2024年3月24日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
スポンサーリンク

3/24(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

1回中京が最終週。
阪神/中京は馬場が悪化し続ける雨量ではなさそうですが、回復は見込めなさそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
中山
中京稍重~重稍重~重
阪神稍重~重重~不良

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

中山10R 春興S 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
ハンデ戦になったのは2016年から
3回開催1週目に施行されているのは2021年からで、2020年以前とは3週の時期ズレがある
出走頭数は10~16頭
フルゲートになるか12頭以下になるかで、13~15頭での施行は無い

統計項目傾向
斤量設定斤量50-57.5kg、勝ち馬斤量54-56kg
57.5kgは[0-1-1-0]で複勝率100%だが、57kgは[0-0-0-4]で複勝率0%
53kgは[0-3-1-15]だが、52kg以下は[0-0-0-9]で軽ハンデが不利な傾向
レース毎に見て最軽量ハンデは0勝
枠順内枠が圧倒的に有利で、2016年以降は1枠と4枠が4勝ずつ
10頭立てだと6枠より外が連対してくるが、
12頭以上だと1-5枠だけが連対して、ほぼ1-4枠で占められる
展開/脚質スローペースになりやすく、先行有利
逃げ切りが4回あり、2コーナー2番手以内は8回連対している
最も後方に位置した馬で8番手までで、追い込みは決まりにくい傾向
血統サンデーサイレンス/ディープインパクトをまとめた日本系、
ノーザンダンサー系、キングマンボ系
勝ち馬の父/母父20頭の内、18頭を上記3系統で占める
掛け合わせは様々だが、日本系産駒5頭、母父日本系3頭で、
日本血統を持つ馬がメジャー
日本血統の内訳は、ディープインパクト系とサンデーサイレンス系が拮抗している

WIN5全体では、キングマンボ系産駒とディープインパクト系産駒が、
他の系統に大差を着けて勝鞍が多いコース
特に条件戦では、2021年以降に勝利した日本系産駒7頭はすべてディープインパクト系
臨戦過程昇級初戦が2連勝中
昇級初戦は3勝しているが、すべて2勝クラスを同コースで勝ち上がっている
中山に限らず、前走も1600mを走った馬が7勝で有利
人気3番人気以上が8勝しており、荒れにくい
4番人気以下が勝っている2回はいずれも、前走着外に負けた馬の逃げ切り

ヴィアルークス/北村宏司/藤原英昭 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量54/56kg
◯1枠/4枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◯ディープインパクト系産駒/キングマンボ系産駒
◎前走が中山1600mかつ、2勝クラス
◯前走が1600m
◯1レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量52kg以下
✖6-8枠
✖欧州系/米国系産駒かつ、母父日本系でない、またはノーザンダンサー系を持たない
✖前走が1400m未満、またはダート
✖中山/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

中京10R ロードカナロアC ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
この時期の2勝クラス/ダート/1800mとしては、
 2012~2020年:瀬戸特別
 2021~2022年:矢作川特別
 2023年:弥富特別
と、対象レースが変わりながらも安定的に施行されている条件
これら3レースの直近10回分を対象に分析
近年の弥富特別/矢作川特別はすべてハンデ戦
出走頭数はすべて13頭以上で、フルゲートが8回

統計項目傾向
枠順圧倒的に内枠有利で、1-4枠が9勝
8枠が唯一連対したのは13頭立ての場合で、7枠も2013年以降は複勝率0%
展開/脚質スローペースになりやすく、先行有利
1コーナー4番手以内が、直近7連勝を含む8勝
特に2番手以内が5勝していて、逃げた馬が7回連対している
上がりタイム最速は0勝で、最も後方に位置した馬で1コーナー9番手まで
血統米国系有利で、米国系産駒が5勝、母父も含めると9勝
特に道悪の4回では、その内3勝が米国系産駒
父/母父ノーザンダンサー系が7頭で有利
臨戦過程前走も1800mだった馬は4勝で、距離延長/短縮した勝ち馬の方が多い
特に延長した馬が4勝している
前走で入着している馬が7頭で、クラス実績のある馬が無難に強い傾向
昇級初戦は2012年の1頭だけ
昇級初戦は2017年まで[1-4-1-11]で毎年連対していたのが、
2018年以降は[0-0-0-8]で、通用しなくなっている
人気6番人気以下が4勝しており、荒れやすい
それ以外では2番人気以上が5勝していて、
毎年継続して施行されている2017年以降は、堅↔荒を交互に繰り返している
荒れる年は、前走が1800mでない馬が、逃げて勝っている

③マリアナトレンチ/松山弘平/音無秀孝 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-4枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎米国系かつ、父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯父/母父米国系の産駒
◯前走が2勝クラスかつ、5着以内
◯2レース目、または中京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖7-8枠
✖追い込み脚質
✖欧州系産駒かつ、キングマンボ系でない
✖日本系産駒かつ、母父米国系でない、またはノーザンダンサー系でない
✖ディープインパクト系産駒かつ、キズナ産駒でない
✖昇級初戦
✖中京/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神11R 六甲S 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は10~18頭
15頭以上が7回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量53-59kg、勝ち馬斤量54-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +3kg[0-0-0-1]
 +2kg[0-0-0-7]
 +1kg[2-6-1-20]
 定量 [8-4-9-91]
圧倒的な出走頭数の多さで定量馬が8勝しているが、勝率/連対率ともに+1kgが上回る
牝馬で連対しているのは定量馬のみで、斤量加算馬は[0-0-0-5]で複勝率0%
枠順偶数枠が有利で、2枠2勝/4枠3勝/6枠3勝
奇数枠で1着は1枠のみ
7-8枠が0勝だが2着は5回あり、特に外枠が不利な傾向ではない
3枠のみ複勝率0%で顕著に不利
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム2番手以内が7勝
後傾ラップになりやすいため最後方からは届きにくく、
最も後方に位置した馬で、18頭立ての13番手まで
血統日本系産駒が7勝
母父は米国系/欧州系で拮抗しているが、
ディープインパクト系産駒3頭の母父はすべてノーザンダンサー系
サンデーサイレンス系産駒4頭の母父は分散している
父が日本系でない3頭は、母父も日本系でない
キングマンボ系×ノーザンダンサー系が2勝している

WIN5全体では、ディープインパクト系産駒とキングマンボ系産駒が、
他の系統に大差を着けて勝利数が多いコース
その中でも近年は特に、条件戦はディープインパクト系、
オープンクラスはキングマンボ系が優勢な傾向
臨戦過程前走も1600mを走った馬が8勝で、異なるのはいずれも大阪城Sから
前走で着外だった馬が3連勝中で、過去10年全体でも、
前走オープンクラスの場合はすべて4着以下
昇級初戦は[4-0-1-6]で高い好走率を誇る
特に節分Sからの臨戦は[2-0-0-0]で勝率100%
人気2018年まで3番人気以上が5連勝していたところから、
2019年以降は1番人気0勝、4-7番人気が4勝で、荒れやすくなっている

⑦メイショウシンタケ/泉谷楓真/千田輝彦 統計イチオシ

<買い条件>
◯2枠/4枠/6枠
◯上がりタイム上位
◎キングマンボ系産駒
◯ディープインパクト系産駒
◯前走がオープンクラス/1600mかつ、4着以下
◯3レース目、または阪神/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖3枠
✖このコースで勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が1600m以外かつ、大阪城Sでない
✖阪神/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R マーチS ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて15頭以上、フルゲート9回

統計項目傾向
斤量設定斤量50-59kg、勝ち馬斤量54-57.5kg
56-57.5kgが8勝で、中斤量が有利
その範囲を外れると58kg以上[0-0-0-12]、53kg以下[0-0-0-11]で、
いずれも複勝率0%
57-57.5kgは勝率18%/連対率42%で、他の斤量帯に比べて一歩抜けた成績
枠順偶数枠が9勝しており、2枠3勝/4枠1勝/6枠3勝/8枠2勝
特に6枠が5年連続で連対中
奇数枠で唯一1着あり、かつ複数回連対しているのが5枠で、近年は中枠有利傾向
偶数枠の中でも、8枠は2018年以降、複勝率0%
1枠/3枠/7枠はそれぞれ、2着が1回ずつあるだけ
展開/脚質先行有利で、1コーナー4番手以内が6勝
特に、2-4枠で勝っている4頭はすべてこれに該当
直近8年間は、1コーナー4番手以内または12番手以降だけが勝っている
概ね先行馬が強いが、最後方から追い込む馬にはチャンスがある
血統馬場状態で傾向が異なる

稍重以下が続いている直近4年は、父/母父が米国系か日本系のみが勝利
特にノーザンダンサー系、サンデーサイレンス系が有利な傾向
それ以前の良馬場では、欧州系産駒が2連勝していた

WIN5全体でも同様のコース傾向
良馬場では欧州系が強く、
直近3年の良馬場17レースで、欧州系産駒が9勝で過半数、母父でも4勝している
特にキングマンボ系産駒が5頭、
ロベルト系は産駒3頭、母父で5頭で、この2系統が特に強い傾向

稍重以下での欧州系不利は、オープンクラスでは特に顕著
米国系産駒が圧倒的に有利
臨戦過程前走で1800m以上を走った馬が7勝
前走も重賞を走った馬が3連勝中
距離延長はフェブラリーS/武蔵野Sからだけで、この3頭はすべて前走で10着以下
フェブラリーS/武蔵野S以外から距離延長の勝ち馬は、2000年以降発生していない
人気5番人気以下が6勝しており、荒れやすい
二桁人気の連対も3回あり、大荒れ要素もある

ウェルカムニュース/戸崎圭太/池江泰寿 統計イチオシ

<買い条件>
◎斤量57-57.5kg
◯斤量56kg
◎6枠
◯2枠/4枠
◎先行力上位
◯追い込み脚質
◯キングマンボ系/ロベルト系/米国ノーザンダンサー系
◯前走が重賞
◯4レース目、または中山/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量54kg以下/58kg以上
✖1枠/3枠/7枠/8枠
✖重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1800m未満かつ、フェブラリーS/武蔵野Sでない
✖中山/ダート/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中京11R 高松宮記念 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて18頭フルゲート

統計項目傾向
枠順近年は外枠有利に傾向がシフト
2019年までは2-3枠が5勝して、2着3着も内枠が占めるレースが多かった
2020年以降は7枠2勝、8枠1勝
7-8枠のみが連対したレースも2回ある
一方で、2021年まで複勝率0%だった1枠が、直近2年連続で3着以内に入っている
この結果、過去10年全体で6枠だけが複勝率0%
展開/脚質差し/追い込み有利で、3コーナー7番手以降が3連勝中
過去10年全体では、上がりタイム最速は1勝だけで、4番手以降が5勝
枠順と合わせて見ると、2010年代の内枠/好位追走が強い傾向から、
2020年代に入って外枠/中団追走が強い傾向に変わってきている
血統欧州系が圧倒的に有利
欧州系産駒6勝、母父も含めると8勝
掛け合わせも欧州系×欧州系が4勝で最多
父/母父いずれも欧州系でない勝ち馬はいずれも、米国系×米国系の構成

欧州血統はキングマンボ系を中心に、ミスプロ派生系が主流
米国血統はノーザンダンサー系が主流
日本系は不利で、道悪で2勝しているのみで、いずれも母父欧州系
臨戦過程前走も1200mの重賞を走った馬が8勝で、異なる2頭はいずれも阪急杯から
シルクロードSからの臨戦が5頭で半数を占める
過去26回中、24回は香港スプリント/シルクロードS/阪急杯/オーシャンSから
特に上記レースで連対した馬が強く、過去10年で7勝
3着以下で最も負けていた馬でも0.5秒差まで
人気直近4年で8番人気以下が3勝しており、大荒れしやすい
特にこの4年間はすべて道悪で施行されており、
良馬場の3回はすべて3番人気以上が勝っていることからも、
道悪で荒れやすい傾向と言える

⑯ウインマーベル/松山弘平/深山雅史 統計イチオシ

<買い条件>
◯7-8枠
◯差し/追い込み脚質
◎ミスプロ系産駒
◯欧州系産駒
◯父/母父が米国ノーザンダンサー系
◎前走がシルクロードSかつ、2着以内
◯前走が香港スプリント/阪急杯/オーシャンSかつ、2着以内
◯5レース目、または中京/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖6枠
✖父/母父ディープインパクト系の産駒
✖前走が香港スプリント/シルクロードS/阪急杯/オーシャンSでない
✖前走の着差が0.6秒以上
✖土日重賞制覇の確率が低い騎手(坂井瑠星)
✖中京/芝/短距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

コメント

タイトルとURLをコピーしました