2024年4月7日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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4/7(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週から1回福島が開幕。
中山はこのあと夜も雨で、良馬場への回復は無さそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
福島
中山稍重~重稍重~重
阪神

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

中山10R 鹿野山特別 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2014~2015年/2018~2021年がハンデ戦で、定量戦は4回
出走頭数は10~18頭
16頭以上は2回だけで、10~13頭になりやすい

統計項目傾向
枠順外枠有利で、5-8枠が7勝
最多は7枠の4勝
唯一1着が無いのが1枠で、昨年の2着は2009年以来の連対だった
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム最速が直近7連勝を含む8勝
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向
血統日本系産駒が6勝、欧州系産駒が4勝
掛け合わせも日本系×欧州系が7勝
米国系は不利で、2019年以前に母父に2頭だけ
WIN5全体でも、3歳重賞では母父米国系が一定数出現するが、古馬混合ではマイナー

父はサンデーサイレンス系5頭、キングマンボ系3頭がメジャー
母父は米国血統含め、ノーザンダンサー系が5頭でメジャー
臨戦過程前走も2000m以上を走った馬が8勝で、ダートから臨戦した勝ち馬もいる
距離延長は2頭で、いずれも中山1800mから
昇級初戦の連勝は3回あり、すべて前走も中山
人気3番人気以上が8勝しており、荒れにくい

ロジシルバー/内田博幸/宮田敬介 統計イチオシ

<買い条件>
◯5-8枠
◯上がりタイム上位
◎日本系×欧州系かつ、ディープインパクト系/キングマンボ系産駒
◯日本系×欧州系の産駒
◯1レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が1800m未満
✖中山/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

阪神10R ダイワスカーレットC 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2年続けてメモリアル競走枠になった京橋S
京橋Sは2021年から現在の条件で施行されており、
2020年以前は2回開催で3勝クラス/芝/2000mが施行されていない
そのため、1回開催の但馬Sを加えた直近10回分を対象に分析
ハンデ戦は6レース
出走頭数は8~16頭
10~13頭だったのが8回で、多頭数になりにくい

統計項目傾向
斤量設定斤量51-57kg、勝ち馬斤量54-57kg
56kg以上が[5-0-1-11]で、京橋Sとしても57kgが2連勝中
55kgも[0-5-2-14]で、重ハンデほど好走率が高い傾向
53kg以下は[0-0-1-12]で連対率0%
枠順特に偏りなし
すべての枠が1着を取り、4枠/6枠以外は複数回連対している
その4枠/6枠も、3着以内には3回入っている

WIN5全体では、内枠不利で、特に1-2枠の勝率が低いコース
1-2枠の勝利は11頭以下の場合に集中しており、少頭数なら不利が薄れる傾向
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
1コーナー4番手以内が8勝、逃げ切りも2回ある
血統ディープインパクト系産駒が直近3連勝を含む5勝、母父でも1勝
残り5頭は欧州系産駒で、2020年以降の7レースは、日本系×欧州系が4頭で過半数
米国系は日本系の母父として3勝、欧州系の母父として2勝
ディープインパクト系×エーピーインディ系と、
ノーザンダンサー系×ミスプロ系の掛け合わせが2勝ずつしている
臨戦過程京橋S過去3回の3着以内、9頭の前走を見ると
前走も阪神を走った馬が6頭で過半数
それ以外の3頭は1月の中京2000mだが、
これは京都開催が無い影響で中京開催があった期間
距離延長/短縮している馬の前走はすべて阪神

昇級初戦は2022年に3着まで独占しているが、
全体では[1-1-1-6]で特に強いわけではない
人気勝ち馬すべて5番人気以上
直近9レース連続で2番人気以上が連対しており、荒れにくい

アスクオンディープ/松山弘平/河内洋 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量56kg以上
◯先行力上位
◯ディープインパクト系産駒
◯2レース目、または阪神/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖1-2枠
✖米国系産駒かつ、母父がディープインパクト系でない
✖前走が2000m以外かつ、阪神でない
✖阪神/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

福島11R モルガナイトS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
2023年創設
2014年以降、このコースで春に古馬オープンは施行されていなかった
そのため、夏/秋開催も含めた直近10レースを対象に分析
別定戦は直近6レースで、2019年以前のバーデンバーデンCはハンデ戦
出走頭数は9~16頭
バーデンバーデンCがフルゲートになりにくかったが、2020年以降の6レースはすべてフルゲート

統計項目傾向
斤量設定斤量51-59kg、勝ち馬斤量54-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +2kg[0-0-0-7]
 +1kg[1-2-0-10]
 定量 [5-4-6-61]
斤量加算馬は+1kgと+2kgで明確な差があり、
昨年のモルガナイトSに出走した+1kgの2頭は、いずれも入着している
枠順近年のコース傾向では、中枠が有利
昨年のモルガナイトSも3着以内を4枠/6枠が独占しているが、
WIN5全体でも、2022年以降の7レースで、4枠/6枠が3勝ずつ
2020年以降の13レースで見ても、1枠/8枠は勝利が無く、4-6枠が7勝している
また、偶数枠が圧倒的に強く、10勝している

今回の参考10レースでは、6-8枠が6勝、7枠が最多3勝
コース傾向と合わせて見ると、1-3枠不利の傾向がかなり強い
展開/脚質近年は特に逃げ有利で、2020年以降の6レースは、3コーナー2番手以内が5勝
全体でも4番手以内が8勝している
最も後方に位置した馬で8番手まで
血統日本系産駒が6勝、母父でも1勝
ディープインパクト系は1頭だけで、サンデーサイレンス系が有利
残りは欧州系産駒が4勝で、ノーザンダンサー系とミスプロ系が2頭ずつ
米国系は母父で4勝しており、特に日本系×米国系が3勝

WIN5全体でもサンデーサイレンス系有利の傾向だが、
掛け合わせはあまり強い偏りが無い
2020年以降の13レースでは、日本系×欧州系の6頭が最多
人気直近4レース連続で二桁人気が連対しており、大荒れしやすい

アサカラキング/斎藤新/斎藤誠 統計イチオシ

<買い条件>
◯4枠/6枠
◯逃げ脚質
◯日本系産駒
◯3レース目、または福島/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖追い込み脚質
✖米国系産駒かつ、母父も米国系でない
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上

中山11R 京葉S ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
2016年までハンデ戦で、2017年以降が別定戦
出走頭数は13~16頭
15頭以上が7回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量56-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[0-0-1-1]
 +2kg[0-1-0-3]
 +1kg[1-2-4-22]
 定量 [6-4-2-57]
斤量加算馬は2019年に1勝しているが、勝率は非常に低い
牝馬は[0-1-0-13]で、2008年以来、勝ち馬が出ていない
枠順中枠有利で、3-6枠が7勝
14頭以下に限って見ると、外枠有利に寄る傾向
13頭立ての2回はいずれも6枠、14頭立ての1回は7枠が勝っている
反対に1-2枠が馬券内に来るのはほぼ15頭以上の場合で、
頭数が減るほど内枠不利の傾向
展開/脚質極端な展開になりやすい
逃げ切りが5回ある一方で、最後方からの追い込みも3回
3コーナー2-6番手の勝ち馬はいない
血統馬場状態によって傾向が異なる
良馬場5回では、欧州系産駒が4勝
その内2頭が母父も欧州系で、父/母父が欧州系の産駒は、良馬場でのみ勝っている

稍重以下の5回では、米国系産駒が4勝
母父も含めると、勝ち馬すべて米国血統
掛け合わせは、米国系×サンデーサイレンス系が4頭
つまり、父/母父サンデーサイレンス系は、稍重以下でのみ勝っている
臨戦過程千葉Sと大和Sから3頭ずつ勝ち馬が出ている
大和Sは、1400m戦時代も含め勝ち馬が出ている
千葉S組はすべて前走4着以内に対して、
阪神/京都から臨戦した馬は、前走着外から5勝している
昇級初戦の連勝は1回だけで、これも前走は同コースを走っている
人気堅↔荒を約4年周期で繰り返している
2013~2016年は3番人気以上が勝利
2017~2020年は4番人気以下が勝利
2021年以降は、2番人気以上が3連勝中

6番人気以下で勝った3頭はすべて、前走1400mで着外

シアージスト/吉田豊/堀宣行 統計イチオシ

<買い条件>
◯牡馬/斤量57kg
◯6-7枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◎米国ミスプロ系産駒
◯米国系産駒
◯前走が中山1200mかつ、2着以内
◯前走が京都/阪神かつ、6着以下
◯4レース目、または中山/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量56kg以下
✖1-2枠
✖父/母父欧州系の産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖中山/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神11R 桜花賞 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて17頭以上、フルゲートが8回

統計項目傾向
枠順近年は内枠有利で、直近5年の勝ち馬は2-5枠のみ、特に2枠/4枠が2勝ずつ
ただし、今年と同じスケジュールだった2020年以前に注目すると、5枠/7枠が2勝ずつ
8枠から3頭連対、6枠から2頭連対と、連対率で外枠が圧倒していた
過去10年通して唯一、複数回連対していないのが1枠
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、最速が5勝
位置取りは極端で、3コーナーを5-9番手で通過した勝ち馬がいない
3コーナー13番手以降が6勝しており追い込みが強いが、
この6頭は4コーナーまでほぼ位置取りを変えておらず、直線一気が決まりやすい
血統2010年代は日本系有利だったが、2020年代に入って欧州系有利
2020年以降の4年間で欧州系産駒が3勝、残る1頭も母父欧州系で、父/母父日本系は0頭
ドゥラメンテ産駒が2勝、母父キングカメハメハが2勝している

朝日杯FS/阪神JFの結果と合わせて見ても、
2020年以降の12レースで、父/母父いずれも欧州系でないのは2頭だけ
ドゥラメンテ産駒、エピファネイア産駒を中心に、
キングマンボ系とロベルト系が席巻している
臨戦過程すべての勝ち馬が前走3着以内で、1600mの重賞だったのが8頭
唯一異なる距離は、フィリーズレビューからの臨戦
重賞で連対歴のある馬が9勝しており、唯一ここが重賞初出走だったのは、
エルフィンSから無敗で臨戦したデアリングタクトのみ

前走チューリップ賞の馬が2012~2016年まで5連勝、
2017年はフィリーズレビューからだったが、
2018年以降はトライアルレースからの勝ち馬が出ていない
2018年以降、トライアルレース組の着度数は以下の通り
 ・チューリップ賞/3着以内[0-4-2-13]
 ・チューリップ賞/4着以下[0-0-1-7]
 ・フィリーズレビュー/3着以内[0-0-1-16]
 ・フィリーズレビュー/4着以下[0-0-0-8]
 ・アネモネS/2着以内[0-0-0-11]
チューリップ賞組だけ健闘しているが、他2レースは連対率0%
チューリップ賞も含めて、抽選組は複勝率4%を切る
人気3番人気以上が7勝しているが、1番人気は2勝留まり
最も勝っているのは2番人気で、下は8番人気まであり、やや荒れやすい

ステレンボッシュ/モレイラ/国枝栄 統計イチオシ

<買い条件>
◯5-8枠
◯上がりタイム上位
◯父/母父キングマンボ系の産駒
◯5レース目、または阪神/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖父/母父いずれも欧州系でない産駒
✖重賞で連対歴が無い、または重賞初出走かつ無敗でない
✖チューリップ賞以外で優先出走権を獲得した
✖前走で4着以下
✖阪神/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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