今週から1回新潟が開幕し、4週間の春開催。
新潟競馬場の傾向を予習しておきましょう。
WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。
このページの内容をまとめた動画もあります。
1回新潟 WIN5対象コース別リーディング
1回新潟のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
2020年以降を対象に集計した、コース別のリーディングトップ。
トラック | 距離 | レース数 | 最多勝騎手 | 勝利数 | 最多勝調教師 | 勝利数 | 最多勝種牡馬系統 | 勝利数 |
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芝 | 1000 | 16 | 菊沢一樹 | 3勝 | [美浦]菊沢隆徳 [美浦]中舘英二 | 2勝 | ミスプロ系 | 6勝 |
芝 | 1600 | 10 | 戸崎圭太 | 4勝 | ※ | ― | ディープインパクト系 ロベルト系 | 3勝 |
芝 | 1800 | 13 | 川田将雅 | 3勝 | [栗東]矢作芳人 | 3勝 | ディープインパクト系 | 7勝 |
芝 | 2000 | 15 | 菅原明良 M.デムーロ | 2勝 | [栗東]辻野泰之 | 2勝 | キングマンボ系 | 5勝 |
種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。
芝1000mのコース傾向
直近10レース(2021年8月~2023年10月)の傾向
対象レースは2勝クラス3回、オープン特別/リステッド5回、重賞2回
主要なレースは、韋駄天S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数はすべて16頭以上 顕著な外枠有利で、7-8枠が8勝 しかし2023年に傾向の変化があり、4レース中、3レースで1枠が連対 唯一連対していないレースも、2枠が1着、1枠が3着 さらに4着までを5枠より内の馬が占めている |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、残り3Fで5番手以降が8勝 勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内だが、最速は0勝 4-8番手通過が過半数の6勝しており、あまり後方からは届きにくい傾向 |
血統 | ノーザンダンサー系産駒が6勝、ミスプロ系産駒が4勝 米国系産駒はノーザンダンサー系のみで、欧州系産駒はミスプロ系が優勢 日本系は母父で4勝しているのみで、特に欧州ミスプロ系の母父で3勝 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は462~536kg 2着3着含め460~500kg付近に集中しているが、 条件戦が480~500kg、オープンクラスが460~480kgにやや偏りがある |
人気 | 6番人気以下が5勝しており、荒れやすい 二桁人気も5頭連対しており、大荒れもある 上位人気では1-2番人気の連対が多く、堅いか荒れるか極端な傾向 |
芝1600mのコース傾向
直近10レース(2020年8月~2023年8月)の傾向
対象レースは2勝クラス1回、リステッド1回、重賞8回
主要なレースは、谷川岳S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は11~18頭 17頭以上になっているのは関屋記念の3回のみで、それ以外はすべて14頭以下 外枠有利で、6-8枠が6勝、8枠が最多の4勝 1枠が2勝/2着2回に対して、2枠は連対率0% 内なら極端に内でなければ苦戦傾向 2-4枠の複勝率9%に対して、7-8枠は31%ある |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝 速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向 |
血統 | 欧州系産駒と日本系産駒が5勝ずつ 中でもロベルト系とディープインパクト系が3勝ずつ 母父は欧州系と米国系が5勝ずつで、ノーザンダンサー系が6頭で過半数を占める 掛け合わせパターンは特に偏りなく、上記3系統のいずれかを持てば有利な傾向 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は434~514kg 2着3着含め460~490kg付近に集中している |
人気 | 勝ち馬すべて4番人気以上で、荒れにくい |
芝1800mのコース傾向
直近10レース(2021年5月~2023年8月)の傾向
対象レースは条件戦9回、オープン特別1回
主要なレースは、弥彦S
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は9~17頭 頭数に依らず外枠有利で、5-8枠が8勝 内枠では、1枠が連対5回で最も好成績 4枠は直近9レースの複勝率0% |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム2番手以内が6勝 後傾ラップになりやすいため逃げ馬も強く、3コーナー2番手以内が5勝している |
血統 | ディープインパクト系産駒が5勝で、その内4頭が母父米国ノーザンダンサー系 米国系はこの4頭のみ 欧州系ではキングマンボ系産駒が3勝で過半数 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は444~532kg この範囲内に広く分散しており、特に偏りなし |
人気 | 3番人気以上が7勝しており、荒れにくい 下も6番人気までで、2着も3番人気以上が7頭 |
芝2000mのコース傾向
直近10レース(2021年5月~2023年9月)の傾向
対象レースは条件戦4回、重賞6回
主要なレースは、新潟大賞典
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 出走頭数は9~18頭 頭数に依らず8枠が4勝、連対率30%は断トツの数字 一方で7枠は連対率0% 8枠以外は内枠が強く、1-4枠が6勝 1枠は唯一の不良馬場で1着だが、それ以外の良馬場9レースでは複勝率0% |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、最速が6勝 逃げ切りは無く、最も先行した馬で3コーナー3番手まで |
血統 | 欧州系産駒が7勝、母父も含めると9勝 特にキングマンボ系産駒が4勝、母父でも2勝 日本血統はディープインパクト系有利で、産駒が2勝、母父でも1勝 |
馬体重 | 勝ち馬の馬体重は434~534kg 470kg未満が勝っているのは2勝クラス以下のみ 特に重賞は半数が500kg超で、クラスが上がるほど大型馬有利の傾向 |
人気 | 5番人気以下が5勝、二桁人気も2勝しており、大荒れしやすい |
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