2/25(日)のWIN5対象レースの統計データを分析し、買える馬/消せる馬を検討します。
今週から2回中山/1回阪神が開幕。
ですが週中から降り続く雨で、かなり悪い馬場状態での開幕になりそう。
今日から明日にかけても天気は不安定で、悪化具合も読みにくい。
▼想定馬場状態
競馬場 | 芝 | ダート |
---|---|---|
中山 | 良~稍重 | 良~稍重 |
阪神 | 重~不良 | 重~不良 |
小倉 | 良~稍重 | 良~稍重 |
各競馬場の傾向予習記事も公開しているので、合わせてご覧ください。
このページの内容をまとめた動画もあります。
阪神10R マーガレットS 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
1200mになったのは2018年から
出走頭数は6~13頭
10頭未満は1回だけで、10頭付近になりやすい
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量54-57kg、勝ち馬斤量54-57kg 斤量加算のある55/57kgは[2-1-1-1]で、全馬4着以上 56kg[2-2-2-24]、54kg[2-3-3-18] 牝馬の方がやや好走率が高いが、非常に拮抗している |
枠順 | 中枠有利で、勝ち馬すべて4-6枠 特に5枠が4勝している 7枠が2着3回、8枠が3着2回あるのに対して、 2枠は複勝率0%、1枠も6頭立てで2着が1回あるのみで、 内外なら内枠の方が不利な傾向 |
展開/脚質 | 差し有利で、上がりタイム2番手以内が4勝 6頭立ての3番手も含めて、3-4番手の好位を追走した馬が3勝で半数を占める |
血統 | 欧州系産駒が5勝 特にキングマンボ系3頭、フォーティナイナー系も1頭と、ミスプロが強い 母父は米国系/欧州系/日本系が2頭ずつだが、 欧米合わせてノーザンダンサー系が3頭で半数を占める |
臨戦過程 | 前走もオープンクラスの1200mを勝った馬が3勝で、直近は中京2歳Sから2連勝中 前走で負けている馬は朝日杯FS/阪神JFからで、どちらも2秒以上負けて二桁着順 前走がダートだった馬の勝利は、1994年以降発生していない。 |
人気 | 2番人気以上が5勝、特に1番人気が4勝しており、非常に荒れにくい 差し有利傾向の中で、唯一荒れた年は逃げ切り勝ち |
④ナナオ/和田竜二/小栗実 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量56/58kg
◯4-6枠
◯上がりタイム上位
◎欧州ミスプロ系産駒
◯欧州系産駒
◯前走で1勝クラス以上の1200m戦を勝利
◯前走が朝日杯FS/阪神JFかつ、10着以下
◯1レース目、または阪神/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1-2枠
✖前走が2着以下かつ、重賞でない
✖前走がダート
✖阪神/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
血統の統計データ分析については、こちらの記事で詳しく説明しています。
中山10R 春風S ダート/1200
<過去10年間のレース統計>
ブラッドストーンSと開催時期が入れ替わって、ハンデ戦も引き継ぐ形
そのため、ブラッドストーンSの過去10年分を対象に分析
ハンデ戦になったのは2021年から
出走頭数は10~16頭
10頭立ては1回だけで、他はすべて13頭以上
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量51-56kg、勝ち馬斤量55-56kg 56kg[1-1-1-5]で、毎年3着以内に入っている 54kg以下は[0-1-1-28]で圧倒的に不利 2着3着に入っているのはいずれも53kgで、唯一健闘している |
枠順 | 1着回数は内枠/外枠で拮抗しているが、8枠が最多6回連対している 8枠が3着以内に入らなかったレースは2回だけ 5枠のみ連対率0% |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー5番手以内が8勝 逃げ切りは1回だけで、4-5番手が6勝しており好位差しが強い傾向 |
血統 | 米国系有利とサンデーサイレンス系有利のトレンドが交互に来ており、 近年はまた米国系有利 前回の米国系トレンドはミスプロ系有利だったが、 直近は父/母父ノーザンダンサー系が3連勝中 その内2頭が、ロベルト系との掛け合わせ |
臨戦過程 | 前走も同コースで2勝クラスを勝った馬が、直近2連勝を含む5勝 それ以外はすべて中山以外で同クラスを負けており、 特に1400mで負けた馬が4頭 |
人気 | 6番人気以下が5勝しており、大荒れしやすい 昇級初戦の上位人気は信頼できて、 同クラスで大敗してきた馬が穴を開けている |
⑪キミワテル/武藤雅/武藤善則 統計イチオシ
<買い条件>
◯斤量55-56kg
◯先行力上位かつ、逃げ脚質でない
◯父/母父が米国ノーザンダンサー系/ミスプロ系の産駒
◯前走が別コースかつ、5着以下
◯2レース目、または中山/ダート/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖斤量54kg
✖5枠
✖父/母父いずれも米国系でない、かつミスプロ系でもない
✖3勝クラスを勝つ確率が低い8歳以上
✖前走も3勝クラスかつ、同コース
✖昇級初戦かつ、前走が別コース
✖中山/ダート/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
小倉11R 下関S 芝/1200
<過去10年間のレース統計>
冬開催では3勝クラスが施行されてこなかったコースで、
1回開催の巌流島Sと共に、2021年から施行されている
そのため、巌流島Sと合わせて、計7レースを対象に分析
出走頭数はすべて17頭以上で、多頭数になりやすい条件
統計項目 | 傾向 |
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枠順 | 外枠有利で、5-8枠が6勝 馬場が渋ると特にその傾向が強く、稍重以下の3回では6-8枠が1勝ずつ 3枠/5枠の1着および、2枠の2着2回は、すべて良馬場の場合 1枠のみ複勝率0%で顕著に不利 |
展開/脚質 | 差し/追い込み有利で、3コーナー8番手以降が6勝 最も先行した馬で5番手までで、先行馬は圧倒的に不利 3番手以内が3着以上に入ったのは、7レースで1回だけ |
血統 | ノーザンダンサー系有利で、特に母父ノーザンダンサー系が4勝 WIN5全体でも、特に重賞の無い冬開催では、 ノーザンダンサー系とサンデーサイレンス系が強いコース傾向 |
臨戦過程 | 巌流島Sから臨戦は[0-2-0-16]で、年平均6頭が出走するも苦戦傾向 巌流島Sは、前走で中京を走った馬が4連勝中 下関Sも含めて、中京1200mからは勝ち馬が4頭出ている 前走で12着以下だった馬が3勝しており、荒れやすい要因になっている |
人気 | 7番人気以下が4勝しており、大荒れしやすい 1番人気は複勝率0% WIN5全体でも荒れやすい傾向のコースだが、巌流島Sは特に荒れており、 初年度から立て続けに8番人気/11番人気が勝利 過去4回で、二桁人気が3頭連対している |
⑭グランレイ/荻野極/池添学 統計イチオシ
<買い条件>
◯6-8枠
◯追い込み脚質
◯サンデーサイレンス系産駒
◯父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が中京1200m
◯前走が2勝クラスかつ、小倉1200m
◯3レース目、または小倉/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖1-2枠
✖逃げ脚質
✖米国系かつ、ノーザンダンサー系/ミスプロ系でない産駒
✖小倉/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
阪神11R 阪急杯 芝/1400
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は12~18頭
15頭以上が8回で、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
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斤量 | 設定斤量54-58kg、勝ち馬斤量54-57kg 定量馬が7連勝中 この7年間、斤量加算馬は[0-0-2-8]で連対率0% 3着に来ているのは牡馬のみで、牝馬の+1kgは[0-0-0-3]で複勝率0% 定量牝馬は[2-1-2-12]と、牝馬自体の好走率は悪くないことからも、 斤量加算のある牝馬が特に苦戦傾向 |
枠順 | 外枠有利で、6-7枠が6勝、特に7枠が4勝している 1-2枠は1勝ずつしており、3枠も2着5回 5枠のみ連対率0%、4枠も連対率10%に留まり、中枠が不利な傾向 |
展開/脚質 | 先行有利で、3コーナー3番手以内が直近3連勝を含む6勝 逃げ切りも4回ある 一方で、最後方からの追い込み含め、10番手以降も3勝しており、やや極端な傾向 |
血統 | 日本系産駒6勝、欧州系産駒4勝 掛け合わせも日本系×欧州系が6頭で過半数だが、近年は米国系が好調 直近4年間で母父米国系が3勝していて、すべてノーザンダンサー系 欧州系と米国系合わせて、ノーザンダンサーを持つ馬が6頭で過半数 |
臨戦過程 | 前走も重賞を走った馬が7勝で、特に着外に負けてきた馬が5勝している 一方で昇級初戦の連勝もあり、オープンクラスを連勝した馬はいない 1400m戦になって以降の18年間で、前走1200mの勝ち馬は6頭 その前走は、香港スプリント/シルクロードS/京阪杯のいずれか 1600mからの距離短縮が4頭いて、1400-1600mだった馬が有利な傾向 |
人気 | 2番人気以上が6勝しているが、それ以外はすべて6番人気以下 先行有利傾向の中で、追い込み馬が穴を開けるパターンが多い |
⑯アサカラキング/斎藤新/斎藤誠 統計イチオシ
<買い条件>
◯6-7枠
◯逃げ脚質
◯追い込み脚質
◯父/母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が重賞かつ、着外
◯4レース目、または阪神/芝/短距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖牡馬/斤量58kg以上
✖5枠
✖米国系産駒かつ、ノーザンダンサー系でない
✖重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走がオープンクラスかつ、1着
✖前走が1200m以下かつ、重賞でない
✖同一重賞3連覇の可能性が低い(安田隆行)
✖阪神/芝/短距離で勝利の確率が低い騎手/厩舎
中山11R 中山記念 芝/1800
<過去10年間のレース統計>
出走頭数は9~16頭
直近は3年連続14頭以上で、多頭数になりやすい
統計項目 | 傾向 |
---|---|
斤量 | 設定斤量53-58kg、勝ち馬斤量54-58kg 2020年まで斤量加算馬が7連勝の後、直近は定量馬が3連勝中 特に+2kg以上は、2016年まで[2-1-1-3]だったのが、 2017年以降[0-0-2-7]で、上位人気に支持されても苦戦傾向 牝馬1着は2015年のみだが、[1-3-1-8]で好走傾向 特に牝馬で斤量加算馬は[1-2-0-4]で、さらに連対率が上がる |
枠順 | 奇数枠が9勝している 1枠2勝/3枠3勝/5枠2勝/7枠2勝で、奇数であれば内外関係なく有利 偶数枠では、6枠/8枠が複数回連対しているのに対して、2枠が連対率0% 4枠も連対1回だけで、内枠が不利な傾向 |
展開/脚質 | テンが速くなりにくく、先行有利 1コーナー5番手以内が9勝 昨年10番手以降から勝ったのは、2011年以来12年ぶりだった |
血統 | 日本系が圧倒的に有利で、特にサンデーサイレンス系産駒が7勝 ディープインパクト系は1勝のみ 直近は母父ノーザンダンサー系が4連勝中で、 その内3頭が日本系×ストームキャット系の掛け合わせ 日本系産駒でない勝ち馬2頭は、いずれもキングマンボ系産駒 |
臨戦過程 | 前走で2000m以上の重賞を走った馬が8勝 中山金杯から3勝しているが、それ以外はすべてG1 前走で連対している馬が7頭 一方、距離延長の2頭はいずれも、前走で5着以下に負けている |
人気 | 勝ち馬すべて5番人気以上 3番人気以上が8勝しており、荒れにくい |
②ソーヴァリアント/武豊/大竹正博 統計イチオシ
<買い条件>
◯奇数枠
◯先行力上位
◎日本系×米国ノーザンダンサー系の産駒
◯サンデーサイレンス系産駒
◯母父ノーザンダンサー系の産駒
◯前走が2000m以上のG1または、中山金杯
◯5レース目、または中山/芝/中距離で勝鞍が多い騎手/厩舎
<消し条件>
✖2枠/4枠
✖欧州系産駒かつ、キングマンボ系/ノーザンダンサー系でない
✖重賞を勝つ確率が低い8歳以上
✖前走がG1でない、かつ中山金杯でもない
✖中山/芝/中距離G2で勝利の確率が低い騎手/厩舎
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