今週から函館が開幕して、例年通り函館記念まで6週間の開催。
函館競馬場の傾向を予習しておきましょう。
WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。
このページの内容をまとめた動画もあります。
1回函館 WIN5対象コース別リーディング
1回函館のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
2020年以降を対象に分析した、コース別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | レース数 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 |
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芝 | 1200 | 8 | 池添謙一 横山武史 | 2勝 | ※ | ― | キングマンボ系 サンデーサイレンス系 | 2勝 |
芝 | 1800 | 7 | ルメール | 2勝 | ※ | ― | ディープインパクト系 | 4勝 |
芝 | 2000 | 5 | ※ | ― | ※ | ― | ※ | ― |
ダート | 1700 | 8 | 泉谷楓真 菱田裕二 | 2勝 | ※ | ― | サンデーサイレンス系 | 4勝 |
すべてのコースで、2勝以上している厩舎は無い。
所属で見ると、近年は美浦が優勢。
開催年 | 栗東 | 美浦 |
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2020 | 5勝 | 1勝 |
2021 | 3勝 | 6勝 |
2022 | 3勝 | 4勝 |
2023 | 2勝 | 5勝 |
種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。
芝1200mのコース傾向
2020年以降の8レースの傾向
対象レースは条件戦5回、重賞3回
主要なレースは、函館SS
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は16頭が7回で、残り1回は13頭 内枠有利で、1-4枠が5勝で過半数 特に3枠の連対4頭はすべての枠の中で最多 残り3回では、8枠が2勝 7枠の連対率0%に対して8枠は連対3頭で、大外まで行くと不利が弱まる傾向 |
展開/脚質 | 2022年までは先行有利 勝ち馬すべて3コーナー6番手以内で、特に3番手以内が4勝 すべて上がりタイム4番手以降だったのに対して 2023年の2回はいずれも3コーナー8番手以降、上がりタイム最速/2番手が勝利 全体で見ると、3コーナー4番手以内に先行した勝ち馬5頭は2-5枠で、 特に3-5枠が4頭を占め、中枠先行が勝ちパターン 反対に、6番手以降から差した勝ち馬3頭は1枠/8枠のみで、 極端な内外は差し/追い込みが勝ちパターン |
血統 | ノーザンダンサー系が産駒2勝、母父でも3勝で過半数を占める 父/母父がノーザンダンサー系でない3頭はすべてミスプロ系産駒 血統構成は様々だが、最多は欧州系×日本系の4頭 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は442~512kg 勝ち馬の幅は広いが、2着3着含めると460~500kgに集中していて、 この範囲を外れているのが4頭だけ |
人気 | 3番人気以上が7勝しており、下も5番人気までで、荒れにくい |
芝1800mのコース傾向
2020年以降の7レースの傾向
対象レースは3勝クラス2回、オープン特別4回、重賞1回
主要なレースは、巴賞
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は10~16頭 7枠が頭数に依らず有利で、連対4頭、3着以内7頭は断トツの数字 1枠が2勝、3枠が1着1回/2着3回と、内枠も悪くない傾向だが、2枠のみ連対率0% 4枠も2020年の10頭立て1着以来、すべて11頭以上の直近3年は複勝率0% |
展開/脚質 | 追い込み/捲り有利で、1コーナー6番手以降が5勝 フルゲートの2回はどちらも6番手以内が勝っているが、 頭数が少ないと追い込み/捲りが決まりやすい |
血統 | 日本系×欧州系が5勝で過半数 ディープインパクト系×ノーザンダンサー系と、 サンデーサイレンス系×キングマンボ系が、3勝ずつしている ディープインパクト系産駒4勝に対して、 サンデーサイレンス系は母父での勝利数の方が多い |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は436~496kg 460~496kgが6頭で、2着3着も含めると470~490kg付近に集中している |
人気 | 2-4番人気で6勝しており、特に2番人気が4勝で過半数 大荒れしにくいが、1番人気は2着が3回ありながら0勝 |
芝2000mのコース傾向
2020年以降の5レースの傾向
対象レースは3勝クラス1回、重賞4回
この開催の対象レースは、函館記念
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数はすべてフルゲート16頭立て 8枠のみ連対率0%で、ほかの枠はすべて連対あり 1枠から7枠まで1着がある 3着以内全体を見ると、1-4枠が10頭を占めて、内枠有利の傾向 |
展開/脚質 | 差し有利で、1コーナー6-9番手が4勝、最も先行して3番手まで 上がりタイム最速は1勝だけで、後方から速い上がりを使っても届きにくい |
血統 | 函館記念の勝ち馬はすべて父/母父ノーザンダンサー系 特に稍重/重だった直近2年は、キングマンボ系×ノーザンダンサー系が2連勝中 五稜郭S勝ち馬のみ、父/母父いずれもノーザンダンサー系でなく、欧州系でもない |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は456~510kg 480kg未満は五稜郭S勝ち馬のみで、函館記念は大型馬有利 |
人気 | 7番人気以下3勝、二桁人気も3頭連対して、大荒れしやすい これは函館記念/五稜郭Sいずれも荒れている |
ダート1700mのコース傾向
2020年以降の8レースの傾向
対象レースは条件戦3回、オープン特別/リステッド4回、重賞1回
この開催の対象レースは、大沼S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は10~14頭、10頭立ては1回だけで、他すべて13頭以上 1枠/3枠/7枠が2勝ずつで、奇数枠が有利 偶数枠で1着があるのは8枠のみで、8枠は2着も3回ある 2枠は複勝率0% |
展開/脚質 | 極端な展開になりやすい 1コーナー3番手以内が4勝、逃げ切りも2回あるが、 残り4回はすべて8番手以降で、10番手以降が3勝 ・逃げ切り2頭は7枠 ・3番手先行2頭は3枠 ・10番手以降追い込み3頭は1枠/8枠 と、枠順と位置取りの関連性が強い |
血統 | サンデーサイレンス系産駒が4勝、母父でも2勝 米国系との掛け合わせが4頭で半数を占める 米国系と欧州系の頭数は拮抗しており、種牡馬系統も分散している |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は466~536kg 2着3着含めて480~510kg付近に集中しており、大型馬有利の傾向 |
人気 | 4番人気以下が5勝しており、荒れやすい 1番人気は複勝率0% 最も古い2020年大沼Sを除く直近7レースはすべて、7番人気以下が連対している |
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