2023年9月10日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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9/10(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

荒れに荒れた夏競馬が終わり、主場開催が帰ってきました。
ここから5週間、2場開催が続きます。
中山はいきなりの台風に見舞われましたが、明日は回復しそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
中山良~稍重
阪神

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

中山9R 白井特別 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
2014年のみ、12月に2000mで施行されたため、それを除く9回分を対象に分析
出走頭数は6~14頭、直近は3年連続で10頭未満で、少頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順中枠が圧倒的に有利で、4-6枠のみが勝利している
8枠は複勝率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
好位から速い上がりを使う必要があり、最後方からは届いていない
特に直近は、1コーナー4番手以内が5連勝中
血統日本系が圧倒的に有利
日本系産駒が7勝、母父も含めると8勝
特に日本系×欧州系が、直近4連勝を含む6勝
母父米国系が3勝しているが、すべてノーザンダンサー派生系
日本系/欧州系の中は、いずれも種牡馬系統の偏りは特に無い
臨戦過程前走も芝1800mを走った馬が、直近4連勝を含む6勝
1勝クラスからの連勝も2回ある
人気1-3番人気で7勝しており、荒れにくい

ロジレット/永野猛蔵/稲垣幸雄 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-6枠
◯先行力上位
◯上がりタイム上位
◎日本系×欧州系の産駒
◯日本系産駒
◯前走が芝1800m

<消し条件>
✖8枠
✖中山/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

阪神10R オークランドTRT ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
今年から1200mのハンデ戦に変更
同じ3勝クラスのハンデ戦として、安芸S/陽春S/なにわSの、直近7レースを対象に分析
出走頭数はすべて15頭以上で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量52-57kg
55kgが過半数の4勝している
52kg以下[1-0-0-17]で、1勝しているがレアケース
57kg以上は[2-1-0-4]で好走傾向
枠順特に偏りなし
すべての枠順が連対している
展開/脚質参考レースでは、安芸Sのみ3歳馬が出走可能
安芸Sでは先行有利で、直近3回で逃げ切り2回、3コーナー4番手までが勝っている
陽春S/なにわSは差し有利で、直近4回で、3コーナー6番手以降が3勝している
血統米国系と日本系が有利で、米国系産駒と日本系産駒が3勝ずつ
良馬場3回では特に米国系が有利で、米国系産駒2勝、残る1頭も母父米国系
道悪では日本系で、重馬場の2回は、いずれも日本系×欧州系が勝利
不良馬場でも、日本系産駒が勝っている
人気1-3番人気で6勝しており、荒れにくい

ユスティニアン/松本大輝/新谷功一 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量55kg以上
◯逃げ脚質
◯位置取り後方、上がりタイム上位
◯父/母父米国系の産駒
◯2レース目、または阪神/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手

<消し条件>
✖阪神/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山10R セプテンバーS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は14~16頭で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順内枠有利で、1-4枠で8勝している
1-2枠と4枠が4勝ずつしており、3枠も2着が2回ある
7-8枠は複勝率0%

ただし、中山/芝/1200m/3勝クラスの条件で、
WIN5対象レースとして14頭を下回るのは史上初
WIN5対象外も含めると、13頭以下は、2016~2023年で5レース
その内、6-8枠が1勝ずつしている
頭数が減ると、外枠の不利は弱まる傾向
展開/脚質先行有利で、3コーナー3番手以内が7勝している
最も後方で8番手までで、追い込みは決まりにくい
血統日本系と米国系が有利
直近は、父/母父日本系が4連勝中
過去10年全体では、米国系産駒が4勝、母父も含めると7勝
すべての勝ち馬が、サンデーサイレンスかミスプロの血を持っている
臨戦過程特に偏りなし
距離延長/短縮、ダート、昇級初戦など、様々なパターンで勝ち馬が出ている
人気10番人気以下が3勝しており、大荒れしやすい
一方で1-2番人気が6勝で、上位人気もある程度信頼でき、極端な傾向

サンティーテソーロ/佐々木大輔/栗田徹 統計イチオシ

<買い条件>
◯先行力上位
◯父/母父日本系の産駒

<消し条件>
✖父/母父いずれもサンデーサイレンス派生系/ミスプロ派生系でない産駒
✖中山/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神11R セントウルS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
直近3年は中京で代替開催
阪神開催の出走頭数は13~16頭で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量52-58kg、勝ち馬斤量54-58kg
勝ち馬の斤量は分散しているが、
頭数の少ない57kg以上は[4-2-1-7]で、好走率が高い
この傾向は、阪神/中京で共通
枠順特に偏りなし
すべての枠が連対している
展開/脚質阪神開催では概ね先行有利
逃げ切りが3回あり、最も後方で3コーナー7番手まで
中京開催の3回もすべて、5番手までが勝っている
血統阪神開催では欧州系有利
欧州系産駒が6勝、特に欧州系×欧州系が5勝している
また、6頭中5頭がミスプロ派生系
中京開催は母父ダンチヒ系が3連勝だった
臨戦過程すべての勝ち馬が前走でも重賞を走っている
連勝も4回ある
人気1番人気が7連勝中で、非常に荒れにくい

ヴァトレニ/藤岡佑介/長谷川浩大 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量57kg以上
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◎父/母父欧州ミスプロ系の産駒
◎欧州系×欧州系の産駒
◯欧州系産駒
◯前走が重賞
◯4レース目、または阪神/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖父/母父欧州系でなく、ミスプロ系でもない産駒
✖前走が重賞でない
✖阪神/芝/短距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R 京成杯AH 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
2014年のみ新潟で開催されているため、それを除く9回分を対象に分析
出走頭数は13~16頭、15頭以上が7回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量52-56kg
55-56kgで過半数の6勝
57kg以上は[0-3-1-24]で、最後の連対は2017年と、近年特に苦戦傾向
枠順外枠有利で、5-7枠で7勝
8枠も2着2回、3着1回ある

頭数が減っても、同じく外枠有利傾向のコース
今年ここまで7レース施行され、12頭以下は3回
勝ったのは4,7,8枠で、1-3枠は連対していない
展開/脚質近年は先行有利
4コーナーを先頭で通過した馬が4年連続で連対中、
その内3回が、1-3番手で1-2着となっている
血統過去10年はすべて良馬場で、日本系が圧倒的に有利
日本系産駒が7勝、残る2頭も母父日本系
ディープインパクト系産駒は2頭だけで、サンデーサイレンス系が優位だが、
近年のコース傾向では、ディープインパクト系が優位
オープンクラスに限っても、日本系産駒の直近10勝の内、ディープインパクト系が7勝
掛け合わせ相手は、米国系5勝/欧州系4勝で拮抗している
臨戦過程前走で1600m以上の重賞を走った馬が、直近3連勝を含む6勝
特に中京記念からは、直近2連勝を含む3勝
残る3頭はすべて、3勝クラスから連勝
前走で重賞を勝って臨んだ馬は、過去25回の歴史の中で0勝
人気1-3番人気で5勝しているが、7番人気/13番人気の大荒れも起きている

ラインベック/石橋脩/友道康夫 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量56kg以下
◯5-7枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎ディープインパクト系産駒
◯父/母父日本系
◎前走が中京記念
◯前走が1600m以上の重賞
◯5レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量58kg以上
✖父/母父いずれも日本系でない産駒
✖前走がオープン特別/リステッド
✖中山/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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