2022年10月東京/阪神向け傾向分析

title WIN5傾向分析
スポンサーリンク

今週から4回東京/4回阪神が開幕。
それぞれの競馬場で狙える条件を予習しておきましょう。
東京は11月まで、阪神は年末までロングラン開催となります。

9月までの総合的な傾向分析はこちらから。

ラジオ感覚で聞けるこちらもどうぞ。

4回/5回東京 WIN5対象レース条件別リーディング

4回/5回東京でWIN5対象レースとなる条件について、直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)を対象に集計した、条件別のリーディングトップ。

トラック距離最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数種牡馬備考
1400福永祐一2勝サンデーサイレンス系3勝大分類:欧州系6勝
1800ルメール3勝[美浦]堀宣行
[栗東]友道康夫
2勝サンデーサイレンス系6勝大分類:欧州系8勝
2000田辺裕信
横山武史
ルメール
2勝[美浦]国枝栄3勝ロベルト系6勝
2400福永祐一3勝[美浦]国枝栄
[美浦]矢作芳人
[栗東]友道康夫
2勝ディープインパクト系
6勝
2500ルメール2勝[美浦]木村哲也2勝サンデーサイレンス系2勝この条件はアルゼンチン共和国杯のみで、オーソリティが2連覇中
ダート1400戸崎圭太
ルメール
3勝[栗東]寺島良3勝キングマンボ系4勝大分類:米国系9勝
ダート1600ルメール4勝[美浦]堀宣行4勝エーピーインディ系
ストームキャット系
5勝
ダート2100キングマンボ系
ロベルト系
2勝
※2勝以上した者がいない条件

<血統の大分類>
①サンデーサイレンス系とディープインパクト系を括った「日本系」
②欧州調教馬を祖とする系統を括った「欧州系」
③米国調教馬を祖とする系統を括った「米国系」

<サンデーサイレンス系の注意点>
種牡馬系統の「サンデーサイレンス系」は、厳密にはもっと細分化される血統体系。
ここでは産駒の傾向をつかむ目的のため、頭数の多いディープインパクト系だけ抜き出し、残りをざっくりサンデーサイレンス系、としている。

東京競馬場 騎手の傾向

直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)、東京競馬場で行われたWIN5対象レースの結果に傾向の見られる騎手。

騎手名2020-2021
勝利数
2020-2021
着順
2022
勝利数
2022
着順
傾向
ルメール2020-9-6-2811-7-1-12芝13勝/ダート8勝、重賞15勝。
東京での数字は圧倒的で、過去2年は60鞍以上乗って勝率が30%を超える。
今年はオークスの1勝に留まるが、連対率は38%ある。
岩田康誠00-1-2-2155-1-1-3芝2勝/ダート3勝、重賞2勝。
今年ここまで東京5勝は最多で、なんと勝率50%。
特にダート1400-1600mは[3-1-0-1]と安定。
田辺裕信33-4-5-5822-0-1-15芝4勝/ダート1勝、重賞2勝。
勝率は低いが、中山/東京以外でほぼ勝たない騎手なので、相対的に期待値が上がる。
短距離がダメというのはどの競馬場でも同じで、東京でも勝鞍は1600-2000m付近に集中している。
丸山元気33-1-3-2900-0-0-2芝3勝。
直近3年間、中央場所は東京のみ勝鞍がある。
ダートは[0-0-3-16]なので、狙うなら芝。

東京競馬場 厩舎の傾向

直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)2勝以上して、東京に勝鞍の偏りがある厩舎。

調教師名2020
勝利数
2021
勝利数
2022
勝利数
傾向
奥村武013芝3勝/ダート1勝。
直近3年間、中央場所は東京でのみ勝っている。
黒岩陽一002リフレイムで今年2勝。
競馬場の傾向と言うよりは、この厩舎で勝てる馬の問題か。
寺島良121ダート4勝。
直近3年間、中央場所でのみ勝鞍があり、関東は東京でのみ勝っている。

東京競馬場 勝ち馬人気の傾向

今年、3回東京開催までに行われた29レースの勝ち馬人気は以下の通り。
29レースの勝ち馬人気平均は3.52で、人気サイドの勝率は高いが、1-2番人気よりも3-4番人気が強い。

重賞に限るとその傾向はさらに強くなり、1番人気0勝/2番人気1勝で、勝ち馬人気平均も4.08に下がる。

人気勝利数
1番人気6
2番人気4
3番人気5
4番人気7
5番人気2
6番人気2
7番人気2
9番人気1

4回/5回/6回阪神 WIN5対象レース条件別リーディング

4回/5回/6回阪神でWIN5対象レースとなる条件について、直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)を対象に集計した、条件別のリーディングトップ。

トラック距離最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数種牡馬備考
1200
1400岩田康誠
浜中俊
藤岡佑介
2勝[栗東]中内田充正3勝キングマンボ系6勝
1600ルメール3勝[栗東]須貝尚介3勝ディープインパクト系8勝大分類:欧州系9勝
1800福永祐一2勝[栗東]斉藤崇史3勝ディープインパクト系4勝大分類:欧州系4勝
2000川田将雅
M.デムーロ
福永祐一
2勝[栗東]高野友和
[栗東]友道康夫
2勝ディープインパクト系6勝
2200川田将雅
ルメール
2勝[栗東]斉藤崇史2勝ディープインパクト系4勝
3000和田竜二2勝[栗東]大久保龍志2勝ディープインパクト系
キングマンボ系
2勝
ダート1200戸崎圭太2勝
ダート1400川田将雅
団野大成
戸崎圭太
藤岡康太
松若風馬
2勝サンデーサイレンス系4勝大分類:米国系6勝
ダート1800川田将雅
藤岡佑介
3勝[栗東]橋田満2勝サンデーサイレンス系6勝大分類:米国系6勝
ダート2000松山弘平2勝サンデーサイレンス系3勝
※2勝以上した者がいない条件

阪神競馬場 騎手の傾向

直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)、阪神競馬場で行われたWIN5対象レースの結果に傾向の見られる騎手。

騎手名2020-2021
勝利数
2020-2021
着順
2022
勝利数
2022
着順
傾向
川田将雅1212-3-5-2622-3-4-2芝8勝/ダート6勝、重賞4勝。
50鞍以上乗って勝率約25%。
特に安定感があるのは芝1600-2200mの[8-3-5-14]と、ダート1400-1800mの[5-2-1-5]。
福永祐一66-5-13-2611-1-0-8芝6勝/ダート1勝、重賞1勝。
芝1800m以上が特に良く[6-4-4-13]となる。
勝鞍はすべて3番人気以上。
松山弘平77-9-4-4500-1-1-5芝5勝/ダート2勝、重賞1勝。
芝1600mまでは[5-3-1-19]だが、1800m以上は[0-2-2-21]。
反対にダートは1400mまでは[0-2-0-5]だが、1800m以上は[2-2-2-5]で逆の傾向。
北村友一44-6-3-2511-0-0-2芝4勝/ダート1勝、重賞2勝。
長期離脱で2021/2022年は乗鞍が少ない。
2020年は芝1800-2200mが[3-2-0-2]と得意だった。
戸崎圭太55-0-1-1300-0-0-2芝1勝/ダート4勝、重賞1勝。
ダート1200/1400mは[4-0-0-0]で勝率100%。
団野大成22-1-0-1711-0-0-1ダート3勝。
2021年以降で3勝、特に1400mは昨年2戦2勝だった。
国分恭介11-0-0-1811-0-1-7芝1勝/ダート1勝、重賞1勝。
直近3年は阪神でのみ勝鞍がある。

阪神競馬場 厩舎の傾向

特に顕著な傾向の見られる厩舎は無し。

<栗東vs美浦>
直近3年間、阪神競馬場では約88%のレースを関西馬が勝っている。

この傾向は重賞に限るとさらに顕著となるが、例外としてG1のみ関東馬が盛り返している。

グレード栗東美浦
G113勝[65%]7勝[35%]
G212勝[100%]0勝[0%]
G313勝[93%]1勝[7%]

阪神競馬場 勝ち馬人気の傾向

今年、3回阪神開催までに行われた29レースの勝ち馬人気は以下の通り。
29レースの勝ち馬人気平均は3.69で、1-2番人気の勝率は高いが、5番人気以下の勝利数も多い。

特に荒れやすいのは重賞で、重賞に限ると勝ち馬人気平均が4.6に跳ね上がる。

人気勝利数
1番人気8
2番人気7
3番人気2
4番人気4
5番人気1
6番人気3
8番人気1
10番人気2
12番人気1

コメント

タイトルとURLをコピーしました