2024年8月中京の予習

WIN5傾向分析
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今週から2回中京が開幕し、9月末まで8週間の夏開催。
中京競馬場の傾向を予習しておきましょう。

1回開催ですでに登場しているコースの傾向は、3月の記事をご覧ください。

WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容をまとめた動画もあります。

2回/3回中京 WIN5対象コース別リーディング

2回/3回中京のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
直近3年間(2021年/2022年/2023年)と、今年の1回開催を対象に集計した、
コース別のリーディングトップ。

トラック距離レース数最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数
120020池添謙一
団野大成
ルメール
2勝[栗東]池添学
[栗東]武英智
2勝ディープインパクト系5勝
160017松山弘平5勝[栗東]藤原英昭
[美浦]堀宣行
2勝サンデーサイレンス系
ロベルト系
4勝
200017川田将雅4勝[栗東]中内田充正3勝サンデーサイレンス系
ディープインパクト系
5勝
22008川田将雅2勝キングマンボ系
サンデーサイレンス系
ディープインパクト系
2勝
ダート12008エーピーインディ系
サンデーサイレンス系
2勝
ダート140017浜中俊
松山弘平
2勝[栗東]北出成人
[栗東]浜田多実雄
2勝キングマンボ系5勝
ダート180028松山弘平4勝[栗東]大久保龍志3勝サンデーサイレンス系10勝
※2勝以上した者がいない

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

芝1600mのコース傾向

直近10レース(2022年1月~2023年7月)の傾向
対象レースは条件戦4回、リステッド1回、重賞5回
この開催の主要なレースは、ポートアイランドS

統計項目傾向
枠順出走頭数は7~16頭で、重賞以外は多頭数になりにくい
1枠~7枠まで1着があって、頭数による目立った傾向の違いも無い
1着が無いのは5枠/8枠
5枠は連対率0%
8枠は2着/3着ともに1回ずつだけ
展開/脚質先行有利で、2コーナー3番手以内が6勝
逃げ切りが3回ある
京都金杯のみ異質で、2回いずれも2コーナー9番手以降が勝利
血統日本系有利で、父日本系が6勝、母父日本系が3勝
掛け合わせパターンに特徴があり、
ディープインパクト系産駒3頭の母父はすべて米国系
父/母父サンデーサイレンス系6頭の掛け合わせ相手はすべて欧州系
キングマンボ系との掛け合わせが3頭で半数を占める
馬体重勝ち馬の馬体重は428~516kg
概ね、クラスが上がるほど軽量馬が不利な傾向
470kg未満の3着以内は条件戦で多く発生しており、
オープンクラスでは顕著に発生率が下がる
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい
特にオープンクラスで荒れやすく、1番人気が勝っているのは条件戦のみ

芝2200mのコース傾向

直近10レース(2020年9月~2023年1月)の傾向
対象レースは条件戦4回、重賞6回
この開催の対象レースは、神戸新聞杯

統計項目傾向
枠順出走頭数は10~18頭
14頭以上が7回で、条件戦が少頭数になりやすい
外枠が不利で、1-5枠で8勝
8枠はフルゲートの場合だけ連対があり、17頭以下では複勝率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2番手以内が9連勝中
後傾ラップになりやすいため追い込みは決まりにくく、
最も後方で1コーナー9番手まで
血統日本系有利で、すべての勝ち馬の父か母父が日本系
特にディープインパクトが父で4勝、母父で3勝で過半数
掛け合わせは日本系×欧州系が7頭で、
母父米国系の3頭はすべて父がディープインパクト
馬体重勝ち馬の馬体重は434~512kg
クラスが上がると大型馬有利の傾向
条件戦の4回では500kg超は1頭だけで、
最軽量434kgの勝ち馬も3勝クラスで発生
重賞の6回では500kg超が4頭で過半数
人気3番人気以上が7勝しており、荒れにくい
条件戦が特に荒れにくい一方で、
重賞では最低の7番人気1着が発生し、二桁人気も3頭連対している

ダート1200mのコース傾向

直近8レース(2021年1月~2023年7月)の傾向
対象レースは条件戦6回、オープン特別2回
この開催の主要なレースは、浜松S

統計項目傾向
枠順出走頭数は11~16頭
11頭になったのは1回だけで、フルゲートが6回
圧倒的な内枠有利で、勝ち馬すべて1-4枠
連対しているのも6枠まで
展開/脚質クラスによって傾向が異なる
オープン特別2回は、いずれも3コーナー2番手通過が勝利
条件戦6回はすべて、3コーナー5番手以降が勝利
血統米国系と日本系が拮抗している
勝ち馬の父/母父16頭の内、米国系が7頭、日本系が6頭
残る欧州系3頭はすべて、日本系との掛け合わせ
直近3レースは、父キンシャサノキセキが2勝、母父フジキセキが1勝
馬体重勝ち馬の馬体重は432~534kg
上級条件ほど大型馬有利の傾向で、
オープンクラスの3着以内はすべて478kg以上で、勝ち馬は500kg超
反対に条件戦では、480kg未満に集中している
人気4番人気以下が4勝しており、やや荒れやすい
4-6番人気の連対率が高い傾向
二桁人気の3着以内5頭は、1番人気の4頭よりも多い

ダート1400mのコース傾向

直近10レース(2022年1月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦6回、オープン特別3回、重賞1回
この開催の主要なレースは、桶狭間S

統計項目傾向
枠順出走頭数はすべて14頭以上で、フルゲートが9回
中枠有利で、3-6枠が7勝
連対20頭中、4-6枠だけで12頭を占める
すべての枠が連対しており、1-2枠/7-8枠も極端な不利傾向ではない
展開/脚質前傾ラップになりやすく、差し/追い込み有利
3コーナー7番手以降が6勝で、13番手以降も3勝
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝
逃げ切りが発生しているのはオープンクラスのみで、条件戦の先行馬は苦戦傾向
血統米国系有利で、父米国系が7勝、母父米国系が1勝
米国系×米国系も3勝しているが、米国系×日本系が5勝で上回る
種牡馬系統はエーピーインディ系が圧倒的に有利で、
父に4頭、母父に2頭で過半数を占める
日本系は父/母父すべてサンデーサイレンス系で、
父欧州系の2頭はいずれもキングマンボ系
馬体重勝ち馬の馬体重は452~594kg
最重量はプロキオンSのドンフランキーが大きく引き上げているが、
それを除いても大型馬有利の傾向
1着/2着は480~500kg付近に集中している
人気3番人気以上が8勝しており、非常に荒れにくい
すべてのレースで2番人気以上が連対している

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