイナーで、日本系の母父としてのみ3頭だが、それも近年減少傾向 父欧州系はすべてキングマンボ系産駒で、母父はすべてサンデーサイレンス系 父日本系もサンデーサイレンス系が過半数だが、 WIN5全体では近年、圧倒的なディープインパクト系有利のコース |
臨戦過程 | 前走で1600m以上の重賞を走った馬が、直近4連勝を含む7勝 最多は中京記念から3頭で、この3頭はすべて前走3着以内 残る2頭はどちらも、3勝クラスから連勝 前走で重賞を勝って臨んだ馬は、レース創設以来未勝利 |
人気 | 2番人気以上が5勝しているが、二桁人気が5頭連対しており、大荒れの要素がある 1着が大きく荒れたのは7番人気/13番人気の2回で、 2コーナー12番手以降から追い込み、前走がG3であることが共通点 |
⑥エエヤン/田辺裕信/伊藤大士 統計イチオシ
<買い条件>
◯先行力上位
◎父キングマンボ系/ディープインパクト系の産駒
◯日本系×欧州系の血統構成
◯前走がG3かつ、3着以内
◯5レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気以上
◯10番人気以下かつ、上がりタイム上位
<消し条件>
✖G3を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が重賞以外かつ、2着以下
✖中山/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
コメント