2022年12月11日のWIN5レース統計分析

title 個別レース分析
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今週末のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週は全トラック良馬場想定です。
各競馬場の傾向予習記事も公開済なので、合わせてご覧ください。

ラジオ感覚で聞ける動画版もお好みでどうぞ。

中京10R 名古屋日刊スポーツ杯 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2000mで行われているのは2016年から。
出走頭数は少なくなりやすく最大でも13頭で、今年も11頭と同水準。

統計項目傾向
展開/脚質スローペースになりやすく、先行有利。
ハイペースで先行総崩れとなった2020年を除くと、
勝ち馬は4コーナーを上位50%以内の位置で通過している。
枠順外枠有利で、6-8枠が5勝している。
唯一、内枠が勝利したのも2020年で、合わせて考えると外枠の先行馬が強いと言える。
人気2000mに変更後の5年間は1-2番人気だけが勝利していたが、昨年は12番人気が逃げ切り。
血統日本系×欧州系が強いコース。
直近3年間、このコースで行われた条件戦はすべてこの血統構成の産駒が勝っている。
重賞になると母父米国系が入ってくるが、それでも半数は日本系×欧州系が勝っている。

<買い条件>
⑪エピプランセス/藤岡康太/池添学 統計イチオシ

外枠で先行力に期待できる、欧州系×日本系の産駒。
⑨アナレンマ/西村淳也/藤原英昭
こちらも外枠から先行する可能性のある、日本系×欧州系の産駒。
ヤマニンサルバム/浜中俊/中村直也
日本系×欧州系の産駒。

<消し条件>
ヴェルザスカ/松若風馬/今野貞一
エルディアブロ/横山琉人/佐々木晶三
オータムヒロイン/古川吉洋/鮫島一歩
サウンドウォリアー/幸英明/高橋康之
ヴェールランス/今村聖奈/藤岡健一

日本系×欧州系以外の産駒が勝つ確率が低い条件。

<中京/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
①シェルビーズアイ/松田大作/武英智
④マイネルアルザス/亀田温心/菊川正達
⑦カフジアスール/角田大河/中竹和也

阪神10R 竹田城S ダート/2000

<過去10年間のレース統計>
2019年創設で、昨年のみハンデ戦。

統計項目傾向
展開/脚質前傾ラップだが向正面でペースが緩みやすく、先行有利。
人気過去3回は1-2番人気の先行馬が2勝し、
13番人気と荒れた年は最後方からの追い込みが決まっている。
WIN5全体では3番人気以上の勝利が多いコースで、上位人気の信頼度は高い。
血統サンデーサイレンス系×欧州系が強いコース。
直近3年間、米国系ではマジェスティックウォリアー産駒のみが勝利している。
臨戦過程勝ち馬はすべて前走で1800m以上を走っている。
特に晩秋S組は[1-1-1-2]と好相性。

<買い条件>
ショウナンアーチー/坂井瑠星/松下武士 統計イチオシ
前走が晩秋Sで、先行できる確率が高い馬に、阪神で勝鞍が多い騎手。
ウェルカムニュース/イーガン/池江泰寿
先行できる確率が高い馬。
ハイエンド/岩田望来/清水久詞
サンデーサイレンス系×欧州系の産駒。
⑨ランスオブアース/松山弘平/本田優
このコースで勝鞍が多い騎手。

<消し条件>
スズカデレヤ/秋山真一郎/大橋勇樹
ムエックス/菱田裕二/大根田裕之
アベックフォルス/吉田隼人/加藤士津八

米国系産駒が勝つ確率が低いコース。
クリノホノオ/木幡初也/谷潔
前走が1700m以下の馬。

<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧メイショウヨカゼ/団野大成/荒川義之
2週連続勝利の確率が低い厩舎。

<阪神/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③ブラックヘイロー/横山武史/高橋文雅
④デルマオニキス/酒井学/勢司和浩

中山11R カペラS ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
重馬場が1回ある以外は、条件安定の別定戦重賞。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は55~58kg。
54kg以下は[0-0-0-12]の一方で、58kg以上は[2-1-1-6]と、重斤量が優勢。
展開/脚質ハイペースを先行馬がそのまま押し切りやすい。
人気4番人気以下が5勝しており、上位人気の信頼度はそれほど高くない。
短距離の一般的な傾向とは異なり、下位人気の前残りがある。
後方から差し切っているのは上位人気。
血統米国系が圧倒的に強いコース。
このレースも過去10年で、父or母父米国系の産駒が8勝。
WIN5全体で見ると、直近3年間の21レースで父/母父いずれも米国系でない産駒は、条件戦で1勝のみ。

<買い条件>
ジャスティン/マーカンド/矢作芳人 統計イチオシ
先行する確率の高い母父米国系の産駒。
強力な同型が多く展開に不安はあるが、他がすべて消し条件該当で消えているため、逃げ馬で買うならこれ。
リメイク/福永祐一/新谷功一
オメガレインボー/岩田康誠/安田翔吾

父または母父米国系の産駒。

<消し条件>
シンシティ/富田暁/木原一良
ヤマトコウセイ/小林脩斗/武井亮
カルネアサーダ/菅原明良/加用正

斤量54kg以下の馬。
クロジシジョー/戸崎圭太/岡田稲男
レディオマジック/藤岡佑介/佐々木晶三

父/母父いずれも米国系でない産駒。
リュウノユキナ/柴田善臣/小野次郎
ジャスパープリンス/田中勝春/森秀行
エアアルマス/川須栄彦/池添学
ヒロシゲゴールド/北村宏司/北出成人

創設以来、7歳以上が勝ったことのないレース。

<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑤ハコダテブショウ/石川裕紀人/相沢郁
2週連続重賞勝利の確率が低い騎手。

<中山/ダート/短距離のG3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑪アティード/田辺裕信/加藤士津八
⑫オーヴァーネクサス/大野拓弥/松下武士
⑮ピンシャン/松岡正海/森秀行

中京11R 知立S 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2019年からで、昨年2勝クラスから3勝クラスに変わった。
また、2019年1月、2020年9月、昨年から12月のこの時期と、開催タイミングも毎年変わってきた。

統計項目傾向
展開/脚質先行有利で、過去3回の勝ち馬はすべて3コーナー通過3番手以内。
枠順5枠より内の馬だけが連対している。
直近2年は4-5枠が馬券内を占めており、6枠より外は3着が1回あるのみ。
人気過去3回の勝ち馬人気は7→5→1と来て、昨年ようやく1番人気が勝利したが、荒れやすい。
3連単の平均配当は10万円超え。
血統過去2年は米国系が強いコースだったが、今年はサンデーサイレンス系×欧州系が席巻。
今年行われた5レースに、父or母父米国系の産駒は居ない。

<買い条件>
マッドクール/藤岡康太/池添学 統計イチオシ

先行できる確率が高く、今年のトレンドに合った父/母父いずれも米国系でない血統構成。
藤岡康太は西日本の芝短距離で勝鞍が多い騎手。
グランアリエル/角田大和/小野次郎
トウカイオラージュ/松若風馬/長谷川浩大

サンデーサイレンス系×欧州系の産駒で、先行できる確率が高い馬。

<消し条件>
テイエムトッキュウ/亀田温心/木原一良
ジョニーズララバイ/浜中俊/音無秀孝
ショウナンアリアナ/西村淳也/高野友和
ダイセンハッピー/名古屋競馬
エーティーメジャー/古川吉洋/四位洋文
フォラブリューテ/杉原誠人/宮田敬介

6-8枠の馬。

<中京/芝/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
①スイーツマジック/秋山稔樹/佐藤吉勝
④ブルースピリット/幸英明/中内田充正
⑤エイシンスポッター/角田大河/吉村圭司
⑦グレイトゲイナー/松本大輝/森秀行
⑧テーオーマルクス/泉谷楓真/宮徹
⑩スンリ/丸山元気/清水久詞

阪神11R 阪神JF 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
すべて良馬場で開催され、2019年の16頭以外すべてフルゲート18頭が出走。

統計項目傾向
展開/脚質基本的に差し有利で、上がりの速い馬が勝つ傾向にある。
人気すべて5番人気以上が勝利。
直近7年は1-3番人気で6勝しており、上位人気の信頼度は高い。
血統ディープインパクト系とキングマンボ系が強いコース。
このレースはクラシックほどディープ系が席巻しておらず、
父系にはサンデーサイレンス系、母系には欧州系の産駒の勝利が多い。
臨戦過程アルテミスSからが4勝、ファンタジーSからが3勝。
2005年から17年連続で、前走2着以上だった馬が勝利中。
直近は、前走でオープンクラスを勝った馬が6連勝中。

<買い条件>
ラヴェル/坂井瑠星/矢作芳人 統計イチオシ

アルテミスS勝ち馬のサンデーサイレンス系産駒で、速い上がりを使う確率が高い。
8枠は厳しいが勝っていないわけではなく、極端なスローになりにくい傾向のレースで、今年もペースは流れそうなメンバーとなれば、大きな不利にはならない想定。
リバーラ/石橋脩/高柳瑞樹
ファンタジーS勝ち馬。
リバティアイランド/川田将雅/中内田充正
ブトンドール/鮫島克駿/池添学

ウンブライル/横山武史/木村哲也
速い上がりを使う確率が高い馬。
⑨はこのコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。

<消し条件>
サンティーテソーロ/横山和生/栗田徹
シンリョクカ/木幡初也/竹内正洋
アロマデローサ/イーガン/池添学
ミスヨコハマ/M.デムーロ/斎藤誠
ハウピア/菱田裕二/岡田稲男
エイムインライフ/酒井学/角田晃一
ミシシッピテソーロ/原優介/畠山吉宏
イティネラートル/岩田望来/長谷川浩大
ムーンプローブ/松山弘平/上村洋行

前走がオープンクラスでない、または連対していない馬。

<阪神/芝/中距離のG1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
②キタウイング/和田竜二/小島茂之
⑤モリアーナ/武藤雅/武藤善則

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