2022年12月4日のWIN5レース統計分析

title 個別レース分析
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今週末のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週から中山/中京が開幕。
各競馬場の傾向予習記事も公開済なので、合わせてご覧ください。

ラジオ感覚で聞ける動画版もお好みでどうぞ。

中京10R 豊川特別 ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
2勝クラスのダート戦になったのは昨年から。

統計項目傾向
展開/脚質コース傾向では先行有利で、昨年も1番人気が逃げ切り勝ち。
直近3年間のWIN5では、このコースは3勝クラス以上でしか使われておらず、差し優勢となっているが、基本的に下級条件ほど先行有利傾向にある。
人気WIN5全体で見ると直近3年間、3番人気以下しか勝っていないコース。
しかしこれも上述の通り、下級条件ほど上位人気の信頼度は高い傾向にある。
昨年は1-2番人気のワンツー。
血統米国系が強いコース。
また母父スペシャルウィークの相性が良く、直近3年で5レースの内2勝、昨年のこのレースも2着馬が該当。

<買い条件>
メディシス/松若風馬/杉山佳明 統計イチオシ

米国系×サンデーサイレンス系の血統構成に、先行力上位の馬。
松若風馬はダート短距離の勝鞍が多く、中京は阪神と並んで最も勝っている競馬場。
⑨サトノムスタング/鮫島克駿/大和田成
⑭フルールドネージュ/松山弘平/鈴木孝志
このコースで勝鞍が多い騎手。
スカーレットジンク/古川吉洋/宮徹
コーリングローリー/斎藤新/小野次郎
アスカロン/丸山元気/森秀行

米国系×米国系 or 米国系×日本系の産駒。

<中京/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
①ピンクダイヤ/松本大輝/森秀行
③ゲンパチマイティー/国分恭介/牧浦充徳
⑤バーニングソウル/和田翼/谷潔
⑧スウィートプロミス/ルメール/尾関知人
⑩カネコメアサヒ/幸英明/中尾秀正
⑫ニルカンタテソーロ/原優介/小手川準
⑬ニシノアナ/横山琉人/相沢郁
⑮ペイシャリルキス/柴山雄一/本間忍

阪神10R 逆瀬川S 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
斤量条件が変わりやすく、ハンデ戦は4回のみ。
出走頭数は8~12頭と少なくなりやすく、今年も12頭立て。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は53~56kg。
52kg以下は[0-0-2-7]、57kg以上は[0-0-0-2]だが、全体的に軽斤量になりやすく、重斤量のファクトも少ない。
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい。
人気4番人気以下が5勝しており、上位人気の信頼度は低い。
その内3勝は、先行馬の前残り。
血統ディープインパクト系が強いコースで、昨年の勝ち馬もディープインパクト産駒。

<買い条件>
ドーブネ/吉田隼人/武幸四郎 統計イチオシ
ディープインパクト産駒で、瞬発力上位の馬。
差し一辺倒で展開待ちのタイプでない点も、このレースの傾向に合う。
フィデル/藤岡康太/友道康夫
瞬発力上位の馬と、このコースで勝鞍が多い厩舎。
ルース/団野大成/池添兼雄
先行力上位で想定4番人気以下の馬。
ロックユー/藤岡佑介/中内田充正
⑦ストーリア/岩田望来/杉山晴紀
アサケレディ/菱田裕二/大橋勇樹

ディープインパクト系産駒と、このコースで勝鞍が多い厩舎。

<消し条件>
トオヤリトセイト/北村友一/松下武士
先行力、瞬発力ともに下位の馬。

<阪神/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②ドンナセレーノ/富田暁/安田翔吾
⑤ファユエン/角田大河/勢司和浩
⑫ローゼライト/西村淳也/清水久詞

中山11R ラピスラズリS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
出走頭数のバラつきが大きいが、フルゲート16頭立て5回を含む、14頭以上での開催が7回。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は54~58kg。
54kg以下は[2-5-2-35]、57kg以上は[3-3-3-21]。
割合で言えば重斤量の好走率が高いが、どちらもよく走って、偏りは無いと考えた方が良さそう。
斤量と脚質の組み合わせにも、特に偏りは無い。
展開/脚質差し有利傾向だが、メンバー次第でペースが落ち着けば逃げ切りもある。
今年は先行志向の馬が揃っており、ペースは流れそう。
人気1番人気が5勝している一方で、8番人気以下も3勝と大荒れしやすい。
WIN5全体で見てもこのコースは大荒れしやすい傾向で、そのほとんどが差し馬によるもの。
血統短~中距離指向のパワー型を出すサンデーサイレンス系が強いコース。
このレース自体も、直近3年の勝ち馬がこれに該当。

<買い条件>
スノーテーラー/浜中俊/飯田雄三 統計イチオシ
母父フジキセキは好相性の血統構成で、差し脚も上位。
浜中俊はWIN3/芝短距離の勝鞍が多く、中山の勝率も高い騎手。
オパールシャルム/江田照男/武藤善則
メイショウケイメイ/荻野極/南井克巳
モントライゼ/三浦皇成/松永幹夫
スティクス/戸崎圭太/武幸四郎

父または母父がパワー型サンデーサイレンス系の産駒。

<中山/芝/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い血統/騎手/厩舎>
トキメキ/松岡正海/斎藤誠
欧州系×欧州系かつ、米国系のクロスを持たない馬が勝つ確率が低いコース。
①シセイヒテン/田中勝春/宗像義忠
②ハリーバローズ/大野拓弥/上村洋行
⑥フレッチア/マーカンド/木村哲也
⑦ロードベイリーフ/M.デムーロ/森田直行
⑧ダイメイフジ/津村明秀/森田直行
⑭ビップウインク/ドイル/清水久詞
⑯アビッグチア/嶋田純次/水野貴広

中京11R チャンピオンズC ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
2014年創設。
すべて良馬場で、15頭以上が出走している。

統計項目傾向
展開/脚質スローペースになりやすく、先行有利。
ペースが流れた年は差し馬台頭しているが、今年はあまり先行志向の強い馬がいない。
枠順大外は不利で、8枠は複勝率0%、7枠も2着までで勝利が無い。
人気穴馬が差し届く場合があり、6番人気以下が3勝している。
血統父または母父サンデーサイレンス系が強いコースで、オープンでは特に顕著。
重賞の傾向として東海Sも含めると、特にサンデーサイレンス系×欧州系が強く、米国系は母父よりも父系がそうである方が強い傾向。
臨戦過程すべて前走NAR交流重賞を走った馬が勝っている。
JBCクラシック4勝、MCS南部杯2勝、日本テレビ盃1勝、JBCレディスクラシック1勝。
JBCクラシックからは4勝だが、JBCクラシック勝ち馬の連勝は無い。

<買い条件>
クラウンプライド/福永祐一/新谷功一 統計イチオシ

先行力、血統構成、臨戦過程で勝ち馬傾向に合致。
福永祐一は今年このコース2戦2勝、G1勝利数も最多タイの騎手。
オーヴェルニュ/ルメール/西村真幸
テーオーケインズ/松山弘平/高柳大輔
サンデーサイレンス系×欧州系、米国系×サンデーサイレンス系の産駒。
シャマル/川田将雅/松下武士

想定6番人気以下で、差し脚上位の馬。

<消し条件>
サクラアリュール/酒井学/村山明
レッドソルダード/丸山元気/奥村豊

8枠の馬。
グロリアムンディ/ムーア/大久保龍志
サンライズホープ/幸英明/羽月友彦
ハピ/横山典弘/大久保龍志
スマッシングハーツ/鮫島克駿/新谷功一
ジュンライトボルト/石川裕紀人/友道康夫
レッドガラン/斎藤新/安田隆行
サンライズノヴァ/松若風馬/音無秀孝
バーデンヴァイラー/レーン/斉藤崇史
タガノビューティー/石橋脩/西園正都

前走がNAR交流重賞でない馬。

阪神11R ギャラクシーS ダート/1400

<過去10年間のレース統計>
別定戦/ハンデ戦の変更を繰り返しながらも、コースと15頭以上の出走は長年安定しているレース。
2014~16年が開催なしのため、2009~11年を含めた10回分の統計とした。

統計項目傾向
斤量勝ち馬斤量は54-57kg。
53kg以下は[0-0-0-7]で、57.5kg以上は[0-2-1-8]。
55kg以上が9勝しているため、基本的に軽ハンデは劣勢。
展開/脚質ハイペースになりやすく差し有利。
先行馬前残りの場合は荒れている。
枠順外目の成績が良く、5-7枠で7勝している。
人気5番人気以下が4勝と荒れやすい。
WIN5全体で見てもこのコースは、古馬混合のOPでは荒れやすい傾向。
血統父または母父米国系が圧倒的に強いコース。
ゴールドアリュール系×米国系も好相性。

<買い条件>
⑧ケイアイドリー/藤岡康太/村山明 統計イチオシ

斤量、枠順、脚質、血統構成とプラス要素が揃い、この馬自身も阪神は抜群の安定感で、前走から-2.5kgなら好走条件は整った。
藤岡康太はダート短距離の勝鞍が多い騎手で、このコースも好相性。
⑩デンコウリジエール/秋山真一郎/荒川義之
⑪スマートダンディー/岩田康誠/石橋守

外枠の米国系産駒。

<消し条件>
ダノングリスター/今村聖奈/寺島良
斤量53kg以下の馬。

<阪神/ダート/短距離のWIN5対象レース勝利の確率が低い血統/騎手/厩舎
エイシンギアアップ/団野大成/中尾秀正
キョウヘイ/高倉稜/宮本博
リプレーザ/菱田裕二/大根田裕之

父/母父いずれも米国系でなく、また父がダート型サンデーサイレンス系でもない産駒が勝つ確率が低い。
①スマートアルタイル/小崎綾也/小崎憲
⑤ボイラーハウス/西村淳也/竹内正洋
⑥コパノマーキュリー/和田竜二/村山明
⑬メイショウミモザ/小沢大仁/池添兼雄

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