2024年2月11日のWIN5レース統計分析

個別レース分析
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2/11(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。

明日は久しぶりに全場晴れそう。

▼想定馬場状態

競馬場 芝 ダート
東京
京都
小倉

各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。

このページの内容をまとめた動画もあります。

京都10R 北山S ダート/1800

<過去10年間のレース統計>
改修工事中は施行されておらず、4年ぶり
京都競馬場リニューアル後に同コースで施行された3勝クラス、全6レースを対象に分析
臨戦過程のみ、2021~2023年はこの時期に1回阪神が開催されているため、
同一週の3勝クラス/ダート/1800mの勝ち馬の前走を参照
出走頭数はすべて13頭以上で、多頭数になりやすい条件

統計項目傾向
斤量ハンデ戦は花背Sの1回だけ
設定斤量52-57kg
14頭出走して、55kgが[1-1-1-2]で3着以内を独占した
枠順外枠有利で、8枠3勝、6枠1勝、5枠1勝
偶数枠が強く、参考6レースの3着以内18頭中、14頭が偶数枠
内枠は不利で、1枠の複勝率0%、2枠も14頭以上だと連対率0%
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム4番手以内で、最速が3勝
速い上がりが使えれば、位置取りは問われない傾向
血統米国系と欧州系が拮抗している
欧州血統では、特にキングマンボ系が有利
米国血統は、エーピーインディ系×サンデーサイレンス系が2勝している

他クラス含めたWIN5全体のコース傾向でも、欧州血統はほぼキングマンボ系
日本血統はすべてサンデーサイレンス系で、ディープインパクト系は不利
血統構成の偏りは少ない傾向
臨戦過程前走も1800mを走った馬が9勝で、唯一異なるのは東京2100mから
昇級初戦含め、前走で3着以内だった馬が6頭の一方で、
それ以外はすべて10着以下(競走中止含む)で、前走着順は極端
その4頭はすべて前走が中山か東京で、
関西圏で好走か、関東圏で大敗かに二極化している
人気勝ち馬すべて4番人気以上
1番人気が4勝で、非常に荒れにくい

クレメダンジュ/和田竜二/鈴木孝志 統計イチオシ

<買い条件>
◯斤量55kg
◯4,6,8枠
◯上がりタイム上位
◯前走も京都1800mかつ、3着以内
◯前走が中山/東京かつ、着外
◯1レース目、または京都/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1-2枠
✖米国系×米国系かつ、エーピーインディ系産駒でない
✖前走が1800m未満、または芝
✖京都/ダート/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。

東京10R バレンタインS ダート/1400

<過去10年間のレース統計>
ダート1400mで施行されているのは2017年から
出走頭数はすべてフルゲート16頭

統計項目傾向
斤量設定斤量54-60kg、勝ち馬斤量56-57kg
定量馬4勝、斤量加算馬3勝
2020年以降は定量馬の出走頭数が激減しており、
過去7年全体では[4-2-3-31]だが、直近3年は[1-0-0-5]
単純に比率の問題で、近年は斤量加算馬優勢となっている
+2kg以上は[0-1-1-8]で、昨年初めて連対
牝馬は[0-0-2-9]で連対率0%
枠順内枠有利で、1-4枠が5勝
6枠のみ複勝率0%で、顕著に不利
7枠は過去7年で連対1回、8枠も昨年の連対が6年ぶりで、外枠不利の傾向
展開/脚質極端な展開になりやすい
逃げ切り2回含め、3コーナー3番手以内が4勝に対して、
残り3回はすべて8番手以降、11番手以降からも2勝している
血統馬場状態で傾向が異なる
道悪の直近2年は、欧州系×サンデーサイレンス系が2連勝
良馬場の3回はすべて米国系産駒が勝利
良馬場の勝ち馬に父/母父日本系がいないのに対して、
稍重以下の勝ち馬はすべて父/母父日本系
臨戦過程ギャラクシーSとすばるSから3頭ずつ勝ち馬が出て、
昨年初めて、この2レース以外から勝ち馬が出た
昨年はシリウスSからなので、勝ち馬すべて前走もオープンクラスを走っている
すばるSからの場合、すべて前走で入着しているのに対して、
ギャラクシーS/シリウスSからの場合、すべて8着以下に負けている
人気4番人気以下が5勝しており、荒れやすい
2番人気以上が3着以内に来たレースが3回だけで、上位人気の信頼度は低い

⑤ワールズコライド/キング/堀宣行 統計イチオシ

<買い条件>
◯1-4枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯米国系産駒
◯2レース目、または東京/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖牡馬/斤量59kg以上
✖斤量57kg以下かつ、牝馬
✖6枠
✖父/母父いずれも米国系でない産駒
✖WIN5対象レースを勝つ確率が低い9歳以上
✖前走が1400mのオープン特別/リステッド以外かつ、ダート重賞でない
✖東京/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

小倉11R 北九州短距離S 芝/1200

<過去10年間のレース統計>
2007~2019年は夏の3勝クラスとして施行され、
この時期のオープン特別としてリニューアルしたのは2020年から
それ以前は冬開催でオープンクラスが施行されていないコースなので、
同時期の3勝クラス、巌流島S/下関Sを含めた、直近10レースを対象に分析
出走頭数はすべて17頭以上で、多頭数になりやすい条件

統計項目傾向
斤量別定戦は北九州短距離Sだけなので、過去4回が対象
設定斤量54-59kg、勝ち馬斤量54-58kg
定量馬と斤量加算馬が2勝ずつ
斤量加算馬の出走頭数は少ないが[2-1-0-10]で、+2kgまで1着あり
牝馬の方が出走頭数の多いレースだが、
牡馬[3-3-3-26]に対して、牝馬[1-1-1-33]で、牡馬が優勢

レース毎に見て、最重量58kgが2勝、最軽量54kgが1勝
牡馬は斤量加算馬が、牝馬は定量馬が有利な傾向
枠順外枠有利で、6-8枠が7勝
特に、6枠/7枠が3勝ずつ
1枠のみ複勝率0%で、顕著に不利
展開/脚質差し/追い込み有利で、3コーナー8番手以降が7勝
しかし北九州短距離Sとしては、4番手以内が2連勝中で、やや傾向の変化が見られる
血統北九州短距離Sは、欧州系×サンデーサイレンス系が3連勝中
全体では、父/母父ノーザンダンサー系が6頭で過半数を占める

WIN5全体でも、特に重賞の無い冬開催では、
サンデーサイレンス系とノーザンダンサー系が強いコース傾向
唯一道悪だった2020年は米国系×米国系が勝っているが、
WIN5全体のコース傾向だと、道悪で特に傾向が変化するといったことは無い
臨戦過程勝ち馬すべて前走も1200mを走り、4着以下に負けている
勝ち馬を複数出しているのが、淀短距離Sからの2頭
2021年以外の3回は、淀短距離Sから臨戦した馬が連対している
人気4番人気以下が7勝しており、荒れやすい
3勝クラスは特に顕著で、二桁人気も2勝しているが、
北九州短距離Sとしては、9番人気以下の連対は無く、勝ち馬も最低6番人気まで

⑬ヨシノイースター/丸山元気/中尾秀正 統計イチオシ

<買い条件>
◯牡馬/斤量58kg
◯牝馬/斤量55kg
◯6-8枠
◯先行力上位
◯追い込み脚質
◯欧州系×サンデーサイレンス系の産駒
◯前走が淀短距離S
◯3レース目、または小倉/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1枠
✖米国系かつ、ノーザンダンサー系/ミスプロ系でない産駒
✖前走が1200mでない
✖小倉/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎

京都11R 京都記念 芝/2200

<過去10年間のレース統計>
直近3年は阪神で代替開催
出走頭数は9~15頭
15頭になったのは1回だけで、10頭付近の少頭数になりやすい

統計項目傾向
斤量設定斤量53-58kg、勝ち馬斤量54-58kg
定量馬と斤量加算馬が5勝ずつだが、勝率は斤量加算馬が圧倒的
全体で[5-3-6-18]だが、特に+2kgは[2-2-2-1]
唯一の着外は2014年のジェンティルドンナで、それ以降の牡馬6頭は複勝率100%
牝馬は[2-3-0-14]だが、連対しているのは54kg以下のみ
斤量加算馬で連対しているのは、4歳の+1kgだけ
枠順京都開催では中枠有利で、6枠3勝、4枠2勝
1枠は2着が1回あるだけ、2-3枠の連対率が0%で、内枠不利の傾向
展開/脚質後傾ラップになりやすく、先行有利
京都開催で特に顕著で、勝ち馬すべて1コーナー4番手以内
血統京都開催では欧州系有利
欧州系産駒が5勝、残り2頭もサンデーサイレンス系×欧州系
阪神開催を日本系×米国系が3連勝したのとは、傾向が大きく異なる
臨戦過程すべての勝ち馬が前走で2000m以上の重賞を走っている
2200m以上だった馬が8勝で有利
2001年以降、前走が重賞でない馬は勝っていない
レースや走ったコースに偏りは無く、連勝も、二桁着順からの巻き返しもある
人気6番人気以下が4勝しており、荒れやすい

ベラジオオペラ/横山和生/上村洋行 統計イチオシ

<買い条件>
◯4-6枠
◯先行力上位
◯欧州系産駒
◯サンデーサイレンス系×欧州系の産駒
◯前走が2200m以上の重賞
◯4レース目、または京都/芝/長距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖1-3枠
✖米国系かつ、ノーザンダンサー系/ミスプロ系でない産駒
✖重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が重賞でない
✖前走が2000m未満
✖京都/芝/長距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎

東京11R 共同通信杯 芝/1800

<過去10年間のレース統計>
出走頭数は7~14頭
10頭付近の少頭数になりやすい

統計項目傾向
枠順近年は外枠有利で、2020年以降の4年間で、6枠3勝、8枠1勝
直近3年は、5-8枠だけが連対している
2019年以前は1枠3勝を筆頭に1-4枠の連対が多く、真逆の傾向になっている
過去10年通して3枠のみ複勝率0%で、顕著に不利
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
上がりタイム3番手以内が9勝、最速が5勝で半数を占める
逃げ切りは無く、速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向だが、
最も後方に位置した馬で10頭立て7番手まで
血統2010年代は日本系有利だったが、2020年代に入って欧州系が強い
直近4年は、欧州系産駒が3勝
特にノーザンダンサー系が有利な傾向
米国血統は日本系の母父として好相性で、日本系×米国系の構成は4勝している
臨戦過程前走で条件戦を勝った馬が6勝で有利
昨年、前走G1の馬が勝ったのは14年ぶりで、重賞だった勝ち馬自体6年ぶりだった
すべての勝ち馬が前走4着以上
直近は前走で2000mを走った馬が4連勝中で、
東京1800-2000m、中山2000mだった馬が8頭
人気3番人気以下が8勝しており、やや荒れやすい
2番人気以上が連対したレースは4回だけだが、下は6番人気までで、大荒れはしにくい

⑧ジャスティンミラノ/戸崎圭太/友道康夫 統計イチオシ

<買い条件>
◯6-8枠
◯上がりタイム上位
◯欧州系産駒
◯父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が1着
◯5レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎

<消し条件>
✖3枠
✖米国系産駒かつ、ノーザンダンサー系でない
✖前走が5着以下
✖東京/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎

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