2024年6月2日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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6/2(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

今週まで2場開催。
どちらも降水量は少ないものの、天気は悪そう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
東京稍重~重稍重~重
京都良~稍重良~稍重

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

WIN5の現況

5レースの勝ち馬人気合計 先週までの発生割合
 5-9  10-14  15-19  20-24  25-29  30以上

過去の当該週 勝ち馬人気合計

開催年2020年2021年2022年2023年
合計20291417

出走馬の「人気」は、netkeibaが算出している「予想オッズ」を参照しています
※前日発売が行われている重賞競走は、実際の前日オッズを参照しています

東京9R ホンコンJCT 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2013~2018年は1勝クラス(500万下)で施行されたため、
2018年以前は同週の2勝クラス(1000万下)稲村ヶ崎特別を対象に分析
出走頭数は7~14頭
10頭以上は3回だけで、少頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順内枠有利で、1-3枠が6勝
直近7年連続で2枠か3枠が連対している
次いで、5枠が2勝/2着4回で、この3つの枠の連対率が飛び抜けて高い
4枠/7枠の連対率が0%、6枠も2015年以降は連対率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内で、最速が6勝
後傾ラップになりやすいため後方からは届きにくく、
2コーナー4番手以内が9勝している
血統欧州系産駒と日本系産駒が5勝ずつ
欧州系は母父でも6頭の過半数で、近年は特にキングマンボ系有利
直近4年で父/母父キングマンボ系が3勝
父/母父いずれも欧州系でない2頭はどちらも、
サンデーサイレンス系×米国ミスプロ系の血統構成

日本系産駒では、ディープインパクト系は2015年の1頭だけ
WIN5全体でも同様に、サンデーサイレンス系有利のコース傾向
ディープインパクト系は条件戦なら年に1頭のペースで勝ち馬が出るが、
基本的にサンデーサイレンス系が圧倒している
臨戦過程前走で東京か中山を走った馬が7連勝中
その中で距離延長は1頭だけで、特に近年は、
2200m以上で勝ち上がってきた昇級初戦が、直近3年で2勝している
唯一複数の勝ち馬を出しているのはテレ玉杯で、前走のレースに偏りは無い
人気4番人気以下が5勝しており、荒れやすい
単勝1倍台に支持された1番人気が5頭いて1勝のみで、
少頭数だが紛れが起きやすい

グランドカリナン/坂井瑠星/田島俊明 統計イチオシ

<買い条件>
◯2枠/3枠/5枠
◯上がりタイム上位かつ、追い込み脚質でない
◯父/母父キングマンボ系の産駒
◯前走が東京/中山
◯1レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-2番人気/4番人気

<消し条件>
✖4枠/6枠/7枠
✖キングマンボ系/ロベルト系以外の欧州系産駒
✖2勝クラスを勝つ確率が低い7歳以上
✖東京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

京都10R 下鴨S 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
2021~2023年が非開催で、2020年以前は3回開催で施行
類似レースが無いため、コース傾向は、2023年以降、2勝クラス以上の特別競走から、
2歳/3歳限定戦を除いた直近10レースを対象に分析
臨戦過程は、2020年以前はこの時期に関西圏で3勝クラス/芝2000mが組まれていないため、
2021-2022年の高山S、2023年の岸和田Sを対象に分析
出走頭数は8~16頭
8~12頭が7回で、少頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順1枠/5枠/8枠がそれぞれ連対4頭ずつで、1着回数も分散している
頭数にバラつきがあるが、頭数による傾向の違いは特になし
3枠のみ連対率0%
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
少頭数の場合は特に顕著で、12頭以下だった直近5レースはすべて、
1コーナー3番手以内が勝利
多頭数では差し有利で、16頭以上の3レースでは、すべて6番手以降が勝利
血統欧州系産駒が7勝で有利
種牡馬系統はキングマンボ系が3頭、ノーザンダンサー系/ロベルト系が2頭ずつ
母父で登場しているのもキングマンボ系/ノーザンダンサー系のみ
残る3頭はすべてディープインパクト系×米国系の血統構成
臨戦過程3レース中、2000mで勝ち上がってきた昇級初戦が2勝
残る1頭も前走2着で、続けて好走しやすい
2着以内の6頭まで見ても、前走2000-2200mで3着以内だった馬が5頭
人気2番人気以上が8勝しており、荒れにくい

シェイクユアハート/古川吉洋/宮徹 統計イチオシ

<買い条件>
◯1枠/5枠/8枠
◯先行力上位
◯欧州系産駒かつ、母父米国系でない血統構成
◯ディープインパクト系×米国系の血統構成
◯昇級初戦
◯2レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯1-2番人気

<消し条件>
✖3枠
✖米国系産駒
✖前走が1800m未満、またはダート
✖京都/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖9番人気以下

東京10R タイキシャトルC ダート/1400

<過去10年間のレース統計>
今年は記念競走枠になった麦秋S
2015-2016年は1400mで施行されていないため、代わりに同開催の夏至Sを参照する
ハンデ戦は2020年の1回だけなので、それを含めた、
同コース/3勝クラスのハンデ戦直近10回分を参照する
出走頭数は11~16頭
11頭は2014年の1回だけで、それ以外は15頭以上

統計項目傾向
斤量設定斤量51-57kg、勝ち馬斤量54-56kg
55-56kgが9勝している
最も勝率が高いのは56kgで、57kgも出走2頭だけだが2着/4着
最も出走頭数が多い54kgが[1-2-4-42]であるのを見ると、重ハンデ有利と言える
53kg以下は[0-1-3-38]で、かなり苦戦傾向
枠順奇数枠が7勝で有利
奇数枠の連対率18.4%に対して偶数枠は7.6%で、2倍以上の開きがある
すべての枠が連対しているが、6枠は唯一、3着以内が1回だけで、苦戦している
偶数枠3勝の内2勝は8枠で、偶数枠の中でもやや偏りがある
展開/脚質前傾ラップになりやすく、差し有利
3コーナー5-9番手が6連勝中
全体でも、上がりタイム2番手以内が7勝している
血統馬場状態によって傾向が異なる
2015年以降で5回ある稍重~重は、米国系産駒が全勝している
この内4頭が母父も米国系
種牡馬系統は、ストームキャット系とミスプロ系が拮抗している

4回ある良馬場では、欧州系産駒が3勝している
この内2頭が母父も欧州系
種牡馬系統はノーザンダンサー系とキングマンボ系が拮抗しており、
米国系も含めて、すべての勝ち馬がノーザンダンサーかミスプロを持っている

日本系は不利で、母父に持つ馬が2頭だけ
臨戦過程前走も同じコースを走った馬が5勝で半数を占めて、特に鎌倉Sから4頭
昇級初戦の連勝は2回あり、どちらも前走も東京を走っている
前走で東京を走っていない3頭はすべて阪神だが、
距離は1200/1400/1800mですべて異なる
人気2番人気以上が6勝しているが、
直近3年で6番人気が2勝しており、やや荒れやすくなっている
元々5番人気以下の連対が多く紐荒れしやすい傾向だが、
2020年以降は1番人気の複勝率0%

⑨タマモダイジョッキ/武豊/緒方努 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量55-56kg
◯3枠/5枠
◯上がりタイム上位
◎米国系×米国系の血統構成
◯米国系産駒
◎前走が鎌倉S
◯前走が東京
◯3レース目、または東京/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2番人気/4-6番人気

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖4枠/6枠
✖日本系産駒
✖東京/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖10番人気以下

京都11R 松風月S ダート/1200

<過去10年間のレース統計>
2021年創設で、過去3回はすべて異なる条件で施行
使用コースとの関連が強い枠順/展開/血統/人気は、2023年以降のオープンクラス全6レース
斤量は、参考レース中のハンデ戦3レース
臨戦過程は、1200mで施行された松風月Sの過去2回を対象に分析する
参考レースの出走頭数は、13~16頭
フルゲートが4回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量52-59kg、勝ち馬斤量53-58.5kg
57kgと58.5kgが1勝ずつしており、重ハンデ有利の傾向
53kgが1勝しているが、54kg以下全体では[1-0-0-12]
枠順特に偏りなし
6レースすべて異なる枠から勝ち馬が出ている
2着3着も分散しており、
レース単位で見ても、内だけ/外だけが上位に来たレースが無い
1枠だけ連対なく3着が最高で、やや不利な傾向
展開/脚質差し有利で、3コーナー6-10番手が4連勝中
後方からは届きにくく、上がりタイム最速は1勝だけ
血統母父が米国系か、欧州系×サンデーサイレンス系の2パターン
他クラスも含めると、種牡馬系統ではミスプロ系有利の傾向
臨戦過程オーロラテソーロが2連覇したレースだが、2度の臨戦過程は異なる
過去2回の3着以内6頭の前走に、特に偏りなし
昇級初戦は[0-0-0-3]、前走オープンクラス1着も[0-0-0-2]
前走重賞は[1-0-1-4]
いずれも数が少ないが、傾向としては、
オープン特別/リステッドで負けてきた馬が強い傾向
人気全レースで2番人気以上が連対している一方で、
8番人気以下も2勝しており、大荒れの要素がある
松風月Sとしても、2022年は1着から5-6-11番人気、
2023年は2着12番人気と、傾向通り荒れやすい

アームズレイン/岩田望来/上村洋行 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量57-57.5kg
◯差し脚質
◯母父米国系の血統構成
◯4レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯2-3番人気/5-6番人気

<消し条件>
✖斤量54kg以下
✖1枠
✖父/母父いずれもミスプロ系でない、かつロベルト系産駒でない
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

東京11R 安田記念 芝/1600

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭
16頭以上が7回で、多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順3枠/5枠/7枠の3つだけで9勝していて、
昨年8枠が勝って上記3つの枠以外の勝ち馬が出たのは11年ぶりだった
偶数枠は2-3着には多く入っているが、2016年まで6枠だけだったのに対して、
2017年以降は2枠/4枠/8枠のみで、6枠が苦戦する状況が続いている
7-8枠の勝ち馬はすべて3コーナー8番手以降
反対に、3枠の勝ち馬はいずれも4番手以内で、外枠/差し、内枠/先行が勝ちパターン
5枠からは逃げも差しもある
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が7勝
直近は、7-8枠から3コーナー8番手以降を追走した馬が4連勝中
3コーナー4番手以内に先行した勝ち馬は3頭だけで、2020年代に入っては未発生
それ以外はすべて8番手以降を追走している
血統ディープインパクト系産駒が直近4連勝を含む5勝
母父は欧州系/米国系が拮抗している
欧州血統でサドラーズウェルズ系が3頭、
米国血統でストームキャット系が3頭で、ノーザンダンサーが強い
稍重以下は2回あり、いずれも日本系×米国系が勝っている

WIN5全体でも同様のコース傾向で、特にG1はディープインパクト系が圧倒的に強い
安田記念/ヴィクトリアマイル/東京新聞杯を合わせて見ると、
父か母父ロベルト系が6連勝中
2022年以前はキングマンボ系が強く、欧州系はこの2系統に偏っている
欧州系が強い裏で、母父米国系は2022年以降0勝
臨戦過程前走もG1を走った馬が4連勝中
距離は1200mから2000mまで開きがあり、
全体でも、前走も1600mを走った馬は5頭に留まる

トライアルからの勝ち馬は、各レース1頭ずつ
着度数は以下の通りで、連対しているのはトライアルで負けた馬だけ
読売マイラーズC/1着[0-0-2-8]
読売マイラーズC/2着以下[1-0-2-26]
京王杯SC/1着[0-0-1-5]
京王杯SC/2着以下[1-1-0-16]
人気4番人気以下が直近3連勝を含む7勝で、荒れやすい
1番人気は8連敗中で、2番人気は2012年以降勝っていない
安田記念/ヴィクトリアマイル/東京新聞杯を合わせて見ても、
2021年以降、4番人気以下が9連勝中

ステラヴェローチェ/横山典弘/須貝尚介 統計イチオシ

<買い条件>
◯3枠かつ、先行力上位
◯7-8枠かつ、上がりタイム上位
◯5枠
◯父/母父がディープインパクト系/ロベルト系の血統構成
◯前走がG1
◯5レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
◯4-9番人気

<消し条件>
✖6-8枠かつ、逃げ脚質
✖ディープインパクト系/ロベルト系/ノーザンダンサー系/キングマンボ系でない産駒
✖前走が1600m超かつ、G1でない
✖東京/芝/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
✖1-3番人気

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