2024年6月函館の予習

WIN5傾向分析
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今週から函館が開幕して、例年通り函館記念まで6週間の開催。
函館競馬場の傾向を予習しておきましょう。

WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容をまとめた動画もあります。

1回函館 WIN5対象コース別リーディング

1回函館のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
2020年以降を対象に分析した、コース別のリーディングトップ。

トラック距離レース数最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数
12008池添謙一
横山武史
2勝キングマンボ系
サンデーサイレンス系
2勝
18007ルメール2勝ディープインパクト系4勝
20005
ダート17008泉谷楓真
菱田裕二
2勝サンデーサイレンス系4勝
※2勝以上した者がいない

すべてのコースで、2勝以上している厩舎は無い。
所属で見ると、近年は美浦が優勢。

開催年栗東美浦
20205勝1勝
20213勝6勝
20223勝4勝
20232勝5勝
※2勝以上した者がいない

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

芝1200mのコース傾向

2020年以降の8レースの傾向
対象レースは条件戦5回、重賞3回
主要なレースは、函館SS

統計項目傾向
枠順出走頭数は16頭が7回で、残り1回は13頭
内枠有利で、1-4枠が5勝で過半数
特に3枠の連対4頭はすべての枠の中で最多
残り3回では、8枠が2勝
7枠の連対率0%に対して8枠は連対3頭で、大外まで行くと不利が弱まる傾向
展開/脚質2022年までは先行有利
勝ち馬すべて3コーナー6番手以内で、特に3番手以内が4勝
すべて上がりタイム4番手以降だったのに対して
2023年の2回はいずれも3コーナー8番手以降、上がりタイム最速/2番手が勝利

全体で見ると、3コーナー4番手以内に先行した勝ち馬5頭は2-5枠で、
特に3-5枠が4頭を占め、中枠先行が勝ちパターン
反対に、6番手以降から差した勝ち馬3頭は1枠/8枠のみで、
極端な内外は差し/追い込みが勝ちパターン
血統ノーザンダンサー系が産駒2勝、母父でも3勝で過半数を占める
父/母父がノーザンダンサー系でない3頭はすべてミスプロ系産駒
血統構成は様々だが、最多は欧州系×日本系の4頭
馬体重勝ち馬の馬体重は442~512kg
勝ち馬の幅は広いが、2着3着含めると460~500kgに集中していて、
この範囲を外れているのが4頭だけ
人気3番人気以上が7勝しており、下も5番人気までで、荒れにくい

芝1800mのコース傾向

2020年以降の7レースの傾向
対象レースは3勝クラス2回、オープン特別4回、重賞1回
主要なレースは、巴賞

統計項目傾向
枠順出走頭数は10~16頭
7枠が頭数に依らず有利で、連対4頭、3着以内7頭は断トツの数字
1枠が2勝、3枠が1着1回/2着3回と、内枠も悪くない傾向だが、2枠のみ連対率0%
4枠も2020年の10頭立て1着以来、すべて11頭以上の直近3年は複勝率0%
展開/脚質追い込み/捲り有利で、1コーナー6番手以降が5勝
フルゲートの2回はどちらも6番手以内が勝っているが、
頭数が少ないと追い込み/捲りが決まりやすい
血統日本系×欧州系が5勝で過半数
ディープインパクト系×ノーザンダンサー系と、
サンデーサイレンス系×キングマンボ系が、3勝ずつしている
ディープインパクト系産駒4勝に対して、
サンデーサイレンス系は母父での勝利数の方が多い
馬体重勝ち馬の馬体重は436~496kg
460~496kgが6頭で、2着3着も含めると470~490kg付近に集中している
人気2-4番人気で6勝しており、特に2番人気が4勝で過半数
大荒れしにくいが、1番人気は2着が3回ありながら0勝

芝2000mのコース傾向

2020年以降の5レースの傾向
対象レースは3勝クラス1回、重賞4回
この開催の対象レースは、函館記念

統計項目傾向
枠順出走頭数はすべてフルゲート16頭立て
8枠のみ連対率0%で、ほかの枠はすべて連対あり
1枠から7枠まで1着がある
3着以内全体を見ると、1-4枠が10頭を占めて、内枠有利の傾向
展開/脚質差し有利で、1コーナー6-9番手が4勝、最も先行して3番手まで
上がりタイム最速は1勝だけで、後方から速い上がりを使っても届きにくい
血統函館記念の勝ち馬はすべて父/母父ノーザンダンサー系
特に稍重/重だった直近2年は、キングマンボ系×ノーザンダンサー系が2連勝中
五稜郭S勝ち馬のみ、父/母父いずれもノーザンダンサー系でなく、欧州系でもない
馬体重勝ち馬の馬体重は456~510kg
480kg未満は五稜郭S勝ち馬のみで、函館記念は大型馬有利
人気7番人気以下3勝、二桁人気も3頭連対して、大荒れしやすい
これは函館記念/五稜郭Sいずれも荒れている

ダート1700mのコース傾向

2020年以降の8レースの傾向
対象レースは条件戦3回、オープン特別/リステッド4回、重賞1回
この開催の対象レースは、大沼S

統計項目傾向
枠順出走頭数は10~14頭、10頭立ては1回だけで、他すべて13頭以上
1枠/3枠/7枠が2勝ずつで、奇数枠が有利
偶数枠で1着があるのは8枠のみで、8枠は2着も3回ある
2枠は複勝率0%
展開/脚質極端な展開になりやすい
1コーナー3番手以内が4勝、逃げ切りも2回あるが、
残り4回はすべて8番手以降で、10番手以降が3勝
・逃げ切り2頭は7枠
・3番手先行2頭は3枠
・10番手以降追い込み3頭は1枠/8枠
と、枠順と位置取りの関連性が強い
血統サンデーサイレンス系産駒が4勝、母父でも2勝
米国系との掛け合わせが4頭で半数を占める
米国系と欧州系の頭数は拮抗しており、種牡馬系統も分散している
馬体重勝ち馬の馬体重は466~536kg
2着3着含めて480~510kg付近に集中しており、大型馬有利の傾向
人気4番人気以下が5勝しており、荒れやすい
1番人気は複勝率0%
最も古い2020年大沼Sを除く直近7レースはすべて、7番人気以下が連対している

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