2024年3月中京の予習

WIN5傾向分析
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今週から1回中京が開幕し、高松宮記念まで3週間の短期開催。
中京競馬場の傾向を予習しておきましょう。

WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容をまとめた動画もあります。

1回中京 WIN5対象コース別リーディング

1回中京のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
直近3年間(2021年/2022年/2023年)を対象に集計した、コース別のリーディングトップ。

トラック距離レース数最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数
120019池添謙一
団野大成
ルメール
2勝[栗東]武英智2勝ディープインパクト系5勝
200016川田将雅3勝[栗東]中内田充正2勝サンデーサイレンス系5勝
ダート180026松山弘平4勝[栗東]大久保龍志3勝サンデーサイレンス系10勝
※2勝以上した者がいない

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

芝1200mのコース傾向

直近10レース(2022年3月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦3回、オープン特別/リステッド2回、重賞5回
この開催のレースは、高松宮記念

統計項目傾向
枠順出走頭数は9~18頭で、15頭以上が7回
2-4枠が5勝、7枠が4勝に偏っている
中枠でも6枠のみ複勝率0%
内外も不利で、1枠/8枠はいずれも連対率8%未満
展開/脚質差し有利で、3コーナー3-8番手が8勝
逃げ切りは1回だけで、上がりタイム2番手以内が6勝
血統日本系産駒が5勝、欧州系産駒が4勝
ディープインパクト系産駒3頭の母父はすべてノーザンダンサー系
サンデーサイレンス系産駒2頭の母父はすべてロベルト系
欧州血統は様々だが、ロベルト系を持つ馬が4頭で最多
米国血統はすべてノーザンダンサー系
馬体重勝ち馬の馬体重は438~530kg
460kg以上の範囲に広く分散しており、特に偏りなし
人気7番人気以下が4勝しており、大荒れしやすい
その4レースはすべてオープンクラスで、条件戦は荒れにくい

芝2000mのコース傾向

直近10レース(2021年9月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦4回、重賞6回
この開催のレースは、金鯱賞

統計項目傾向
枠順出走頭数は7~18頭で、10~13頭が6回
頭数によって傾向が異なる
少頭数では内外が有利
12頭以下の場合、2枠と8枠が3勝ずつ
多頭数では中枠で、15頭/18頭立てはいずれも6枠が勝っている
全体では偶数枠が8勝しているが、4枠は連対率最下位
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が9勝、最速が5勝
後傾ラップになりやすいため逃げ切りも2回あるが、
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向
血統日本系産駒と欧州系産駒が5勝ずつ
掛け合わせも日本系×欧州系が8勝で圧倒的
日本血統はサンデーサイレンス系とディープインパクト系が拮抗している
欧州血統はロベルト系を持つ馬が5頭で半数を占める
馬体重勝ち馬の馬体重は436~522kg
この範囲内に広く分散しており、特に偏りなし
人気1番人気が7勝しており、非常に荒れにくい
2番人気の連対も5回あり、上位人気の信頼度は高い

ダート1800mのコース傾向

直近10レース(2022年12月~2023年12月)の傾向
対象レースは条件戦5回、オープン特別/リステッド2回、重賞3回
主要なレースは、名古屋城S

統計項目傾向
枠順出走頭数はすべて13頭以上
3枠が4勝、連対率31%/複勝率47%で群を抜いて好成績
1枠は2着が2回あるが、2枠は連対率0%
3枠以外はすべて5-8枠が勝っており、特に8枠が3勝/2着1回
展開/脚質極端な展開になりやすい
逃げ切りが5回ある一方で、後方からの追い込みも4回
1コーナー3~8番手は1勝のみで、先団を追走した馬は苦戦傾向
血統米国系産駒と日本系産駒が4勝ずつ
掛け合わせも米国系×日本系が4勝だが、日本系×欧州系も4勝で並ぶ

欧州血統はサンデーサイレンス系との掛け合わせでのみ勝っており、
キングマンボ系が3勝
日本血統ではサンデーサイレンス系が有利で、
ディープインパクト系はキズナ産駒の1勝のみ
米国系×米国系の2頭はいずれもミスプロ系×ノーザンダンサー系

キングマンボ系を含めると、ミスプロ派生系を持つ馬が7頭で過半数を占める
馬体重勝ち馬の馬体重は450~526kg
2着3着含め480~500kg付近に集中しているが、
510kg以上の勝ち馬も4頭出ており、総合的には大型馬有利の傾向
人気3番人気以上が8勝しており、荒れにくい
1番人気は7回連対しているが2勝留まりで、2-3番人気が強い傾向

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