2023年12月28日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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12/28(木)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

いよいよ2023年最後、56回目のWIN5。
ラストは全トラック良馬場で施行されそうです。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
中山
阪神

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

中山10R ベストウィッシュC ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2021年から
5回中山の2勝クラス/ダート1200mとしては舞浜特別があるが、
冬至特別も2021年以降1200mに変更されているため、これらを加えた直近10レースを対象に分析
出走頭数は14~16頭
フルゲートが9回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順外枠有利で、5-8枠が7勝
内枠は逃げか追い込みか、極端なレースをすれば勝てている
外枠からは、先行も差しも決まる傾向
展開/脚質ハイペースを先行馬がそのまま押し切りやすく、3コーナー4番手以内が8勝
逃げ切りは2回だけで、2-4番手追走が強い傾向
血統米国系有利で、米国系産駒7勝、母父も含めると9勝
種牡馬系統は、ノーザンダンサー系とミスプロ系に二分される
掛け合わせは、米国系×日本系が5勝で半数を占める
特に、4回の稍重はすべて米国系×日本系が勝利
臨戦過程昇級初戦の連勝は無く、前走で3着以内だった馬が7勝で有利
前走のレースは様々で、1300-1400mからの距離短縮も4勝している
人気3番人気以上が7勝しており、荒れにくい
ベストウィッシュCとしても、過去2回は1-2番人気が勝利
舞浜特別のみ荒れやすい傾向

ケイアイメープル/菅原明良/小島茂之 統計イチオシ

<買い条件>
◯5-8枠
◯先行力上位
◯米国ノーザンダンサー系/ミスプロ系の産駒
◯前走が2勝クラスかつ、3着以内
◯1レース目、または中山/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖欧州系×欧州系かつ、ロードカナロア産駒でない
✖前走が1400m超、または芝
✖中山/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

阪神11R ベテルギウスS ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
1800mになったのは2017年から
出走頭数はすべて13頭以上、フルゲート5回で多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量53-59kg、勝ち馬斤量56-57kg
54kg以下[0-0-0-3]、58kg以上[0-0-0-6]で、中斤量有利
枠順中枠有利で、勝ち馬すべて4-6枠
7枠が2着4回に対して、1-2枠は連対率0%で、内枠不利傾向
展開/脚質差し有利で、1コーナー7番手以降が4勝
すべての勝ち馬が上がりタイム3番手以内
血統このレースとしては特に偏りが無いが、
WIN5全体のコース傾向では、米国系有利
オープンクラスの直近10レースでは、米国系産駒が7勝、直近5連勝中
特に、エーピーインディ系が5勝している
掛け合わせは米国系×サンデーサイレンス系が最多の5勝で、
米国系産駒が勝っていない3回でも、サンデーサイレンス系産駒が2勝している
臨戦過程前走、福島民友Cで連対した馬が3連勝中
3勝クラスからの連勝2回を含め、前走で連対している馬が5連勝中
人気4-6番人気が1勝ずつしており、やや荒れやすい
1番人気は4回連対しているが1勝止まりで、勝ちきれていない

⑥ホウオウルーレット/吉田隼人/栗田徹 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-6枠
◯上がりタイム上位
◎米国系×サンデーサイレンス系の産駒
◯米国系産駒
◯前走で2着以上
◯2レース目、または阪神/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量58kg以上
✖1-2枠
✖前走が1600m未満
✖阪神/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R ホープフルS 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2014年にG2、2017年にG1へ昇格
出走頭数は12~18頭
15頭以下6回、17頭以上4回で、ややバラつきがある

統計項目傾向
枠順外枠不利で、1-6枠からのみ勝ち馬が出ている
7-8枠の連対は、2017年以前に1回ずつあるのみ
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
直近は1コーナー4番手以内が5連勝中
血統日本系有利で、日本系産駒7勝、母父も含めると9勝
日本系産駒でない3回は、すべてキングマンボ系産駒が勝利
WIN5全体のコース傾向も同様で、特に2-3歳戦では、
ディープインパクト系とキングマンボ系が勝鞍を二分している

ディープインパクト系は、多様な母系との掛け合わせで勝ち馬を出している
キングマンボ系はサンデーサイレンス系との掛け合わせが、
サンデーサイレンス系はノーザンダンサー系との掛け合わせが有利な傾向
臨戦過程直近5年は、東スポ杯2歳Sから3勝、萩Sから2勝
G1昇格以降は、前走でオープンクラスを走った馬が6連勝中
G2昇格以降は、前走で連対した馬が8連勝、特に1着だった馬が6勝していたが、
昨年は東スポ杯2歳Sで4着だった馬が勝利
人気G2昇格以降は3番人気以上が8連勝、
G1昇格以降は2番人気以上が5連勝していたが、昨年は14番人気の大荒れ

ヴェロキラプトル/戸崎圭太/高野友和 統計イチオシ

<買い条件>
◯先行力上位
◯ディープインパクト系産駒
◯キングマンボ系×サンデーサイレンス系の産駒
◯サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の産駒
◯前走、オープンクラスで連対
◯中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖7-8枠
✖日本系/キングマンボ系でない産駒
✖前走が条件戦
✖前走が5着以下
✖前走が1800m未満、またはダート
✖中山/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神12R カウントダウンS 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
今年はカウントダウンが阪神、ファイナルが中山のため、阪神/芝/1200mでは初施行
過去のファイナルSに加えて、京都開催が無い影響で冬に施行されていた道頓堀S、
計5レースを対象に分析
出走頭数は10~16頭だが、ファイナルSはすべて15頭以上で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順外枠不利で、8枠のみ複勝率0%
7枠も2着が1回あるのみ
WIN5全体でも中枠有利の傾向で、直近10レースは3-6枠が7勝
展開/脚質多頭数では差し/追い込み有利
14頭以上の4回では、勝ち馬すべて3コーナー6番手以降
特にファイナルSでは、勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、
10番手以降からも2勝している
血統父/母父ノーザンダンサー系が4勝で有利
特に欧州血統が3勝で有利だが、米国ストームキャット系産駒も1勝している
WIN5全体のコース傾向も同様で、ノーザンダンサー系有利
重賞を除くと、父/母父ノーザンダンサー系が昨年から年を跨いで4連勝中
臨戦過程ファイナルS過去3回の1-3着9頭の前走を見ると、
勝ち馬はすべてローカル1200mを走り、特に中京から2勝
前走も1200mを走った馬が7頭
人気2番人気以上が4勝しており、荒れにくい
9番人気と荒れた2021年も、2-3着には1-2番人気

ミルトクレイモー/岩田望来/中村直也 統計イチオシ

<買い条件>
◯追い込み脚質
◯父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走がローカル1200m
◯4レース目、または阪神/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖7-8枠
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1200m超かつ、東京/中京でない
✖阪神/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山12R ファイナルS 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
5回開催の3勝クラス/芝1600mとしては、2020年までは市川Sが施行されており、
2021年以降は立志S、2022年はカウントダウンSが施行されている
これらを合わせた10レースを対象に分析
出走頭数は8~16頭
市川Sのバラつきが大きいが、年末施行の3レースはフルゲート2回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順内外が有利で、1-2枠が3勝、7-8枠が4勝
すべての枠が連対しており、目立った不利傾向は無い
展開/脚質極端な展開になりやすく、2コーナー2番手以内が3勝に対して、
それ以外の7頭はすべて7番手以降
少頭数も含むため、7頭すべて位置取りが全体の50%以降
血統日本系と欧州系が有利で、日本系×欧州系が7勝
WIN5全体のコース傾向も同様で、
ディープインパクト系産駒とキングマンボ系産駒が、
他の系統に大差を付けて双璧となっている
そのため米国血統は不利な傾向だが、
少ない勝ち馬はほとんどノーザンダンサー系を持っている
臨戦過程年末施行の過去3回の1-3着9頭の前走を見ると、
前走も1600mを走った馬が8頭で有利
昨年は重賞で12着以下に負けてきた2頭が連対
前走で東京を走った馬が6頭
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい

⑯ミシシッピテソーロ/菅原明良/畠山吉宏 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-2枠/7-8枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯キングマンボ系産駒/ディープインパクト系産駒
◯前走が東京1600m
◯5レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖ディープインパクト系産駒でなく、母父米国系かつ、それがノーザンダンサー系でない産駒
✖前走が1600m以外かつ、東京でない
✖中山/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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