2/18(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
東京/京都が最終週。
気温も上がってきて、全トラック良馬場になりそうです。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
東京 | 良 | 良 |
京都 | 良 | 良 |
小倉 | 良 | 良 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
京都10R 斑鳩S 芝/1600
<過去10年間のレース統計>
1600mになったのは2020年からで、京都改修工事中は阪神1400mで施行
直近のコース傾向を確認したいが、
京都競馬場リニューアル後に同コースで施行された3勝クラスは、まだ4レースだけ
そのため、オープンクラスを含めて、2歳/3歳限定戦を除いた、全8レースを対象に分析
また臨戦過程については、京都改修工事中に関西圏で施行された同条件レース、
2022-2023年の武庫川S、2021年のトリトンSを含めた、2020年以降を対象に分析
出走頭数は13~18頭
フルゲートはオープンクラスのみで、3勝クラスは13頭立てが3回
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 外枠有利で、5-8枠が6勝 特に7枠/8枠が2勝ずつで半数を占めて、 すべてのレースで6-8枠が3着以内に入っている 内枠では、1枠だけが2勝/2着1回と好成績 3枠は連対率0% |
展開/脚質 | 後傾ラップになりやすく、3勝クラスでは先行有利 3コーナー2番手以内が2勝して、最も後方に位置した馬で6番手まで 一方、オープンクラスでは差し/追い込み有利 勝ち馬すべて3コーナー7番手以降で、上がりタイム最速が3勝している |
血統 | 欧州系産駒が4勝、サンデーサイレンス系産駒が3勝 欧州系はキングマンボ系とダンチヒ系が2頭ずつ 欧州系産駒の母父は日本系が過半数だが、 日本系産駒の母父は米国系が過半数 改修工事前も、日本系×米国系が大半を勝っていたコース サンデーサイレンス系有利の傾向も変わっていない |
臨戦過程 | 昇級初戦が3連勝中 昇級初戦は2着も1回あり、連対8頭中、4頭を占めている 直近2020年の斑鳩Sは、飛鳥Sから臨戦した2頭が連対していた しかし飛鳥Sは今年から2000mで施行されているため、 今年の番組では石清水Sか、壇之浦Sあたりが同等のローテーションと言えそう |
人気 | 4番人気以下が4勝しているが、 3勝クラスは5番人気以上だけが連対しており、大荒れはしにくい |
⑫ショウナンアレクサ/ルメートル/清水久詞 統計イチオシ
<買い条件>
◯6-8枠
◯逃げ脚質
◯上がりタイム上位
◯昇級初戦
◯前走が石清水S/壇之浦S
◯1レース目、または京都/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖3-4枠
✖米国系×欧州系の産駒
✖前走が1400m未満/1800m超
✖京都/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東京10R コパノリッキーC 芝/2000
<過去10年間のレース統計>
アメジストSが、今年はメモリアル競走として施行
2020年のみ定量戦
出走頭数は10~14頭
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量50-57.5kg、勝ち馬斤量55-57kg 55-56kgが8勝で有利だが、57kg以上は[1-1-2-1]で重ハンデは苦にしていない 軽ハンデが不利な傾向で、54kg以下は[0-2-1-43] 52kg以下は複勝率0% |
枠順 | 内枠有利で、1-4枠が7勝 2着回数も、2-4枠が8回で大半を占める 2007年に2000mになって以降の16年間、6-7枠は連対率0%だったが、 昨年、6枠が初連対 しかし過去10年間の複勝率は10%に留まり、不利な傾向であることは変わりなし 外枠は8枠まで行くと1勝/2着2回と、不利傾向が薄れる |
展開/脚質 | スローペースになりやすく、先行有利 2コーナー5番手以内が7勝で、逃げ切りも2回ある 近年は特にその傾向が強く、直近5年は2コーナー2番手以内が3勝しているが、 それ以外の2回はいずれも最後方から追い込んだ馬が勝っており、極端な傾向 |
血統 | 日本系産駒と欧州系産駒が5勝ずつ 掛け合わせも日本系×欧州系が6頭で過半数だが、 近年は母父米国系が強く、直近5年で3勝している また、母父ミスプロ系が3連勝中 日本血統ではサンデーサイレンス系有利で、ディープインパクト系は2015年に1勝だけ 欧州血統と米国血統は、ロベルト系、ミスプロ系、ノーザンダンサー系のみ |
臨戦過程 | 前走で東京1800-2000mを走った馬が5連勝中 2013~2018年にかけて、前走で3着だった馬が6連勝していたが、 近年は12着だった馬が2連勝するなど、着外だった馬も強い傾向 2000mになってからの17年間で、1600m以下から臨戦して勝ったのは1頭だけ |
人気 | 3番人気以上が9勝しており、荒れにくい しかし残る1回は9番人気 紐荒れも多いレースで、人気薄が突っ込みやすい要素もある |
⑦サザンナイツ/石川裕紀人/林徹 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量55-56kg
◯1-4枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯母父ミスプロ系の産駒
◯前走が東京1800-2000m
◯2レース目、または東京/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量54kg以下
✖6-7枠
✖サンデーサイレンス系産駒でない、かつロベルト系/ミスプロ系/ノーザンダンサー系でもない産駒
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走が1600m以下
✖東京/芝/中距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
小倉11R 小倉大賞典 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて14頭以上で、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-58kg、勝ち馬斤量54-58kg 勝ち馬斤量は特に偏りなし レース毎に見て最重量ハンデは[2-3-1-7]で、好走しやすい 反対に、最軽量ハンデは[0-0-2-18]で連対率0% 軽ハンデは絶対値で見ても不利な傾向で、 53kg以下は[0-2-2-19]で、2021年以降は連対なし |
枠順 | 1-4枠が7勝しているが、7-8枠の連対率も高い 5枠のみ複勝率0%で、顕著に不利 |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、1コーナー5番手以降が7勝 10番手以降から追い込んで勝っている3頭はすべて1-2枠 |
血統 | 父/母父ノーザンダンサー系の産駒が、直近4連勝を含む7勝で有利 日本系産駒5勝、欧州系産駒4勝だが、直近は欧州系が3連勝中 米国系は母父で6勝しており過半数 |
臨戦過程 | 前走で2000m以上の重賞を走った馬が6勝 前走が重賞の場合、5着以下に負けている馬が5頭で有利 3勝クラスからの連勝が3回あり、 前走が重賞でなければ昇級初戦が有利 前走もオープンクラスで連対した馬の勝利は、 2000年代に入って2回だけのレアケース |
人気 | 3番人気以上が7勝しており、荒れにくい しかし二桁人気の連対が3回あり、人気薄が突っ込みやすい要素もある |
⑧フェーングロッテン/幸英明/宮本博 統計イチオシ
<買い条件>
◯1-3枠
◯上がりタイム上位
◯1-2枠かつ、追い込み脚質
◎欧州ノーザンダンサー系の産駒
◯父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が2000m以上の重賞かつ、5着以下
◯3レース目、または小倉/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量53kg以下
✖5枠
✖重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走がオープンクラスかつ、2着以上
✖2週連続勝利の確率が低い騎手(丸山元気)
✖小倉/芝/中距離G3で勝利の確率が低い騎手/厩舎
京都11R 大和S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
1200mのハンデ戦になったのは2017年からで、2023年から別定戦
直近3年は阪神で代替開催
出走頭数は13~16頭
13頭になったのは1回だけで、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 昨年は設定斤量55-59kgで、1着59kg、2着58kg 斤量加算馬は3頭で、その内2頭が連対している ハンデ戦時代も、直近2年は56kg以上だけが連対しており、重斤量有利傾向 |
枠順 | 京都開催では中枠有利で、4-5枠が3勝 直近のコース傾向では、外枠の勝率が圧倒的に高い 2023年以降の3勝クラス以上9レースで、5-8枠が8勝している ただし、直近8レース連続で1-3枠が連対しており、内枠不利とは言い難い傾向 |
展開/脚質 | 京都/阪神に共通して先行有利で、3コーナー4番手以内が6勝 逃げ切りも3回ある |
血統 | 京都/阪神に共通して米国系有利で、勝ち馬すべて父/母父が米国系 京都開催は特に顕著で、米国系産駒が全勝、母父も米国系が2勝 特にエーピーインディ系産駒が3勝している |
臨戦過程 | すべての勝ち馬が前走でオープンクラスを走っている 昇級初戦は[0-2-0-9]で苦戦傾向 最多はジャニュアリーSから3頭で、根岸Sからも2頭 |
人気 | 2番人気が3連勝中だが、それ以前は4番人気以下が3勝 紐荒れも多いレースで、人気薄が突っ込みやすい要素もある |
④スズカコテキタイ/団野大成/奥村武 統計イチオシ
<買い条件>
◯牡馬/斤量58kg以上
◯牝馬/斤量56kg以上
◯7-8枠
◯先行力上位
◯エーピーインディ系産駒
◯母父ノーザンダンサー系/ミスプロ系の産駒
◯前走がジャニュアリーS/根岸S
◯4レース目、または京都/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖父/母父がいずれも米国系でない産駒
✖前走が条件戦
✖京都/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
東京11R フェブラリーS ダート/1600
<過去10年間のレース統計>
出走頭数はすべて14頭以上、フルゲート9回で多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 内枠有利で、2-4枠が6勝 しかし1枠は唯一の複勝率0%で、顕著に不利 7枠も2019年以降は複勝率0%だが、8枠は3回連対している |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー4番手以内が直近3連勝を含む7勝 |
血統 | 米国系が圧倒的に有利で、米国系×米国系が直近3連勝を含む5勝 勝ち馬すべてミスプロ系かノーザンダンサー系 欧州系は1頭だけで、これもノーザンダンサー系 |
臨戦過程 | 前走も重賞を走った馬が9連勝中で、根岸S4勝、チャンピオンズC3勝、東海S2勝 根岸S/東海Sだった馬はすべて前走1着に対して、 チャンピオンズCだった馬はすべて6着以下に負けている G1昇格後の27年間で、前走が重賞でない馬が勝ったのは1回だけ |
人気 | 2番人気以上が8勝しており、非常に荒れにくい |
⑮ドンフランキー/池添謙一/斉藤崇史 統計イチオシ
<買い条件>
◯2-4枠
◯先行力上位
◯5レース目、または東京/ダート/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1枠
✖父/母父いずれも米国系でない産駒
△父/母父米国系だが、ミスプロ系/ノーザンダンサー系でない産駒
✖G1を勝つ確率が低い7歳以上
✖前走が根岸S/チャンピオンズC/東海Sでない
✖前走が2着以下かつ、チャンピオンズCでない
✖東京/ダート/中距離G1で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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