6/11(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から1回函館が開幕。
梅雨入りで、主場はどちらも道悪想定。
函館は土曜日中に良馬場へ回復しました。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
阪神 | 重~不良 | 重~不良 |
東京 | 重~不良 | 重~不良 |
函館 | 良 | 稍重~重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
阪神10R 安芸S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2020年からで、ハンデ戦になったのは2021年から。
1200mになってからは、すべて15頭以上が出走。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-56kg、勝ち馬斤量52-55kg。 最軽量/最重量は2年連続で着外。 |
展開/脚質 | 前傾ラップになりやすいが、直近2回は先行馬が押し切っている。 しかしWIN5全体では差し有利傾向。 直近3年、このコースで行われた3勝クラス4回ではすべて、 上がりタイム最速/2番手が勝っており、最も先行した馬で3コーナー4番手。 |
枠順 | 8枠から先行した馬が2連勝中。 2020年も6枠が勝っており、外枠有利傾向となっている。 WIN5全体でも、昨年以降はすべて6枠より外の馬が勝っている。 |
人気 | 過去3回はすべて1-3番人気から2頭が連対しており、荒れにくい。 |
血統 | 米国系が有利で、すべての勝ち馬の父/母父が、 ストームキャット系またはフォーティナイナー系。 WIN5全体でも顕著な米国系有利で、 直近2年はすべて米国系×米国系が勝っている。 |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走で1200mを走っており、芝だった馬もいる。 昇級初戦が通用しやすく、[1-3-1-3]で過半数が馬券に絡んでいる。 |
<買い条件>
⑯スマートラプター/酒井学/西園正都 統計イチオシ
8枠、先行力上位、母父米国系、前走1200mで2勝クラスを勝利。
⑫カフジエニアゴン/古川吉洋/木原一良
6枠、先行力上位、米国系産駒、前走1200mで2勝クラスを勝利。
④ウナギノボリ/国分恭介/音無秀孝
上がりタイム上位、ストームキャット系産駒。
<消し条件>
①ジゲン/岩田望来/中村直也
⑦パワフルヒロコ/田中健/飯田雄三
⑨マイステージ/秋山稔樹/伊藤伸一
⑬ショウゲッコウ/荻野極/杉山佳明
斤量が最重量/最軽量の馬。
⑤ヴァリアント/菱田裕二/茶木大樹
⑥ファーンヒル/川田将雅/清水久詞
⑩タイセイブレイズ/鮫島良太/牧浦充徳
⑪ミエノワールド/松若風馬/西園正都
⑮クレド/高倉稜/田中克典
父/母父いずれも米国系でない馬。
<阪神/ダート/短距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③メイショウフジタカ/中井裕二/飯田祐史
⑧シゲルヒラトリ/藤岡康太/水野貴広
⑭アシタバ/城戸義政/奥村豊
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東京10R 夏至S ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
2015/2016年だけ1400mで施行、また、過去6回がハンデ戦。
出走頭数はすべて14頭以上。
道悪が7回ある。
展開/脚質、枠順、血統、臨戦過程については、1600m戦の8回分を対象に分析。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
展開/脚質 | 差し有利で、逃げ切り勝ちは無し。 3コーナー10番手までの馬が勝つことが多く、最後方からは届きにくい。 |
枠順 | 3-6枠で6勝しており、中枠有利。特に、4枠が3勝で最も勝っている。 2,7枠が0勝だが、2着が1回ずつある。 |
人気 | 定量戦では荒れにくい傾向だったが、昨年9番人気が勝利。 WIN5全体でも荒れにくく、概ね4番人気までが勝っている。 |
血統 | 米国系が有利で、米国系×米国系が3勝している。 道悪では欧州系が強く、5回あった重馬場では欧州系産駒が3勝、 特に欧州系×サンデーサイレンス系が3勝している。 |
臨戦過程 | 前走で1600m以上を走った馬が7勝している。 1800m以上から距離短縮してきた馬が4勝で有利傾向。 2014年以来、2勝クラスからの連勝は無い。 |
<買い条件>
⑮オンザライン/戸崎圭太/大和田成 統計イチオシ
差し脚質、上がりタイム上位、欧州系×日本系、前走が1800m以上、
2レース目およびこのコースで勝鞍が多い騎手。
⑪トラモント/北村宏司/新開幸一
6枠、差し脚質、上がりタイム上位、米国系×米国系、前走が1800m以上。
⑥ブッチーニ/菅原明良/中内田充正
⑫ヴアーサ/丸山元気/鮫島一歩
4,6枠、差し脚質、上がりタイム上位、欧州系×日本系。
⑤エルソール/石川裕紀人/池江泰寿
3枠、日本系×欧州系、前走が1800m以上。
<東京/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑦ダッチマン/永野猛蔵/音無秀孝
⑬スカーレットスカイ/大野拓弥/岡田稲男
⑭ウィンドリッパー/丸田恭介/清水久詞
⑯ケイアイシェルビー/藤懸貴史/平田修
函館11R 函館SS 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
2021年のみ札幌で施行したが、似た傾向になりやすいため合算。
出走頭数は7~16頭だが、13頭以上が9回で、多頭数になりやすい。
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量50-59kg、勝ち馬斤量50-58kg。 最軽量50kgが3勝しているが、それ以外はすべて56kg以上が勝利。 レース最軽量を除いては、重斤量が有利な傾向。 |
展開/脚質 | 先行有利で、直近は3コーナー3番手以内が5連勝中。 特に、逃げ切り勝ちが3回ある。 |
枠順 | 特に偏りは無く、先行できれば枠は問わない傾向。 2枠のみ0勝だが、2着が1回ある。 |
人気 | 荒れやすく、5番人気以下が5勝している。 |
血統 | 特に偏りは無く、様々な血統構成の馬が勝っている。 直近はディープインパクト系産駒が2連勝中。 |
臨戦過程 | 前走が重賞だった馬が8勝で有利。 特に3歳馬の3勝は、すべて桜花賞から。 高松宮記念と京王杯SCから2勝ずつ。 |
<買い条件>
⑩テイエムトッキュウ/津村明秀/木原一良 統計イチオシ
逃げられる確率が高い馬。
⑪ジャスパークローネ/浜中俊/森秀行
逃げられる確率が高い馬。
①トウシンマカオ/鮫島克駿/高柳瑞樹
⑫ムーンプローブ/北村友一/上村洋行
⑬ブトンドール/池添謙一/池添学
斤量が最軽量または最重量、前走が高松宮記念または桜花賞。
<消し条件>
②レイハリア/亀田温心/田島俊明
③サトノアイ/富田暁/須貝尚介
⑥ウォーターナビレラ/武豊/武幸四郎
⑮キミワクイーン/横山武史/奥村武
⑯カルネアサーダ/角田大和/加用正
最軽量を除く、斤量55kg以下の馬。
④カイザーメランジェ/吉田隼人/中野栄治
⑦ジュビリーヘッド/西村淳也/安田隆行
前走が重賞でなく、先行できる確率が低い馬。
<函館/芝/短距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑧リバーラ/M.デムーロ/高柳瑞樹
⑨ディヴィナシオン/松田大作/森秀行
阪神11R 三宮S ダート/1800
<過去10年間のレース統計>
オープンクラスの1800mになったのは2020年から。
また、直近2年は中京で施行。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量52-58kg、勝ち馬斤量54-58kg。 出走1頭のみの58kgが1勝し、57.5kgも2着1回と、重ハンデが好走している。 54kg以下は[1-0-1-17]で苦戦傾向。 |
展開/脚質 | 2020年の阪神開催では、外枠から捲っていった2頭が連対。 道中緩んだペースだったが、先行馬は苦しい流れ。 同コースで施行されるベテルギウスSも、差し有利傾向。 |
枠順 | 2020年の阪神開催では、7枠2頭が連対。 同コースで施行されるベテルギウスSも、直近3年は6枠が2勝しており、外枠有利。 |
人気 | オープンクラス昇格直後は1-2番人気のワンツー、 中京開催の2回はいずれも2番人気が勝ち、荒れにくい。 |
血統 | サンデーサイレンス系が有利で、 2020年の阪神開催では、1-3着すべてが父または母父サンデーサイレンス系。 |
臨戦過程 | 特に偏りなし |
<買い条件>
⑫ニューモニュメント/酒井学/小崎憲 統計イチオシ
7枠、重ハンデ、差し脚質、上がりタイム上位。
①キングズソード/川田将雅/寺島良
⑥ビヨンドザファザー/坂井瑠星/藤岡健一
差し脚質、上がりタイム上位、①はこのコースで勝鞍が多い騎手。
⑩ジャズブルース/団野大成/吉村圭司
6枠、母父サンデーサイレンス系。
<消し条件>
④マリオマッハー/秋山真一郎/安達昭夫
⑪エナハツホ/小崎綾也/吉田直弘
斤量53kg以下の馬。
<阪神/ダート/中距離のWIN5対象レースで勝利の確率が低い騎手/厩舎>
③メイクアリープ/古川吉洋/大根田裕之
⑮ニホンピロスクーロ/高倉稜/服部利之
東京11R エプソムC 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭、17頭以上が6回で、概ね多頭数。
直近5年で道悪が3回ある。
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量54-56kg。 54kg[1-1-0-8]、57kg以上[0-3-2-19]で、 重斤量が特に悪い傾向ではないが、勝ちきれていない。 |
展開/脚質 | スローペースになりやすく、先行有利。 2コーナー5番手以内が7勝、中でも3番手以内が5勝している。 特に頭数が減るほど顕著で、14頭以下の4回は、すべて3番手以内が勝利。 中団以降から差し届いているのは、18頭立ての場合のみ。 |
枠順 | 外枠有利で、5-8枠で7勝している。 2,4枠が0勝だが、2着は1回ずつある。 |
人気 | 直近5年で1番人気の複勝率20%と、上位人気が苦戦。 4番人気以下が5勝している。 |
血統 | 馬場状態で傾向が異なる。 良馬場では日本系有利で、6レース中、日本系産駒が5勝。 稍重以下では欧州系有利で、4レースすべて、父または母父欧州系が勝利。 直近は、父または母父にミスプロ派生系を持つ馬が4連勝中、 特にキングマンボ系が3勝している。 |
臨戦過程 | 前走も東京を走った馬が有利で、 1400-2000mと幅広い距離から、直近7年で6勝している。 前走1800m以上の馬が7勝で有利。 1600m以下から距離延長の場合はすべて、前走が重賞。 |
<買い条件>
②マテンロウスカイ/横山典弘/松永幹夫 統計イチオシ
先行力上位、欧州系産駒、前走が東京1800m以上。
⑪ヤマニンサルバム/三浦皇成/中村直也
6枠、先行力上位、母父欧州系。
⑤レインフロムヘヴン/レーン/堀宣行
キングマンボ系産駒、前走が東京1800m以上、このコースで勝鞍が多い騎手/厩舎。
<東京/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎>
⑥ショウナンマグマ/吉田豊/尾関知人
⑩ヤマニンサンパ/杉原誠人/斉藤崇史
⑬トーラスジェミニ/木幡育也/小桧山悟
⑯ラストドラフト/松岡正海/戸田博文
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