2024年1月小倉の予習

WIN5傾向分析
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今週から1回小倉が開幕して、3月初まで8週間の開催。
小倉競馬場の傾向を予習しておきましょう。

WIN5全体のデータは、こちらの記事で扱っています。

このページの内容をまとめた動画もあります。

1回/2回小倉 WIN5対象コース別リーディング

1回/2回小倉のWIN5対象レースで使用されるコースについて、
2020年以降を対象に分析した、コース別のリーディングトップ。

トラック距離レース数最多勝騎手勝利数最多勝調教師勝利数最多勝種牡馬系統勝利数
120022藤岡佑介3勝[栗東]梅田智之
[栗東]長谷川浩大
[栗東]藤岡健一
2勝サンデーサイレンス系5勝
180016川田将雅
北村友一
松若風馬
2勝[栗東]中内田充正3勝ディープインパクト系7勝
200011松山弘平3勝[栗東]杉山晴紀2勝キングマンボ系4勝
ダート170015川田将雅
浜中俊
松山弘平
幸英明
2勝[栗東]田中克典3勝サンデーサイレンス系4勝
※2勝以上した者がいない

種牡馬の分類や系統については、こちらで詳しく説明しています。

芝1200mのコース傾向

直近10レース(2022年2月~2023年9月)の傾向
対象レースは3勝クラス3回、オープン特別2回、重賞5回
主要なレースは、北九州短距離S

統計項目傾向
枠順内外が有利で、1枠/3枠/6枠/7枠/8枠が2勝ずつしている
すべての枠が連対しているが、5枠の連対率が5%で最低
展開/脚質極端な展開になりやすく、逃げ切りが3回ある一方で、
3コーナー7番手以降も5勝している
概ね中団追走の差し馬が勝っているが、
少頭数の小倉2歳Sだけは最後方からも届いている
血統クラスによって傾向が異なる
2歳戦/条件戦では、日本系有利
対象5レースで、日本系産駒3勝、母父も含めると4勝
特にディープインパクト系が3勝で有利

古馬のオープンクラスでは、欧州系有利
対象5レースで、欧州系産駒3勝、母父も含めると4勝
米国系産駒が勝っているのも、古馬のオープンクラスのみ
馬体重勝ち馬の馬体重は438~496kg
480kg以上が6頭で過半数を占めて、2着馬も大半が480kg以上
人気1番人気の連対が1回だけ
4番人気以下が7勝、二桁人気も2勝で、荒れやすい

芝1800mのコース傾向

直近10レース(2021年7月~2023年8月)の傾向
対象レースは条件戦3回、オープン特別3回、重賞4回
主要なレースは、小倉大賞典

統計項目傾向
枠順やや外枠有利で、6-8枠が6勝
6-8枠は、2着回数/3着回数も6回ずつとなっている
1枠は2着が1回あるのみ、5枠は3着が1回あるのみ
それぞれ複勝率10%を下回っており、不利傾向
展開/脚質差し有利
1コーナー4番手以降が8勝で、すべて上がりタイム3番手以内
血統日本系産駒と欧州系産駒が5勝ずつ
日本系では、ディープインパクト系が4勝で特に有利
米国系は母父のみで4勝している
欧州系と米国系合わせて、ノーザンダンサー系を持つ産駒は6勝で過半数
馬体重勝ち馬の馬体重は460~518kg
460~480kg付近に集中している
人気3番人気以上が6勝に留まり、やや荒れやすい
二桁人気の連対は1回のみで、大荒れはしにくい

芝2000mのコース傾向

直近10レース(2020年8月~2023年8月)の傾向
対象レースは3勝クラス3回、オープン特別3回、重賞4回
主要なレースは、小倉記念/小倉日経OP

統計項目傾向
枠順多頭数で内枠有利、少頭数で外枠有利の傾向
14頭以上の4レースでは、1-3枠が1勝ずつ、2着も1-4枠が3回
12頭以下の6レースでは、6-8枠が5勝
特に3回ある10頭未満では、すべて8枠が勝っている
中枠は不利で、5枠が連対率0%、4枠も2着1回のみ
展開/脚質スローペースの瞬発力勝負になりやすい
勝ち馬すべて上がりタイム3番手以内、最速が6勝で過半数
速い上がりが使えれば位置取りは問われない傾向
血統欧州系有利で、欧州系産駒が7勝
種牡馬系統は特に偏りなし
掛け合わせは、欧州系×日本系が6勝で過半数
直近は父/母父ディープインパクト系が3連勝中
米国血統は3頭のみで、すべてノーザンダンサー系
馬体重勝ち馬の馬体重は424~552kg
460kgを下回るのは2頭のみ
500kg超が5勝しており、大型馬有利
人気5番人気以下4勝、二桁人気もあり、荒れやすい
1番人気の連対は2回だけ

ダート1700mのコース傾向

直近10レース(2021年9月~2023年9月)の傾向
対象レースは条件戦7回、オープンクラス3回
主要なレースは、門司S/豊前S

統計項目傾向
枠順外枠有利で、5-8枠が8勝
残り2回は3-4枠が1勝ずつしているが、どちらの枠も連対はその1回だけ
1枠は2着が2回あるが、2枠は複勝率0%
1-4枠の連対率が約6%しかなく、圧倒的に不利
展開/脚質逃げ切りが3回あるが、特に下級条件で逃げが決まりやすい
2つある2勝クラスはどちらも逃げ切りで、残る1つも3勝クラス
3勝クラス以上になると差し有利だが、
4コーナー時点では9頭が4番手以内に進出している
直線だけでは差し切りにくく、
速い上がりよりも、道中でポジションを上げる能力が必要な傾向
血統日本系が有利
日本系産駒は4勝だが、母父でも4勝
特にサンデーサイレンス系が6勝で有利
掛け合わせ相手は欧州系と米国系で拮抗している
欧州血統ではキングマンボ系産駒が3勝、
米国血統でもミスプロ系3勝と、ミスプロ有利の傾向
馬体重勝ち馬の馬体重は474~520kg
2着3着も近い範囲に集中しており、大型馬有利の傾向
人気4番人気以下が6勝しており、荒れやすい

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