今週から1回阪神が開幕して、アンタレスSまで8週間の開催。
阪神競馬場の傾向を予習しておきましょう。
WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。
このページの内容をまとめた動画もあります。
1回/2回阪神 WIN5対象コース別リーディング
1回/2回阪神のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
直近3年間(2021年/2022年/2023年)を対象に集計した、コース別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | レース数 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 |
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芝 | 1200 | 11 | ※ | ― | [栗東]森秀行 | 3勝 | キングマンボ系 プリンスリーギフト系 ディープインパクト系 | 2勝 |
芝 | 1400 | 16 | 藤岡康太 | 2勝 | [栗東]安田隆行 | 3勝 | キングマンボ系 | 7勝 |
芝 | 1600 | 28 | 川田将雅 | 5勝 | [栗東]中内田充正 | 4勝 | キングマンボ系 ※大分類は日本系13勝が最多 | 10勝 |
芝 | 1800 | 13 | 岩田望来 川田将雅 | 2勝 | [栗東]齋藤崇史 | 3勝 | ディープインパクト系 | 7勝 |
芝 | 2000 | 19 | 川田将雅 | 3勝 | [栗東]高野友和 [栗東]中内田充正 | 3勝 | ディープインパクト系 | 7勝 |
芝 | 3000 | 6 | 和田竜二 | 2勝 | [栗東]大久保龍志 | 2勝 | ディープインパクト系 | 4勝 |
ダート | 1400 | 10 | 団野大成 | 2勝 | [栗東]荒川義之 | 2勝 | ディープインパクト系 ヘイロー系 ミスプロ系 ※大分類は米国系5勝が最多 | 2勝 |
ダート | 1800 | 20 | 岩田望来 | 4勝 | [栗東]大橋勇樹 [栗東]武英智 [栗東]寺島良 [栗東]野中賢二 | 2勝 | エーピーインディ系 | 6勝 |
ダート | 2000 | 9 | 鮫島克駿 団野大成 | 2勝 | [栗東]池江泰寿 | 2勝 | キングマンボ系 サンデーサイレンス系 ※大分類は日本系4勝が最多 | 3勝 |
種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。
芝1200mのコース傾向
直近10レース(2021年11月~2023年12月)の傾向
対象レースは3勝クラス6回、リステッド3回、重賞1回
主要なレースは、マーガレットS
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は10~16頭で、13頭以上が8回 中枠有利で、3-6枠が7勝 1-2枠と7-8枠の連対率は、それぞれ10%を切る |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、3コーナー4番手以降が7勝 11番手以降からの追い込みも3回ある |
血統 | 特に偏りなし 最多の系統は、ノーザンダンサー系が5頭 最多の掛け合わせは、欧州系×日本系が5頭 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は446~542kg 500kg超は1頭だけだが、 それでも450~500kgの範囲に広く分散しており、特に偏りなし |
人気 | 2023年セントウルS以降、8番人気以下が3連勝中で大荒れしている |
芝1400mのコース傾向
直近10レース(2022年2月~2023年12月)の傾向
対象レースは3勝クラス6回、重賞4回
主要なレースは、フィリーズレビュー/阪急杯
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は10~18頭で、15頭立てが6回で過半数 内外が不利で、勝ち馬すべて2-7枠 1枠/8枠はそれぞれ複勝率20%を切る |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、3コーナー5番手以降が7勝 10番手以降からの追い込みも3回ある 逃げ切りは無く、上がりタイム3番手以内が7勝している |
血統 | 欧州系が圧倒的に有利で、すべての勝ち馬が父/母父欧州系 キングマンボ系産駒が最多の4勝 日本系産駒の3勝は、すべてディープインパクト系 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は436~500kg フィリーズレビューの3着以内はすべて480kg未満 それを除くと、480~500kg付近に集中している |
人気 | 重賞は荒れにくく、4レースすべて2番人気以上が勝利 条件戦6レースでは4番人気以下が4勝しており、上位人気の信頼度に差がある |
芝1600mのコース傾向
直近10レース(2022年12月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦4回、リステッド2回、重賞4回
主要なレースは、桜花賞/六甲S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は9~18頭で、重賞のみ17頭以上、それ以外は15頭以下 多頭数で内枠有利、少頭数で外枠有利 14頭以上の7回では、勝ち馬すべて1-5枠、特に1-2枠が4勝している 反対に10頭以下の3回では、8枠が2勝している |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 3コーナー3番手以内が6勝で、逃げ切りも3回ある 特に稍重以下の4回は、すべて先行した馬が勝っている |
血統 | キングマンボ系とディープインパクト系が、 他系統に大差を付けて勝利数が抜けているコース 直近10レースで見ると、特にディープインパクト系産駒が4勝、母父でも1勝 キングマンボ系産駒は2勝に留まるが、いずれも重賞 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は438~534kg 490kgを超えるのは3頭だけで、460~480kgに6頭が集中している |
人気 | 3番人気以上が9勝しており、非常に荒れにくい |
芝1800mのコース傾向
直近10レース(2021年10月~2023年9月)の傾向
対象レースは条件戦5回、リステッド4回、重賞1回
主要なレースは、大阪城S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は8~16頭で、条件戦が少頭数になりやすい 頭数に依らず外枠有利で、5-8枠が8勝、特に8枠だけで5勝 2-4枠も2着はあるが、内枠から勝っているのは1枠だけ |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム3番手以内が7勝 速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向 |
血統 | ディープインパクト系産駒が6勝、母父でも1勝 日本系産駒が8頭で、残る2頭も母父日本系 母父はノーザンダンサー系4頭、ミスプロ系3頭 日本系産駒でない2頭はいずれもルーラーシップ産駒 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は414~514kg 幅は広いが、460~490kgが6頭で過半数 2着3着もこの範囲に集中している |
人気 | 2番人気以上が6勝しているが、 5番人気以下も3勝しており、やや荒れやすい 5番人気以下が勝っているのはすべてオープンクラスで、 条件戦は荒れにくい傾向 |
芝2000mのコース傾向
直近10レース(2022年6月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦6回、重賞4回
主要なレースは、大阪杯
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は11~16頭、13頭以上が8回 偶数枠が8勝/2着6回と、連対率で奇数枠を圧倒している 2,4,6枠で7勝しており、内寄りの中枠有利 8枠は2回連対しているが、7枠は連対率0% 3枠も連対率0% |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、先行有利 1コーナー3番手以内が6勝、逃げ切りも2回ある |
血統 | キングマンボ系産駒が5勝で半数を占める ディープインパクト系は産駒が3勝、母父で2勝で、こちらも5頭がその血を持つ 母父ノーザンダンサー系も5頭で、この3系統で大半を占めている |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は452~526kg 480kg以上が9頭で、500kg以上も4勝しており、大型馬有利 |
人気 | 2番人気以上が6勝しているが、 5番人気以下も3勝しており、やや荒れやすい 二桁人気が2回連対、3着も3回あり、大荒れの要素がある |
芝3000mのコース傾向
2020年以降の全7レースの傾向
対象レースは3勝クラス1回、重賞6回
主要なレースは、阪神大賞典
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は10~18頭 菊花賞のみフルゲートで、他すべて14頭以下 6枠のみ連対率0%だが、目立った有利不利は無し |
展開/脚質 | 10頭立てで1コーナー9番手通過を除くと、最も後方に位置した馬で7番手まで 4番手までの馬が4勝で過半数 上がり勝負になりやすいが、1コーナー時点である程度先行した馬が強い傾向 |
血統 | ディープインパクト系産駒が4勝で、特に母父ノーザンダンサー系で3勝 掛け合わせは日本系×欧州系が5頭 勝ち馬すべてサンデーサイレンスかノーザンダンサーの血を持つ |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は464~510kg 3勝クラスと菊花賞はすべて480kg以下が勝っているが、 阪神大賞典は500kg以上が3勝しており、古馬重賞では大型馬有利 |
人気 | 勝ち馬すべて4番人気以上 2番人気以上が5勝しており、非常に荒れにくい |
ダート1400mのコース傾向
直近10レース(2021年5月~2023年12月)の傾向
対象レースは3勝クラス4回、オープン特別6回
主要なレースは、バイオレットS
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は11~16頭、フルゲートが7回 内枠有利で、1-4枠が7勝 1-2枠は1着が2回ずつあるが2着3着が無いという、極端な成績 連対率は4-6枠が高く、外枠が比較的不利な傾向 |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、3コーナー5番手以降が9勝 最も先行した馬で3番手まで 勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、最速が5勝 |
血統 | 米国系産駒が5勝、母父も含めると8勝 系統は様々だが、欧州系と合わせて、ミスプロ系を持つ勝ち馬が6頭で過半数 掛け合わせは米国系×日本系が5勝で最多 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は474~544kg 500kg超は2頭だけで、474~500kgの範囲に8頭が集中している |
人気 | 4番人気以下が7勝しており、荒れやすい |
ダート1800mのコース傾向
直近10レース(2022年11月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦5回、オープン特別/リステッド3回、重賞2回
主要なレースは、アンタレスS
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は12~16頭、15頭以上が7回 中枠有利で、4-5枠が6勝、5枠が最多の4勝 3枠のみ連対率0%で、それ以外の枠は複数回連対している |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム2番手以内が8勝 速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向 |
血統 | 米国系産駒が9勝で圧倒的に有利 最多はエーピーインディ系の4勝 母父はサンデーサイレンス系が5頭で最多 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は470~538kg オープンクラスは最低496kg、520kg超も3勝しており、 クラスが上がるほど大型馬有利の傾向 |
人気 | 2番人気以上が7勝しているが、 二桁人気の連対も2回あり、大荒れの要素もある |
ダート2000mのコース傾向
直近10レース(2020年11月~2023年12月)の傾向
対象レースは3勝クラス7回、オープン特別3回
主要なレースは、オークランドTRT
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は12~16頭、14頭以上が9回 外枠有利で、5-8枠が7勝、7-8枠で4勝 すべての枠が連対しており、目立った不利傾向は無し |
展開/脚質 | 極端な展開になりやすい 基本的に先行有利で、1コーナー3番手以内が6勝、逃げ切りも3回ある 一方で、10番手以降からの追い込みも3回ある |
血統 | サンデーサイレンス系産駒が4勝、母父でも4勝 キングマンボ系産駒が3勝、母父でも2勝 勝ち馬すべて、どちらかを持っている 灘Sは、マジェスティックウォリアー産駒が2連勝している |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は456~540kg この範囲内に広く分散しており、特に偏りなし |
人気 | 2番人気以上が7勝しているが、それ以外はすべて6番人気以下 二桁人気の連対も4回あり、極端な傾向 |
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