2023年6月阪神の予習

title WIN5傾向分析
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今週から3回阪神が開幕し、宝塚記念週まで4週間の開催。
阪神競馬場の傾向を予習しておきましょう。

昨年のWIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容は、動画にざっくりまとめています。

今年の傾向

現在、統計対象として扱っているのは7項目。
各項目について、傾向に対する結果を以下のように評価しています。

◎・・・顕著な傾向があり、それに合致する。または、複数の傾向に合致する。
○・・・有意な傾向があり、それに合致する。または、複数ある傾向の一部に合致する。

△・・・有意な傾向があり、それに合致しない。
✖・・・顕著な傾向があり、それに合致しない

今年の阪神競馬場では、2回開催までにWIN5対象レースが20レース施行されました。
その中で、項目別に見た△/✖の出現回数は以下の通り。

斤量展開/脚質枠順人気血統臨戦過程騎手/厩舎
1回7回3回4回4回4回0回
0回0回2回0回1回0回0回
対象レース数5191220201917
合致率上位の項目

△/✖ともに0回、つまり最も傾向から外れていないのが、騎手/厩舎
主場開催、特に関西圏では栗東陣営が強い傾向にあること、
主場開催で勝てる陣営が限られていることから、傾向に沿った結果になりやすいと思われる。

次いで信頼できるのが、斤量
ハンデ戦/別定戦は5回と少ないが、その内4レースで◎が付いた。
特定の斤量の馬が勝つことは少ないが、
一定以上/以下の斤量が勝てない傾向には沿った結果になりやすい。

合致率下位の項目

最も傾向から外れているのが、枠順
枠順に傾向があったのは12レースで、その内5レースに△/✖が付いた。
5レース中、1600m以下のレースが4つ、1400m以下が3つ。
距離が短いほど、傾向を裏切りやすい。

次いで、展開/脚質
こちらは枠順とは反対に、△が付いた過半数を1800m以上のレースが占めた。
距離が長いほど展開の自由度は上がるため、当然の結果とも言える。

また、これら2つは関連しやすい項目でもある。
枠順に△/✖が付いた5レースの内、3レースで展開/脚質が△だった。

3回阪神 WIN5対象コース別リーディング

3回阪神のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
直近3年間(2020年/2021年/2022年)と、今年の2回開催までを対象に集計した、
コース別のリーディングトップ。

トラック距離最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数種牡馬備考
2000川田将雅3勝[栗東]高野友和3勝ディープインパクト系8勝
2200川田将雅
武豊
ルメール
2勝[栗東]斉藤崇史3勝サンデーサイレンス系
ディープインパクト系
4勝
ダート1200戸崎圭太2勝エーピーインディ系
サンデーサイレンス系
3勝
ダート1400川田将雅
団野大成
戸崎圭太
藤岡康太
松若風馬
2勝[栗東]荒川義之2勝サンデーサイレンス系6勝
ダート1800岩田望来4勝[栗東]大橋勇樹
[栗東]野中賢二
[栗東]安田翔伍
2勝エーピーインディ系
サンデーサイレンス系
5勝
※2勝以上した者がいない

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

阪神競馬場 騎手の傾向

今年、阪神競馬場で好調な騎手。

騎手名着度数傾向
幸英明3-0-1-3芝3勝。1200-2000mで勝鞍。
2回開催では2週連続勝利も。
川田将雅2-1-0-3芝2勝、重賞1勝。
こちらも2回開催で2週連続勝利。
鮫島克駿2-4-0-10ダート2勝、重賞1勝。
ダートは[2-2-0-0]で連対率100%。
武豊2-0-1-6芝2勝、重賞2勝。
2000mと2200mの重賞を勝利。
藤岡康太2-0-1-5芝1勝/ダート1勝。
どちらも1400m以下の短距離で勝利。

阪神競馬場 厩舎の傾向

今年、阪神競馬場で好調な厩舎。

調教師名勝利数傾向
野中賢二3ダート3勝、重賞1勝。
1400mで1勝、1800mで2勝。
今年唯一、阪神で2勝以上している厩舎。

阪神競馬場 勝ち馬人気の傾向

今年の2回開催まで、20レースの勝ち馬人気の分布。
 1人気  2人気  3人気  4人気  5人気  6-9人気 ■10人気以下

1-2番人気で70%のレースを勝っており、非常に荒れにくい。

荒れたのは大阪城Sの8番人気と、六甲Sの7番人気。
どちらも、外回りで行われたリステッドだった。

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