今週から4回新潟が開幕。
新潟競馬場で狙える条件を予習しておきましょう。
すでに開催中の東京/阪神の傾向分析はこちらから。
9月までの総合的な傾向分析はこちらから。
ラジオ感覚で聞けるこちらもどうぞ。
4回新潟 WIN5対象レース条件別リーディング
4回新潟でWIN5対象レースとなる条件について、直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)を対象に集計した、条件別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 | 種牡馬備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
芝 | 1000 | 菊沢一樹 津村明秀 | 2勝 | [美浦]菊沢隆徳 | 2勝 | キングマンボ系 ミスプロ系 | 3勝 | 大分類:米国系8勝 |
芝 | 1400 | ※ | ― | ※ | ― | キングマンボ系 | 3勝 | |
芝 | 2200 | ※ | ― | ※ | ― | サンデーサイレンス系 | 2勝 |
<血統の大分類>
①サンデーサイレンス系とディープインパクト系を括った「日本系」
②欧州調教馬を祖とする系統を括った「欧州系」
③米国調教馬を祖とする系統を括った「米国系」
<サンデーサイレンス系の注意点>
種牡馬系統の「サンデーサイレンス系」は、厳密にはもっと細分化される血統体系。
ここでは産駒の傾向をつかむ目的のため、頭数の多いディープインパクト系だけ抜き出し、残りをざっくりサンデーサイレンス系、としている。
新潟競馬場 騎手の傾向
直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)、新潟競馬場で行われたWIN5対象レースの結果に傾向の見られる騎手。
単純な成績で見ると、中央場所の無い夏に新潟で多く勝つトップジョッキーが中心になる。
今回は、4回開催で乗鞍が無いと思われる騎手は除き、春/秋の新潟、いわゆる「裏開催」の成績に注目した。
騎手名 | 2020-2021 勝利数 | 2020-2021 着順 | 2022 勝利数 | 2022 着順 | 傾向 |
---|---|---|---|---|---|
菅原明良 | 3 | 3-1-3-25 | 2 | 2-1-0-7 | 芝4勝/ダート1勝、重賞1勝。 芝は短距離から長距離まで勝鞍があり、5番人気以下で4勝、10番人気以下でも1勝と穴馬を連れてくる。 |
津村明秀 | 3 | 3-2-1-18 | 1 | 1-4-0-8 | 芝2勝/ダート2勝。 芝1000mとダート1800mで2勝ずつしている。 直近3年間、新潟でしか勝っていない。 |
鮫島克駿 | 3 | 3-2-5-11 | 0 | 0-0-0-2 | 芝3勝、重賞1勝。 特に芝1000mは[1-2-2-2]と好相性。 |
荻野極 | 2 | 2-0-2-11 | 0 | 0-0-0-4 | 芝2勝。 芝1000mと1400mで勝利。 |
勝浦正樹 | 1 | 1-1-1-6 | 1 | 1-0-1-2 | 芝1200mで2勝。 昨年2月以降、新潟でしか勝っていない。 |
菊沢一樹 | 1 | 1-0-0-7 | 1 | 1-0-2-6 | 芝1000mをマリアズハートで2勝。 |
新潟競馬場 厩舎の傾向
リーディングを見ても分かる通り、今開催の対象コースはレース数が少ないため、厩舎はほとんど偏りが無い。
栗東/美浦の割合で言うと、直近3年間の春/秋の新潟21レースは、栗東14勝/美浦7勝だが、これは新潟全体の傾向と合致し、裏開催固有の傾向は特に見られない。
新潟競馬場 勝ち馬人気の傾向
今年、3回新潟までに行われた18レースの勝ち馬人気は以下の通り。
18レースの勝ち馬人気平均は4.5で、6番人気以下の勝利が多く、荒れやすい。
人気 | 勝利数 |
---|---|
1番人気 | 5 |
2番人気 | 2 |
4番人気 | 2 |
5番人気 | 1 |
6番人気 | 2 |
7番人気 | 4 |
9番人気 | 1 |
10番人気 | 1 |
この傾向は、裏開催となる春/秋のレースにも該当する。
直近3年間の裏開催の新潟、21レースの勝ち馬人気は以下の通り。
21レースの勝ち馬人気平均は5.0で、10番人気以下の勝利も3回あった。
人気 | 勝利数 |
---|---|
1番人気 | 5 |
2番人気 | 2 |
3番人気 | 1 |
4番人気 | 1 |
5番人気 | 3 |
6番人気 | 4 |
7番人気 | 2 |
10番人気以下 | 3 |
<参考>
夏競馬の新潟に限った場合、直近3年間48レースの勝ち馬人気平均は3.96。
裏開催の新潟の方が荒れやすいと言える。
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