11/26(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
2ヶ月間の東京/京都開催が最終週。
急に気温が下がりそうですが、天気は良さそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
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東京 | 良 | 良 |
京都 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
東京10R アプローズ賞 ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
ダート1600mになったのは2021年からで、初年度はハンデ戦、昨年から定量戦
同開催で2022年から同コースになっている神奈川新聞杯の2回と、
4回開催で同コースの西湖特別の直近6回、計10レースを対象に分析
出走頭数は12~16頭
フルゲート9回で、多頭数になりやすい条件
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 外枠有利で、6-8枠が8勝 特に西湖特別は、直近7年間で8枠が6勝、2着1回と圧倒的 2枠/5枠が連対率0% |
展開/脚質 | テンは速いが道中緩みやすく、近年は先行有利 2022年以降の5レースでは、3コーナー2番手が4勝している 参考レース全体では7番手以降も5勝しており、 ペースが落ち着かないと、後方の馬にチャンスがある |
血統 | 近年は米国系有利 このレースはストームキャット系産駒が2連勝中で、 他の参考レースでも、2022年以降の4レースでは、母父米国系が3勝 WIN5全体でも同様の傾向で、 米国血統でない場合はサンデーサイレンス系を持つのが特徴のコース |
臨戦過程 | 前走も東京/ダート/1600mを走った馬が4勝しているが、 それ以外はすべて1800mからの距離短縮(園田1870mを含む) |
人気 | アプローズ賞としては過去2回、3番人気以上のみが連対している 参考レースを含めても、2020年以降の7レースで1-2番人気が5勝と荒れにくい |
⑫ネイビースター/モレイラ/林徹 統計イチオシ
<買い条件>
◯6-8枠
◎先行力上位
◯追い込み脚質
◯米国ノーザンダンサー系/ミスプロ系の産駒
◯1レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖2枠/5枠
✖欧州系×欧州系の産駒
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が1600m未満
✖東京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
京都10R 清水S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
2020~2022年が非開催のため、2010年まで遡った10回分を対象に分析
2014/2018/2019年が定量戦で、今年はまたハンデ戦
出走頭数は8~16頭
2014年以降はすべて12頭以下、直近2回は10頭未満で、少頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量50-57.5kg、勝ち馬斤量51-56kg 54-56kgを背負う出走馬が多い中、57kg以上は[0-0-0-4]で複勝率0% 53kg以下は[2-2-0-19]で、比較的、軽ハンデ有利の傾向 |
枠順 | 2-6枠のみが勝ち、特に2-4枠が7勝しているが、 リニューアル後は外枠有利の傾向 秋開催の1勝クラス以上8レースでは、5-8枠が7勝 特に8枠が5勝で、2枠が勝ったレースでも8枠は2着に連対している |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム3番手以内が8勝 逃げ切りは無く、少頭数なら最後方からも届いており、 速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向 リニューアル後の傾向でも、特に秋開催になって差しが決まりやすくなってきている |
血統 | 日本系産駒と欧州系産駒が5勝ずつ 掛け合わせは、日本系×欧州系の5勝が最多 日本血統は、特にサンデーサイレンス系有利 欧州血統は、特にノーザンダンサー系有利 どちらも、リニューアル後も同じ傾向が続いている 米国系は不利だが、稍重で勝鞍があり、馬場が渋ると不利が薄れる傾向 |
臨戦過程 | 特に偏りなし 距離短縮/延長、昇級初戦、3歳重賞など、様々な路線から勝ち馬が出ている |
人気 | 2番人気以上が8勝しており、非常に荒れにくい 2着にも3番人気以上が8回連対しており、荒れる要素も少ない |
⑨スーサンアッシャー/横山典弘/鈴木孝志 統計イチオシ
<買い条件>
◎8枠
◯5-7枠
◯上がりタイム上位
◯サンデーサイレンス系産駒
◯ノーザンダンサー系産駒
<消し条件>
✖米国系産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
東京11R ウェルカムS 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
2000mになったのは2020年から
4回開催で同年から条件変更されている甲斐路Sを含めた、7レースを対象に分析
出走頭数は10~16頭
ウェルカムSとしては、過去3回すべてフルゲートだったが、今年は初の15頭以下
甲斐路Sで12頭以下の実績が3回ある
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 外枠有利で、5-8枠が6勝 残り1回は、最少の10頭立ての場合に3枠が勝っている 2枠は連対率0% |
展開/脚質 | ウェルカムSは後傾ラップになりやすく、逃げ有利 過去3回すべて、2コーナー2番手以内が勝っている 一方で甲斐路Sは前傾ラップになりやすく、差し有利 過去4回すべて、2コーナー5番手以降が勝っている |
血統 | 日本系と欧州系が拮抗しており、WIN5全体のコース傾向とも一致している 日本系は、サンデーサイレンス系とディープインパクト系の偏りは無し 欧州系は、ロベルト系とキングマンボ系だけが勝ち馬を出している キングマンボ系の種牡馬は様々だが、ロベルト系はすべてモーリス産駒 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1800-2200mを走っている ウェルカムSは過去3回すべて、2勝クラスから連勝 一方で甲斐路Sはすべて前走で4着以下、二桁着順だった馬も2勝している |
人気 | 3番人気以上が5勝しているが、 残る2回は5番人気/7番人気と、荒れる場合はやや大きい |
⑧ルドヴィクス/横山和生/久保田貴士 統計イチオシ
<買い条件>
◯5-8枠
◯逃げ脚質
◯日本系産駒
◯ロベルト系/キングマンボ系産駒
◯前走で2勝クラスを勝利
◯東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖2枠
✖前走が1800m未満/2200m超
✖東京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
京都11R カノープスS ダート/1900
<過去10年間のレース統計>
2020年の創設以来、阪神/ダート/2000mで施行されており、この条件では初施行
京都/ダート/1900mのオープンクラスは例年、平安SとアルデバランSのみが施行される条件
使用コースとの関係性が小さいと思われる臨戦過程/人気、この2点以外の項目は、
京都で施行されたアルデバランSの直近10回を対象に分析する
出走頭数は12~16頭
15頭以上が8回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-59kg、勝ち馬斤量54-56kg 53kg以下は[0-0-1-22]で連対率0% 57kg以上は別定戦の3回を含むと[0-3-1-20]だが、 ハンデ戦に限ると[0-1-1-9]で、56kgの[1-4-1-12]に比べると明確に差がある |
枠順 | 内外が有利で、1-2枠と7-8枠が4勝ずつしている 5枠のみ連対率0% 京都競馬場リニューアル後は、顕著な外枠有利 フルゲートの7回に限って見ると、5-8枠が6勝 全レースで6枠より外が連対し、1-4枠が3着以内に入ったのは3レース |
展開/脚質 | 向正面でペースが落ち着きやすく、瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム3番手以内が9勝 速い上がりが使えれば位置取りは問われず、好位差しも、追い込みも決まっている |
血統 | 米国系が圧倒的に有利 米国系産駒が7勝で、母父も含めると9勝 掛け合わせも米国系×米国系が6勝で過半数 種牡馬系統に大きな偏りは無いが、ミスプロ系/ノーザンダンサー系で過半数を占める WIN5全体でも同様のコース傾向で、欧州系は不利 米国血統を持たない勝ち馬はサンデーサイレンス系を持つのが特徴 |
臨戦過程 | 過去3回の3着以内9頭を見ると、 前走で東京2100mを走った馬が5頭で過半数、特にブラジルCから4頭 すべての馬が前走で1800m以上を走っている |
人気 | 初年度は1着7番人気、2着12番人気といきなり大荒れしたが、 その後は1-2番人気が勝って落ち着いている WIN5全体でも、直近10レースは3番人気以上が8勝、最低でも5番人気と、 荒れにくい傾向のコース |
⑩メイショウユズルハ/岩田康誠/岡田稲男 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量54-56kg
◯6-8枠
◯上がりタイム上位
◯父/母父がミスプロ系/ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が東京2100m
◯4レース目、または京都/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量53kg以下/58kg以上
✖欧州系×欧州系の産駒
✖オープンクラスのダート中距離を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1800m未満
✖京都/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
東京12R ジャパンC 芝/2400
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は14~18頭
17頭以上が7回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 顕著な内枠有利で、1-4枠が9勝 特に1枠4勝が最多で、1-3枠で8勝している 唯一の外枠、7枠が勝った年も、2着3枠/3着1枠/4着2枠と内枠優勢 8枠は複勝率0% |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム3番手以内が8勝 後方からは届きにくく、昨年1コーナー10番手以降に居た馬が勝ったのは、 16年ぶりだった |
血統 | 日本系が有利 日本系産駒6勝、母父も含めると9勝 ディープインパクト産駒とハーツクライ産駒以外はレアケース WIN5全体でも2021年までは同様の傾向だったが、 2022年以降は欧州系が顕著に強くなっており、 10レースで欧州系産駒が8勝、特にキングマンボ系が6勝している |
臨戦過程 | 天皇賞(秋)から6勝、京都大賞典から3勝、秋華賞から1勝 2010年代以降は、他に菊花賞/アルゼンチン共和国杯からの臨戦があるが、 天皇賞(秋)以外からの臨戦の場合、すべて3着以内 |
人気 | すべて5番人気以上が勝ち、1番人気が5勝で荒れにくい |
①リバティアイランド/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠
◯上がりタイム上位かつ、位置取り最後方の確率が低い
◎キングマンボ系産駒
◯ディープインパクト産駒/ハーツクライ産駒
◯前走が天皇賞(秋)
◯5レース目、または東京/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖8枠
✖このレースを勝つ確率が低い6歳以上
✖前走がG3以下
✖前走が天皇賞(秋)以外かつ、4着以下
✖東京/芝/長距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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