2023年12月10日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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12/10(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週は全国的に好天で、気温も上がりそうです。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
中山
中京
阪神

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

中京10R 名古屋日刊スポーツ杯 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2000mになったのは2016年から
出走頭数は9~13頭で、10頭付近になりやすい

統計項目傾向
枠順外枠有利で、6-8枠が5勝している
3枠のみ複勝率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向だが、
最も後方に位置した馬で12頭立ての7番手で、最後方からは届いていない
血統日本系が有利で、日本系産駒5勝、母父も含めると6勝
掛け合わせは日本系×欧州系が4勝で、母父欧州系が直近4連勝中
欧州系と米国系はすべて、ノーザンダンサー系かミスプロ系
臨戦過程前走で1800-2000mを走った馬が6勝
この6頭はすべて前走で4着以上
人気2番人気以上が6勝しており、非常に荒れにくい
3番人気以下が勝っている2021年は、12番人気の大荒れだが、
過去7回で唯一の逃げ切り勝ち

ショウナンアデイブ/吉田隼人/高野友和 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯上がりタイム上位
◯日本系×欧州系の産駒
◯前走が1800-2000mかつ、4着以上
◯1レース目、または中京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖3枠
✖父/母父が米国系かつ、ノーザンダンサー系でもミスプロ系でもない産駒
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖中京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

阪神10R 竹田城S ダート/2000

<過去10年間のレース統計>
2019年創設
出走頭数は12~15頭

統計項目傾向
枠順外枠有利で、5-8枠が1勝ずつ
1枠は連対率0%
WIN5全体でも同様のコース傾向
直近10レースで5-8枠が8勝、1枠は0勝
展開/脚質スローペースになりやすく先行有利で、1コーナー3番手以内が3勝
WIN5全体でも、1コーナー4番手以内が強いコース傾向
血統勝ち馬すべて、父か母父が日本系
WIN5全体でも同様に、サンデーサイレンス系が圧倒的に強いコース
直近10レースで、父/母父いずれもサンデーサイレンス系でない勝ち馬は1頭だけ
欧州系産駒の勝ち馬はキングマンボ系だけという傾向も合致している
臨戦過程創設から2年間は東京2100mからの臨戦が2連勝で、
特に晩秋S組は[1-1-1-2]と好相性だったが、直近2年は距離延長組が勝利
甲南Sや灘Sの傾向を見ても、前走1800m以上であれば大きな偏りは無し
人気2番人気以上が3勝しているが、二桁人気の連対が2回ある
どちらも最後方からの追い込み馬で、
先行有利傾向のコースにおいて、大穴を空けるパターンがある

⑭インディゴブラック/ムルザバエフ/奥村豊 統計イチオシ

<買い条件>
◯5-8枠
◯先行力上位
◯父/母父サンデーサイレンス系の産駒
◯2レース目、または阪神/ダート/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖欧州系産駒または米国系×欧州系かつ、キングマンボ系でない産駒
✖前走が1800m未満
✖阪神/ダート/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R カペラS ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて15頭以上、フルゲート9回で多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量53-59kg、勝ち馬斤量55-58kg
54kg以下は[0-0-0-13]で複勝率0%
58kg以上は[2-1-1-5]であまり苦にしておらず、軽斤量不利が際立つ傾向
枠順内枠有利で、1-3枠が7勝、1枠が最多4勝している
残る3回は7-8枠が勝ち、6枠も2着が5回あり、中枠が不利な傾向
5枠は連対率0%、4枠の最後の連対も10年前
展開/脚質ハイペースを先行馬がそのまま押し切りやすく、3コーナー4番手以内が6勝
裏返しで追い込み馬に展開が向くことも多く、11番手以降も3勝している
血統米国系が有利で、米国系産駒5勝、母父も含めると8勝
WIN5全体のコース傾向も同様で、特にオープンクラスは米国系有利が顕著
また、2020年以降の勝ち馬がすべてミスプロ系を持っている
臨戦過程直近は、前走で連対している馬が6連勝中
レースは3勝クラス、オープン特別、重賞など様々
人気直近は4番人気以上が8連勝中で荒れにくいが、
1番人気の連対は3回のみで、ガチガチという感じではない

②メタマックス/菅原明良/森秀行 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-3枠
◯先行力上位
◯追い込み脚質
◯父/母父が米国ミスプロ系の産駒
◯前走で連対している
◯3レース目、または中山/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖4-5枠
✖父/母父が米国系でない、かつミスプロ系でもない産駒
✖重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1200m未満、または芝
✖土日重賞制覇の確率が低い騎手(三浦皇成)
✖中山/ダート/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中京11R 知立S 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
この時期の芝/1200m/3勝クラスとしては、
ダートに条件替わりした浜松Sとの入れ替わりで、2021年に創設
2020年以前の浜松S 過去7回を合わせた、9レースを対象に分析
※浜松Sはすべてハンデ戦
出走頭数はすべて16頭以上で多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順JRA全体で見ても10頭未満はほぼ実績が無いコース
枠順の傾向は信用できない
参考:
中枠有利で、3-5枠が9勝、特に4枠が5勝している
1枠は複勝率0%
展開/脚質前残りになりやすく、逃げ切りが5回ある
差し馬に展開が向いた場合でも、勝ち馬は3コーナー11番手までで、
後方からは届きにくい
血統欧州系が有利で、欧州系産駒4勝、母父も含めると9勝
直近も欧州系産駒が3連勝中
WIN5全体のコース傾向も同様で、米国系が不利な傾向
米国血統の場合、ノーザンダンサー系以外はレアケース
臨戦過程2勝クラスからの連勝が3回あるが、
前走も同クラスを走っていた馬は、すべて5着以下
二桁着順からも3勝している
人気5番人気以下が4勝しており、荒れやすい
二桁人気が3着以内に入っていない年が3回だけ

メイショウエニシア/泉谷楓真/本田優 統計イチオシ

<買い条件>
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯父/母父が欧州系の産駒
◯4レース目、または中京/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が3勝クラスかつ、4着以内
✖中京/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神11R 阪神JF 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて16頭以上、フルゲート9回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順すべての枠から勝ち馬が出ているが、8枠は2017年以降、複勝率0%
WIN5全体でも、多頭数では外枠不利なコース傾向
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすく、上がりタイム3番手以内が8勝
位置取りも3コーナー5番手以降が7勝で、差し有利の傾向
1-2枠からの逃げが2回決まっており、内枠の逃げ馬は勝ちパターン
血統2010年代は日本系産駒が8勝で有利だったが、
2020年代に入って日本系産駒は0勝、父/母父欧州系が3連勝中
WIN5全体でも同様のコース傾向で、特にオープンクラスでは、
キングマンボ系とロベルト系が席巻中
臨戦過程前走アルテミスS組が、直近3連勝を含む5勝
前走で重賞を走った馬が6連勝中
前走でオープンクラスを走った馬が8連勝中
すべての勝ち馬が前走で連対しており、特に1着が8頭
2着の2回はいずれも前走がアルテミスS
2005年から、前走2着以上だった馬が18連勝中
人気すべて5番人気以上が勝利
3番人気以上が7勝しており、荒れにくい

サフィラ/松山弘平/池添学 統計イチオシ

<買い条件>
◯上がりタイム上位
◯1-2枠かつ、逃げ脚質
◯父/母父キングマンボ系/ロベルト系の産駒
◎前走アルテミスSで連対
◯前走オープンクラスで連対
◯5レース目、または阪神/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖8枠
✖前走3着以下
✖前走が2着かつ、アルテミスSでない
✖2週連続G1勝利の確率が低い騎手(坂井瑠星)
✖阪神/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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