4/28(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から1回新潟が開幕。
土曜午前中は雨もあった東京/京都も、明日は回復する見込み。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
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新潟 | 良 | 良 |
東京 | 良 | 良 |
京都 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
東京10R ブリリアントS ダート/2100
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて14頭以上、直近7年連続でフルゲート
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量52-58.5kg、勝ち馬斤量54-57kg 54-56kgが8勝で、中程度のハンデが有利 56.5kg以上は[2-2-1-15]だが、2018年以降は連対なし 軽ハンデも53kg以下は[0-0-2-13]で連対率0% レース毎に見て、最軽量ハンデは2014年に1勝のみで、それ以降連対なし |
枠順 | 特に偏りなし 6枠以外は複数回連対していて、6枠も1着がある |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が7勝 速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向 |
血統 | 父/母父ノーザンダンサー系が、直近5連勝を含む8勝 ヴァイスリージェント系が4頭で半数を占める 掛け合わせはノーザンダンサー系×サンデーサイレンス系の4頭が最多で、 2回ある道悪はいずれもサンデーサイレンス系産駒が勝っている WIN5全体では直近7レース、良馬場では勝ち馬すべてキングマンボ系 母父ヴァイスリージェント系有利はレース傾向と合致 |
臨戦過程 | 前走で中京1800-1900mを走った馬が3連勝中 名古屋城Sで4着だった馬が2連勝中 仁川Sから最多3頭で、この3頭はすべて前走3着以内 |
人気 | 3番人気以上が8勝しており、荒れにくい 下は5番人気までで、大荒れもしにくい |
⑧グリューヴルム/藤岡佑介/大久保龍志 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量54-56kg
◯上がりタイム上位
◎キングマンボ系産駒
◯母父ヴァイスリージェント系産駒
◎前走が中京1800-1900m
◯前走が阪神2000m
<消し条件>
✖斤量53kg以下/58kg以上
✖父/母父いずれもキングマンボ系/ヴァイスリージェント系でない産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が1800m未満
✖東京/ダート/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
京都10R ライスシャワーC 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
今年は記念競走枠になった朱雀S
1200m戦になったのは2020年からで、2021~2022年は中京で代替開催
2019年以前は彦根Sが同条件で施行されているため、それも含めた過去10年分を対象に分析
2022年のみハンデ戦
出走頭数は13~18頭
16頭以上が7回で、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 京都/中京に共通して中枠有利 3着以内30頭中、3-5枠が19頭を占める 1枠は1着が2回あるが、2枠は複勝率0% 8枠も複勝率0%で、2016年まで3連勝だった7枠も、2017年以降は複勝率0% 6枠は2022年まで連対率0%で、昨年の1着は2011年以来の連対だった |
展開/脚質 | 京都開催では先行有利で、3コーナー5番手以内が直近3連勝を含む5勝 逃げ切りは無く、最も先行した馬で3番手まで 最も後ろで9番手までで、上がりタイム最速は0勝 後方から速い上がりで追い込んでも届かない傾向 |
血統 | 京都開催では欧州系有利で、父/母父いずれも欧州系でないのは1頭だけ 母父ノーザンダンサー系が5頭で過半数 WIN5全体のコース傾向では、リニューアル後も欧州系有利が顕著 ここまで4レースで、まだ米国系を持つ勝ち馬が出ていない サドラーズウェルズ系が3頭で、ノーザンダンサー有利も続いている |
臨戦過程 | 前走も1200mを走った馬が8勝 最多は淀屋橋Sから3頭だが、2019年以降は阪神から臨戦した勝ち馬が出ていない 昇級初戦の連勝は3回 前走も同クラスの場合、京都/阪神を走った馬がすべて3着以内であるのに対し、 他の競馬場ならすべて5着以下 |
人気 | 京都開催では荒れにくく、1番人気が6勝している 下も5番人気までで、大荒れもしにくい 中京開催は非常に荒れやすく、2年間で3着以内に12番人気以下が4頭入った |
⑤ルーフ/鮫島克駿/清水久詞 統計イチオシ
<買い条件>
◯3-5枠
◯先行力上位かつ、逃げ脚質でない
◯キングマンボ系産駒
◯父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯2レース目、または京都/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖2枠/7-8枠
✖追い込み脚質
✖父/母父がいずれも欧州系でない産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が京都/阪神かつ、4着以下
✖京都/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
新潟11R 谷川岳S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は9~16頭
11頭以下は2回だけで、他すべて14頭以上
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量53-60kg、勝ち馬斤量54-58kg 加算斤量別の着度数は以下の通り +3kg[0-0-0-3] +2kg[0-0-2-6] +1kg[4-2-3-24] 定量 [6-8-5-80] 牝馬は[1-1-1-14]で、斤量加算馬は1頭だけ |
枠順 | 中枠有利で、4-6枠が6勝 近年は内枠有利寄りの傾向で、直近6年で1-2枠が3勝、特に1枠は4回連対している 1-4枠という括りで見ても6勝で過半数となる 7-8枠の連対は2回だけで、8枠は0勝 |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、逃げ有利 3コーナー2番手以内が直近3連勝を含む4勝 上がりタイム最速が勝ったのは2015年のみで、 それ以降は3コーナー6番手以内が7勝している |
血統 | 欧州系産駒と日本系産駒が5勝ずつ ロベルト系産駒が直近2連勝を含む3勝で、欧州系産駒の過半数を占める 日本系産駒はすべてサンデーサイレンス系で、母父も含めてディープインパクト系なし 米国系は、ノーザンダンサー系とミスプロ系が母父で2勝ずつしており、 特にサンデーサイレンス系の母父として3勝 WIN5全体でも、ロベルト系は過半数を勝つ有利系統 母父ノーザンダンサー系の強さや、米国系は母父にのみ登場することなども共通 日本系は、このレース以外ではディープインパクト系産駒も勝っている |
臨戦過程 | 前走で阪神1600mを走った馬が、直近2連勝を含む4勝 唯一勝ち馬を複数出しているのが、六甲Sからの臨戦 1400mから距離延長した馬で、前走二桁着順が2頭 それ以外はすべて6着以内で、同距離/短縮であれば無難に続けて好走しやすい |
人気 | 1番人気が4連勝中 全体でも3番人気以上が8勝だが、残り2回は12番人気以下が勝っている 二桁人気7頭が3着以内に入っており、大荒れ要素がある 荒れた2回はいずれも、前走1400mで二桁着順だった定量馬 |
⑩ジューンオレンジ/富田暁/長谷川浩大 統計イチオシ
<買い条件>
◯1枠/4枠/6枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎ロベルト系産駒
◯母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が阪神1600m
◯3レース目、または新潟/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖8枠
✖前走が1600m以上かつ、7着以下
✖新潟/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
東京11R スイートピーS 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は10~18頭
15頭以上と13頭以下が5回ずつで、直近は3年連続13頭以下
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 頭数に依らず中枠有利で、4-5枠が3勝ずつで過半数を占める それ以外の枠は、頭数の影響を受けやすい 内枠は多頭数の方が良く、1-3枠の連対は15頭以上の場合に集中している 反対に外枠は少頭数の方が良く、13頭以下の5回では、8枠が2勝/2着1回 7枠が唯一連対しているのも13頭立て 6枠のみ連対率0%で、多頭数でも少頭数でも3着には来るが、連対できない |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 上がりタイム2番手以内が4連勝中 速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向 |
血統 | 日本系産駒が6勝、母父も含めると8勝 特にディープインパクト産駒が5勝している 掛け合わせは日本系×欧州系が5勝で半数を占めて、 2020年以降、母父米国系の勝ち馬なし WIN5全体のコース傾向では、近年は、 ノーザンダンサー系/ロベルト系を中心に、欧州系有利の傾向が強い 共同通信杯と比べても、欧州系有利へのシフトが早めに起こっている |
臨戦過程 | 前走でクイーンCを走った馬が直近2連勝を含む3勝 1600mから距離延長した馬は4頭で、すべて前走が重賞 次に多いのが前走で未勝利戦を勝った馬で、3頭 この3頭はすべて阪神1800-2000mを走っている 前走も牝馬限定戦だった馬が9頭で、混合だったのは未勝利戦の1頭だけ |
人気 | 3番人気以上が7勝しており、荒れにくい |
⑦ベストミーエヴァー/オシェア/国枝栄 統計イチオシ
<買い条件>
◯4-5枠/8枠
◯上がりタイム上位
◯ディープインパクト系/ノーザンダンサー系/ロベルト系産駒
◯前走が阪神1800-2000m
◯4レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1枠/6枠
✖米国系産駒
✖前走が1800m未満かつ、重賞でない
✖前走がダート
✖東京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
京都11R 天皇賞(春) 芝/3200
<過去10年間のレース統計>
2021~2022年は阪神で代替開催
出走頭数は13~18頭
17頭以上が8回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 京都/阪神に共通して、内外が有利 1着が複数回あるのが1枠/8枠で、特に1枠が最多の4勝 すべての枠が連対しているが、奇数枠の連対率が低く、偶数枠有利の傾向 1枠/8枠を除くと、奇数枠が連対率6%/複勝率8%に対して、偶数枠は15%/25%で、 2~3倍の開きがある |
展開/脚質 | 京都/阪神ともに似た展開 差し/追い込み有利で、上がりタイム最速が4連勝中、2番手以内が6連勝中 1~2コーナーにかけてペースが緩み、そこから先は急激な後傾ラップで駆け抜ける |
血統 | 日本系が圧倒的に有利 サンデーサイレンスの血を持たない馬が最後に勝ったのは2009年 2018年まではサンデーサイレンス系産駒が8連勝していたが、 その後はディープインパクト系のみが勝っている 母父は欧州系が9頭で、特にノーザンダンサー系が直近2連勝を含む5勝 父/母父米国系は1頭で、レース創設以来の40年間で3頭だけ すべてノーザンダンサー系で、フレンチデピュティとチーフベアハートのみ |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で阪神か中山を走り、入着している 阪神大賞典と日経賞が3頭ずつだが、阪神大賞典の3頭はすべて前走1着に対して、 日経賞は負けた馬が2頭で、下は5着まである 前走が阪神/中山でない勝ち馬は、2011年以降出ていない 2000年代に入って、前走が2200m未満の勝ち馬は、すべて大阪杯から G1昇格後の39年間で、このレースを2勝した馬が6頭(連覇が5回)いる |
人気 | 勝ち馬すべて4番人気以上 2番人気以上が8勝しており、非常に荒れにくい |
①サリエラ/武豊/国枝栄 統計イチオシ
<買い条件>
◯1枠/8枠
◯上がりタイム上位
◯ディープインパクト系×ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が阪神大賞典かつ、1着
◯前走が日経賞
◯5レース目、または京都/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖3枠/5枠
✖3代以内にサンデーサイレンスの血を持たない産駒
✖米国系産駒、または母父米国系かつノーザンダンサー系でない
✖G1を勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が重賞でない
✖前走が阪神/中山でない
✖前走が2200未満かつ、大阪杯でない
✖京都/芝/長距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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