4/9(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から1回福島が開幕。
いきなり天候が不安定で、馬場がどこまで回復するか読みにくい。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
中山 | 良~稍重 | 良~稍重 |
阪神 | 良 | 良~稍重 |
福島 | 良~稍重 | 良~稍重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をラジオ感覚で聞ける、動画版もお好みでどうぞ。
中山10R 鹿野山特別 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
7回がハンデ戦で、昨年からまた定量戦に。
出走頭数は10~13頭付近が多く、フルゲートは1回だけ。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすく、上がりタイム最速馬が6連勝中。 |
枠順 | 特に偏りなし。 WIN5全体では外枠不利なコースだが、 多頭数になりにくいこのレースでは7-8枠で6勝と、不利になっていない。 |
人気 | 1-3番人気で7勝しており、荒れにくい。 |
血統 | 日本系が有利で、父または母父日本系が9勝。 特に日本系×欧州系が、直近4連勝を含む7勝。 個別の系統では、サンデーサイレンス系×ダンチヒ系が4勝と好相性。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1800m以上を走っている。 特に2000m以上を走っている場合が8勝。 1800mからの2勝はいずれも、前走も中山。 |
<買い条件>
⑤キングズパレス/松岡正海/戸田博文 統計イチオシ
上がりタイム上位、前走2000m以上。
⑦レイトカンセイオー/田辺裕信/和田勇介
ダンチヒ系×ディープインパクト系、前走2000m以上。
①リリーブライト/内田博幸/西田雄一郎
④サマービート/津村明秀/武藤善則
日本系×欧州系、前走2000m以上。
③アルディエンテ/M.デムーロ/古賀慎明
日本系×欧州系の血統構成。
<消し条件>
②レーヴドゥラプレリ/大野拓弥/宮田敬介
前走が1800m未満の馬。
<中山/芝/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧タガノチュール/石橋脩/西園翔太
⑩ウン/国分優作/吉田直弘
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
阪神10R 競馬法100周年記念 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
過去開催なし。
以下は、WIN5全体における阪神/芝/2000mのコース傾向。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利。 先週4/2(日)の開催でもこのコースは2レース行われ、いずれも逃げた馬が勝利。 |
枠順 | 1-2枠と8枠の勝率が低く、中枠有利。 内外極端な枠の場合、先行した馬は勝てている。 |
人気 | 直近3年間の条件戦10レースにおいて、1番人気3勝、2番人気0勝。 4番人気以下が5勝しており、上位人気の信頼度は高くない傾向。 |
血統 | ディープインパクト系を中心に、日本系が有利。 直近3年間の条件戦10レースは、父または母父日本系が8勝。 個別の系統に注目すると、ディープインパクト系、キングマンボ系、 ヴァイスリージェント系の勝利数が多い。 また、すべて4歳以下が勝利している。 |
<買い条件>
⑫セイウンハーデス/幸英明/橋口慎介 統計イチオシ
先行力上位、ディープインパクト系産駒、4歳以下。
⑨ブラックシールド/戸崎圭太/武幸四郎
日本系×キングマンボ系、4歳以下、2レース目で勝鞍が多い騎手。
⑦シンボ/武豊/小崎憲
先行力上位、母父ディープインパクト系。
⑭ヘッズオアテールズ/川田将雅/須貝尚介
キングマンボ系産駒、このコースで勝鞍が多い騎手。
⑧メイショウブレゲ/ルメール/本田優
⑬アップデート/和田竜二/杉山晴紀
⑮ポッドボレット/鮫島克駿/辻野泰之
父または母父日本系で、4歳以下。
<消し条件>
①ハートオブアシティ/北村友一/森田直行
②ビューティーウェイ/坂井瑠星/須貝尚介
⑯ドンアルゴス/川島信二/庄野靖志
1枠 or 8枠から先行できる確率が低い馬。
④スズカノロッソ/杉原誠人/小島茂之
8歳以上が勝つ確率が低い条件。
福島11R モルガナイトS 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
過去開催なし。
以下は、WIN5全体における福島/芝/1200mのコース傾向。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすく、差し/追い込み有利。 後方追走の差し馬が2頭以上馬券に絡むことがほとんどだが、 前残りも多く、勝利数では逃げ馬と拮抗している。 |
枠順 | 内枠有利、外枠不利。 直近3年の9レースは、2-4枠で5勝し、8枠は0勝。 |
人気 | 上位人気が強く、直近3年の9レースは、1-2番人気で6勝。 |
血統 | 特に偏りなし。 2021年まではサンデーサイレンス系×欧州系が強かったが、 2022年はすべて、米国系×米国系を含む、母父米国系の産駒が勝利。 |
<買い条件>
④ストーンリッジ/松田大作/藤原英昭 統計イチオシ
2枠、位置取り後方、母父米国系、3レース目で勝鞍が多い厩舎。
⑥ジュニパーベリー/嶋田純次/手塚貴久
3枠、先行力上位、サンデーサイレンス系×欧州系。
①キャプテンドレイク/藤岡康太/今野貞一
②チェアリングソング/横山琉人/青木孝文
⑩ルッジェーロ/永野猛蔵/鹿戸雄一
位置取り後方、上がりタイム上位、日本系×欧州系または母父米国系。
⑨サトノファビュラス/丸田恭介/宗像義忠
先行力上位、欧州系×日本系。
<消し条件>
⑮ショックアクション/松本大輝/大久保龍志
⑯ショウナンバニラ/原優介/武市康男
8枠の馬。
⑫クリノライメイ/伴啓太/天間昭一
⑭ダイメイフジ/柴山雄一/森田直行
9歳以上が勝つ確率が低い条件。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧サンライズオネスト/菱田裕二/河内洋
⑬ビップウインク/斎藤新/清水久詞
2週連続勝利の確率が低い騎手。
中山11R 京葉S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
2014年が非開催のため、2012年まで遡った10回を対象に統計。
2016年までハンデ戦、2017年から別定戦。
出走頭数はすべて13頭以上、フルゲート7回と多頭数で安定。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 別定戦になって以降の設定重量は54-59kg、勝ち馬斤量は56-57kg。 55kg以下[0-1-0-12]、58kg以上[0-1-1-4]で、 どちらかと言えば斤量は重い方が好走傾向。 |
展開/脚質 | すべてハイペースの前傾ラップになっているが、 別定戦になってからは、逃げ切るか、最後方から差し切るかの二極化。 |
枠順 | 外枠不利で、7-8枠で勝てているのはほぼ逃げ馬。 6枠より内は、特に偏りなし。 |
人気 | 別定戦になってからは荒れやすく、6番人気以下が3勝している。 直近2年は1,2番人気が勝利し、上位人気が盛り返し傾向。 |
血統 | 米国系が有利で、父または母父米国系が、直近6連勝を含む8勝。 特に、フォーティナイナー系×サンデーサイレンス系が3連勝中。 米国系でない2頭が勝ったのはいずれも良馬場で、 稍重以下の馬場状態だった6回は、すべて米国系が勝利。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1400m以下を走っている。 前走オープン/リステッドで4着以下だった馬が7勝で有利。 直近は、大和Sからの臨戦が2連勝中。 3勝クラスからの連勝は2回ある。 |
<買い条件>
⑤コパノマーキュリー/石川裕紀人/村山明 統計イチオシ
フォーティナイナー系×サンデーサイレンス系、前走大和Sで4着以下。
①ジャスパーゴールド/菅原明良/森秀行
⑧テイエムトッキュウ/津村明秀/木原一良 ※稍重以下では消し
先行力上位、このコースで勝鞍が多い厩舎。
⑥イバル/内田博幸/小崎憲
⑦ボイラーハウス/田辺裕信/竹内正洋
位置取り後方、上がりタイム上位、前走オープン特別で4着以下。
⑫サイクロトロン/三浦皇成/音無秀孝 ※稍重以下では消し
⑬スズカコテキタイ/岩田康誠/奥村武
このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
<消し条件>
④カルネアサーダ/松岡正海/加用正
斤量55kg以下の馬。
⑨プリマジア/柴田大知/金成貴史
前走が1400m超の馬。
<消し条件 馬場が稍重以下の場合>
⑧テイエムトッキュウ/津村明秀/木原一良
⑩クロジシジョー/浜中俊/岡田稲男
⑫サイクロトロン/三浦皇成/音無秀孝
父/母父いずれも米国系でない馬。
<中山/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②サンライズホーク/国分優作/牧浦充徳
③レッドゲイル/M.デムーロ/手塚貴久
⑪スリーグランド/大野拓弥/高橋義忠
阪神11R 桜花賞 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
すべて17頭以上が出走、フルゲート8回と多頭数で安定。
統計項目 | 傾向 |
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展開/脚質 | 差し有利で、3コーナー10番手以降が6勝。 すべての馬が4コーナーまでほとんど位置取りを変えておらず、 直線一気が決まりやすい。 |
枠順 | 4-5枠で5勝しており、中枠有利。 先行して勝った馬はすべて4枠より内の枠。 |
人気 | 5番人気以下が4勝しており、荒れやすい。 1番人気は1勝のみで、最も勝っているのが2番人気。 |
血統 | 2019年まではディープインパクト中心に日本系が強かったが、 直近、父/母父いずれも日本系でない馬が3連勝中。 その3勝はすべて、父または母父キングマンボ系。 ただし、2-3着はディープインパクト系産駒であり、強い傾向は変わっていない。 |
臨戦過程 | 前走も1600mを走って、3着以内だった馬が9勝で有利。 唯一1400mから臨戦した勝ち馬の前走はフィリーズRで、これも2着。 重賞で連対歴のある馬が9勝しており、 唯一ここが重賞初出走だった馬は、無敗で、前走エルフィンSを勝利。 |
<買い条件>
③リバティアイランド/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
先行しない確率が高い、上がりタイム上位、キングマンボ系産駒、前走1600m、
このコースで勝鞍が多い騎手と厩舎、かつ川田将雅で勝鞍が多い厩舎。
⑨コナコースト/鮫島克駿/清水久詞
5枠、上がりタイム上位、母父キングマンボ系、前走1600m。
④ドゥアイズ/吉田隼人/庄野靖志
2枠、先行力上位、キングマンボ系×ディープインパクト系、前走1600m、
このコースで勝鞍が多い騎手。
⑫シングザットソング/岩田望来/高野友和
上がりタイム上位、キングマンボ系産駒、このコースで勝鞍が多い騎手、5レース目で勝鞍が多い厩舎。
⑤ハーパー/ルメール/友道康夫
父日本系、前走1600m、このコースで勝鞍が多い騎手。
<消し条件>
①ブトンドール/池添謙一/池添学
⑦コンクシェル/丸山元気/清水久詞
⑧キタウイング/杉原誠人/小島茂之
⑩エミュー/松山弘平/和田正一郎
⑬ドゥーラ/戸崎圭太/高橋康之
⑭ペリファーニア/横山武史/鹿戸雄一
⑮ジューンオレンジ/富田暁/長谷川浩大
⑰ラヴェル/坂井瑠星/矢作芳人
⑱トーセンローリエ/横山和生/小笠倫弘
重賞で連対歴が無い、または重賞初出走で負けたことがある、
または前走が1600m戦で3着以内でない、または前走フィリーズRで連対していない。
<今週勝利の確率が低い騎手/厩舎>
②ライトクオンタム/武豊/武幸四郎
2週連続G1勝利の確率が低い騎手。
<阪神/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑥モズメイメイ/和田竜二/音無秀孝
⑪シンリョクカ/吉田豊/竹内正洋
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