2022年の振り返り番外編です。
本編はこちら。
本編でも勝ち馬人気の傾向で触れている通り、今年は堅い決着が多い傾向にありました。
そこで、毎週機械的に上位人気を買うだけでプラス収支にできたのでは?と思ったので、検証してみました。
ラジオ感覚で聞ける動画版もお好みでどうぞ。
2022年がどれぐらい堅い相場だったか
振り返り本編からの再掲ですが、過去2年と比較すると、今年は異様に 5-9のレンジが多く発生しました。
すべて3番人気以上が勝利した場合、ほとんどは 5-9のレンジに入り、稀に 10-14に届きます。
5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-
2020年(56回)
2021年(55回)
2022年(57回)
今回の検証ターゲットである、「5レースすべて3番人気以上が勝利」の発生回数は以下の通り。
開催年 | 発生回数 |
---|---|
2020年 | 3回 |
2021年 | 3回 |
2022年 | 7回 |
直近2年に比べて、2倍以上発生していました。
検証方法
<買い目>
・2022年のWIN5は57回開催されました。
・すべての回で、全レース1-3番人気の3頭の組み合わせを購入したと仮定します。
3×3×3×3×3=243点 1回あたりの購入金額は24,300円
・この組み合わせを1年間買い続けると、
24,300円×57回=1,385,100円
<払い戻し>
・全レース3番人気以上が勝利した回の、JRA発表の払戻金を参照します。
・2022年は7回的中したことになるので、その払戻金合計が、購入金額の1,385,100円を上回るかを検証します。
検証結果
結論:残念ながら儲かりませんでした
参考に、3回ずつ的中している2020/2021年だとどうなるかも合わせて発表。
すべてマイナス収支となってしまいました。
開催年 | 払戻金合計 | 収支 |
---|---|---|
2020年 | 686,600円 | -674,200円 |
2021年 | 1,223,520円 | -112,980円 |
2022年 | 1,334,830円 | -50,270円 |
年末時点で1年間の収支として見た場合の話なので、もちろん途中で浮き沈みはあります。
2020年は年初からいきなり2週連続的中して、その後はひたすら落ちていきます。
2021年は8月まで地獄を見た後に持ち直しますが、プラスになることはありません。
こう見ると、さすがに7回も的中がある2022年は、勝ったり負けたり感がありますね。
上位人気だけを買い続ける作戦で、勝っているタイミングはある。
しかし、WIN5に夢を見ている我々のような人種が、そこでやめるわけ・・・ないですよね?
WIN5で勝つには、買い目を絞る必要がある
今回の検証では、1年間に7回的中しても、プラス収支にできないことが分かりました。
大きな要因として、全レース3点ずつ買う場合、243点もの買い目が必要ということがあります。
※オッズが一定ではないため、点数だけの単純な話ではないですが
WIN5はそもそも、的中率が非常に低い馬券です。
そのため、1回あたりの買い目が多いと、的中するまでの損失に耐えられない確率が高くなります。
例えば、検証結果の2021年で言うと、最初の的中までにマイナス85万円の損失が出ています。
このブログでは、勝負し続けられる買い方、つまり少ない点数での的中を目指しています。
そのために、統計データから傾向を分析し、発生する確率が低い目を消す作業を、毎週行っています。
確率が低い目は消しているので、私の傾向分析通りに的中しても、1千万円や1億円といった払戻が出ることはないでしょう。
しかし、10万円や100万円といった払戻は、十分に狙える範囲です。
WIN5で人生逆転までは思ってないけど、楽しみながら、儲かったらもちろん嬉しい。
そんな人は、今後も是非このブログにご期待ください。
ちなみに
1-2番人気だけ買ってたらどうなったのかも、ついでに検証しました。
年間の購入金額は182,400円と、3番人気まで買う場合のおよそ10分の1で済みます。
開催年 | 払戻金合計 | 収支 |
---|---|---|
2020年 | 65,590円 | -113,610円 |
2021年 | 0円 | -176,000円 |
2022年 | 411,370円 | +254,920円 |
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