2022年上半期の振り返り傾向分析の第二弾。
第一弾の騎手リーディング編はこちら。
ラジオ感覚で聞けるこちらの動画もどうぞ。
WIN5リーディングトレーナー
6月までのWIN5対象140レースに勝利した厩舎のリーディングと、その勝利傾向。
2勝以下の厩舎は傾向が読み取れないため割愛。
注意事項
・説明で登場する「重賞勝利」は、WIN5対象となった重賞のみを指します。
土曜開催の重賞を勝利してもカウントしていません。
・説明で登場する「WIN1」等は、「WIN5対象第1レース」を指します。
・説明で登場する「連勝」は、1日2勝以上することを指します。
例えば2場開催で9Rと11Rを勝った場合も「連勝」としています。
順位 | 所属 | 厩舎 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 上半期 勝利数 | 傾向 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位T | 栗東 | 安田隆行 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | G1:1勝 G3:3勝 ・連勝/2週連続勝利いずれも1回ずつある ・WIN1での勝利が無い ・岩田康誠で3勝 |
1位T | 栗東 | 池江泰寿 | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 6 | G2:1勝 ・連勝したことがあり、2週連続勝利も2回ある ・芝で5勝、すべて1600m以下 |
2位 | 栗東 | 矢作芳人 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 5 | G2:1勝 ・2月~3月にかけて3週連続勝利 ・芝で4勝 ・1番人気での勝利が無い |
3位T | 栗東 | 安田翔伍 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | G2:1勝 G3:1勝 ・4勝すべて異なる競馬場(中山/東京/中京/阪神) ・横山典弘で2勝 |
3位T | 栗東 | 大久保龍志 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | G2:1勝 ・2週連続勝利したことがある ・中京ダート1800mで3勝(内2勝はグロリアムンディ) |
4位T | 栗東 | 中内田充正 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | ・重賞勝利なし ・2週連続勝利したことがある ・WIN1のみで3勝 ・藤岡佑介で2勝 |
4位T | 美浦 | 堀宣行 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | G1:1勝 G3:1勝 ・2週連続勝利したことがある ・東京で2勝 |
4位T | 栗東 | 藤原英昭 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | G2:1勝 ・1400mのみで3勝(阪神芝2勝、中京ダート1勝) |
4位T | 栗東 | 友道康夫 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | G1:2勝 G2:1勝 ・芝2000m以上の重賞のみで3勝 |
4位T | 栗東 | 飯田雄三 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | G2:1勝 G3:1勝 ・岩田康誠で2勝 |
4位T | 栗東 | 吉村圭司 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | ・重賞勝利なし ・ハヤブサナンデクンで2勝 |
4位T | 栗東 | 藤岡健一 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | G2:1勝 ・藤岡佑介で2勝 |
4位T | 美浦 | 奥村武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | G3:1勝 ・2週連続勝利したことがある ・東京のみで3勝(内2勝はノースブリッジ) |
4位T | 栗東 | 斉藤崇史 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | ・重賞勝利なし ・連勝したことがある |
2021年との厩舎成績比較
<昨年リーディングトップ10以内で、今年も現時点でトップ10に入っている厩舎>
つまり、今年も同じぐらい勝てそうなペースの厩舎。
・中内田充正 昨年3位T(8勝)→今年ここまで4位T(3勝)
・安田隆行 昨年4位T(7勝)→今年ここまで1位T(6勝)
・矢作芳人 昨年4位T(7勝)→今年ここまで2位(5勝)
・堀宣行 昨年4位T(7勝)→今年ここまで4位T(3勝)
・藤岡健一 昨年3位(6勝)→今年ここまで4位T(3勝)
・友道康夫 昨年6位T(5勝)→今年ここまで4位T(3勝)
・斉藤崇史 昨年6位T(5勝)→今年ここまで4位T(3勝)
・藤原英昭 昨年7位T(4勝)→今年ここまで4位T(3勝)
<今年6月までの勝利数が、昨年の勝利数以上の厩舎>
つまり、昨年より勝てそうなペースの厩舎。 ※昨年3勝以上の厩舎に限る
・池江泰寿 昨年3勝→今年ここまで6勝
<今年6月までの勝利数が、昨年の勝利数の半分未満の厩舎>
つまり、昨年より勝てなさそうなペースの厩舎。 ※昨年3勝以上の厩舎に限る
・手塚貴久 昨年10勝→今年ここまで0勝
・池添学 昨年9勝→今年ここまで1勝
・須貝尚介 昨年8勝→今年ここまで2勝
・国枝栄 昨年5勝→今年ここまで2勝
・音無秀孝 昨年5勝→今年ここまで0勝
・鹿戸雄一 昨年5勝→今年ここまで0勝
・田村康仁 昨年4勝→今年ここまで1勝
・高野友和 昨年4勝→今年ここまで1勝
・高柳大輔 昨年4勝→今年ここまで1勝
・佐々木晶三 昨年4勝→今年ここまで1勝
・武幸四郎 昨年4勝→今年ここまで0勝
・宮田敬介 昨年3勝→今年ここまで1勝
・森秀行 昨年3勝→今年ここまで1勝
・村山明 昨年3勝→今年ここまで1勝
・寺島良 昨年3勝→今年ここまで1勝
・小野次郎 昨年3勝→今年ここまで0勝
・高橋義忠 昨年3勝→今年ここまで0勝
・小桧山悟 昨年3勝→今年ここまで0勝
・荒川義之 昨年3勝→今年ここまで0勝
・中竹和也 昨年3勝→今年ここまで0勝
・斎藤誠 昨年3勝→今年ここまで0勝
勝利厩舎の傾向は昨年に近しい
6月時点での上位厩舎への勝利数の偏りや、連勝/2週連続勝利の発生確率など、昨年とほぼ同等。
リーディングトップ層の顔ぶれも、池江泰寿以外は大きく変わっていない。
所属別にサマリしても、昨年とほぼ同等。
栗東(2022) | 美浦(2022) | 栗東(2021) | 美浦(2021) | |
WIN5対象レース全体 | 67%(94勝) | 33%(46勝) | 66%(182勝) | 34%(93勝) |
重賞全体 | 63%(27勝) | 37%(16勝) | 59%(50勝) | 41%(35勝) |
G1 | 36%(4勝) | 64%(7勝) | 50%(12勝) | 50%(12勝) |
G2 | 83%(10勝) | 17%(2勝) | 67%(14勝) | 33%(7勝) |
G3 | 65%(13勝) | 35%(7勝) | 60%(24勝) | 40%(16勝) |
リーディングで挙げた14人の中でも美浦所属は2人であったように、基本的に栗東が優勢。
ただし、G1のみ逆転する。
WIN5対象5レース全てを栗東所属馬が勝利することは、2021年は8回発生し、2022年はここまで1回発生している。
美浦所属馬のみというのは昨年/今年ともに発生していない。
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