今週から2回中京が開幕し、9月末まで8週間の夏開催。
中京競馬場の傾向を予習しておきましょう。
1回開催ですでに登場しているコースの傾向は、3月の記事をご覧ください。
WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。
このページの内容をまとめた動画もあります。
2回/3回中京 WIN5対象コース別リーディング
2回/3回中京のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
直近3年間(2021年/2022年/2023年)と、今年の1回開催を対象に集計した、
コース別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | レース数 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 |
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芝 | 1200 | 20 | 池添謙一 団野大成 ルメール | 2勝 | [栗東]池添学 [栗東]武英智 | 2勝 | ディープインパクト系 | 5勝 |
芝 | 1600 | 17 | 松山弘平 | 5勝 | [栗東]藤原英昭 [美浦]堀宣行 | 2勝 | サンデーサイレンス系 ロベルト系 | 4勝 |
芝 | 2000 | 17 | 川田将雅 | 4勝 | [栗東]中内田充正 | 3勝 | サンデーサイレンス系 ディープインパクト系 | 5勝 |
芝 | 2200 | 8 | 川田将雅 | 2勝 | ※ | ― | キングマンボ系 サンデーサイレンス系 ディープインパクト系 | 2勝 |
ダート | 1200 | 8 | ※ | ― | ※ | ― | エーピーインディ系 サンデーサイレンス系 | 2勝 |
ダート | 1400 | 17 | 浜中俊 松山弘平 | 2勝 | [栗東]北出成人 [栗東]浜田多実雄 | 2勝 | キングマンボ系 | 5勝 |
ダート | 1800 | 28 | 松山弘平 | 4勝 | [栗東]大久保龍志 | 3勝 | サンデーサイレンス系 | 10勝 |
種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。
芝1600mのコース傾向
直近10レース(2022年1月~2023年7月)の傾向
対象レースは条件戦4回、リステッド1回、重賞5回
この開催の主要なレースは、ポートアイランドS
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は7~16頭で、重賞以外は多頭数になりにくい 1枠~7枠まで1着があって、頭数による目立った傾向の違いも無い 1着が無いのは5枠/8枠 5枠は連対率0% 8枠は2着/3着ともに1回ずつだけ |
展開/脚質 | 先行有利で、2コーナー3番手以内が6勝 逃げ切りが3回ある 京都金杯のみ異質で、2回いずれも2コーナー9番手以降が勝利 |
血統 | 日本系有利で、父日本系が6勝、母父日本系が3勝 掛け合わせパターンに特徴があり、 ディープインパクト系産駒3頭の母父はすべて米国系 父/母父サンデーサイレンス系6頭の掛け合わせ相手はすべて欧州系 キングマンボ系との掛け合わせが3頭で半数を占める |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は428~516kg 概ね、クラスが上がるほど軽量馬が不利な傾向 470kg未満の3着以内は条件戦で多く発生しており、 オープンクラスでは顕著に発生率が下がる |
人気 | 4番人気以下が6勝しており、荒れやすい 特にオープンクラスで荒れやすく、1番人気が勝っているのは条件戦のみ |
芝2200mのコース傾向
直近10レース(2020年9月~2023年1月)の傾向
対象レースは条件戦4回、重賞6回
この開催の対象レースは、神戸新聞杯
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は10~18頭 14頭以上が7回で、条件戦が少頭数になりやすい 外枠が不利で、1-5枠で8勝 8枠はフルゲートの場合だけ連対があり、17頭以下では複勝率0% |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム2番手以内が9連勝中 後傾ラップになりやすいため追い込みは決まりにくく、 最も後方で1コーナー9番手まで |
血統 | 日本系有利で、すべての勝ち馬の父か母父が日本系 特にディープインパクトが父で4勝、母父で3勝で過半数 掛け合わせは日本系×欧州系が7頭で、 母父米国系の3頭はすべて父がディープインパクト |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は434~512kg クラスが上がると大型馬有利の傾向 条件戦の4回では500kg超は1頭だけで、 最軽量434kgの勝ち馬も3勝クラスで発生 重賞の6回では500kg超が4頭で過半数 |
人気 | 3番人気以上が7勝しており、荒れにくい 条件戦が特に荒れにくい一方で、 重賞では最低の7番人気1着が発生し、二桁人気も3頭連対している |
ダート1200mのコース傾向
直近8レース(2021年1月~2023年7月)の傾向
対象レースは条件戦6回、オープン特別2回
この開催の主要なレースは、浜松S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は11~16頭 11頭になったのは1回だけで、フルゲートが6回 圧倒的な内枠有利で、勝ち馬すべて1-4枠 連対しているのも6枠まで |
展開/脚質 | クラスによって傾向が異なる オープン特別2回は、いずれも3コーナー2番手通過が勝利 条件戦6回はすべて、3コーナー5番手以降が勝利 |
血統 | 米国系と日本系が拮抗している 勝ち馬の父/母父16頭の内、米国系が7頭、日本系が6頭 残る欧州系3頭はすべて、日本系との掛け合わせ 直近3レースは、父キンシャサノキセキが2勝、母父フジキセキが1勝 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は432~534kg 上級条件ほど大型馬有利の傾向で、 オープンクラスの3着以内はすべて478kg以上で、勝ち馬は500kg超 反対に条件戦では、480kg未満に集中している |
人気 | 4番人気以下が4勝しており、やや荒れやすい 4-6番人気の連対率が高い傾向 二桁人気の3着以内5頭は、1番人気の4頭よりも多い |
ダート1400mのコース傾向
直近10レース(2022年1月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦6回、オープン特別3回、重賞1回
この開催の主要なレースは、桶狭間S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数はすべて14頭以上で、フルゲートが9回 中枠有利で、3-6枠が7勝 連対20頭中、4-6枠だけで12頭を占める すべての枠が連対しており、1-2枠/7-8枠も極端な不利傾向ではない |
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく、差し/追い込み有利 3コーナー7番手以降が6勝で、13番手以降も3勝 勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝 逃げ切りが発生しているのはオープンクラスのみで、条件戦の先行馬は苦戦傾向 |
血統 | 米国系有利で、父米国系が7勝、母父米国系が1勝 米国系×米国系も3勝しているが、米国系×日本系が5勝で上回る 種牡馬系統はエーピーインディ系が圧倒的に有利で、 父に4頭、母父に2頭で過半数を占める 日本系は父/母父すべてサンデーサイレンス系で、 父欧州系の2頭はいずれもキングマンボ系 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は452~594kg 最重量はプロキオンSのドンフランキーが大きく引き上げているが、 それを除いても大型馬有利の傾向 1着/2着は480~500kg付近に集中している |
人気 | 3番人気以上が8勝しており、非常に荒れにくい すべてのレースで2番人気以上が連対している |
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