2023年7月新潟の予習

今週から2回新潟が開幕し、新潟記念まで6週間の開催。
新潟競馬場の傾向を予習しておきましょう。

WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容は、動画にざっくりまとめています。

2-3回新潟　WIN5対象コース別リーディング

2-3回新潟のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
直近3年間（2020年/2021年/2022年）と、今年の1回開催を対象に集計した、
コース別のリーディングトップ。

トラック	距離	レース数	最多勝騎手	勝利数	最多勝調教師	勝利数	最多勝種牡馬系統	勝利数	種牡馬備考
芝	1000	13	菊沢一樹 津村明秀	2勝	[美浦]菊沢隆徳	2勝	ミスプロ系	4勝	大分類は米国系8勝
芝	1400	6	※	―	※	―	キングマンボ系	3勝
芝	1600	7	戸崎圭太	3勝	※	―	ロベルト系	3勝
芝	1800	11	川田将雅	3勝	[栗東]矢作芳人	3勝	ディープインパクト系	6勝
芝	2000	14	菅原明良 M.デムーロ	2勝	[栗東]辻野泰之	2勝	キングマンボ系	5勝
芝	2200	5	※	―	※	―	サンデーサイレンス系	2勝
ダート	1200	5	※	―	[栗東]松永幹夫	2勝	サンデーサイレンス系	2勝
ダート	1800	11	津村明秀	2勝	※	―	サンデーサイレンス系	4勝

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

新潟/芝/1000mの傾向

直近3年間（2020年/2021年/2022年）と、2023年1回開催、合計13レースに見る傾向。
対象レースは条件戦3回、オープン特別/リステッド7回、重賞3回。

統計項目	傾向
斤量	ハンデ戦6回、別定戦4回 勝ち馬斤量は51-57.5kgだが、54kg以下が9勝で、軽斤量有利
枠順	外枠有利 すべて16頭以上が出走して、5-8枠で12勝している 特に7-8枠で9勝しており、2021年から6連勝中
展開/脚質	差し有利 500m通過5番手以降が8勝 7-8枠であれば、先行/差しどちらも決まる 内枠からは、先行して外ラチ沿いを取って粘り切るパターンが多い
血統	米国系有利 米国系産駒が8勝、母父も含めると10勝 馬場が渋ると欧州系有利で、 稍重以下の4回では、欧州系産駒が3勝 種牡馬系統では、ミスプロ系産駒7勝、ノーザンダンサー系産駒6勝で拮抗 日本系は不利で、母父日本系が5頭いるのみ
馬体重	大型馬有利 勝ち馬の馬体重448～542kgで、480kg以上が9勝
人気	極端な傾向 1-2番人気で9勝しているが、それ以外は6番人気以下が4勝 下は14番人気まである

新潟/芝/1400mの傾向

直近3年のWIN5対象が、朱鷺S/信越Sのみのため、開催週のレース分析で掲載

新潟/芝/1600mの傾向

直近3年のWIN5対象が、関屋記念/新潟2歳Sのみのため、開催週のレース分析で掲載

新潟/芝/1800mの傾向

直近3年間（2020年/2021年/2022年）と、2023年1回開催、合計11レースに見る傾向。
対象レースは条件戦9回、オープン特別2回。

統計項目	傾向
斤量	関越Sの2回が別定戦 設定斤量54-59kgだが、56-57kgで出走する馬が大半のため、 勝ち馬斤量も2回とも56kg 55kg以下/58kg以上は4頭出走しているが、すべて着外
枠順	外枠有利 出走頭数9～12頭が7回と、フルゲートが無い中で、5-8枠が10勝している 唯一の内枠、3枠が勝ったレースは17頭立て
展開/脚質	開催時期で傾向が異なり、夏開催では差し有利 7月/8月のレース8回はすべて、上がりタイム最速/2番手が勝ち、逃げ切りは無い 一方、春開催（弥彦S）は、3年連続で逃げ切り勝ち
血統	ディープインパクト系有利 ディープインパクト系産駒が6勝 特に、母父米国系が5勝しており、その中でもノーザンダンサー系が4勝 次いで、キングマンボ系産駒が3勝 こちらは母父サンデーサイレンス系が2勝で、 血統構成のパターンがある程度限られている 馬場コンディションは、稍重が2回あり、いずれも欧州系×欧州系が勝っている
馬体重	430～532kg まばらに分散しており、特に偏りなし
人気	荒れにくい 1-2番人気で8勝している 下は6番人気までで、大荒れもしにくいコース

新潟/芝/2000mの傾向

直近3年間（2020年/2021年/2022年）と、2023年1回開催、合計14レースに見る傾向。
対象レースは条件戦6回、リステッド1回、重賞7回。

統計項目	傾向
斤量	新潟大賞典/新潟記念のレース傾向になるため、開催週のレース分析で掲載
枠順	極端な内外が有利 出走頭数は14頭以上が12回で、多頭数になりやすい 8枠5勝が最多だが、1枠/2枠も2勝ずつして、この3枠で過半数を占める ただし、内枠は特に春開催で強く、1-2枠の4勝の内、3勝が春開催 夏開催の9レースでは、5-8枠で6勝している
展開/脚質	差し/追い込み有利 1コーナー5番手以降が9勝、10番手以降からも3勝 上がりタイム上位馬の連対率が高く、逃げ切りは無い
血統	欧州系有利 欧州系産駒が11勝、特にキングマンボ系産駒が5勝 父/母父いずれも欧州系でない馬は1勝のみ 日本系血統はディープインパクト系に偏っており、 欧州系×ディープインパクト系が5勝している
馬体重	クラスによって傾向が異なる 勝ち馬の馬体重は434～534kg 条件戦勝ち馬の平均は468kgだが、オープンクラスは498kg 500kg以上が勝っているのも、重賞のみ
人気	荒れやすい 5番人気以下が7勝している 2年連続二桁人気の新潟記念を筆頭に、特にオープンクラスで荒れやすい 条件戦6回では1-2番人気が4勝しており、比較的堅い傾向

新潟/芝/2200mの傾向

直近3年のWIN5対象が、阿賀野川S/新潟牝馬Sのみのため、開催週のレース分析で掲載

新潟/ダート/1200mの傾向

対象レースがNST賞のみのため、開催週のレース分析で掲載

新潟/ダート/1800mの傾向

直近3年間（2020年/2021年/2022年）の、合計11レースに見る傾向。
対象レースは条件戦7回、オープン特別1回、重賞3回。

統計項目	傾向
枠順	1-2枠/7-8枠が有利 出走頭数はすべて14頭以上で、多頭数になりやすい 7-8枠で過半数の6勝しているが、1-2枠でも3勝している 3枠は連対率0% 連対22頭の内、4-6枠は4頭しかおらず、中枠不利
展開/脚質	先行有利 1コーナー3番手以内が7勝、逃げ切りも2回ある
血統	サンデーサイレンス系有利 父または母父サンデーサイレンス系が9勝、直近8連勝中 2020年頃までは米国系との掛け合わせが強かったが、 2021年以降は欧州系との掛け合わせが強く、直近も4連勝中
馬体重	大型馬有利 勝ち馬の馬体重は478～546kg 500kg以上が過半数の6勝している
人気	極端な傾向 1-2番人気で6勝しているが、残る5回はすべて5番人気以下 特に7番人気が3勝、14番人気が1勝と大荒れしている