8/13(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から3回小倉が開幕。
開催3場は、この週末は台風の影響は免れそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
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札幌 | 良 | 良 |
新潟 | 良 | 良 |
小倉 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
小倉10R 博多S 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
過去10年はすべて2000mで施行
同クラスの1800m戦として2021年に創設された、壇之浦S/不知火Sの5レースを参考に分析
出走頭数は10~16頭だが、フルゲートは1回だけで、10~13頭立てが4回
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | ハンデ戦は3回 設定斤量51-57kg、勝ち馬斤量53-56kg 特に目立った有利不利は無く、馬券内9頭の内訳は、 55kg以上が5頭、54kg以下が4頭 レース別に見ても、最軽量/最重量いずれも勝っている |
枠順 | 外枠有利で、7-8枠で4勝している 特に同時期開催の不知火Sは、過去2回いずれも7枠1着/6枠2着 WIN5全体でも同じ傾向で、 過去3年の7月/8月に、このコースでは9レース施行 6-8枠で7勝している |
展開/脚質 | 差し有利で、1コーナー5番手以降が4勝 逃げた馬も連対4回と残りやすいが、外差しが決まりやすい |
血統 | 壇之浦Sは母父米国系が3連勝、不知火Sは日本系×欧州系が2連勝と、傾向が分かれる WIN5全体でも同じ傾向で、冬は母父米国系が、夏は日本系×欧州系が強いコース 直近3年の夏開催9レースで、日本系×欧州系が6勝 特に、ディープインパクト系産駒が5勝 欧州系では、ロベルト系が好相性 |
臨戦過程 | 特に偏りなし |
人気 | 同時期開催の不知火Sは、1番人気が2連勝中 壇之浦Sは、5番人気が2勝で荒れ気味 直近3年のWIN5全体では、重賞以外ではすべて5番人気以上が勝っているコースで、 大荒れしにくい |
⑥チャンスザローゼス/川田将雅/中内田充正 統計イチオシ
<買い条件>
◯6-8枠
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◎ディープインパクト系×欧州系
◎日本系×ロベルト系
◯上記以外の日本系×欧州系
◯1レース目、または小倉/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖7歳以上
✖小倉/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
新潟10R 三面川特別 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は11~18頭だが、直近7年連続14頭以下で、多頭数になりにくい
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 特に偏りなし |
展開/脚質 | スローペースの瞬発力勝負になりやすい 14頭以下の直近7年は、3コーナー5番手以内が5勝で、好位の馬が強いが、 10番手以降からの追い込みもあり、決め手が活きれば後ろからでも好勝負 |
血統 | 日本系と欧州系が有利 日本系産駒6勝、欧州系産駒4勝 2014年から2019年まで、日本系×欧州系が6連勝していたが、 直近3年では欧州系×欧州系が2勝 日本系ではディープインパクト系が近年好調 欧州系はサドラーズウェルズ系を中心に、ノーザンダンサー派生系が好調 米国系は不利で、日本系の母父として2勝しているのみ |
臨戦過程 | 前走も1800mを走った馬が4連勝中 1勝クラスからの連勝が、直近3年連続を含め6回ある |
人気 | 直近8年はすべて1-2番人気が勝利し、非常に荒れにくい 馬券内を1-3番人気で占めたことも3回ある |
②ルージュカルミア/ルメール/木村哲也 統計イチオシ
<買い条件>
◯上がりタイム上位
◎ディープインパクト系産駒
◯上記以外の日本系/欧州系産駒
◎前走が芝1800mの1勝クラス
◯前走が芝1800m、または1勝クラス
◯2レース目、または新潟/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖米国系産駒
✖6歳以上
札幌11R UHB賞 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
2013年のみ函館で開催されているが、傾向が似るため合算
昨年までハンデ戦、今年は別定戦
出走頭数は10~16頭
直近4年はすべて13頭以上、フルゲート3回と、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量48-57.5kg、勝ち馬斤量50-57kg 54kg以下7勝で、軽ハンデ有利だが、 57kg以上も[2-1-0-2]で、頭数を考えればまったく不利ではない |
枠順 展開/脚質 | 内枠先行/外枠差しにパターンが二分している 全体的には差し有利で、3コーナー5番手以降が7勝 3番手以内に先行して勝っている馬はすべて、1-3枠 1-3枠で5勝、6-8枠で5勝と、中枠が苦戦傾向 |
血統 | 欧州系有利で、欧州系産駒が5勝、母父も含めると8勝 特にミスプロ派生系が良く、直近3連勝を含む5頭がミスプロ系 |
臨戦過程 | 前走で函館1200mを走った馬が7勝で有利 1200m戦になって以降、前走も1200mだった馬が10連勝していたが、 昨年は1800mから臨戦した馬が勝利 その前走は巴賞で、北海道連戦が強い傾向通りではあった |
人気 | すべて4番人気以上が勝っており、荒れにくい |
⑪エクセトラ/横山武史/吉村圭司 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠で、先行力上位
◯6-8枠で、上がりタイム上位
◎欧州ミスプロ派生系
◯上記以外の欧州系
◯前走が函館/札幌1200m
◯3レース目、または札幌/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖前走が1200mでなく、函館/札幌でもない
✖札幌/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
小倉11R 小倉記念 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は9~17頭だが、9頭も17頭も1回だけ
12~15頭で8回施行されており、このあたりの頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量52-57.5kg 54kg以下6勝だが、57kg以上も[3-1-3-17]で、 55-56kgの中斤量帯が苦戦している |
枠順 展開/脚質 | 内枠先行/外枠差しにパターンが二分している 1コーナー5番手以内の勝利は5回で、1-3枠が4勝 6番手以降からの勝利は5回で、6-8枠が4勝 基本的にはスローペースの瞬発力勝負になりやすく、 上がりタイム上位馬の勝率が高い |
血統 | 欧州系と日本系が有利 2008年から2019年にかけて、欧州系×日本系が12連勝している 直近は父/母父クロフネが2連勝中だが、 ノーザンダンサー系は、欧州系の中でも主流の傾向 |
臨戦過程 | 前走も2000mを走った馬が8勝で有利 前走も重賞だった馬が6勝で、特に鳴尾記念から3勝 |
人気 | 6番人気以下が4勝しており、荒れやすい 二桁人気も2回ある |
⑯スカーフェイス/幸英明/中竹和也 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量53-54kg/57kg
◯1-3枠かつ、先行力上位
◯6-8枠かつ、上がりタイム上位
◯ノーザンダンサー派生系
◎前走が鳴尾記念
◯前走が2000mの重賞
◯小倉/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量51kg以下
✖同一重賞3連覇の確率が低い(松山弘平)
✖2週連続重賞勝利の確率が低い騎手(岩田望来)
✖小倉/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
新潟11R 関屋記念 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭、12頭になったのは1回だけ、15頭以上が8回と、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量51-57kg 56-57kgが8勝で牡馬有利 53kg以下を背負う3歳馬は[1-0-2-6] |
枠順 | 外枠有利 15頭以上の8回に限ると、7枠3勝/8枠2勝で過半数 残り3回は1-3枠が1勝ずつで、中枠が苦戦 特に5枠は連対率0% |
展開/脚質 | 逃げと追い込みに勝ちパターンが二分している 3コーナー2番手以内が5勝しており、その内3頭が1-3枠 外枠から先行して勝っているのは14頭立て以下の場合のみで、 16頭以上で先行して勝った馬は、すべて内枠 差しの場合、最も先行した馬で3コーナー6番手まで、最後方からも届いている |
血統 | 直近5年は、ディープインパクト産駒3連勝の後、ロベルト系産駒が2連勝 米国系は近年、母父として活躍 2022年まで、ノーザンダンサー派生系が12連勝しており、 大別するとサンデーサイレンスとノーザンダンサーが双璧 |
臨戦過程 | 前走も重賞を走った馬が7勝で、すべて前走5着以下 特に中京記念から3勝 前走が重賞でない3頭は、すべて前走を勝っている |
人気 | 4番人気以上が9勝しており、荒れにくい |
⑬サクラトゥジュール/田辺裕信/堀宣行 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量57kg
◯1-3枠で、先行力上位
◯7-8枠で、位置取り後方/上がりタイム上位
◎ディープインパクト系×ノーザンダンサー派生系
◯ディープインパクト系産駒
◯父/母父ノーザンダンサー派生系
◎前走が中京記念で5着以下
◯前走が重賞で5着以下
◯5レース目、または新潟/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖5枠
✖前走が重賞で、4着以内
✖前走が重賞でない、かつ負けている
✖新潟/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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