2024年1月京都の予習

WIN5傾向分析
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今週から1回京都が開幕して、2月まで7週間の開催。
京都競馬場の傾向を予習しておきましょう。

WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容をまとめた動画もあります。

1回/2回京都 WIN5対象コース別リーディング

1回/2回京都のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
改修工事直前の2020年と、2023年を対象に集計した、コース別のリーディングトップ。

トラック距離レース数最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数
12008武豊2勝[栗東]吉村圭司2勝サンデーサイレンス系
※大分類は欧州系4勝が最多
2勝
14005キングマンボ系2勝
16009ルメール2勝[栗東]音無秀孝2勝サンデーサイレンス系4勝
18007キングマンボ系
ディープインパクト系
ロベルト系
※大分類は欧州系4勝が最多
2勝
20007川田将雅2勝[栗東]杉山晴紀2勝ディープインパクト系3勝
22002※大分類は欧州系2勝
24004池添謙一3勝ディープインパクト系3勝
30003
ダート12005※大分類は日本系/米国系2勝ずつ
ダート14007サンデーサイレンス系4勝
ダート18007北村友一2勝サンデーサイレンス系
ストームキャット系
※大分類は米国系3勝が最多
2勝
※2勝以上した者がいない

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

芝1200mのコース傾向

直近8レース(2020年5レース/2023年3レース)の傾向
対象レースは条件戦4回、オープンクラス4回
主要なレースは、シルクロードS

統計項目傾向
枠順6-8枠が5勝しており、特に2023年は全レースで7枠が連対
しかし1-2枠も2勝しており、内外が有利、中枠不利の傾向
展開/脚質差し/追い込み有利
3コーナー6番手以降が7勝、13番手以降も3勝している
血統欧州系有利で、すべての勝ち馬が父/母父欧州系
掛け合わせは欧州系×日本系が5勝で過半数
系統はノーザンダンサー系とミスプロ系が3頭ずつで拮抗
馬体重勝ち馬の馬体重は454~516kg
目立った偏りは無い
人気2番人気以上が6回連対しているが、1番人気は1回で苦戦傾向
6番人気/8番人気も勝っており、やや大きく荒れる傾向

芝1400mのコース傾向

直近5レース(2020年3レース/2023年2レース)の傾向
対象レースは3勝クラス1回、リステッド4回
主要なレースは、新春S

統計項目傾向
枠順出走頭数にバラつきがあり、少頭数で内枠有利、多頭数で外枠有利の傾向
9頭立ての2回では、いずれも8枠が勝利
残り3回は15頭以上が出走して、2-4枠から4頭が連対
ただし2023年は頭数に依らず外枠が優勢で、傾向は注視が必要
展開/脚質先行有利
3コーナー4番手以内が4勝
最も後方に位置した勝ち馬で、17頭立ての9番手
血統欧州系有利で、欧州系産駒が2勝、母父も含めると4勝
特にキングマンボ系が3勝
馬体重勝ち馬の馬体重は458~512kg
480kg以上が4勝で、大型馬が有利
人気8番人気/9番人気が勝っており、大荒れしやすい

芝1600mのコース傾向

直近9レース(2020年4レース/2023年5レース)の傾向
対象レースは3勝クラス4回、重賞5回
主要なレースは、京都金杯/シンザン記念

統計項目傾向
枠順出走頭数にバラつきがあり、少頭数で内枠有利、多頭数で外枠有利の傾向
11頭以下の2回では、いずれも1枠が勝利
残り7回は13頭以上が出走して、6-8枠が5勝
2着/3着回数を見ると、概ね外枠有利の傾向
内枠は1枠が強いだけで、2枠の複勝率が8%と苦戦傾向
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム最速が5勝で過半数、3番手以内が8勝している
速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向
血統日本系有利で、日本系産駒が6勝、母父も含めると7勝
母父米国系との掛け合わせが4勝している
欧州系はやや不利だが、ダンチヒ系産駒がG1/G2を勝っている
馬体重勝ち馬の馬体重は454~504kg
490kg超は1勝のみ
460kg未満の3頭が勝っているのはすべて重賞だが、
G2以上では500kg超の2着/3着率も高く、特に軽量に偏っているわけではない
人気3番人気以上が6勝、下も5番人気までで、荒れにくい

芝1800mのコース傾向

直近7レース(2020年4レース/2023年3レース)の傾向
対象レースは3勝クラス4回、オープンクラス3回
主要なレースは、きさらぎ賞

統計項目傾向
枠順リニューアル前の4レースは1-4枠が1勝ずつして、内枠有利
リニューアル後の3レースは5-7枠が1勝ずつして、外枠有利
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2-3番手が6勝しているが、最速は0勝
位置取りは最も後方だった勝ち馬で13頭立ての7番手で、
最後方から速い上がりを使っても届かない傾向
血統欧州系有利で、特に2023年はすべて欧州系産駒が勝利
7レース中、ロベルト系を持つ馬が4頭
掛け合わせは欧州系×欧州系が3勝している
馬体重勝ち馬の馬体重は424~498kg
3勝クラスでは480kg以上が3勝しているが、
反対にオープンクラスはすべて480kg未満が勝っている
軽量馬も勝っているが、概ね460kg以上が強い傾向
人気直近は3番人気以上が5連勝中
1-2番人気の連対が3回あり、非常に荒れにくい

芝2000mのコース傾向

直近7レース(2020年5レース/2023年2レース)の傾向
対象レースは条件戦4回、オープンクラス3回
主要なレースは、寿S

統計項目傾向
枠順特に偏りなし
多頭数の場合は偏ったレース展開になりやすく、
内枠から2頭連対/外枠から2頭連対している
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2番手以内が5勝
速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向
捲りも決まりやすい
血統欧州系と日本系が有利
欧州系は、ダンチヒ系/キングマンボ系/ロベルト系が拮抗
日本系産駒3勝は、すべてディープインパクト系
米国系は不利で、ディープインパクト系の母父として2勝しているのみ
馬体重勝ち馬の馬体重は436~490kg
480~490kg付近に5頭が集中している
470kg未満が勝っているのは条件戦のみ
人気3番人気以上が5勝しているが、
二桁人気の連対が2回あり、大荒れ要素も孕む

芝2200mのコース傾向

2020年/2023年それぞれ1レースずつと、対象レース不足のため割愛

芝2400mのコース傾向

2023年が1レースのみと、対象レース不足のため割愛

芝3000mのコース傾向

2020年/2023年合計で3レースと、対象レース不足のため割愛

ダート1200mのコース傾向

直近5レース(2020年3レース/2023年2レース)の傾向
対象レースは3勝クラス3回、オープン特別2回
主要なレースは、令月S/大和S

統計項目傾向
枠順5レースの3着以内15頭の内、2-4枠が10頭を占める内枠有利だが、
7-8枠が3勝しており、勝率は外枠が高い
展開/脚質2020年の3レースはすべて逃げ切り勝ちだったが、
2023年は3コーナー6番手/7番手が勝利
リニューアル後は外枠の差し馬が強い傾向
血統2020年は米国系有利だったが、2023年は欧州系×日本系が勝利
すべての勝ち馬が父か母父ミスプロ系で、ミスプロ有利は共通の傾向
馬体重勝ち馬の馬体重は456~528kg
480kg以上が4頭で、520kg超も2勝しており、大型馬有利
人気3勝クラスは3番人気以上のみが連対して荒れにくいが、
オープン特別は6番人気/12番人気が勝って荒れている

ダート1400mのコース傾向

直近7レース(2020年4レース/2023年3レース)の傾向
対象レースは条件戦2回、オープンクラス5回
主要なレースは、すばるS

統計項目傾向
枠順7レースの3着以内21頭の内、5-8枠が15頭を占める外枠有利だが、
1-4枠が1勝ずつしており、勝率は内枠が高い
展開/脚質極端な展開になりやすい
4コーナー2番手以内が4勝、逃げ切りもあるが、
残る3回はすべて10番手以降からの追い込み
血統サンデーサイレンス系産駒が4勝、母父でも1勝
道悪ではその傾向が薄れて、重馬場の3回は、
父/母父いずれもサンデーサイレンス系でない産駒が2勝している
馬体重勝ち馬の馬体重は472~542kg
490kg以上が6勝しており、大型馬有利
人気すべて5番人気以上
3番人気以上が5勝しており、荒れにくい

ダート1800mのコース傾向

直近7レース(2020年4レース/2023年3レース)の傾向
対象レースは条件戦3回、オープンクラス4回
主要なレースは、雅S/北山S

統計項目傾向
枠順外枠有利で、6-8枠が5勝
それ以外は、4枠は連対率28%で悪くないが、
1-3枠は複勝率3%で極端に不利
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2番手以内が6勝
レースの上がりが速い傾向のため、1コーナー3番手以内が4勝しているが、
捲りや、4コーナー10番手以降からもある
血統米国系とサンデーサイレンス系が有利
米国血統を持たない場合、サンデーサイレンス系を持つのが特徴のコース
馬体重勝ち馬の馬体重は480~536kg
500kg超が4勝しており、大型馬有利
人気すべて4番人気以上
2番人気以上が6勝しており、荒れにくい

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