今週から4回東京/4回阪神が開幕。
それぞれの競馬場で狙える条件を予習しておきましょう。
東京は11月まで、阪神は年末までロングラン開催となります。
9月までの総合的な傾向分析はこちらから。
ラジオ感覚で聞けるこちらもどうぞ。
4回/5回東京 WIN5対象レース条件別リーディング
4回/5回東京でWIN5対象レースとなる条件について、直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)を対象に集計した、条件別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 | 種牡馬備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
芝 | 1400 | 福永祐一 | 2勝 | ※ | ― | サンデーサイレンス系 | 3勝 | 大分類:欧州系6勝 |
芝 | 1800 | ルメール | 3勝 | [美浦]堀宣行 [栗東]友道康夫 | 2勝 | サンデーサイレンス系 | 6勝 | 大分類:欧州系8勝 |
芝 | 2000 | 田辺裕信 横山武史 ルメール | 2勝 | [美浦]国枝栄 | 3勝 | ロベルト系 | 6勝 | |
芝 | 2400 | 福永祐一 | 3勝 | [美浦]国枝栄 [美浦]矢作芳人 [栗東]友道康夫 | 2勝 | ディープインパクト系 | 6勝 | |
芝 | 2500 | ルメール | 2勝 | [美浦]木村哲也 | 2勝 | サンデーサイレンス系 | 2勝 | この条件はアルゼンチン共和国杯のみで、オーソリティが2連覇中 |
ダート | 1400 | 戸崎圭太 ルメール | 3勝 | [栗東]寺島良 | 3勝 | キングマンボ系 | 4勝 | 大分類:米国系9勝 |
ダート | 1600 | ルメール | 4勝 | [美浦]堀宣行 | 4勝 | エーピーインディ系 ストームキャット系 | 5勝 | |
ダート | 2100 | ※ | ― | ※ | ― | キングマンボ系 ロベルト系 | 2勝 |
<血統の大分類>
①サンデーサイレンス系とディープインパクト系を括った「日本系」
②欧州調教馬を祖とする系統を括った「欧州系」
③米国調教馬を祖とする系統を括った「米国系」
<サンデーサイレンス系の注意点>
種牡馬系統の「サンデーサイレンス系」は、厳密にはもっと細分化される血統体系。
ここでは産駒の傾向をつかむ目的のため、頭数の多いディープインパクト系だけ抜き出し、残りをざっくりサンデーサイレンス系、としている。
東京競馬場 騎手の傾向
直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)、東京競馬場で行われたWIN5対象レースの結果に傾向の見られる騎手。
騎手名 | 2020-2021 勝利数 | 2020-2021 着順 | 2022 勝利数 | 2022 着順 | 傾向 |
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ルメール | 20 | 20-9-6-28 | 1 | 1-7-1-12 | 芝13勝/ダート8勝、重賞15勝。 東京での数字は圧倒的で、過去2年は60鞍以上乗って勝率が30%を超える。 今年はオークスの1勝に留まるが、連対率は38%ある。 |
岩田康誠 | 0 | 0-1-2-21 | 5 | 5-1-1-3 | 芝2勝/ダート3勝、重賞2勝。 今年ここまで東京5勝は最多で、なんと勝率50%。 特にダート1400-1600mは[3-1-0-1]と安定。 |
田辺裕信 | 3 | 3-4-5-58 | 2 | 2-0-1-15 | 芝4勝/ダート1勝、重賞2勝。 勝率は低いが、中山/東京以外でほぼ勝たない騎手なので、相対的に期待値が上がる。 短距離がダメというのはどの競馬場でも同じで、東京でも勝鞍は1600-2000m付近に集中している。 |
丸山元気 | 3 | 3-1-3-29 | 0 | 0-0-0-2 | 芝3勝。 直近3年間、中央場所は東京のみ勝鞍がある。 ダートは[0-0-3-16]なので、狙うなら芝。 |
東京競馬場 厩舎の傾向
直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)2勝以上して、東京に勝鞍の偏りがある厩舎。
調教師名 | 2020 勝利数 | 2021 勝利数 | 2022 勝利数 | 傾向 |
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奥村武 | 0 | 1 | 3 | 芝3勝/ダート1勝。 直近3年間、中央場所は東京でのみ勝っている。 |
黒岩陽一 | 0 | 0 | 2 | リフレイムで今年2勝。 競馬場の傾向と言うよりは、この厩舎で勝てる馬の問題か。 |
寺島良 | 1 | 2 | 1 | ダート4勝。 直近3年間、中央場所でのみ勝鞍があり、関東は東京でのみ勝っている。 |
東京競馬場 勝ち馬人気の傾向
今年、3回東京開催までに行われた29レースの勝ち馬人気は以下の通り。
29レースの勝ち馬人気平均は3.52で、人気サイドの勝率は高いが、1-2番人気よりも3-4番人気が強い。
重賞に限るとその傾向はさらに強くなり、1番人気0勝/2番人気1勝で、勝ち馬人気平均も4.08に下がる。
人気 | 勝利数 |
---|---|
1番人気 | 6 |
2番人気 | 4 |
3番人気 | 5 |
4番人気 | 7 |
5番人気 | 2 |
6番人気 | 2 |
7番人気 | 2 |
9番人気 | 1 |
4回/5回/6回阪神 WIN5対象レース条件別リーディング
4回/5回/6回阪神でWIN5対象レースとなる条件について、直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)を対象に集計した、条件別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 | 種牡馬備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
芝 | 1200 | ※ | ― | ※ | ― | ※ | ― | |
芝 | 1400 | 岩田康誠 浜中俊 藤岡佑介 | 2勝 | [栗東]中内田充正 | 3勝 | キングマンボ系 | 6勝 | |
芝 | 1600 | ルメール | 3勝 | [栗東]須貝尚介 | 3勝 | ディープインパクト系 | 8勝 | 大分類:欧州系9勝 |
芝 | 1800 | 福永祐一 | 2勝 | [栗東]斉藤崇史 | 3勝 | ディープインパクト系 | 4勝 | 大分類:欧州系4勝 |
芝 | 2000 | 川田将雅 M.デムーロ 福永祐一 | 2勝 | [栗東]高野友和 [栗東]友道康夫 | 2勝 | ディープインパクト系 | 6勝 | |
芝 | 2200 | 川田将雅 ルメール | 2勝 | [栗東]斉藤崇史 | 2勝 | ディープインパクト系 | 4勝 | |
芝 | 3000 | 和田竜二 | 2勝 | [栗東]大久保龍志 | 2勝 | ディープインパクト系 キングマンボ系 | 2勝 | |
ダート | 1200 | 戸崎圭太 | 2勝 | ※ | ― | ※ | ― | |
ダート | 1400 | 川田将雅 団野大成 戸崎圭太 藤岡康太 松若風馬 | 2勝 | ※ | ― | サンデーサイレンス系 | 4勝 | 大分類:米国系6勝 |
ダート | 1800 | 川田将雅 藤岡佑介 | 3勝 | [栗東]橋田満 | 2勝 | サンデーサイレンス系 | 6勝 | 大分類:米国系6勝 |
ダート | 2000 | 松山弘平 | 2勝 | ※ | ― | サンデーサイレンス系 | 3勝 |
阪神競馬場 騎手の傾向
直近3年間(2020年/2021年/2022年3回まで)、阪神競馬場で行われたWIN5対象レースの結果に傾向の見られる騎手。
騎手名 | 2020-2021 勝利数 | 2020-2021 着順 | 2022 勝利数 | 2022 着順 | 傾向 |
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川田将雅 | 12 | 12-3-5-26 | 2 | 2-3-4-2 | 芝8勝/ダート6勝、重賞4勝。 50鞍以上乗って勝率約25%。 特に安定感があるのは芝1600-2200mの[8-3-5-14]と、ダート1400-1800mの[5-2-1-5]。 |
福永祐一 | 6 | 6-5-13-26 | 1 | 1-1-0-8 | 芝6勝/ダート1勝、重賞1勝。 芝1800m以上が特に良く[6-4-4-13]となる。 勝鞍はすべて3番人気以上。 |
松山弘平 | 7 | 7-9-4-45 | 0 | 0-1-1-5 | 芝5勝/ダート2勝、重賞1勝。 芝1600mまでは[5-3-1-19]だが、1800m以上は[0-2-2-21]。 反対にダートは1400mまでは[0-2-0-5]だが、1800m以上は[2-2-2-5]で逆の傾向。 |
北村友一 | 4 | 4-6-3-25 | 1 | 1-0-0-2 | 芝4勝/ダート1勝、重賞2勝。 長期離脱で2021/2022年は乗鞍が少ない。 2020年は芝1800-2200mが[3-2-0-2]と得意だった。 |
戸崎圭太 | 5 | 5-0-1-13 | 0 | 0-0-0-2 | 芝1勝/ダート4勝、重賞1勝。 ダート1200/1400mは[4-0-0-0]で勝率100%。 |
団野大成 | 2 | 2-1-0-17 | 1 | 1-0-0-1 | ダート3勝。 2021年以降で3勝、特に1400mは昨年2戦2勝だった。 |
国分恭介 | 1 | 1-0-0-18 | 1 | 1-0-1-7 | 芝1勝/ダート1勝、重賞1勝。 直近3年は阪神でのみ勝鞍がある。 |
阪神競馬場 厩舎の傾向
特に顕著な傾向の見られる厩舎は無し。
<栗東vs美浦>
直近3年間、阪神競馬場では約88%のレースを関西馬が勝っている。
この傾向は重賞に限るとさらに顕著となるが、例外としてG1のみ関東馬が盛り返している。
グレード | 栗東 | 美浦 |
---|---|---|
G1 | 13勝[65%] | 7勝[35%] |
G2 | 12勝[100%] | 0勝[0%] |
G3 | 13勝[93%] | 1勝[7%] |
阪神競馬場 勝ち馬人気の傾向
今年、3回阪神開催までに行われた29レースの勝ち馬人気は以下の通り。
29レースの勝ち馬人気平均は3.69で、1-2番人気の勝率は高いが、5番人気以下の勝利数も多い。
特に荒れやすいのは重賞で、重賞に限ると勝ち馬人気平均が4.6に跳ね上がる。
人気 | 勝利数 |
---|---|
1番人気 | 8 |
2番人気 | 7 |
3番人気 | 2 |
4番人気 | 4 |
5番人気 | 1 |
6番人気 | 3 |
8番人気 | 1 |
10番人気 | 2 |
12番人気 | 1 |
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