2023年10月22日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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10/22(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

土曜の新潟は小雨が降り続いて、道悪開催。
明朝には止んでいるようですが、明日も日差しは少なく、
良馬場までの回復はどうかと言うところ。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
東京
新潟良~稍重良~稍重
京都

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
※新潟秋開催は対象が少ないため、当週の個別レース分析のみです

このページの内容をまとめた動画もあります。

東京10R 甲斐路S 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2000mになったのは2020年からで、ハンデ戦は2021年から
5回開催で、同年から2000mになっている、ウェルカムSを含めた6回分を対象に分析
出走頭数は10~16頭
ウェルカムSは3年ともフルゲートだが、甲斐路Sは10~12頭

統計項目傾向
斤量参考6レース中、ハンデ戦は3回
設定斤量50-57kg、勝ち馬斤量はすべて55kg
全出走馬の4割超を55kgが占めるため、確率的にこの結果は妥当
54kg以下も[0-3-2-13]と好走している
56kg以上は[0-0-0-3]で数が少ないが、苦戦傾向
枠順外枠有利で、6-8枠が5勝
残り1回は、最少の10頭立ての場合に3枠が勝っている
展開/脚質多頭数で先行有利、少頭数で差し有利
3回ともフルゲートのウェルカムSはすべて、2コーナー2番手以内が勝利
3回とも12頭以下の甲斐路Sはすべて、2コーナー5番手以降が勝利
血統日本系と欧州系が拮抗
参考レースの傾向と、WIN5全体のコース傾向は一致している
日本系は、サンデーサイレンス系とディープインパクト系の偏りは無し
欧州系は、ロベルト系とキングマンボ系だけが勝ち馬を出している
キングマンボ系の種牡馬は様々だが、ロベルト系はすべてモーリス産駒
米国系は母父で良く、特にミスプロ系が大多数
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で1800-2200mを走っている
ウェルカムSはすべて2勝クラスから連勝しているが、
甲斐路Sはすべて前走で4着以下
人気3番人気以上が5勝しており、荒れにくい
WIN5全体でも、このコースで行われた条件戦は、1番人気が4連勝中
2021年以降、4番人気以上が10連勝中

チャンスザローゼス/津村明秀/中内田充正 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯逃げ脚質
◯日本系×ミスプロ系の産駒
◯ロベルト系/キングマンボ系産駒
◯1レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量57kg以上
✖米国系産駒
✖前走が1800m未満/2200m超
✖東京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

京都10R 三年坂S 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
2019年まで2勝クラスで施行されていた三年坂特別が改称
京都競馬場リニューアル後、芝1600mの3勝クラスは1レースしか施行されていない
そのため、リニューアル後の1勝クラス~3勝クラス、全8レースを対象に分析
内訳は、1勝クラス4回/2勝クラス3回/3勝クラス1回
出走頭数は8~14頭
12頭以下が6回で、少頭数になりやすい条件

統計項目傾向
枠順外枠有利で、6-7枠が5勝
8枠は0勝だが、2着が2回ある
2-3枠は連対率0%だが、1枠は1勝/2着1回で、内枠が極端に不利とはなっていない
展開/脚質逃げ有利で、3コーナー2番手以内が5勝、逃げ切りも2回ある
血統日本系と米国系が有利
日本系産駒が5勝、母父も含めると6勝している
特に、ディープインパクト系が4勝で有利
米国系産駒は3勝、母父も含めると5勝
特に3回ある稍重の内、2回を米国系産駒が勝利
稍重の場合に限り、米国系×米国系の産駒も勝っている
人気1-3番人気が6勝しており、荒れにくい

ジャスティンエース/鮫島克駿/杉山晴紀 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-7枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎父/母父ディープインパクト系の産駒
◯サンデーサイレンス系産駒
◯2レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖2-3枠
✖欧州系産駒、かつ母父日本系でない
✖京都/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

新潟11R 新潟牝馬S 芝/2200

<過去10年間のレース統計>
2020年に創設された、このコース唯一のオープン競走
稍重2回/重1回と、良馬場での開催実績が無い
3勝クラスの日本海S、直近7回分を加えた、計10レースを対象に分析
出走頭数は7~16頭で、10頭以下も5回とバラつきがある

統計項目傾向
斤量設定斤量51-56kg、勝ち馬斤量51-56kg
56kgは[1-0-0-0]、51kgも[1-0-0-2]と、
過半数を占める54-55kgを抑えて、最軽量/最重量が好走している
枠順新潟牝馬Sは内枠有利で、過去3回の3着内9頭中、2-4枠が6頭を占める
8枠は2着が1回あるのみで、6-7枠は連対率0%
日本海Sを含めて見ても、1-4枠が7勝と、内枠有利は変わらず
ただしこちらは、6-7枠の連対がある
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が9勝
逃げ切りも3回あるが、位置取りはあまり問われない傾向
血統日本系と欧州系が有利
日本系産駒は4勝だが、母父で5勝
近年は欧州系産駒が優勢で、直近3年の6レースで5勝
特に、キングマンボ系が4勝している
臨戦過程特に偏りなし
距離延長/短縮、ダートなど、様々な路線から勝ち馬が出ている
人気創設から2年連続で、3着以内を1-3番人気が占めていたが、昨年は8番人気が勝利
日本海Sでも、二桁人気2勝と大荒れの傾向がある

②メモリーレゾン/古川吉洋/長谷川浩大 統計イチオシ

<買い条件>
◯2-4枠
◯上がりタイム上位
◎キングマンボ系×日本系の産駒
◯日本系×米国系の産駒
◯3レース目で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖新潟/芝/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

東京11R ブラジルC ダート/2100

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は11~16頭
15頭以上が8回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量50-58kg、勝ち馬斤量54-57kg
55-56kgが8勝で有利
53kgは2着が2回あるが、52kg以下は[0-0-0-11]で不利
57kgは[1-1-3-9]だが、57.5kg以上になると[0-0-0-5]で不利
枠順1-3枠と7-8枠が4勝ずつと、内外に分散
4枠は0勝、3着以内も1回だけで、不利な傾向
展開/脚質差し有利で、1コーナー5番手以降が直近4連勝を含む6勝
特に近年は、10番手以降からの追い込みが決まるようになってきている
逃げ切り2回以外はすべて、上がりタイム2番手以内が勝っている
血統キングマンボ系、またはヴァイスリージェント系を持つ産駒が、
直近5連勝を含む7勝
これはWIN5全体のコース傾向でも同様で、2020年以降は、
上記2系統の産駒が10連勝中
臨戦過程重賞からとオープン特別から、5勝ずつで拮抗
重賞の最多は、シリウスSの3勝
オープン特別の最多は、ラジオ日本賞の4勝
前走から連勝は無く、4着以下だった馬が7勝している
人気1-3番人気が8勝しており、荒れにくい
特に直近4年は、1-2番人気が4連勝中

テンカハル/津村明秀/矢作芳人 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量55-56kg
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯前走がシリウスS/ラジオ日本賞
◯東京/ダート/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖4枠
✖父/母父いずれもキングマンボ系/ヴァイスリージェント系でない産駒
✖ダート長距離で勝利の確率が低い8歳以上
✖前走が条件戦
✖東京/ダート/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

京都11R 菊花賞 芝/3000

<過去10年間のレース統計>
直近2年は阪神で代替開催
出走頭数はすべてフルゲート18頭立て

統計項目傾向
枠順京都開催では内枠有利で、1-3枠が6勝している
特に2枠は4勝/2着2回と、断トツの連対率
一方、1枠/3枠は1勝ずつしているが、2着/3着は0回
また、4枠/8枠は連対率0%
展開/脚質京都開催では差し有利
1コーナー5番手以降が7勝している
逃げ切りは無く、すべての勝ち馬が上がりタイム2番手以内
ただし追い込みは決まりにくく、10番手以降からは1勝だけ
血統ディープインパクト系が有利で、特に良馬場で顕著
2016年の初勝利以降、良馬場では4連勝
二度の道悪では欧州系産駒が勝っているが、それも母父は日本系
臨戦過程神戸新聞杯、セントライト記念、ラジオNIKKEI賞の3レースからのみ勝ち馬が出ている
2010年以降、この3レース以外からの勝ち馬は出ていない
阪神開催の2年は、セントライト記念組が2連勝
京都開催では神戸新聞杯組が有利で、6勝している
人気1-3番人気が7勝しており、荒れにくい
神戸新聞杯組が無難に上位人気で勝ち、
それ以外から臨戦した馬が穴を開ける、といった構図になっている

サトノグランツ/川田将雅/友道康夫 統計イチオシ

<買い条件>
◯2枠
◯上がりタイム上位
◯父/母父ディープインパクト系の産駒
◎神戸新聞杯で3着以内
◯セントライト記念で連対
◯5レース目、または京都/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖4枠/8枠
✖米国系×欧州系の産駒
✖前走が神戸新聞杯/セントライト記念/ラジオNIKKEI賞でない
✖前走が神戸新聞杯でない、かつ3着以下
✖京都/芝/長距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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