2023年10月29日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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10/29(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

最終週の新潟は雨も相まって、非常に悪い馬場状態になりそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
東京
新潟重~不良重~不良
京都

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
※新潟秋開催は対象が少ないため、当週の個別レース分析のみです

このページの内容をまとめた動画もあります。

京都10R 古都S 芝/3000

<過去10年間のレース統計>
2021年から3000mになり、2年間は阪神で代替開催されていたため、この条件では初施行
菊花賞と万葉Sでしか使用されないコースのため、万葉Sの直近10回分を対象に分析
出走頭数は9~15頭
9~12頭が7回で、10頭付近になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量48-58kg、勝ち馬斤量51-56kg
57kg以上は[0-0-1-7]で重ハンデ不利
50kgは[0-2-2-3]で好走しているが、49kg以下は[0-0-0-10]で、軽すぎても不利
枠順今年は出走17頭のため、直近10回すべて17頭以上の菊花賞を参考にすると、
2枠4勝を筆頭に、1-3枠で6勝と、内枠有利
ちなみに少頭数では逆の傾向で、外枠有利
6-8枠が7勝し、1枠は複勝率0%、4枠は連対率0%
展開/脚質先行有利で、1コーナー4番手以内が8勝
逃げ切りも2回ある
例年多頭数で安定の菊花賞でも、1コーナー2番手以内が3連勝中
血統サンデーサイレンス系産駒が有利で、7勝している
掛け合わせは、母父欧州系との6勝が最多
欧州血統に大きな偏りは無いが、ノーザンダンサー系の4勝が最多
芝長距離としては珍しく米国系×米国系の産駒が2勝しているが、
いずれもヴァイスリージェント系を持っている
臨戦過程古都Sとしては、3000mになった直近2回は、六社Sからの臨戦が2年連続で2-3着
勝ち馬は、宝塚記念/日本海Sと、前走で2200mを走った馬が2連勝中
参考レースの万葉Sとしては、2000m未満から距離延長での勝ち馬なし
また、前走2400m以上が9勝で、唯一の2000mは前走が重賞
人気万葉Sは、5番人気以下が5勝しており、荒れやすい
古都Sとしては、4番人気以上が4連勝中で、大荒れしにくい

ホウオウエクレール/藤岡康太/宮徹 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-3枠
◯先行力上位
◯サンデーサイレンス系×欧州系の産駒
◯前走が2200m
◯前走が六社S
◯1レース目で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖ヴァイスリージェント系でない米国系産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が2000m未満
✖京都/芝/長距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

東京10R ペルセウスS ダート/1400

<過去10年間のレース統計>
2014年から非開催で、昨年復活
同時期/同クラスの霜月Sの直近9回分を加えた、計10レースを対象に分析
出走頭数はすべて14頭以上、フルゲート9回で多頭数になりやすい条件
なお、霜月Sは2022年から別定戦に変更されている

統計項目傾向
斤量設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量54-57kg
54-57kgの間では、1着回数/2着回数ともに分散している
53kg以下は[0-0-1-17]で連対率0%
57.5kg以上は[0-1-0-3]で出走頭数が少ないが、57.5kgが連対している
枠順特に偏りなし
1,3,5枠は0勝だが、それぞれ2着がある
展開/脚質先行有利で、3コーナー4番手以内が直近4連勝を含む6勝
8番手以内が9勝しており、追い込みは決まりにくい
血統米国系が有利
父/母父米国系が、直近4連勝を含む6勝
また、それ以外の欧州系産駒も含めて、
すべての勝ち馬の父/母父が、ミスプロ系かノーザンダンサー系
臨戦過程前走で1400m以上を走った馬が8勝で有利
距離延長の2勝は、いずれも室町Sから
(室町Sは11月に施行時期が変わっており、今年の番組だと藤森Sが類似レース)
3勝クラスからの連勝は2回あるが、いずれもテレビ静岡賞から
人気7番人気以下が4勝しており、大荒れしやすい

ヴァルツァーシャル/三浦皇成/高木登 統計イチオシ

<買い条件>
◯先行力上位
◯米国ミスプロ系/ノーザンダンサー系の産駒
◯前走がダート1400m以上
◯2レース目、または東京/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖父/母父がいずれもミスプロ系/ノーザンダンサー系でない産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖東京/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

新潟11R ルミエールAD 芝/1000

<過去10年間のレース統計>
2016年創設で、別定戦4回、ハンデ戦3回と、斤量条件が不定期に変わっている
良馬場が2回だけで、雨に降られやすい
出走頭数は創設初年度が14頭だったが、それ以降は6年連続でフルゲート18頭立て

統計項目傾向
斤量設定斤量48-59kg、勝ち馬斤量50-57kg
56kg以上の2勝は、いずれも別定戦の場合
別定戦も含めて、54kg以下が5連勝中で、軽ハンデ有利
特にハンデ戦の3回はすべて、53kg以下が勝っている
しかし、49kg以下は[0-0-0-9]で複勝率0%
ハンデ戦の場合、56kg以上は[0-0-0-6]で複勝率0%
54kg以上でも[0-1-1-20]と、非常に苦戦している
枠順外枠有利で、勝ち馬すべて6-8枠
勝率/連対率は8枠が圧倒
1枠は複勝率0%、2枠は連対率0%
展開/脚質特に偏りなし
逃げ切り2回を含め500m通過4番手以内が3勝
他4回は6-10番手で、追い込みは決まりにくい
血統馬場状態で傾向が異なる
良~稍重までは米国系が有利
父/母父米国系の産駒が、直近4連勝を含む5勝
ミスプロ系3勝だが、直近はノーザンダンサー系が2連勝中

道悪では欧州系有利で、重馬場の3回はすべての勝ち馬が父/母父欧州系
また重馬場の場合のみ、サンデーサイレンス系を持つ勝ち馬が出ている
この傾向は、WIN5全体のコース傾向でも同様
臨戦過程格上挑戦が成功しやすく、前走条件戦の馬が4勝している
キャリア3勝以下で勝った馬はすべて、過去に新潟1000mを走った経験がある
人気昨年、創設7年目で初めて1番人気が勝ったが、
それまでに4番人気以下が4勝しており、荒れやすい

⑱レジェーロ/丸山元気/西村真幸 統計イチオシ

<買い条件>
◯8枠
◯父/母父欧州系の産駒
◯3レース目、または新潟/芝/1000mで勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量49kg以下/55kg以上
✖1-5枠
✖キャリア3勝以下かつ、過去に新潟1000mを走った経験が無い

京都11R カシオペアS 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
直近2年は阪神で代替開催
京都開催の出走頭数は10~18頭で、近年は多頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量53-59kg、勝ち馬斤量53-57kg
54-56kgが8勝で有利だが、近年はやや重斤量有利に傾向が変化
3歳馬は2018年以降[0-0-0-5]で苦戦している
54kgも同様に、[1-0-0-6]と苦戦傾向
2019年に57kgが連対したのは、9年ぶりの記録
57kgは、そこから4年間で3回連対している
枠順京都開催では、1-2枠と7-8枠が3勝ずつと、内外に分散
3枠は複勝率0%、6枠は連対率0%で不利
展開/脚質京都開催では、2015年以降逃げ切りは無く、差し有利
後傾ラップになりやすく、最も後方で3コーナー10番手まで
上がりタイム3番手以内が8勝している
血統日本系が圧倒的に有利
京都開催の8回では、日本系産駒が6勝、母父も含めると7勝
サンデーサイレンス系が5勝しているが、
リニューアル後の傾向では、ディープインパクト系有利に変わっている
母父は米国系が5勝しており、特にミスプロ系が4勝で有利
臨戦過程前走で1800m以上を走った馬が8勝で有利
特に重賞からの距離短縮が強く、5勝している
距離延長で勝っているのは、いずれもポートアイランドSから
人気勝ち馬すべて5番人気以上で、大荒れしにくい
直近は3番人気以上が5連勝中

①スパイラルノヴァ/浜中俊/藤岡健一 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-2枠/7-8枠
◯上がりタイム上位
◎ディープインパクト系×米国ミスプロ系の産駒
◯父/母父がディープインパクト系の産駒
◯母父が米国ミスプロ系の産駒
◎前走が2000m以上の重賞
◯前走が芝1800m以上
◯4レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖斤量59kg以上
✖3枠/6枠
✖芝中距離のリステッドを勝つ確率が低い8歳以上
✖京都/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

東京11R 天皇賞(秋) 芝/2000

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭、15頭以上が8回で多頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順多頭数では内枠有利で、15頭以上の8回では、1-4枠が7勝している
特に4枠が4勝で過半数、反対に8枠は連対率0%
12頭立ての場合に7枠が勝っているように、頭数が減るとこの傾向が弱まる
WIN5全体のコース傾向も同様で、12頭以下では内外の勝利数が拮抗し、偏りが無くなる
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
すべての勝ち馬が、上がりタイム3番手以内
逃げ切りは無く、最も先行した馬で2コーナー3番手まで
血統日本系と欧州系が拮抗
掛け合わせでも、日本系×欧州系が直近4連勝を含む7勝
日本系の中では、サンデーサイレンス系が有利
ディープインパクト系はこのレース、過去1勝のみ
WIN5全体のコース傾向を見ても、条件戦ならディープインパクト系産駒も勝てるが、
オープンクラスでは圧倒的にサンデーサイレンス系が有利な傾向
欧州系の中では、キングマンボ系とロベルト系が有利
臨戦過程すべての勝ち馬が前走でG1かG2を走り、3着以内だった馬が9勝で有利
距離延長は、安田記念2回、毎日王冠2回で、すべて前走も東京
人気3番人気以上が8連勝中
特に1番人気が6勝しており、非常に荒れにくい

イクイノックス/ルメール/木村哲也 統計イチオシ

<買い条件>
◯上がりタイム上位
◯サンデーサイレンス系×欧州系の産駒
◯5レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖米国系×欧州系の産駒
✖前走がG2以上かつ、4着以下

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