2024年3月31日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
スポンサーリンク

3/31(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

1回中京が終わって、今週だけ2場開催。
東西ともに好天で気温も上がり、週中の雨の影響はほぼ無さそうです。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
中山
阪神

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

阪神9R バイオレットS ダート/1400

<過去10年間のレース統計>
2008年まで京都で施行していた3歳オープンが、阪神で復活
端午Sが施行されなくなることに伴う復活で、類似条件のレースも存在しないため、
端午Sの過去10年間を対象に分析 ※2021年/2022年は当コースで施行されている
出走頭数は11~16頭
15頭以上が7回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量54-58kg、勝ち馬斤量54-57kg
加算斤量別の着度数は以下の通り
 +2kg[0-0-0-1]
 +1kg[1-1-0-6]
 定量 [9-9-10-107]
定量牝馬が[3-1-2-28]で、勝率も牡馬より牝馬がやや高い
枠順内枠有利で、1-4枠が7勝
中枠寄りが特に強く、3-4枠で5勝している
5-7枠が0勝に対して、8枠は3勝/2着2回で、大外まで行くと強い傾向
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、2番手以内が6勝で過半数
逃げ切りは無く、最も先行した勝ち馬で3コーナー3番手まで
7番手以降が8勝しており、差し/追い込みが圧倒的に強い
血統米国系産駒が6勝、母父も含めると9勝
直近は3年連続で稍重以下の馬場状態で、米国系×欧州系が3連勝
特に重馬場の直近2年は、エーピーインディ系×キングマンボ系が2連勝
良馬場の7回ではサンデーサイレンス系も4頭いて、
特に米国系×サンデーサイレンス系が3勝している
臨戦過程昇竜Sから臨戦した馬が3連勝中、直近8年間で6勝している
昇竜Sでの負けは、最低6着、着差1.3秒まで
1400m戦になってからの11年間で、芝から臨戦した勝ち馬は2頭
その前走は桜花賞とファルコンSで、どちらも9着以下に負けている
人気6番人気以下が7勝しており、非常に荒れやすい
1番人気の連対は2回だけ、2番人気は複勝率0%

ナスティウェザー/岩田望来/加藤征弘 統計イチオシ

<買い条件>
◯3枠/4枠/8枠
◯上がりタイム上位
◯米国系産駒
◯日本系×米国系の産駒
◯前走が昇竜S
◯1レース目、または阪神/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖欧州系産駒
✖前走が1400m以外かつ、重賞または伏竜Sでない
✖前走が1勝クラスかつ、2着以下
✖阪神/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

中山10R アリエスS ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
新設された3勝クラス/牝馬限定戦
過去、このコースで施行されたことのない条件
例年なら下総Sを狙う牝馬が流れてくると考えられるため、下総Sの過去10年を対象に分析
出走頭数は9~16頭
10頭未満は1回だけで、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順中枠有利で、4-6枠が7勝、特に6枠が最多の4勝
偶数枠が8勝しており、奇数枠で1着があるのは5枠のみ
1枠は連対率0%、2015年以降は複勝率0%
展開/脚質スローペースになりやすく、先行有利
1コーナー2番手以内が6勝し、9頭が連対している
昨年、1コーナー3番手以降が勝ったのは7年ぶりだった
血統米国系産駒が5勝、母父も含めると8勝
掛け合わせも米国系×米国系が4勝で最多
ミスプロ系かノーザンダンサー系を持つ馬が8連勝中
臨戦過程前走も同コースを走った馬が8勝で圧倒的に有利
内訳は、上総Sが直近2連勝中、あとは韓国馬事会杯、昇級初戦の、3パターンだけ
それ以外は、1900mから距離短縮が2頭
2013~2017年まで昇級初戦が5連勝、
2018~2020年まで韓国馬事会杯2着馬が3連勝と、
同コースを続けて好走しやすい傾向だったが、直近は前走で着外だった馬が3連勝中
人気5番人気以下が5勝しており、荒れやすい
二桁人気の連対も2回あり、大荒れ要素もある

フラッパールック/丹内祐次/林徹 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-6枠
◎逃げ脚質
◯先行力上位
◎母父ノーザンダンサー系の産駒
◯母父米国系の産駒
◯前走が中山1800m
◯2レース目、または中山/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖追い込み脚質
✖父/母父がいずれもミスプロ系/ノーザンダンサー系でない産駒
✖前走が1800m未満
✖中山/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神10R キタサンブラックC 芝/1400

<過去10年間のレース統計>
今年はメモリアル競走枠になった心斎橋S
2018年/2019年は非開催だが、同条件で大阪ーハンブルクCが施行されているため、これを含める
 ※大阪ーハンブルクCはハンデ戦
2016年まではハンデ戦
2020年のみ1回開催で施行されている(2回開催で同コースの3勝クラスは施行なし)
出走頭数は11~18頭
15頭以上が8回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順1-3枠が7勝しており、勝率は内枠が高い
しかし外枠も連対率では大差なく、6-8枠の2着3着回数は多い
中枠が不利で、4-5枠は3着以内が3回だけ
展開/脚質差し/追い込み有利で、3コーナー7番手以降が6勝
上がりタイム3番手以内が7勝で、最後方からも届いている
血統欧州系産駒と日本系産駒が5勝ずつ
掛け合わせも、欧州系×日本系が直近3連勝を含む8勝で圧倒的に有利

日本血統はサンデーサイレンス系が大多数だが、
WIN5全体では近年、ディープインパクト系有利
2022年以降に3勝クラスを勝っている日本系産駒3頭は、すべてディープインパクト系

欧州血統の種牡馬系統に強い偏りが無いのは、レース傾向もコース傾向も共通
キングマンボ系、ノーザンダンサー系、ロベルト系に分散する
臨戦過程前走から距離短縮してきた馬が6勝で過半数
特に、阪神1600mから4勝している
東日本からの臨戦はいずれも東京1400m
前走がダートの勝ち馬は、過去19年間で、2007年の1回だけ
人気4番人気以下が4連勝中で、過去10年全体でも6勝しており、荒れやすい
6番人気以下が勝っているのはすべて、
3コーナー11番手以降からの追い込みが決まったパターン

⑥スズハローム/鮫島克駿/牧田和弥 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-3枠
◯上がりタイム上位
◎ディープインパクト系×欧州系の産駒
◯欧州系×日本系の産駒
◯前走が1600m以上
◯3レース目、または阪神/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖米国系かつ、ミスプロ系/ノーザンダンサー系でない
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1400m未満、またはダート
✖前走が西日本でない、かつ東京1400mでない
✖阪神/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

中山11R 美浦S 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2000m戦になったのは2018年から
2017年までは常総Sが施行されていた条件なので、2レースの直近10回分を対象に分析
※2020年のみ、3回開催で同条件のレースが施行されていない
出走頭数は9~16頭
14頭以上は3回だけで、10頭付近になりやすい

統計項目傾向
枠順外枠有利で、5-8枠が8勝
直近は2年連続12頭以下で3-4枠が勝っているが、2-3着は7-8枠が占めている
1-4枠は過去10年で連対5頭だけで、連対率でも5-8枠の半分に留まる
展開/脚質後傾ラップになりやすく、近年は先行有利
1コーナー4番手以内が3連勝中で、すべて上がりタイム5番手以降
2015~2019年は1コーナー8番手以降が5連勝、
2013年以降で見ると、上がりタイム2番手以内が7連勝していた

全体では1コーナー2番手以内が4勝、8番手以降が5勝で、
極端な展開になりやすいと言える
血統日本系産駒が5勝、欧州系産駒が4勝
掛け合わせも日本系×欧州系が7勝で過半数
ただし、先行馬が連勝している直近3年では、日本系×米国系が2頭

日本血統はサンデーサイレンス系が有利で、
父/母父日本系の9頭中、ディープインパクト系は2頭だけ
欧州/米国血統は特に偏りなく、最多はノーザンダンサー系の4頭
臨戦過程直近はスピカSからの臨戦が2連勝中で、前走も中山を走った馬が4連勝中
この4頭はすべて距離延長または短縮
昇級初戦の連勝は3回あり、すべて前走で東京を走っている
全体では1800mからの距離延長が6頭で過半数を占めて、
前走も2000mを走った2頭は、いずれも東京から
人気4番人気以下が6勝で荒れやすく、二桁人気も2勝しており、大荒れもする
二桁人気が勝ったのは、大逃げと、4コーナー16番手からの追い込み

⑨コスモフリーゲン/柴田大知/畠山吉宏 統計イチオシ

<買い条件>
◯5-8枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯日本系×欧州系の産駒
◯前走が中山1800m以上
◯4レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖欧州系×米国系の産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が2000m超かつ、中山でない
✖前走が1800m未満
✖中山/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

阪神11R 大阪杯 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
G1に昇格したのは2017年から
出走頭数は8~16頭
G1昇格以降はすべて12頭以上

統計項目傾向
枠順中枠有利で、3-6枠が直近5連勝を含む7勝
1枠/2枠はともに3着以内が1回ずつあるだけで、内枠不利
G2時代も含めて、1-2枠は2001年以降0勝
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
1コーナー5番手以内が直近5連勝を含む7勝
G1昇格以降の勝ち馬はすべて4コーナー5番手以内で、直線の追い込みは決まりにくい
血統日本系産駒が9勝で圧倒的に有利
昨年、欧州系産駒が勝ったのは13年ぶりだった
母父は米国系が有利で、直近6連勝を含む8勝
母父の種牡馬系統では、ミスプロ系とノーザンダンサー系が4頭ずつ
4-5歳馬が強く、6歳以上が最後に勝ったのは2010年

WIN5全体のコース傾向では、
近年はキングマンボ系産駒が勝利数を伸ばしており、日本系産駒は押され気味
日本血統の中では、ディープインパクト系有利の傾向は変わっていない
臨戦過程前走で2000m以上の重賞を走った馬が8勝
距離延長の2頭はいずれも中山記念からで、いずれも前走で2着
中山記念から臨戦した馬の成績を前走の着順別に見ると、以下の通り
 中山記念で1着[0-0-1-1]
 中山記念で2着[2-0-0-3]
 中山記念で3着以下[0-1-0-12]
中山記念組は、2着馬のみ勝てる傾向

もう1つのトライアル競走、金鯱賞からの連勝は1回だけ
こちらも前走の着順別に見ると、以下の通り
 金鯱賞で1着[1-0-1-2]
 金鯱賞で2着[0-1-0-3]
 金鯱賞で3着[0-0-0-3]
 金鯱賞で4着以下[2-1-0-13]
金鯱賞勝ち馬はある程度順当に走っているが、比較的、4着以下が強い傾向
人気2番人気以上が6勝しているが、8番人気/9番人気もあり、荒れる場合は大きい傾向
8,9番人気で勝った2頭はいずれも、前走が金鯱賞で、4着以下の馬

⑧プラダリア/池添謙一/池添学 統計イチオシ

<買い条件>
◯3-6枠
◯先行力上位
◯ディープインパクト系産駒/キングマンボ系産駒
◯5レース目、または阪神/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1-2枠
✖父/母父いずれも米国系でない産駒
✖6歳以上
✖前走が2000m未満かつ、中山記念でない
✖阪神/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎

コメント

タイトルとURLをコピーしました