1/7(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
土曜より気温は下がりそうですが、明日も好天で開催されそう。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
中山 | 良 | 良 |
京都 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
中山9R 初日の出賞 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
2016年以来の施行で、芝2000mに条件を変更して復活
1回中山の2勝クラス/芝/2000m、直近10レースを対象に分析
特別競走では東雲賞が不定期に施行されているが、平場が8レース
出走頭数は6~16頭
バラつきが大きく、10頭以下も3回ある
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 17頭立ては参考レースに無い多頭数 開催関係なく、2勝クラスで15頭以上が出走した直近10回を見ると、 2-4枠が5勝、6-8枠が5勝と、特に偏りなし 以下は参考10レースの傾向 外枠有利で、6-8枠が6勝 6頭立ての4枠1着も含めると、外枠7勝 2枠が連対率0%だが、1枠まで行くと連対が3回ある |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすい 逃げ切りも2回あり、後方からは届きにくい傾向 |
血統 | 欧州系有利で、2019年以降は欧州系産駒が6連勝中 欧州系×欧州系でも3勝 キングマンボ系を持つ馬が4頭で最多 掛け合わせは欧州系×日本系が5勝で最多 米国系は不利で、2017年以降勝利なし |
臨戦過程 | 前走で2000m以上を走った馬が8勝で有利 前走着外からも4勝しており、巻き返しやすい |
人気 | 2番人気以上が7勝しており、荒れにくい |
⑦エルディアブロ/西村淳也/佐々木晶三 統計イチオシ
<買い条件>
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◎欧州系産駒かつ、父/母父キングマンボ系
◯欧州系産駒
◯前走が2000m以上
◯中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖米国系産駒
✖前走がダート
✖中山/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
京都10R 新春S 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
1200-1600mの間で施行条件が安定しないレースで、
1400mに戻った2021年以降も、中京で代替開催
京都/芝/1400mでの施行は、過去10年間では2015年/2016年の2回だけ
そのため直近のコース傾向を確認したいが、
京都競馬場リニューアル後の3勝クラスは、まだ2レースしか施行されていない
2勝クラス以上に対象を広げて、重賞と2-3歳限定戦を除く、計8レースを対象に分析した
出走頭数は11~18頭
フルゲートは2回だけで、12~15頭付近になりやすい条件
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 中枠有利で、3-6枠が7勝 7枠1勝/2着3回、8枠も2着2回に対して、1-2枠は連対率0% 内外なら、内枠の方がより不利な傾向 |
展開/脚質 | 差し有利で、3コーナー6番手以降が5勝 2勝クラスでは最後方からの追い込みが多発しているが、 上級条件ほど後方からは届きにくくなっている |
血統 | 欧州系有利で、欧州系産駒4勝、母父も含めると7勝 特にキングマンボ系が4勝で有利 米国系は父/母父で1勝ずつだけだが、いずれもノーザンダンサー系 |
臨戦過程 | 1400mに戻って以降は、六甲アイランドSから臨戦した馬が2連勝中 昨年は4着までを、前走六甲アイランドSが占めている 2022年の2-3着も前走は1400mで、 特に阪神1400mからの臨戦が強い傾向は変わらず |
人気 | 2勝クラスで10番人気が勝っているが、3勝クラス以上は上位人気が強い傾向 全レースで2番人気が連対しており、勝ち馬もすべて5番人気以上 |
⑨レベレンシア/鮫島克駿/安田翔伍 統計イチオシ
<買い条件>
◯3-6枠
◯差し脚質
◎キングマンボ系産駒
◯父/母父欧州系の産駒
◯前走が六甲アイランドS
◯2レース目、または京都/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1-2枠
✖米国系かつ、ノーザンダンサー系でない産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖京都/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
中山10R ポルックスS ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は13~16頭
15頭以上が7回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量53-60kg、勝ち馬斤量55-58kg 58kg以上は2022年まで[0-0-1-21]で連対率0%だったが、 昨年は突然[1-1-1-4]で3着までを占めた 反対に、55kg以下は2015年まで[1-1-1-5]と好調だったが、 2016年以降は[0-0-0-11]で複勝率0% |
枠順 | 内枠有利で、1-3枠が6勝 2着回数も、1枠が3回で最多 奇数枠が強くて8勝、2着も奇数枠が6回 すべての枠が連対しており、極端な不利傾向は無い |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 逃げ馬の連対率が高く、4コーナー2番手以内は7回連対 しかし追い込みも決まっており、速い上がりが使えれば直線一気もある傾向 |
血統 | 日本系と米国系が有利 掛け合わせも日本系×米国系が5勝で最多 日本血統はすべてサンデーサイレンス系 米国血統はノーザンダンサー系とミスプロ系に分かれる 2021/2022年は欧州系×欧州系のダノンスプレンダーが連覇しているが、 WIN5全体ではレアケース 2020年以降、このコースのオープンクラス16レースで、 欧州系×欧州系の勝ち馬はダノンスプレンダーのみ 欧州系産駒自体が少なく、過半数は米国系産駒 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬の前走がオープン特別/リステッド 同コースの師走Sから5勝、阪神2000mから3勝、福島民友Cから2勝 |
人気 | 1番人気が5年連続で連対、内4勝と、近年は荒れにくい |
⑮ベストリーガード/木幡巧也/牧光二 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯米国系産駒
◯前走が師走S
◯3レース目、または中山/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量55kg以下/60kg以上
✖キングマンボ系でない欧州系産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走1600m以下/2100m以上、または芝
✖中山/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
京都11R すばるS ダート/1400
<過去10年間のレース統計>
直近3年は中京開催
出走頭数はすべて14頭以上で、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量52-58kg、勝ち馬斤量56-57kg 55kg以下は[0-1-1-22]に対して、58kgは[0-2-2-10]で、 軽斤量が不利な傾向 |
枠順 | 京都開催では外枠有利で、5-8枠が6勝 5枠が3勝、6枠が1勝/2着3回で、中枠寄りが強い傾向 1-4枠は合わせて複勝率15%と不利傾向 |
展開/脚質 | 京都開催では極端な展開になりやすい 逃げ切りが3回ある一方で、10番手以降からの追い込みも2回ある 中京開催は顕著に前傾ラップになりやすかったが、 京都開催では道中落ち着く展開も発生しやすい |
血統 | 馬場状態で傾向が異なる 良馬場が1回だけで道悪になりやすいが、 重馬場の3回はすべて米国系産駒が勝利 日本系/欧州系の産駒はいずれも、稍重までのコンディションで勝っている WIN5全体では、2020年の4レースはサンデーサイレンス系産駒が全勝したコース 2023年になっても、良馬場ではサンデーサイレンス系産駒が勝っている |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走でオープンクラスの1400m以上を走っている 距離延長で連対したのは1頭だけで不利 前走で入着した馬が7勝 前走が重賞であれば、着外からでも勝つ傾向 |
人気 | 勝ち馬すべて5番人気以上 2番人気以上が7勝で、荒れにくい しかし1番人気はやや苦戦傾向で、2番人気の5勝が最多 |
⑬テーオーステルス/川田将雅/奥村豊 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量56-57kg
◯5-6枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◎サンデーサイレンス系産駒
◯欧州系×日本系の産駒
◯4レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量55kg以下/60kg以上
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が条件戦
✖前走が1200m以下、または芝
✖2日連続勝利の確率が低い騎手(酒井学)
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
中山11R フェアリーS 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて16頭フルゲート
統計項目 | 傾向 |
---|---|
枠順 | 6枠のみ複勝率0%で圧倒的に不利 それ以外の枠は拮抗している |
展開/脚質 | 極端な展開になりやすい 逃げ切り3勝に対して、2コーナー9番手以降が6勝 13番手以降の最後方からも3勝している 逃げて勝った馬は1-3枠から1勝ずつで、内枠/逃げが勝ちパターン 差し/追い込みは内外どちらからも決まっている |
血統 | 日本系が有利で、日本系産駒7勝、母父も含めると9勝 近年はディープインパクト系産駒が有利で、直近6年で4勝 また、この4頭はすべて母父が米国系 WIN5全体のコース傾向も同様で、2-3歳戦は特にディープインパクト系有利 古馬ではキングマンボ系が勝率を上げてくる |
臨戦過程 | 前走も1600mを走った馬が8勝で有利 1600m戦になって以降、1400-1800m以外から臨戦した勝ち馬は未発生 重賞経験馬は3勝に留まり、すべて前走で8着以下に負けている 最小着差は1.2秒 キャリア2戦以下の馬が6勝で過半数 |
人気 | 1番人気が9連敗中、過去10年で連対は3回だけ 最も勝っているのは3番人気の4勝で、10番人気以下が3勝と、大荒れしやすい |
⑬イフェイオン/西村淳也/杉山佳明 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠かつ、先行力上位
◯追い込み脚質
◯ディープインパクト系×米国系の産駒
◯サンデーサイレンス系×欧州系の産駒
◯前走が1600m
◯5レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖6枠
✖前走がオープンクラスかつ、着差1秒以内
✖前走が1400m未満
✖土日重賞制覇の確率が低い騎手(津村明秀)
✖中山/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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